日本ゴム協会誌
Print ISSN : 0029-022X
57 巻, 12 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • R. C. Hirst, 佐藤 寿弥
    1984 年 57 巻 12 号 p. 785-795
    発行日: 1984年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
  • 中川 鶴太郎, 西 敏夫
    1984 年 57 巻 12 号 p. 795
    発行日: 1984年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
  • G. R. Hamed, T. Donaitelli, 石川 泰弘
    1984 年 57 巻 12 号 p. 796-804
    発行日: 1984年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
  • 中村 儀郎, 森 邦夫, 常石 牧子, 田村 浩作, 斉藤 由子
    1984 年 57 巻 12 号 p. 805-810
    発行日: 1984年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    抗酸化性置換基 [R: -NHC6H4NHC6H5, -N(i-C3H7)C6H4NHC6H5] を有する6-R-1,3,5-トリアジン-2,4-ジチオール又は4,6-ビスR-1,3,5-トリアジン-2-チオールとMBTSの反応によって, 相当する6-R-1,3,5-トリアジン-2,4-ビス (ベンゾチアゾリルジスルフィド) (I) 又は4,6-ビスR-1,3,5-トリアジン-2-ベンゾチアゾリルジスルフィド (II) が合成された. I, IIはIR, SBR及びNBRの加硫に対して加硫促進性を有する非抽出性抗酸化剤として作用して架橋鎖又は側鎖を形成し, 溶剤抽出後も優れた抗酸化性を保持する加硫ゴムを与える. I, IIの加硫促進性は特にTMTM, TMTDのような一般的加硫促進剤の併用によって一層向上する. ゴムに対するI, IIの反応 (結合) 率はIR及びNBRに対してそれぞれ20~36, 75~99%となる.
  • 志賀 周二郎, 佐藤 勇夫
    1984 年 57 巻 12 号 p. 811-817
    発行日: 1984年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    分岐EPDMのモデルポリマーとして, ガンマ線照射EPMのg'=gbの関係をまず研究した. ここにg'は等しい分子量の分岐及び直鎖分子の固有粘度比〔η〕br/〔η〕1であり, gは双方の平均自乗回転半径比<s2>br/<s2>1である. GPC-LALLSにより測定した分子量分布は, 最も確からしい分子量分布を仮定した原料EPMの理想的崩壊及び架橋により得られた4官能性統計的分岐ポリマーの理論曲線と一致した. それよりb値を1.1と決定した.
    次に連続のかくはん良好なパイロット反応器で可溶性バナジウム化合物-ハロゲン化アルキルアルミニウム系触媒により重合したEPDMサンプルの種々の分子量における分子あたり分岐点数の特質を, このb値を使って明らかにした. 分子量が高くなるほど, 隣接架橋点間距離が狭まることがわかった. その理由を考察した. このゴムのジシクロペンタジエンに基づく不飽和結合は5-エチリデン-2-ノルボーネンによるそれより容易に, 製造プロセス中で架橋すると考えられる. ジシクロペンタジエンを第3成分とし, その含有量が最大のEPDMが, 試験試料中では, 最も多くの高分子量成分を含み, かつ最も広い分子量分布を示した.
  • 森 邦夫, 常石 牧子, 中村 儀郎
    1984 年 57 巻 12 号 p. 818-828
    発行日: 1984年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    2-抗酸化性基-4,6-ビス (4-モルホリニルトリチオ) 1,3,5-トリアジンによるIR, BR, SBR及びEPDMなどの不飽和ゴムの加硫性, 抗酸化性基の結合性, 加硫鎖構造及び耐熱老化性などについて検討した. 加硫性抗酸化剤は酸化亜鉛とステアリン酸の共存下で加硫剤として作用し, その反応性はゴムの種類の影響を受けた. TMTM, CBS及びMBTSなどの加硫促進剤の併用は加硫速度と加硫度 (トルク) の増加に有効であった. 抗酸化性基の結合率はBR, SBRで高く, IR, EPDMで低かった. CBSやMBTSは結合率を高めるのに, 特に有効な促進剤であった. しかし, これらはモノスルフィド加硫鎖含有量を高めるのに充分とはいえないが. TMTMはこの点で特に有効であった. 加硫性抗酸化剤とTMTMの組み合わせは結合率とモノスルフィド加硫鎖含量の両方で優れているので, 市販の抗酸化剤の散逸する高温下や溶剤との接触条件下で, 特に耐熱老化性の加硫物を与えることがわかった.
  • 野口 徹, 芦田 道夫, 真下 智司
    1984 年 57 巻 12 号 p. 829-837
    発行日: 1984年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    PET又は炭素の短繊維をCR, EPDM, ウレタンゴム (UR) に充てんしたそれぞれの複合体の機械的性質と膨潤を測定し, 繊維の接着処理, 充てん量の影響を求めた.
    PETの短繊維は練り工程中に切断されないが, 炭素繊維は細かく切断され長さが100~150μmに低下した. これらの短繊維は充てん率が10vol.%以下では, 3種類のゴム中で高い配向を有している. 未処理のPETとEPDMの複合体の降伏応力はCR複合体の約1/2の小さな値となった. PETを配合した試料は降伏せず, 伸びの増加に伴って引張応力はほぼ直線的に増大して破断した. 未処理PETとURの複合体の引張応力はゆるやかに増大し, 繊維末端にすきまが観察された. イソシアナート処理したPETを配合した試料の引張応力の増加は小さかった. また繊維配向方向と直角方向の引張応力はPETとURの界面がはく離すると低い値を示し, 補強効果を減じることがわかった. 炭素繊維-ゴム複合体の繊維配向方向の引張応力はアスペクト比の低下のため小さく, 直角方向では繊維とゴムの相互作用が弱いためほとんど補強効果がみられなかった.
  • 加硫促進剤の加硫性能について (2)
    1984 年 57 巻 12 号 p. 846-847
    発行日: 1984年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル 認証あり
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