日本ゴム協会誌
Print ISSN : 0029-022X
58 巻, 1 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 横瀬 恭平
    1985 年 58 巻 1 号 p. 1
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
  • 石橋 幹一郎
    1985 年 58 巻 1 号 p. 2
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
  • 讃井 浩平, 小口 清
    1985 年 58 巻 1 号 p. 3-15
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
  • 島村 昭治
    1985 年 58 巻 1 号 p. 16-25
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
  • 坪川 紀夫, 白坂 仁, 曽根 康夫
    1985 年 58 巻 1 号 p. 26-32
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    ポリスチレン(PS), ポリメチルメタクリラート(PMMA), ポリエステル(PEs)及びポリ-β-アラニン(PAL)をグラフトしたカーボンブラックの存在下で, 過酸化ベンゾイルを開始剤に用い, スチレンのラジカル重合性について検討した. 未処理のカーボンブラックの存在下では, スチレンの重合が著しく遅延され, この重合遅延作用はカーボンブラックを2,2'-アゾビスイソブチロニトリルやジアゾメタンで処理して, 粒子表面の酸素含有基をブロックしても全く低下しなかった. これに対して, 上記のポリマーをグラフトしたカーボンブラックの系では重合遅延作用の低下がみられ, グラフト鎖の種類によって, PS<PMMA<PEs≪PALの順に, 重合遅延作用の低下割合が大きくなることがわかった. これは, 上記の順でグラフト鎖のスチレン中への溶解性が悪くなり, その結果, グラフト鎖が粒子表面を覆う形をとり, 表面官能基をブロックするためと思われる.
  • 峰松 陽一
    1985 年 58 巻 1 号 p. 33-38
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    高分子材料の耐天候性試験に使用される暴露光源の分光放射照度を分光放射照度標準臭素ランプ(連続スペクトル光)と比較して光電的に測定する方法について述べた. 連続スペクトル光源の分光放射照度Eλ(W•m-2•nm-1)は光電流の比例計算によって求めることができるが, 被測定光源が線スペクトル光を持っている場合には, それぞれの線スペクトルの分光放射照度E(λ)(W•m-2)を計算するためには, 使用したモノクロメーターの波長幅が既知でなければならない. 光電子増倍管(PMT)R 106の分光感度に対する温度の影響を測定した結果, PMTの温度を約30°Cに自動調節しさえすれば, ポリマー暴露場のように外気温の変化がはなはだしい所でも, 安定なモニターが可能であることがわかった.
  • 内部変形や局部応力などの内部場から導いた bulk な stress や弾性率
    佐藤 良泰
    1985 年 58 巻 1 号 p. 39-45
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    粒子配合ゴムや粒子分散状のポリマーブレンドやブロック共重合体などの不均質物体の力学的解析では, 物体外で見た見掛けの変形や普通の応力など, bulk な平均量(外部量)だけでは物体内の複雑で不斉一な変形状態は記述できず, 物体内部で局部的に激しく変化している真の変形: “内部変形”や“局部応力”などの内部場を用いる必要がある. しかし内部場の解析的表現は, 従来は極めて困難であった. われわれは先に, 変分法により“球形粒子分散高弾性体”内の内部変形の関数形を決定し, 内部変形から局部変形や局部自由エネルギー密度や局部応力を導くことにより, 粒子分散体内に3次元的に分布する内部場を記述し解析する方法を与えた. 小論では, そのような内部場から通常の応力や弾性率などの外部量を導き, 粒子分散物体内の分散構造や内部場が試料の外面に現れる普通の応力や弾性率などの, bulk な力学的性質に及ぼす影響を明らかにする. その手順は, 内部量である局部自由エネルギー密度を試料全体にわたり積分すれば, 試料の変形の自由エネルギーが得られるから, 普通の bulk の熱力学に移る. そこで通常の公式に従い, 変形の自由エネルギーを外部伸度で微分すれば, 通常の応力の構成方程式が得られ, その応力の式を微分して弾性率が得られるという順序である.
  • 内山 吉隆
    1985 年 58 巻 1 号 p. 47-60
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    ころ状摩耗粉生成機構を調べるため, 容易にころ生成によって摩耗する消しゴムとガラスディスクの間で摩耗実験を行った. ころ生成に必要な条件をもとめ, また, 摩擦面を観察することによってころ生成機構を調べた.
    低接触圧力及び低摩擦速度では消しゴムの摩耗率は低く, ころ生成による摩耗は起きなかった. そのときには移着フィルムのみが相手ガラスディスクに見られた. もし摩耗粉が作られても, フィルムに伸ばされてしまう. これらのフィルムは摩擦軌道から容易に脱落しない.
    臨界接触圧力と臨界摩擦速度以上でころ生成による摩耗が生じ, 摩耗率は高かった. 消しゴムの伸び, 強さや硬さが低いとき, ころは容易に作られた. そのとき小さな摩耗粉は初期状態で作られ, 摩擦面をすべりを伴いながらころがって移動する. それらはおのおのの速度が違うため合併して大きくなる. ある摩耗粉はフィルムを巻く. 大きな摩耗粉のいくつかは分裂するが, 摩耗粉の合併が主体である. 巨大化した摩耗粉は再度摩擦面に入ろうとするとき, ピン前部で排除される. このように, ころ生成による摩耗が起きるとき, 摩耗率は高い.
  • 1985 年 58 巻 1 号 p. 61-62
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル 認証あり
feedback
Top