地理学評論
Online ISSN : 2185-1719
Print ISSN : 0016-7444
ISSN-L : 0016-7444
45 巻, 5 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 斎藤 光格
    1972 年 45 巻 5 号 p. 335-350
    発行日: 1972/05/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
    エッセン旧市街を例として,工業化時代に都市中心部の中心が広場から街路に移ったことを明らかにした。1820年代には,エッセン旧市街の形態,商業機能,居住,社会生活の秩序は市場広場であるMarktを中心としていた.1900年頃には商業機能の中心はLimbeckerStr. で,広場はそのまわりに配置され,商業機能,社会生活の点でその補足的な意義を持ったにすぎない.現在はKettwigerStr. とLimbeckerStr.が中心商店街で,特に前者がぶらつき街の性格をあわせ持ち,中心をなしている.広場は新設された都市中心馨広場Cityplatzである三Kennedyplatzをはじめとして商業・業務中心の性格は少なく,都市共同体の威信の表現,集会の場としての意義もあいまいで,中心商店街に対して補足的地位にあるに過ぎない.エッセン市の一部の市民はこのような動向,すなわち広場の中心としての意義の喪失の動向を逆転し,広場中心に都市中心部を造り変えようとしぼしば試みたが,これまでのところ成功していない.
  • 徳永 英二
    1972 年 45 巻 5 号 p. 351-363
    発行日: 1972/05/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
    Hort nにより見出された流域に関する水路数の法則,水路長の法則,流域面積の法則は, Strahlerによって修正された次数の定義にしたがっても,実測された殆んどの流域・また酔歩や位相幾何学の方法によってランダムにつくられた水路網 (channel network) について,概略なりたつことが証明されている.しかし,水路数の法則についてより細かく考察すれば,同一流域内においては次数が大きくなるとともに, 1次違いの分岐比が小さくなる場合が多いことが,これまで何人かの研究者によって指摘されている.
    著者はかつて豊平川(北海道)での実測値の統計的分析により,水路数と次数の関係をより正確に表現する式を発表した.本論では,この式に対して,位相幾何学の方法もとりいれて一層の検討を加えるとともに, Hortonの流域面積の法則,水路長の法則も修正してより合理的な式を導き,さらにこれらの式の相互関係を明らかにする.
  • 新井 正, 高山 茂美, 関根 清, 瀬戸 隆文, 石川 与吉
    1972 年 45 巻 5 号 p. 364-367
    発行日: 1972/05/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
    Precise bathymetric soundings were made in two crater lakes (Shinmiyo and Tairo-ike) in Miyake Island. These lakes were investigated by Yoshimura in 1932 (Yoshimura et al. 1936), but accurate soundings have not been made. The present soundings were made as a part of basic researches on the water balance and water supply of the lakes which are main fresh water resources of the island. Depth-area-volume relations are shown in Tables 1 and 2.
  • 吉野 正敏
    1972 年 45 巻 5 号 p. 368-371
    発行日: 1972/05/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
  • 大和田 道雄, 大倉 雅晴
    1972 年 45 巻 5 号 p. 372-380
    発行日: 1972/05/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
  • 1972 年 45 巻 5 号 p. 381-390_1
    発行日: 1972/05/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
feedback
Top