地理学評論
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75 巻 , 14 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
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  • 中澤 高志
    75 巻 (2002) 14 号 p. 837-857
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    本稿では,アンケート調査に基づき,九州各県に立地する情報サービス企業の従業員の地域間・企業間移動,キャリアパスおよび年収に関する分析を行った.対象者の約6割は転職経験を持ち,約3分の1は還流移動を経験しており,特に35歳以上では還流移動者が過半数に達している.地方圏の情報技術者の典型的なキャリアは,プログラマーからシステムエンジニアを経て管理職へと至るものである.しかし情報サービス関連以外の職から情報サービス産業に職を得る者もみられ,彼らの中には還流移動を経験した者が多いことから,情報技術者の職に就いていなかった還流移動者にとっても,情報サービス産業が雇用の受皿となっているといえる.また,本稿では転職経験を中心に,個人属性や職業キャリアのパターンが年収に与える影響を分析した.九州内で転職を行った者についていえば,転職が年収に与える影響は少ないが,九州外からの転職の経験した者は,年収がやや低い傾向がある.
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  • 池口 明子
    75 巻 (2002) 14 号 p. 858-886
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    本研究は,ベトナム・ハノイを対象として鮮魚流通における仲買人・露天商の商業活動を明らかにした.特に,近郊生産地における生産者-仲買人-露天商の取引ネットワークの形態を,仲買人の取引台帳を用いて養殖生産との関係から分析し,その形成条件を考察した.ハノイの鮮魚露天商は,ドイモイ(刷新)後に参入した近郊農村居住者およびハノイ居住者が多くを占める.ハノイ居住者は市内に立地する単一の卸売市場から仕入れ,主として海産魚を販売する.これに対し,近郊農村居住者は主として農村で採捕・生産される淡水魚介類の流通を担っている.仕入れには,ハノイへの経路上に位置する農村市場や,市内の卸売市場での仕入れのほか,産地仲買人を中心に形成される取引ネットワークを利用している.近郊農村における淡水魚養殖は,複数の魚種を組み合わせた複合的生産が常態である.その取引ネットワークは地縁をきっかけに,多様な生産形態と,都市および近郊の市場の発達に対応して形成されてきた.ハノイの鮮魚露天商の活動基盤は,販売地である都市の露天市場のみではなく,集魚圏内の都市近郊生産地の市場も含めて理解する必要がある.
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  • 本間 昭信
    75 巻 (2002) 14 号 p. 887-900
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    本研究は,視覚障害者の日常生活におげるモビリティの規定要因を,対象者の移動環境に対する満足度や,障害の度合いといった個人属性の関係から明らかにすることを目的としている.まず,視覚障害者の移動環境にどのような種類があるかを因子分析から明らかにし,重回帰分析によって単独移動率として定義されたモビリティと移動環境の満足度を評価する.そして,因子得点に基づくクラスター分析から典型的な移動環境評価の特性を分類し,対象者のモビリティと個人属性の関係を追究した.その結果,対象者の移動環境に対する満足度の高さがモビリティを規定するとはいえないことが示された.これは,障害の度合いや移動に対する抵抗感,そして対象者の背景の個人差によって生じるものである.それゆえ,対象者の日常的な移動行動上の制約を明らかにするためには,物理的環境の制約のみならず,個人がおかれた社会的背景と意識的側面に注意を払いながら考えていくことが重要な課題となる.
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  • 財城 真寿美, 塚原 東吾, 三上 岳彦, コネン グンター
    75 巻 (2002) 14 号 p. 901-912
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
  • 75 巻 (2002) 14 号 p. iii-iv,1
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
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