日本草地学会誌
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36 巻, 4 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1991 年 36 巻 4 号 p. Cover13-
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 表紙
    1991 年 36 巻 4 号 p. Cover14-
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 目次
    1991 年 36 巻 4 号 p. Toc1-
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
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  • 桜井 茂作
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. A1-
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 付録等
    1991 年 36 巻 4 号 p. i-iii
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 付録等
    1991 年 36 巻 4 号 p. iv-v
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
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  • 原稿種別: 付録等
    1991 年 36 巻 4 号 p. vi-viii
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
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  • 近藤 恒夫, 広居 忠量, 水野 和彦, 秋山 典昭, 加藤 忠司
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 319-326
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
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    牧草・飼料作物のリグニンは反芻家畜による細胞壁多糖の分解・消化に影響する支配的要因とみなされているにもかかわらず,その物理的,化学的構造に関する知見は極めて乏しい。そこで,イタリアンライグラス(出穂期)およびアルファルファ(着蕾期)の茎から磨砕リグニン(MWL)を単離し,その理化学的性状を調べた。アルカリ-ニトロベンゼン酸化,赤外線吸収スペクトル,^<13>C-核磁気共鳴スペクトルおよびメトキシル基含有率についての結果から,イタリアンライグラスリグニン,アルファルファリグニンはともにグアイアシル核、シリンギル核およびp-ヒドロキシフェニル核から構成され,その構成割合も両草種間で大差ないことが明らかになった。ゲル浸透クロマトグラフィーによって測定したMWLの数平均および重量平均分子量は,イタリアンライグラスよりアルファルファのほうが高かった。これらの諸結果に基づき,牧草リグニンの理化学的特性と溶解性の関連について考察した。
  • 塩見 正衛, 小山 信明, 築城 幹典
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 327-337
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
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    本論文のモデルでは放牧草地における牧草量の経時的変化と空間分布が同時に取り扱われる。その両者を表わす数理モデルを合併して,牧草の空間分布の経時的変化を表わすモデルが作られた。そのモデルを用いて,次の3つの事実を明らかにした。1. シミュレーションにより牧草量や家畜の生長をうまく表現できること。2. モデルにより牧草量の空間分布をうまく表現できること。3. 採食できる牧草量の推定や経時的な予測を行うことが出来ること。
  • 木曾 誠二, 菊地 晃二
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 338-346
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
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    窒素(N)施肥配分がチモシー(TY)とマメ科草混播草地の乾物収量に及ぼす影響を検討し,年間合計収量を最も高める配分法を明らかにした。供試草地として,TY極早生品種クンプウ,同早生品種ノサップ,同晩生品種ホクシュウの各マメ科草混播草地3種類(クンプウ草地,ノサップ草地,ホクシュウ草地)を用いた。年間のN施肥量は,各草地とも10a当たり8kgとした。1. 年間合計収量はTY年間収量と高い正の相関が認められ,両収量とも早春のN施肥量が増すと増大した。この傾向は,ノサップ,ホクシュウ草地で明瞭だった。2. 年間合計収量が最も多収であったN施肥配分は,本試験で設けた処理では,年間3回刈取りのクンプウ草地が早春施肥:1番草刈取り後施肥:2番草刈取り後施肥=3:2:1,年間2回刈取りのノサップ,ホクシュウ草地が早春施肥:1番草刈取り後施肥=2:1であった。これは、この配分でTY年間収量が最も高かったためと考えられた。3. TY年間収量を高めるにはTY1番草収量を増大させることが重要であった。また,TY1番草収量は,茎葉部のN吸収量が多いと増大していた。一方,TYの収量構成要素の視点からみると,TY1番草収量の増大には,クンプウおよびノサップでは有穂茎数,ホクシュウでは全茎数の確保が重要であることが認められた。4. 以上から,年間のN施肥量が同一の場合,TY・マメ科草混播草地において年間合計収量を効率的に高めるN施肥配分は,いずれのTY品種についても前期重点型分施である。これは,年間合計収量を規制しているTY年間収量がこの配分で最も高まるためと考えられた。
  • 井上 直人, 春日 重光
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 347-353
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
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    トウモロコシ(Zea mays L.)の乾物収量と子実収量の関係について検討するため,1987年に長野県塩尻の隔離圃場において栽培試験を実施した。供試系統は,細胞質雄性不稔を利用した完全不稔の単交雑種2系統(N28 CmsHt×A257とB37 CmsHt×Pa91)で,稔実区は人工受粉により着粒させた。不稔区では,枯れ上がりや病害,倒伏,折損,虫害の割合が低くなった。不稔区の地上部の乾物とエネルギーの総収量は、稔実区との間に有意差が無かった。不稔区の子実収量が稔実区の8%に過ぎなかったB37 CmsHt×Pa91でも,地上部の乾物収量が約14%低下しただけであった。不稔が茎葉部の成分に及ぼす影響は,粗蛋白質と細胞内容物(OCC)の増加に加え,OCWに占める高消化性繊維(Oa)の割合も増加した。不稔により子実割合が低い場合には,乾物やエネルギー収量と同様に,栄養価の上でも雌穂部と茎葉部の間で補償的な現象が起こることが認められた。これは、雌穂部と茎葉部という光合成産物の受容器官の間の同化産物をめぐる配分に起因すると考えられる。
  • 井上 直人, 春日 重光
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 354-361
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    遺伝・環境条件が同じ時,子実が着粒しなくてもホールクロップの乾物及びエネルギー収量は着粒したものに対して有意差が認められない場合があるが,そのサイレージの成分,発酵品質,消化率や栄養価にも差が無いとすれば,飼料用トウモロコシの育種目標に関係する重要な現象である。そこで,これらの点について検討するため,黄熟期にサイレージ調製し,山羊を用いた全糞採取法による消化試験を行った。供試材料は,細胞質雄性不稔を利用した稔性回復の見られない単交雑種2系統(N28 CmsHt×A257とB37 CmsHt×Pa91)で,1987年に長野県塩尻において栽植密度556本/aで栽培した。不稔区は放任し,稔実区は人工受粉により着粒させたもので,収穫時のホールクロップの乾物中の子実含量は稔実区で平均44.6%,不稔区で平均7.1%である。不稔区のサイレージは稔実区に比べ,硝酸態窒素の含量で差が無く,乾物率,粗脂肪,デンプン,可溶性無窒素物(NFE),可溶無窒素・無繊維物(NCWFE),細胞内容物(OCC)の含量は相対値でそれぞれ75,61,51,87,72,77%に低下した。逆に粗蛋白質,粗繊維,細胞壁物質(OCW),NFE中の繊維は相対値で122,145,143,145%に増加した。不稔がサイレージの成分に及ぼす影響は,ステージの遅延と類似していた。発酵品質について,pH,有機酸組成,FLIEG評点,総窒素中の揮発性塩基態窒素の含量率を見ると,区間に明らかな差は認められなかった。不稔区の消化率は,乾物,有機物,粗脂肪,NFE,OCC,NCWFEで稔実区に比べ有意に低く,相対値でそれぞれ89,90,84,87,85,94%になった。逆に,粗蛋白質,粗繊維,OCW,NFE中の繊維ではそれぞれ106,105,110,118%と上昇した。この結果,不稔区の可消化有機物(DOM)とTDNは,稔実区に比べ有意に低下し,DCPでは高くなった。不稔区のDOM,TDN,DCPは相対値で89,87,128%となり,凍結・真空乾燥法を用いて評価しても同様の傾向になった。これらのことから計算すると,遺伝・環境条件が同じ場合,子実含有率の1%の低下により,ホールクロップの乾物中のDOM含量は平均0.179%,TDN含量は平均0.216%(いずれも凍結・真空乾燥法による)低下することとなる。子実含量の低下に伴ったホールクロップのTDNの減少が小幅だったのは,子実不稔に対して茎葉部の栄養価が高まる代替的な現象によるものと考えられる。
  • 我有 満, 澤井 晃, 植田 精一, 松浦 正宏
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 362-369
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    アルファルファの収量は,近交に対して極めて敏感に反応する。しかも,同質4倍体のアルファルファでは,近交により生じたホモ接合性が2倍体の配偶子により部分的に後代へも伝わるため,育種過程における近交の制御は,重要な問題である。アルファルファの近交弱勢は,2種の遺伝的な効果に影響を受ける。一つは,対立遺伝子のヘテロ接合による効果であり,もう一つは、対立遺伝子の相加的効果である。しかし,実際の育種で行われる選抜が,これらの遺伝的な効果の改良とどう関わっているかについては,知見が少ない。そこで,アルファルファ選抜栄養系の収量に関する近交の効果を明らかにするため,19の栄養系の自殖次代を評価した。親栄養系は,導入品種または北海道内の古い草地からの収集株を育種過程の中で改良した栄養系を用いた。自殖次代は,交雑次代と比較して平均で83.9%と有意に収量が低く,約70%の交雑次代が,自殖次代の収量を上回っていた。また,近交の効果と特定組合せ能力の効果あるいは収量との関係は,ともに有意な正の相関関係にあり,栄養系や交雑次代の収量が,対立遺伝子のヘテロ接合による効果に影響されることが示された。一方,自殖に対する反応は,栄養系によって大きく異なり,対応する交雑次代の平均収量に対する自殖次代の相対収量は,58.7%から111.6%に分布しており,100%を越える栄養系もみられたことは,収量に対立遺伝子の相加的効果が働いていることを示唆していた。以上より,育種過程における収量に関する選抜が,主に対立遺伝子間のヘテロ接合性を高める結果になる場合と主に相加的効果を持つ対立遺伝子を集積する結果になる場合があり,その結果,選抜栄養系群には,近交に対する反応が大きく異なる栄養系が混在すると考えられた。同質4倍体のアルファルファにおいて,系統交雑によってヘテロシスを利用しようとする場合,親系統には,高度にヘテロ接合性で,しかも相加的効果の大きい優れた遺伝子が蓄積された系統が望ましい。しかし,相加的効果を持つ遺伝子を蓄積するためには,ヘテロ接合の影響を制限した条件での評価が必要となり,これを育種の中で行うことはヘテロ接合性の向上に逆行することになる。長期的な育種戦略としてヘテロシスの利用を考える場合には,2種の遺伝的効果を区別し,それらの相対的な重要度に応じて異なる育種法を採用する必要があると考えられる。今回,近交弱勢に関係する遺伝的効果の相対的な重要度については明らかにできなかったが,ヘテロシスを最大限に利用するためには,その評価が必要と考えられた。
  • 澤田 均
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 370-375
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究は,ペレニアルライグラスの空中分げつの発生と,その潜在的な散布距離を明らかにすることを目的とした。牛と羊をそれぞれ集約的に放牧管理している草地を調査対象として,1988年と1989年の11月にペレニアルライグラスの空中分げつを調べた。空中分げつは両年とも頻繁に観察された。栄養繁殖体(空中分げつ)をもつ親分げつは,通常,その先端部にただ1個の栄養繁殖体を出現させた。栄養繁殖体の潜在的な散布距離は平均4.5-4.8cm(1988年),3.6-4.2cm(1989年)と短いが,最大値はそれぞれ15.0cm,15.5cmにも達した。栄養繁殖体の密度は空間的に著しく異なり,1988年は0.0-34.4/m^2,1989年は0.0-57.8/m^2であった。空中分げつによる栄養繁殖は,調査したペレニアルライグラス個体群の大きさを維持する上で,意義のあるものと考えられた。
  • 杉本 安寛, 平田 昌彦, 上野 昌彦
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 376-383
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    乳用育成牛を輪換放牧したバヒアグラス草地での窒素の流れにおよぼす排糞の影響を検討した。ND処理(糞を置かない処理),JD処理(6月に糞を人為的に置いた処理),AD処理(8月に糞を人為的に置いた処理)を行い,それぞれの処理について,1年間窒素の流れを調査した。1. 糞窒素の消失は,降雨量の違いが影響して,JD処理に比べてAD処理がかなり遅かった。2. 年間の窒素吸収量,窒素採食量および植物体への窒素蓄積量には,ND処理とJD処理およびND処理とAD処理それぞれとの間に有意差が認められなかった。ただし,季節別の窒素吸収量,窒素採食量および植物体への窒素蓄積量には糞を置いたことの影響が認められた。3. リター窒素生産量は,JD処理およびAD処理の糞で覆われたところとその周辺が,ND処理に比べて高い値を示した。上述の結果をバヒアグラス草地の特徴との関連で論議した。
  • 芹澤 駿治, 片山 信也, 松永 章宏, 武藤 照治, 小山 弘
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 384-389
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    低質粗飼料に対するアンモニア処理が,搾乳牛の反芻行動に及ぼす影響を明らかにするため,結実期のオーチャードグラス1番乾草に,現物当り3%のアンモニア処理を行い,3,6,12,24,48時間のin situ乾物消失率の測定と,3期反転試験法による採食反芻時間の測定を24時間連続観察で行い検討した。アンモニア処理により,細胞内容物(OCC)と高消化性繊維分画(Oa)含量の増加がみられ,in situのナイロンバックによる消化試験の結果でも,アンモニア処理区の乾物消失率が無処理区に対して高い値となり,刈遅れた牧草に対するアンモニア処理の栄養改善効果を確認した。採食反芻行動は,採食時間では処理間に差はなく,反芻時間では,アンモニア処理乾草のほうがやや短い傾向がみられ,乾物1kg当りの総咀嚼時間でも同様の傾向がみられた。これは,アンモニア処理による総繊維(OCW)の減少と,肉眼的に確認された粗織物性のき弱化に起因していると考えられた。そこで,SUDWEEKSらの提唱している粗飼料価値指数(RVI)を計算した結果,アンモニア処理草は,無処理乾草に比べて約17分程度少なくなると推定された。アンモニア処理の添加濃度については,貯蔵性向上効果と飼料価値改善の点から検討されてきたが,さらに粗飼料因子の確保も考慮して添加濃度を決める必要があり,低質粗飼料に対しては,現物に対して3%程度の添加は,粗飼料因子からも適当と考えられる。
  • 杉信 賢一, 高溝 正, 林 秀幸, 阿部 悟
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 390-403
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    細胞融合や細胞選抜あるいは遺伝子組換えを行う場合,カルスやプロトプラストからの体細胞胚形成は不可欠である。本報においては,遺伝子型,培地及び外植体がアルファルファのカルス及び体細胞胚形成に及ぼす影響を報告する。カルス及び体細胞胚形成において品種間または再分化系間に大きな変異が認められた。選抜再分化系の体細胞胚形成率は既存品種や再分化系の原品種より著しく高かった。MS培地におけるカルスはBO培地におけるカルスより大きかったが,B5培地のカルスとの間には有意差は認められなかった。MS基本培地内における体細胞胚数はB5基本培地における体細胞胚数より多かった。MS基本培地内においては,通常の再分化培地に移植する前に0.1mg/lNAAを添加したMS液体培地で,カルス小集塊を110rpm 7日間振盪培養した培養法が体細胞胚数が最も高かった。胚軸中央部から誘導したカルスは茎頂,子葉または胚軸下部から誘導したカルスより大きかった。根端から誘導したカルスは他の外植体から誘導したカルスより著しく小さかった。外植体と培地間または外植体と品種間の交互作用は有意であった。一つの再分化植物の自殖系統においては,茎頂から誘導したカルスの体細胞胚形成率は葉柄,子葉,胚軸または根端から誘導したカルスの体細胞形成率より著しく高かったが,別の再分化植物の自殖系統では有意差が認められなかった。以上の結果から,体細胞胚形成には遺伝的背景が培地または外植体より影響が大きく,組織培養を適用した育種においては,選抜により育種材料の再分化能を高めたり,交雑により高再分化系から育種材料に再分化能を付与することがきわめて重要と結論された。
  • 鈴木 敦, 菅原 和夫, 伊藤 巌
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 404-410
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    カリウム(K)の施肥量を3段階(NK:0,LK:7.5,HK:27.5kg/10a)としたオーチャードグラス優占のイネ科混播草地に緬羊の放牧および刈取り利用を行い,利用方式の異なる草地におけるKの動態の相違について検討した。1. 乾物生産量は,いずれの施肥区においても刈取り利用で放牧利用を上回っていた。K施肥による乾物生産量の増加は刈取り利用ではみられたが放牧利用では顕著ではなかった。2. 牧草中K含有率は,試験期間を通して放牧利用で刈取り利用よりも高い値で推移していた。牧草によるK吸収量は,NK区では放牧利用で刈取り利用よりも高い値を示していたが,LK区ではK施肥による乾物生産の増加が,またHK区ではぜいたく吸収が刈取り利用でみられ,K吸収量は刈取り利用で放牧利用より多くなっていた。3. 刈取り利用では,いずれのK施肥レベルにおいても施肥量以上のKが牧草に吸収され草地外に持出されているのに対し放牧利用では,家畜の生産物によるKの持出しがわずかなため施肥Kの土壌または牧草への蓄積が示唆された。4. 土壌中置換性K含有量はいずれの施肥処理区においても放牧利用で刈取り利用よりも高い値で推移し,特にHKではそれが顕著であった。5. 放牧利用においては,尿からと枯死した植物からの2つのK還元経路がある。低Kレベルでは尿からのK還元がKの循環において重要な役割を果たし,高Kレベルではこれに加え牧草からの還元が重要になると思われた。
  • 上出 純
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 411-415
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    アルファルファ(品種:ソア)とオーチャードグラス(品種:キタミドリ)の混播草地を1978年以降毎年造成し,それぞれの草地の収量と草種構成の変化を造成後6年間にわたり継続調査してきた。1986年にそれらの草地の一部にアルファルファバーティシリウム萎ちよう病が発生し,その後の収量と草種構成に大きな変化がみられた。すなわち,1982年,1983年および1984年造成の利用5,4および3年目の草地に本病が発生し,アルファルファの割合が急激に低下した。1986年と1987年に造成した草地でも,利用2年目に本病が発生し,アルファルファの割合が低下した。本病の発生しなかった1981年にも,8月の大雨の影響でアルファルファの割合が低下した例があるが,本病の影響に比較して小さく,一過性の様相が強かった。1983年と1984年に造成した草地では,病害によりアルファルファの割合が低下しただけでなく,オーチャードグラスとの合計収量の低下も認められた。
  • 中嶋 芳也, 安保 佳一, 山田 一枝, 松浦 利明
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 416-425
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    稲わらの第一胃内分解性に及ぼす尿素処理の影響を調べるため,次の3つの試験を行った。試験1:メン羊の第一胃内分解性に及ぼす尿素及び尿素+ウレアーゼの処理条件を基材水分濃度(300,500,700 g kg^<-1>),処理温度(室温,40℃)について調べ,それらの効果をアンモニア処理効果と比較しながら,最適処理条件の検討を行った。分解率は,ポリエステル・バッグ法による48時間培養時の乾物消失率(48-h DML)で示した。試験2:試験1で得られた数種の条件下における尿素のアンモニアへの加水分解率を経日変化(1,2,3,4,5,6,7,14,21日目)として調べた。試験3:尿素処理の胃内分解性に与える効果をさらに明らかにするため,ルーメンバッグ法によって得られた各培養時間(0,8,16,24,48,72 h)の分解率をp=a+b(1-e^<-ct>)の式に当てはめ,最大可能分解率(a+b)(% DM)と分解速度(c)(%/h DM)を求め,アンモニア処理のそれらと比較した。尿素処理稲わらの48-h DMLは,水分濃度300 g kg^<-1>,処理温度40℃で最も高く,アンモニア処理と同程度の値を示した。ウレアーゼの添加効果は明らかでなかった(試験1)。水分濃度300 g kg^<-1>における尿素の加水分解率は処理日数に伴い曲線的増加を示し,処理後21日目における値は,室温と40℃でそれぞれ約96および約98%を示した。一方,ウレアーゼ添加時には,尿素は処理温度にかかわらず1日目でほぼ完全に分解された(試験2)。水分濃度300 g kg^<-1>における尿素処理稲わらの最大可能分解率(a+b)値は,室温および40℃でそれぞれ704および749 g kg^<-1> DMとなり,対照の649 g kg^<-1> DMに比較して著しい増加を示した。同様に分解速度(c)値は対照の5.2%/hに対して,それぞれ5.6および6.7%/hとなり処理の効果が認められた。また,これらの値はアンモニア処理による値と極めて近似していた(試験3)。
  • 金 景勲, 内田 仙二
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 426-433
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    寒地型草種と暖地型草種のサイレージ発酵に対する可溶性炭水化物(WSC)の効率について検討するために,異なる機械的処理を施した埋蔵材料を用いて比較研究を実施した。すなわち,イタリアンライグラス(IRG:DM13.2%, WSC:15.5% DM)とローズグラス(RG:DM18.3%, WSC2.8% DM)について,それぞれ機械的処理(6.0cm細切,1.3cm細切,破砕)を行い,実験用サイロに埋蔵した。両草サイレージの埋蔵初期におけるWSCの冷水抽出画分の変化を調査し,WSCのサイレージ発酵のための有効性について比較検討した。破砕処理IRGにより高乳酸含量(14.8% DM)の良質サイレージが調製された。この場合,埋蔵10日以内に有効(available)WSCのかなりの量が浸出すること,それが発酵のために効率的に利用されることが認められた。一方,破砕処理RGからは,典型的な酢酸型サイレージが調製された。このサイレージのpH価は4.8,VBN比率(VBN/TN×100)は17.6%と高い値であったが,酪酸を含まない良好な製品であった。暖地型草は厚く堅い細胞壁を有しているためか,各区RGサイレージでは総(total)WSCに対する発酵残余(residual)WSCの比率が総体的に高かった。また,各処理によるRGサイレージ中で埋蔵5日目までに生成された酸の量は,すでに材料中に含まれたWSCの量以上の量に達した。このことは,これらのサイレージの初期発酵がWSC以外の基質をも利用して進行したことを意味するものと考えられる。
  • 熊谷 元, 石田 直彦, 川島 良治, 大槻 和夫, 河野 道治, 細山田 文夫, 井上 良, 岸田 芳郎
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 434-443
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    分娩前後における肉用種繁殖雌牛と新生子牛のリン(P),カルシウム(Ca),及びマグネシウム(Mg)の栄養状態を牛の飼料と血漿中のミネラル濃度から考察した。調査は農水省四国農業試験場(香川)と岡山大学附属津高牧場(岡山)で行った。試験期間中,香川では牛は放牧あるいは場内産の乾草を給与されていた。岡山では牛は分娩の30日前までは放牧管理下に置かれ,以後舎飼いされて青刈飼料,サイレージ,いなわら,配合飼料を与えられていた。香川の乾草中のP,Ca及びMg含量は哺乳期の母牛に対する要求量(P:0.22%, Ca:0.28%, Mg:0.21-0.22%)を下回り,K/(Mg+Ca)は2.54であった。岡山の飼料中のP,Ca及びMg含量は要求量を上回り,K/(Mg+Ca)は2.2以下であった。香川の母牛の血漿中無機リン(Pi)濃度はリン欠乏の指標値(4.5mg/dl)と同レベルであった。一方岡山の母牛のそれは分娩2時間後を除いて指標値を上回っていた。岡山と香川の母牛の血漿中Ca濃度は分娩1日後に最低値をとった。香川では分娩1日後の血漿中PiとCa濃度は,3産目の牛が2産目及び初産の牛に比べて有意に低かった(P<0.05)。香川の母牛の血漿中Mg濃度はしばしば正常範囲の下限値(1.8mg/dl)を下回った。一方岡山の母牛のそれは分娩2日前を除いて1.8mg/dlを上回っていた。香川の子牛の血漿中Mg濃度は出生32日後から128日後にかけて1.8mg/dlを下回った。香川では,母牛の低血漿中Pi濃度は乾草中の低P含量に、母牛及び子牛の低血漿中Mg濃度は乾草中の低Mg含量と高K/(Mg+Ca)比によると考えられた。分娩直後の母牛の血漿中Pi及びCa濃度の低下は初乳中へのPiとCaの分泌によるものと考えられた。
  • 熊谷 元, 石田 直彦, 川島 良治, 大槻 和夫, 河野 道治, 細山田 文夫, 井上 良, 岸田 芳郎
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 444-451
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    分娩前後における肉用種繁殖雌牛と新生子牛の銅及び亜鉛の栄養状態を牛の飼料と血漿中のミネラル濃度から考察した。調査は農水省四国農業試験場(香川)と岡山大学附属津高牧場(岡山)で行った。試験期間中,香川では牛は放牧あるいは場内産の乾草を給与されていた。岡山では牛は分娩の30日前までは放牧管理下におかれ,以後舎飼いされて青刈飼料,サイレージ,いなわら,配合飼料を与えられていた。香川と岡山の飼料中の銅含量は5.67ppmから,8.80ppmの範囲に,モリブンデン含量は0.39ppmから3.02ppmの範囲に,亜鉛含量は24.9ppmから54.3ppmの範囲にあった。香川の乾草中の鉄含量は245ppmであったのに対して,岡山の牧草中及び11月から3月の舎飼期の飼料中鉄含量はそれぞれ401ppm及び368ppmであった。香川の母牛の血漿中銅濃度は0.89μg/mlから1.02μg/mlの範囲であった。一方岡山の母牛の血漿中銅濃度は分娩92日前から分娩30日後にかけて銅欠乏の指標値(0.65μg/ml)を下回った。香川と岡山の子牛の血漿中銅濃度は出生1日後に各々0.33及び0.30μg/mlであったのが,出生8日後には各々0.93及び0.88μg/mlに増加した。香川及び岡山の母牛と子牛の血漿中亜鉛濃度は,香川の母牛の分娩1日後の値を除き,亜鉛欠乏の指標値(0.6-0.8μg/ml)を上回っていた。岡山の母牛の血漿中銅濃度が妊娠中に低値を示したのは,飼料中に過剰の鉄が存在するという条件下で胎児の銅の需要が増加することによって引き起こされたと考えられた。血漿中亜鉛濃度から推察すると,香川及び岡山の母牛と子牛の亜鉛の栄養状態は正常と考えられた。
  • 高橋 正宏, 阿部 亮
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 452-457
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    ルーメン・フィステル装着黒毛和種去勢牛を用いて,給与飼料中のデンプン水準を0から32%まで段階的に増加させたときの,各種飼料のルーメン内繊維消化率の変化を,ナイロンバッグ法により24時間培養して求めた。試料として,草種・刈取り時期の異なる乾草8種,コーンおよびソルガムサイレージ,イナワラおよび製造粕類5種から酵素法により抽出した総繊維(CW)を用いた。供試牛のルーメン内性状は,32%デンプン水準でも,著しいpHの低下は起こらず(給飼2.5時間後で5.85),酢酸比率60%以上の発酵パターンを維持するものであった。デンプン給与によるCW消化率の変化としては,牧草ではCW消化率の高いもの(デンプン水準0%時で50%以上;早刈イタリアンライグラス,早刈オーチャードグラス),および極めて低いもの(同40%以下;リードカナリーグラス,イナワラ)は,デンプン給与による影響は小さく,その中間の消化性を示すもの(遅刈イタリアンライグラス,遅刈オーチャードグラス,スーダングラス)に,デンプン給与によるCW消化率の減少が見られた。サイレージはコーン,ソルガムともデンプン給与によりCW消化率が減少した。製造種類では,ビートパルプ,フスマ,ビール粕のCW消化率は,デンプン給与による影響を受けず,コーングルテンフィードおよび豆腐粕では,むしろCW消化率の増加が見られた。これらの飼料のCW消化率の増加は,CW中のヘミセルロース分画の消化率増加に起因すると考察された。
  • 平田 昌彦, 杉本 安寛, 上野 昌彦
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 458-463
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    刈取り高さの異なるバヒアグラス草地におけるリターの分解を,リターバッグ法により測定した。季節別の分解速度は,1.04-11.07mg DW/g DW/日の範囲で変動し,季節だけでなく草地(刈取り高さ)によっても異なった。このことから,分解速度は,草地内の微気象の影響を受けていることが示された。季節別の分解速度は,日全短波放射量,日平均気温,日平均地温ならびに日降水量と有意な相関関係にあったが,決定係数は高くなかった。分解速度は,(1)リター水分含有率と日平均気温,もしくは,(2)植物体地上部重量,日降水量,日平均気温および日全短波放射量を変数とする式により,比較的高い精度で推定できた。
  • 竹田 芳彦, 寒河江 洋一郎, 山崎 昶, 蒔田 秀夫
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 464-472
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    更新時における草地表層の撹拌,追播後の掃除刈りおよび追播2年目の早春の窒素施肥が,既存のチモシー(以下TYと略す)の再生とアカクローバ(以下RCと略す)の定着に及ぼす影響について検討するため数種類の試験を行った。草地表層の撹拌処理として,ディスクハローまたはロータリハローを用いて,それぞれ深さ約10cmで草地全面を撹拌した全面処理と駆動ホイル型施肥播種機を用いた作溝処理の合計3処理区を設けた。全面処理では撹拌の強度を通常の砕土作業並に強めたため,TYの再生抑制程度は極めて強く,RCは追播年の秋から冠部被度が高まって優占した。作溝処理では供試草地の約10%を撹拌したが,TYの再生が旺盛なためRCの生草重割合の向上効果は追播2年目の2番草以降に表れた。したがって,全面処理法としてはTYの著しい再生阻害を起こさない程度の撹拌強度について,今後検討が必要である。作溝処理ではRCの生草重割合の増加速度を向上させるための改善技術を検討する必要がある。追播後の掃除刈りはRCの定着を促進し,その効果は作溝処理において顕著であった。また,草地表層の撹拌処理方法の違いにかかわらず,追播2年目の早春の窒素施肥はRC率を低下させた。
  • 竹田 芳彦, 寒河江 洋一郎, 山崎 昶, 蒔田 秀夫
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 473-482
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    帯状耕耘並びに全面撹拌処理によるアカクローバ(以下RCと略す)の追播技術について3つの試験を行い,検討した。1. 追播時における草地表層の撹拌方法として,ロータリハローを用い,強,弱の2段階の全面撹拌処理,また更新専用機を用いて幅9cmの帯状耕耘処理を行い,その後の再生および植生の変化について比較した。処理年の秋におけるチモシー(以下TYと略す)の再生草量は,無処理区を基準として全面撹拌強処理区2%,全面撹拌弱処理区29%,帯状耕耘処理区46%であり,全面撹拌強処理区が極端に劣っていた。2年目の1番草におけるアカクローバの乾物重割合は,全面撹拌弱処理区が54%,帯状耕耘処理区が48%であったが,全面撹拌強処理区は69%であった。TYとRCを合わせた年間乾物収量は,無処理区を基準として全面撹拌弱処理区141%,帯状耕耘処理区151%,全面撹拌強処理区120%であった。2. 帯状耕耘処理による追播において,追播時の窒素施肥(0,4kg/10a)と追播後の掃除刈り回数(1,2回)がTYおよびRCの生産量,草種構成に及ぼす影響を検討した。追播時の窒素施肥は追播当年のTY再生草量にも,また,2年目のRC収量にもほとんど影響を及ぼさなかった。掃除刈り回数を多くするとTYの当年の再生草量を少なくし,2年目のRC収量を増加させる結果が得られた。しかし,RCの乾物重割合では掃除刈り処理間の差は明白ではなかった。3. 草地表層の全面撹拌弱処理および帯状耕耘処理による追播法について,2年目早春の窒素施肥(0,2,4kg/10a)が,RCの定着に及ぼす影響を検討した。両追播法とも早春の窒素施肥量が増加するに伴いRCの収量は低下することが明らかになった。したがって,早春の窒素施肥量は0-2kg/10aが適当であると推察された。以上のことから,草地全面の弱い撹拌処理または帯状耕耘処理によってRCを追播し,当年1回程度の掃除刈りと2年目早春の窒素施肥を抑制することにより,TYの再生を著しく阻害せず,RC導入でき,処理2年目の1番草からのRC割合の増加とともに生産量をも増加させ得ることが明らかとなった。
  • 小林 仁, 高橋 喬一, 大友 一博, 神田 健一, 平井 剛夫
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 483-485
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 菅野 勉, 福山 正隆, 佐藤 節郎
    原稿種別: 本文
    1991 年 36 巻 4 号 p. 486-488
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1991 年 36 巻 4 号 p. 489-492
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 目次
    1991 年 36 巻 4 号 p. 495-497
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 目次
    1991 年 36 巻 4 号 p. 498-501
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 索引
    1991 年 36 巻 4 号 p. 502-503
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 索引
    1991 年 36 巻 4 号 p. 504-505
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 索引
    1991 年 36 巻 4 号 p. 506-508
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 索引
    1991 年 36 巻 4 号 p. 509-512
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1991 年 36 巻 4 号 p. 513-
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1991 年 36 巻 4 号 p. 514-
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 付録等
    1991 年 36 巻 4 号 p. 514-
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 目次
    1991 年 36 巻 4 号 p. Toc2-
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 表紙
    1991 年 36 巻 4 号 p. Cover15-
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 表紙
    1991 年 36 巻 4 号 p. Cover16-
    発行日: 1991/01/31
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
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