日本草地学会誌
Online ISSN : 2188-6555
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15 巻, 2 号
選択された号の論文の18件中1~18を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1969 年15 巻2 号 p. Cover2-
    発行日: 1969/08/20
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1969 年15 巻2 号 p. App3-
    発行日: 1969/08/20
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1969 年15 巻2 号 p. App4-
    発行日: 1969/08/20
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1969 年15 巻2 号 p. App5-
    発行日: 1969/08/20
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 目次
    1969 年15 巻2 号 p. Toc3-
    発行日: 1969/08/20
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 目次
    1969 年15 巻2 号 p. Toc4-
    発行日: 1969/08/20
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • DIETER F. R. DR. BOMMER, 長谷川 満良
    原稿種別: 本文
    1969 年15 巻2 号 p. 105-111
    発行日: 1969/08/20
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 渡辺 龜彦, 中嶋 紘一, 堀内 慎一
    原稿種別: 本文
    1969 年15 巻2 号 p. 112-120
    発行日: 1969/08/20
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    世界各地から集めたアルファルファ55品種について,秋まきづ利用3年目まで,収量と草勢維持の良否を比較して次の結果を得た。来歴的にみてMedicago sativa系に属する品種は欠株の発生が少なく,草勢の維持が良好であった。これに対して,M. media系に属する品種は,夏季の欠株発生が多く,2年目の夏を境として後半の草勢劣化が目立った。欠株の発生は減収と密接な関係を有していた。一般に,初期の収量はmedia系の品種が上位を占め,sativa系の品種は中位以下に分布する傾向であったが,2年目夏以降は逐次,順位が逆転し,3年目にはsativa系が上位を独占するに至った。media系の中でも,フランスのDu Puitsなど,Flamande型の一群や,ドイツの一部品種は欠株の発生率がとくに高く,後期の減収度が大きいが,初期収量が高いので3カ年の合計では必ずしも低くならなかった。全品種を通じて,北イタリーのLodi農試育成種が収量,永続性ともに抜群で注目された。わが国暖地での栽培品種としてsativa系がより適応することは,原産地の気象条件からいって首肯できるところであるが,適応品種の選定には,耐病性や品質も考慮し,さらに各地で試験を重ねる必要がある。
  • 高野 信雄, 山下 良弘
    原稿種別: 本文
    1969 年15 巻2 号 p. 121-125
    発行日: 1969/08/20
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    サイロ規模がサイレージの品質,発酵温度,乾物回収率および消化率などに及ぼす影響を明らかにし,適正な試験用サイロの大きさについて検討した。1)1m^3当りの埋草量は大型サイロほど多かった。2)大型サイロでは小型サイロに比較してpHが低く酪酸含量の少ない良質サイレージが作られた。3)乾物回収率は小型サイロでは大型サイロよりも明らかに高かった。4)サイレージの消化率は大型サイロが小型サイロより高い傾向が示された。5)サイレージのpH,有機酸,乾物回収率,消化率など総合的な研究には2トン容程度のサイロが適すると判断された。
  • 犬山 茂, 加治 正春
    原稿種別: 本文
    1969 年15 巻2 号 p. 126-130
    発行日: 1969/08/20
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    ハイブリッドソルゴーについて経時的に部位別の青酸含量を分析して次のような結果をえた。1.ソルゴーの全青酸含量は1番刈期,2番刈期とも生育初期にきわめて高く,生育が進むに伴って減少した。2.部位別青酸含量は生長点の低い生育初期には茎>葉>葉鞘の順であるが,生育が進むに伴ってこの順位は異なり,1番刈期で播種後約55日,2番刈期で刈取後45日より葉>茎>葉鞘の傾向がみられた。葉部の含量は地上部全体の青酸含量ときわめてよく相似し,実用的には葉部の分析によって全体の青酸含量を推定することが可能である。3.ソルゴーの葉の葉位別青酸含量は日数の経過とともに低下した。また全葉の層別含量は上層葉>中層葉>下層葉の順で,上層葉は後期まで青酸含量が高く,同一葉中においても先端ほど含量の低い傾向を認めた。4.青酸の家畜に対する安全限界を500ppm以下とした場合,栽培,環境条件によって多少異なるが,ハイブリッドソルゴーでは1番刈期で播種後50日,2番刈期で刈取後約37日の生育期間を必要とすることが認められた。
  • 高橋 正行
    原稿種別: 本文
    1969 年15 巻2 号 p. 131-137
    発行日: 1969/08/20
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    サイレージの品質に及ぼす埋蔵時の空気混入率の影響とサイロ内温度との関連性について検討するため,刈取り前の窒素肥料施用の有無およびグルコースの添加により,そのWSC含量を変えたイタリアンライグラス生草および予乾草を用い,おのおのを埋蔵時の空気混入率を(小),(中)および(大)の3段階に調節してサイレージを調製し,それぞれを更に2群に分けて一方を高温,(25℃)他方を低温(12℃)条件で5週間貯蔵した。WSC含量0.7%の生草材料の場合,高温貯蔵ではサイレージの品質は全般的に劣ったが,空気混入率が大きい方が幾分よかった。低温貯蔵では空気混入率(小)および(中)で品質がかなり向上し,空気混入率が小さいほど品質がよかった。WSC含量1.7%および1.9の生草材料の場合では,高温貯蔵では前者は空気混入率(中)で,後者は空気混入率(小)で品質が最もよかった。これらの場合,いずれも空気混入率(小)と(中)とではあまり差がなかったが,(大)では非常に劣った。低温貯蔵では空気混入率が小さいほど品質がよく,また高温に比較して全般的に品質が向上したが,この傾向はとくに空気混入率(大)で著るしかった。またWSC含量がきわめて少なかった生草を予乾した場合には,高温でもほぼ満足すべき品質のサイレージが得られ,空気混入率にもとづく品質差もほとんどみられなかった。低温貯蔵では更に品質が向上したが,空気混入率が小さいほど品質がよかった。WSC含量2.5%および3.6%の予乾材料では,高温貯蔵でもすでにかなり良質のサイレージが得られたが,この場合やはり空気混入率が小さいほどより良好となった。低温貯蔵では空気混入率(中)および(大)で更に品質が向上し,とくに後者でその程度が著るしく,したがって空気混入率にもとづく品質差がほとんど認められなくなった。
  • 大久保 忠旦, 大泉 久一, 星野 正生, 松本 フミエ
    原稿種別: 本文
    1969 年15 巻2 号 p. 138-149
    発行日: 1969/08/20
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    牧草地の生産から利用までの作業を,自然界の一つの系とみなし,光〜草〜家畜を貫くエネルギー転化の過程として統一的に追究するという考えのもとに,先ず春季の牧草群落において,光エネルギー利用効率についての観察を行なった。群落形成にともなう日射エネルギーの反射・透過・吸収量の推移と,乾物日生産速度(ΔW),乾物燃焼熱量(ΔH)を測定し,1日1m^2あたりの到達日射量(S),吸収日射量(S_α)に対する乾物固定エネルギー量の比(利用効率E_u=ΔH・ΔW/S×100,変換効率E_φ=ΔH・ΔW/S_α×100)としてそれぞれの効率を求めた。1. 4月下旬の播種から約11週間の乾物生産を追跡した結果,全乾物重(最終時)は,イネ科で760〜770g/m^2,マメ科で410〜590g/m^2で,既往の成績に比べ,かなり高い値であった。ΔWの最大値とそのときの最適葉面積指数(L_<opt>)は,それぞれ,ペレニアルライグラス32.8g/m^2,12.6,オーチャードグラス26.0g/m^2,11.1で,何れもイネ科草はマメ科草の値より著しく高く,ΔWの高い値は,L_<opt>の高いことに帰せられると考えられた(Table 2)。2.乾物重あたり燃焼熱量は,葉身>根>茎・葉鞘の傾向があり,またマメ科草の方がイネ科草より高かった。全植物体平均では,イネ科草3800〜4000cal/g,マメ科草4200〜4300cal/gであった(Table 3)。3.到達日射量は,調査期間の前半は3800〜3900kcal/m^2・day,後半は2900〜3400kcal/m^2・dayであった。この日射量のうち,約25%が群落により反射され,5〜30%が地表まで透過し,残り60〜70%が吸収された。反射率の変動は少ないので,群落による日射エネルギー吸収量は,主として葉面積の大小にもとづく透過率の大小に左右される(Table 4,Fig. 1)。4.調査期間の後半は,Sの大部分を群落が吸収し,反射率・透過率の変動は小さいので,E_uとE_φとは高い相関関係にあり(r=0.988^<**>),両者は常に同じ傾向を示した(Table 4)。5.調査期間中,生育にともない,E_uは,ひとつのピークをもつ山型の曲線を描いて推移した。対象とした11週間の平均E_uは,ペレニアルライグラスの1.23%から,ラジノクローバの0.72%の間にあった。透過率の小さくなった後期4週間に限れば,E_uはアルファルファの2.14%からクローバの1.62%までの間,ほぼ2%前後の値を示す(Table 4,Fig. 2)。6.E_uの最大値_<max>E_uは,1番草のペレニアルライグラス3.03%,オーチャードグラス3.11%,アルファルファ2.10%,ラジノクローバ2.04%,2番草のイタリアンライグラス2.9%で,マメ科草よりイネ科草の方が有意に高かった。_<max>E_uを構成する要素のうち,主として_<max>E_uを規定するものは_<max>ΔWであるが,これはL_<opt>により,さらにL_<opt>は群落の吸光係数(K)によりほぼ決定されると考えられる(Fig. 2〜6)。7.栄養塩類,土壌水分,温度などの条件が生育に好適な場合には,ある生育期間の平均のE_uの高さが,純生産量,ひいては収量を決定することが明らかであるが,平均E_uは,_<max>E_uの高いことと共に,このピークに到達してのちのE_uの低下のしかたによっても左右される。低下の急なものを"効率降下型",緩やかなものを"効率持続型"とすれば,ラジノクローバは降下型に属し,この試験に取上げたイネ科草種もややこれに近く,アルファルファは持続型とみなすことができる。"効率持続型"は,放牧・刈取などの収穫適期の幅が広いこと,刈取間隔を長くとりうることを意味するもので,牧草の生産管理上重要な特性であると考えられる。
  • 三秋 尚, 能勢 公
    原稿種別: 本文
    1969 年15 巻2 号 p. 150-151
    発行日: 1969/08/20
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1969 年15 巻2 号 p. 152-
    発行日: 1969/08/20
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1969 年15 巻2 号 p. 154-
    発行日: 1969/08/20
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1969 年15 巻2 号 p. 154-
    発行日: 1969/08/20
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 表紙
    1969 年15 巻2 号 p. Cover3-
    発行日: 1969/08/20
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 表紙
    1969 年15 巻2 号 p. Cover4-
    発行日: 1969/08/20
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
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