日本草地学会誌

表紙

原稿種別: 表紙
1974 年 20 巻 1 号 p. Cover1-
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.Cover1

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目次

原稿種別: 表紙
1974 年 20 巻 1 号 p. Cover2-
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.Cover2

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会告

原稿種別: 付録等
1974 年 20 巻 1 号 p. App1-
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.App1

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日本草地学会会則

原稿種別: 付録等
1974 年 20 巻 1 号 p. App2-
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.App2

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日本草地学会誌投稿規定

原稿種別: 付録等
1974 年 20 巻 1 号 p. App3-
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.App3

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編集委員等

原稿種別: 付録等
1974 年 20 巻 1 号 p. App4-
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.App4

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日本草地学会誌原稿作成要領

原稿種別: 付録等
1974 年 20 巻 1 号 p. App5-
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.App5

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チモシー斑点病菌Cladosporium phlei de Vriesの生理学的ならびに生化学的研究 : 第2報無機窒素の利用性について

美濃羊輔, 前田寛蔵, 原田竹雄

原稿種別: 本文
1974 年 20 巻 1 号 p. 1-5
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.1

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チモシー斑点病菌Cladosporium phlei de Vriesによるアンモニア態窒素および硝酸態窒素の利用性を調べた。本菌をビタミンB_1とB_6を添加したブドウ糖・硝酸アンモニウム培地で増殖させると,培地のpHが17日目まで低下し続けその後上昇することが認められた。ビタミンを含まない培地を用いて同様の実験を行なったところ,本菌の増殖速度はかなり低下したが,pHの変動はビタミンB_1とB_6を添加した培地の場合とほぼ同じ傾向をたどった。本実験において得られた結果から,本菌の増殖過程におけるpHの変動は最初にアンモニア態窒素が優先的に利用され,その後硝酸態窒素が利用されることに帰因することが明らかとなった。

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チモシーの球茎中における庶糖およびフレインの代謝

美濃羊輔, 前田寛蔵

原稿種別: 本文
1974 年 20 巻 1 号 p. 6-10
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.6

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チモシーの養分貯蔵器官である球茎のホモジネートを用い,球茎中に含まれる庶糖およびフレインが酵素的に分解されることを明らかにした。さらにミトコンドリアを除いた細胞液からなる可溶性画分と細胞壁を含む繊維状不溶性画分とを用いて,それらの加水分解酵素の分布を調べた結果,庶糖およびフレインを加水分解する酵素はともに不溶性画分に存在することが示された。しかしながら,球茎のホモジネートを調製する際に可溶性画分中の本酵素が不溶性画分に吸着結合したのか,本来不溶性画分に本酵素が存在するのかは,まだ明らかにされていない。イヌリンは可溶性,不溶性画分いずれによっても分解されなかった。

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人工草地の植生構造 : 第3報オーチヤードグラス単播草地における株の分布状態

石田良作, 嶋村匡俊, 及川棟雄

原稿種別: 本文
1974 年 20 巻 1 号 p. 11-15
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.11

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オーチヤードグラス草地における株の大きさと株間距離の関係,株の分布状態などを検討するため,施肥量を3水準として3年間刈取りを行なった草地を用いて調査し,次の結果を得た。1.この調査では株の大きさの測度として,株の直径を用いた。これと株当り茎数との関係を求めたところ,両者に高い相関が得られた。2.密度変化の小さくなった群落においては,刈株の直径(R)と株間距離(D)の間に極めて高い相関が認められた。回帰式の形をD=aR^bとして係数を求めたところ,D=1.177R^<1.11>(r=0.949)を得た。3.大小の株が混在している場合は,大きな株の近くには小さな株が存在し,離れるにつれて大きな株が存在するような配列傾向をもつことが示された。4.上記の結果から,草地における密度や基底被度が株の大きさに対する株間距離という関係からもとらえうることについて考察した。

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セルラーゼによる牧草細胞膜物質の分画とその応用

阿部亮, 堀井聰

原稿種別: 本文
1974 年 20 巻 1 号 p. 16-21
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.16

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牧草細胞膜物質のセルラーゼ加水分解反応の解析を行ない,さらにその反応の栄養価値推定への応用を試みた。細胞膜物質のセルラーゼ分解反応は2つの1次反応より成立し,反応の非常に速い分画と比較的緩慢な分画とに分別し得た。分解が速く進む部分を主体とする領域をa-領域,緩慢な部分をb-領域とするとa-領域はリグニン,ケイ酸に被覆されることが少ない部分で緬山羊による見かけの消化率も34点の平均値で91%と非常に高い値を示す構造炭水化物であり,この領域の含有量が高い飼料ほどTDN含量も高かった。逆にb-領域量はリグニン,ケイ酸に被覆されている部分であることが予想され,消化率もa-領域量よりかなり低く,その含量が高い程TDN含量は低かった。また,試料の中性デタージェント,セルラーゼの連続処理における乾物分解率と乾物消化率,TDN含量との間に有意な高い値の相関係数が得られた。

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連続消化試験法による生育中のアルファルファ,ペレニアルライグラス,トールフェスクの消化率の推定

浜田龍夫, 大久保忠旦, 早川秀輝, 亀岡喧一

原稿種別: 本文
1974 年 20 巻 1 号 p. 22-25
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.22

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生育ステージにともなう草の消化率の推定のために連続消化試験の適用を考え,モデル実験を行なった。その結果,草の生育ステージを追って3日毎に草を刈取って山羊に給与し,給与飼料と排泄糞との間の時間的ずれを考えないで消化率を求めても,消化率におよぼす誤差は無視しうる程度の大きさであるとみなした。つぎにアルファルファ,ペレニアルライグラス,トールフェスクの3草種につき,草高12〜15cmぐらいの時期から刈取給与を始め,連続消化試験法によって,1ヵ月後にいたるまでのエネルギーと粗蛋白質の消化率の変化を示す回帰式を求めた。これより,試験開始日の5月11日以後の経過日数に対して,1日あたりのアルファルファ,ペレニアルライグラス,トールフェスクのエネルギーの消化率の減少度は,0.41,0.54,0.32%となり,また,それらの粗蛋白質の消化率の減少度は,0.35,0.45,0.31%になると推定した。

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オーチャードグラスにおける黒さび病抵抗性の四染色体的遺伝

〓見明俊

原稿種別: 本文
1974 年 20 巻 1 号 p. 26-30
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.26

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オーチャードグラス,Dactylis glomerata L.は多くの細胞遺伝学的研究から同質四倍体であると推測されている。また,MYERS (1940,1941)は,オーチャードグラスがアルビノについて四染色体的遺伝を行なうことを明らかにした。一方,オーチャードグラスにおける黒さび病抵抗性は感受性に対し優性であって,しかも,単因子による遺伝が想定されている。したがって,この実験の目的は四倍体オーチャードグラスにおける黒さび病抵抗性の遺伝様式を明らかにしようとするものである。38品種からのオーチャードグラスおよそ800個体の中から,黒さび病抵抗性と自殖稔性とについて選抜した一栄養系(32 B 10)は黒さび病菌菌系IIに対し自殖第一代において985の抵抗性個体と26の感受性個体とを生じた。これはほぼ35:1に分離していると考えてよい(0.50<P<0.70)。したがって,もし,この個体が黒さび病抵抗性についてDuplex (AAaa)であったと仮定すると自殖第一代のgenetic arrayはつぎのようになっているはずである。AAAA+8AAAa+18AAaa+8Aaaa+aaaaこれを検するため,黒さび病抵抗性でしかも自殖稔性の高い自殖第一代の65個体について自殖第二代を採種し分離比を調べた。その結果,30個体においては自殖第二代がすべて抵抗性を示した。残りの35個体では自殖第二代に抵抗性個体と感受性個体とが分離し,そのうち24個体ではおよそ35:1,11個体ではおよそ3:1に分離するものとみなされた。前式からはこれらの比が16.7:33.4:14.9(9:18:8)となるはずであるが,得られた値は必ずしも一致しなかった(0.001<P<0.01)。しかし,自殖第二代では供試個体数が少なかった(30〜127個体,通常54個体)ため,分離しないと判定したものの中には,本来,35:1に分離するとみなされるべきものがかなり多数含まれていたと考えられる。そこで,3:1に分離したものの,他の三者の和に対する比,すなわち,(AAAA+AAAa+AAaa):Aaaaを求めると54:11となり,これは理論値50.1:14.9(27:8)にかなりよく適合した(0.20<Pく0.30)。これらのことから,オーチャードグラスにおいては黒さび病抵抗性が優性な一遺伝子により四染色体的に遺伝するものと考えられる。また,黒さび病抵抗性はオーチャードグラスの遺伝機構解明のための数少ないmarkerのひとつとして有望と思われる。

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ラッシヤン・コンフリーの乳牛嗜好性に関する一実験

横田正信

原稿種別: 本文
1974 年 20 巻 1 号 p. 31-33
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.31

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オーチャードグラス品種のさび病抵抗性の一指標としての抵抗性遺伝子頻度

但見明俊

原稿種別: 本文
1974 年 20 巻 1 号 p. 34-36
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.34

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学会記事

原稿種別: 付録等
1974 年 20 巻 1 号 p. 37-40
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.37

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奥付

原稿種別: 付録等
1974 年 20 巻 1 号 p. 41-
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.41

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日本草地学会誌投稿規定

原稿種別: 付録等
1974 年 20 巻 1 号 p. App6-
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.App6

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編集委員等

原稿種別: 付録等
1974 年 20 巻 1 号 p. App7-
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.App7

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裏表紙

原稿種別: 表紙
1974 年 20 巻 1 号 p. Cover3-
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.Cover3

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CONTENTS

原稿種別: 表紙
1974 年 20 巻 1 号 p. Cover4-
発行日: 1974/04/25
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.20.Cover4

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