日本草地学会誌

表紙

原稿種別: 表紙
2004 年 50 巻 5 号 p. Cover13-
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.Cover13

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Grassland Science(Information)

原稿種別: 付録等
2004 年 50 巻 5 号 p. App26-
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.App26

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Notes for Foreign Contributors

原稿種別: 付録等
2004 年 50 巻 5 号 p. App27-
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.App27

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目次

原稿種別: 目次
2004 年 50 巻 5 号 p. Toc5-
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.Toc5

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佳山良正先生のご逝去を悼む

大久保忠目

原稿種別: 本文
2004 年 50 巻 5 号 p. A1-
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.A1

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会告

原稿種別: 付録等
2004 年 50 巻 5 号 p. i-ii
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.i_5

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放牧牛群における個体間の距離 : (前歴の異なる)独立な2グループからなる牛群の場合

塩見正衛

原稿種別: 本文
2004 年 50 巻 5 号 p. 383-390
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.383

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異なった農場かパドックで飼育されていたいくつかの牛群が,放牧開始時に一緒に放牧されることがある。これらの牛群は,放牧開始からかなり長い間独立の行動をとるようである。前歴の違う牛群の個体同士は,互いにあまり干渉し合わない。この研究では,異なる前歴を持つ2つの牛群(ともに4頭ずつ)が88m×6mの細長い牧場に放たれたとき,牧場の長辺に沿って,5分ごとに8頭全部の位置を記録したデータを,モデルをたてて解析した。モデルでは,ある2個体間の距離は次の作用の順序で決まる : (1)2つの牛群を含む全牛群の広がり(隊長作用と呼ぶ),(2)それぞれの牛群の広がり(群長作用),(3)2個体間に働く誘因と反発の力(直接作用),(4)その2個体間距離に対する第三者の個体の作用(半間接作用),(5)その2個体間距離に対して,まったく関係のない対個体の作用(間接作用),(6)以上の5つの作用で説明しきれない無意識行動の作用(ランダム移動の作用)。2つの牛群内の個体間では,群長作用,直接作用,ランダム移動の作用の3つが2個体間の距離の決定に大きな寄与をしており,次いで半間接作用が大きな寄与を示したが,隊長作用と間接作用の寄与は小さかった。一方,2つの牛群間の個体間では,隊長作用が2個体間の距離の決定に圧倒的に大きな寄与を示したが,その他の作用は相対的に小さかった。

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先行後追放牧が乳牛用集約放牧草地の牧草収量,栄養価および採食量に及ぼす影響

須藤賢司, 落合一彦, 池田哲也, 梅村和弘

原稿種別: 本文
2004 年 50 巻 5 号 p. 391-398
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.391

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メドウフェスクまたはペレニアルライグラス主体の乳牛用集約放牧草地に対する先行後追放牧の効果を評価した1.6haの草地を23牧区,1牧区約7aに区分し,搾乳牛4頭を1日9時間,1日単位で輪換放牧した。対照牧区とした3牧区を除き,搾乳牛の退牧直後から後追牛として未経産牛2頭を24時間放牧した。各牧区とも年1回余剰草を採草した。その結果,先行後追放牧を行った草地の収量と放牧草の栄養価への影響は統計的に有意ではなかった。先行後追放牧の導入により放牧草利用率は向上した。搾乳牛の放牧草採食量は先行後追放牧の有無に影響されず,割り当て草量に規定された。後追牛の日増体量は0.87-1.02kgであった。

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物理化学的パラメータを用いた飼料の特性評価

永西修, 柾木茂彦, 佐伯真魚, 川島知之, 野中最子, 中島一喜

原稿種別: 本文
2004 年 50 巻 5 号 p. 399-407
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.399

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飼料の物理化学的特性を明らかにするために,24点の試料について飼料成分や物理的パラメータを測定した。保水力(WHC;9/ml)は3.28(オオムギ)から16.37(赤キャベツ残さ),かさ密度(BD;g/ml)は0.113(赤キャベツ残さ)から0.752(大豆粕),浸透圧(OP;mOsm/k9)は24.1(ベニバナ残さ)から164.8(醤油粕)の範囲にあり,飼料により大きく異なった。また,BDは中性デタージェント繊維含有率(%)やWHCと,OPは乾物溶出率(%)や灰分溶出率(%)とそれぞれ有意な相関があった。酸緩衝能の平均は穀類とヌカ類が乾草や油粕類より有意に低かった。また,アルカリ緩衝能の平均は穀類とCP<15%の製造粕類がヌカ類よりも有意に低かった。以上の結果から,物理化学的パラメータの測定は飼料成分だけでは把握できない飼料の特性を多面的に評価する上で有用な指標になると考えられた。

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採種性の低いメドウフェスク晩生系統における出穂特性への影響要因の解明

高井智之, 眞田康治, 山田敏彦

原稿種別: 本文
2004 年 50 巻 5 号 p. 408-414
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.408

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晩生品種・系統は,早生品種に比べて放牧適性に優れているが,穂数が少なく,採種性が劣り,採種栽培技術による採種性の改善が求められている。本研究ではメドウフェスクの極晩生系統「北海9号」を用いて幼若期,春化期,春化期以降の各生育ステージ別に早生品種「トモサカエ」との比較を行うことで,晩生系統における出穂特性への環境要因の解明と採種栽培技術について考察を行った。その結果,「北海9号」は低温・短日条件で幼若期が存在し,春化期が「トモサカエ」より3週間長い21週間で,春化が終了した後も昼温24℃で,夜温19℃の生育環境で出穂を止めることが明らかになった。「北海9号」の限界日長は,14時間であった。また,春化終了後も,連続照明で出穂を促しても両者間には出穂始に差がみられた。「北海9号」は,高緯度のフィンランドで育成した晩生の「Tammisto」を母材にしているために高緯度の生育環境に順化しており,日長が短く,高温な中緯度で出穂しにくいと考えられた。これらの結果より,メドウフェスクの晩生品種・系統における採種栽培では,春化に必要な6℃以下を21週間確保でき,幼穂分化を開始する14時間日長時に15℃前後になる地域を選定し,春から初夏にかけて播種を行うことで採種性の向上が期待できる。

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寒冷地におけるフェストロリウム品種の越夏性に関する品種内変異と選抜効果

米丸淳一, 久保田明人, 上山泰史

原稿種別: 本文
2004 年 50 巻 5 号 p. 415-420
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.415

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フェストロリウム3品種(エバーグリーン : EG, タンデム : TD及びパウリタ : PL)を用い,寒冷地における越夏性の品種内変異と選抜効果を調査した。越夏性の指標とした越夏後の再生程度(RAS)において,EGの品種内変異はTD及びPLと比べて大きく,芒の有無の頻度との関係も異なっていた。全品種で,RASの不良な個体群は冠さび病抵抗性が劣っていた。RASの後代検定から,遺伝獲得量は有意に大きく(EG,p<0.01 ; PL とTD, pく0.01-参考値),高い選抜効果が確認された。また,越夏後の合計乾物収量において,選抜後代は原品種と比較して有意に増加し(EG, p<0.01 ; TD, p<0.01),選抜効果が反映されたと考えられた。

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シバ型草地における根系層土壌の窒素濃度

李徳志, 高橋繁男

原稿種別: 本文
2004 年 50 巻 5 号 p. 421-423
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.421

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多雨多湿な日本でのサラブレッド生産 : 2. 関東火山灰地での競走馬放牧の改善事例

早川康夫

原稿種別: 本文
2004 年 50 巻 5 号 p. 424-428
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.424

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「風土に根ざした家畜生産システムをめざして」 : 土地利用を基盤とした家畜生産への展望(<特集>風土に根ざした家畜生産システムをめざして)

須山哲男

原稿種別: 本文
2004 年 50 巻 5 号 p. 429-
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.429

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地方特定品種のゆくえ : 日本短角種を中心にして(<特集>風土に根ざした家畜生産システムをめざして)

山下良弘

原稿種別: 本文
2004 年 50 巻 5 号 p. 430-435
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.430

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地域に根ざした家畜生産システム : 北海道における新しい放牧酪農(<特集>風土に根ざした家畜生産システムをめざして)

荒木和秋

原稿種別: 本文
2004 年 50 巻 5 号 p. 436-444
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.436

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水田基盤を活用した地域畜産の技術的展望(<特集>風土に根ざした家畜生産システムをめざして)

後藤正和

原稿種別: 本文
2004 年 50 巻 5 号 p. 445-452
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.445

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自然・食・ヒトの健康を保全する地域資源循環型畜産の構築 : 北里大学八雲牧場における理論と実践(<特集>風土に根ざした家畜生産システムをめざして)

萬田富治

原稿種別: 本文
2004 年 50 巻 5 号 p. 453-460
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.453

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2005年度日本草地学会賞等選考結果について(報告)

原稿種別: 付録等
2004 年 50 巻 5 号 p. 461-
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.461

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会員の異動(平成16年10月1日〜平成16年12月10日)

原稿種別: 付録等
2004 年 50 巻 5 号 p. 462-
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.462

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日本草地学会誌(編集委員等)

原稿種別: 付録等
2004 年 50 巻 5 号 p. App28-
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.App28

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複写される方へ

原稿種別: 付録等
2004 年 50 巻 5 号 p. App29-
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.App29

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奥付

原稿種別: 付録等
2004 年 50 巻 5 号 p. App30-
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.App30

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裏表紙

原稿種別: 表紙
2004 年 50 巻 5 号 p. Cover14-
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.Cover14

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CONTENTS

原稿種別: 表紙
2004 年 50 巻 5 号 p. Cover15-
発行日: 2004/12/15
公開日: 2017/07/07

DOIhttps://doi.org/10.14941/grass.50.Cover15

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