地理学評論
Online ISSN : 2185-1719
Print ISSN : 0016-7444
52 巻 , 7 号
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  • 田村 明子
    1979 年 52 巻 7 号 p. 339-355
    発行日: 1979/07/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
    佐渡島の完新世段丘の分布・形態・構成層等の調査と旧汀線高度の測定を行ない,更新世段丘の旧汀線高度と比較して,佐渡島における旧汀線高度に現われた地殻変動を考察した.
    完新世段丘は,佐渡島をとりまいてほぼ全域に分布し,一部では2段に分かれる所が認められる.国中低地および羽茂低地の完新世段丘は,数10mを超える厚い海成堆積物からなるのに対し,その他の外洋に面した地域では,基盤岩上に2~4mの段丘堆積物を載せる波食棚状の地形として発達する.完新世段丘の旧汀線高度は,大佐渡で最高8.9m,小佐渡で5.6mであり,北西から南東方向へ傾き,その傾動量は,それぞれ0.06/1,000(103年), 0.02/1,000(103年)である.更新世段丘の旧汀線高度変化は,完新世段丘のそれとよく似ており,とくに大佐渡でその傾向が明瞭に認められる.それらの傾動量は古い段丘面ほど大きく,変位の累積性が認められる.また,更新世段丘の最大隆起速度は,T2面を下末吉面に対比することにより,大佐渡で1.1m/1,000年,小佐渡で0.9m/1,000年となる.この推定値は完新世段丘のそれとほぼ一致する.
  • 中川 清隆, 榧根 勇
    1979 年 52 巻 7 号 p. 356-367
    発行日: 1979/07/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
    指数関数で近似した大気の鉛値プロファイルに大気の長波放射伝達方程式を適用して,完全快晴および曇天時における対流圏下層の任意の高度での,下向長波放射流束を統一的に表現する一般化された公式をまったく解析的に誘導した.誘導された公式の妥当性をすべての高度で吟味することは不可能なので,地上での流束についてのみ,従来の実験式と比較検討した.地上では,完全快晴・曇天に対して中川(1977, 1978)が示した一連の実験式と良い一致を示した.また,公式の理論的誘導の過程において,下向長波放射流束について二,三の新知見が得られた.
  • 甲斐 啓子
    1979 年 52 巻 7 号 p. 368-379
    発行日: 1979/07/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
    1941~970年の毎日の気圧配置ごよみを使って,気圧配置型の変化に注目し,次の三つの事項についてマルコフ解析を行なった. (1) 30年間を一括した気圧配置型の推移, (2) 1941~1950年,1951~1960年,1961~1970年の10年ごとを一括した気圧配置型の推移, (3) 14季節(初春・春・晩春・初夏・梅雨・夏・晩夏・初秋・秋雨・秋・晩秋・初冬・冬・晩冬)の気圧配置型の推移.解析方法としては,推移頻度行列,推移確率行列,独立生起行列,差行列,推移行列のエントロピーを計算した.こうして気圧配置型の推移パターンに湘することによって,従来行なわれた“静的”な出現頻度からでは表現できなかった気圧配置型の“動的”な特徴を,各期間および各季節において明らかにすることができた.
  • 佐藤 都喜子, 籾山 政子
    1979 年 52 巻 7 号 p. 380-395
    発行日: 1979/07/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
  • 1979 年 52 巻 7 号 p. 396-398,402
    発行日: 1979/07/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
  • 1979 年 52 巻 7 号 p. 406
    発行日: 1979年
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
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