日本ゴム協会誌
Print ISSN : 0029-022X
58 巻, 4 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 山崎 升
    1985 年 58 巻 4 号 p. 217-223
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
  • 芦田 道夫
    1985 年 58 巻 4 号 p. 224-231
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
  • ポリマーと充てん剤の界面
    西 敏夫
    1985 年 58 巻 4 号 p. 232-239
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
  • 松尾 唯男, 筧 雅典, 池田 定, 松本 恒隆, 山下 晋三
    1985 年 58 巻 4 号 p. 240-247
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    シランカップリング剤を用いたハロゲン化ブチルゴムの架橋反応を, 各種充てん剤を配合した系で検討した. また, 実用接着剤配合に応用した場合の接着力を, EPDMの加硫ゴムを被着体として測定した. その結果, 架橋反応は, 各種充てん剤を配合した系でも充分進行することがわかった. 接着剤配合においては, 臭素化ブチルゴムを原料とした系で, 4KN/m程度の接着力が得られたが, 架橋度が大きくなりすぎると接着力の低下が見られた. 塩素化ブチルゴムを原料とした系では, 臭素化ブチルゴムを原料とした系に比べ, 低い接着力しか得られなかった. また, 充てん剤中の水分の影響を少なくするには, 乾燥させた充てん剤を使用するよりも, 粉末酸化カルシウムを配合するほうがよい結果が得られた.
  • 奥本 忠興, 市川 昌好, 寺島 清光
    1985 年 58 巻 4 号 p. 248-257
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    燃料油配管系に使用される耐油性ゴム材料は耐熱性, 耐劣化ガソリン性及びアルコール添加ガソリン性の向上が望まれている. これらの要求特性に対して最も優れたゴム材料としてフッ素ゴムがある. その中でフッ化ビニリデン, 6フッ化プロピレン及び4フッ化エチレンとの3元共重合フッ素ゴムは特に耐メタノール添加ガソリン性に優れている. 本研究ではこの3元共重合フッ素ゴムを用いて, パーオキサイド加硫における各種の coagent が物性に及ぼす影響を検討した. 3元共重合ゴムのパーオキサイド加硫は耐圧縮永久ひずみ性に優れるが, 燃料油配管系材料として重要な特性である燃料油き裂成長性に劣る. この燃料油き裂成長の破断時間はパーオキサイド加硫における coagent の種類と量による影響が大きく, 各種 coagent の中で3官能のトリアリルイソシアヌレート(TAIC)とトリアリルトリメリテート(TATM)が優れた加硫特性を示した. またフッ素ゴムのパーオキサイド量を固定して coagent の配合量を減少することにより, 燃料油き裂破断時間を長くすることができた. 特に coagent としてTATMを用いたときは圧縮永久ひずみを低下しないで, 耐燃料油き裂成長性を向上することができた.
  • 山丈 政治, 横山 督, 石川 齋
    1985 年 58 巻 4 号 p. 258-265
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    船尾管シール装置は他の陸上機械のシール装置と異なり, 極性に大きな差がある海水と潤滑油を同時にシールしている. このためシールリングが摩耗したり, ブリスターが発生するという事故が数多く起きている. 本研究ではシールリング用ゴム材(フッ素ゴム)の摩耗とブリスターに及ぼす影響を解明するための検討を行った. ここでは摩耗に関して得られた知見について報告した.
    船尾管シール装置の摩耗については, 実船で摩耗したサンプルを分析した結果からゴム材中の大きな粒径の充てん剤が影響を及ぼしているものと考えられ, このことより比較的大きな粒径の充てん剤を配合したシールリングと配合しなかったシールリングを製作して試験を行った. この結果, 大きな粒径の充てん剤は耐摩耗性の向上に効果のあることが確認された. またシールリング材の耐摩耗性を簡易試験によって判定する方法についても検討したが, いずれの方法も実体での試験結果とは一致せず, 簡易試験ではシーリングの耐摩耗性を判定しにくいことがわかった.
  • 山丈 政治, 横山 督, 石川 齋
    1985 年 58 巻 4 号 p. 266-275
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル フリー
    船尾管シール装置のシールリングにおいて最も重要な問題はブリスターであり, シールリング材(フッ素ゴム)とブリスターの関係を明らかにすることが必要である. しかし, 実験室でシールリングにブリスターを確実に再現させることは非常に困難である. このためブリスター発生につながると考えられる要因とシールリング材質との関係について検討した.
    ブリスターの発生が水の存在と密接に関係していることから, 耐水試験後の物性値変化率の測定を行った. 次にブリスターを一種の割れと考え, 割れとゴム材の関係を試験し, またゴム中の充てん剤の溶解によるブリスターへの影響を考えて, 水中での充てん剤の溶解性に関しても試験を行った. この結果, ブリスターは加硫が進みすぎ架橋密度が高くなると発生しやすくなる傾向が認められた, CaOは二次加硫中フッ化水素をとらえ発泡防止に効果があった. また, ゴムの変形によって大きな応用のかかる部分にあたる充てん剤は水に溶解しやすく, この溶解跡が核となって割れが進行しブリスターになる可能性のあることなどが明らかになった.
  • EPDM用架橋助剤(2)
    1985 年 58 巻 4 号 p. 276-277
    発行日: 1985年
    公開日: 2008/04/16
    ジャーナル 認証あり
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