巻号一覧
13 巻, 4 号
選択された号の論文の7件中1～7を表示しています
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山下 延男1973 年 13 巻 4 号 p. 303-307
発行日: 1973/12/25
公開日: 2010/10/22
ジャーナル フリー癌の治療成績の比較には多くの臨床家は伝統的に5年生存率を用いている. しかし肺癌の場合, 治癒率が特に低いためWhole survival-time patternで比べると有意差があっても5年生存率で比べると有意差の出ない事が少なくない. 統計理論即ちDifference, Sign-ificanceそしてPowerの3因子を総合して肺癌の治療成績の例をあげて検討した.全生存期間パターンのテスト方法としてMantel & Haenszelのχ2を用い, χ2のpower functionにはPatnaikの第1次近似式を用いた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (801K) -
岡本 好道, 中谷 泰隆, 林喜 代治, 品川 宏1973 年 13 巻 4 号 p. 309-316
発行日: 1973/12/25
公開日: 2010/10/22
ジャーナル フリー1. 昭和32年より16年間の四日市地区における, 人口10万人に対する肺癌粗死亡率は, 昭和40年以降大気の汚染地区が非汚染地区よりも高くなっている. 2. 最近6年間に当院内科で剖検した30例の肺癌の組織型は腺癌12例・扁平上皮癌6例・未分化癌10例その他2例である. 3. 大気汚染による公害被害者と認定された慢性閉塞性肺疾患患者のうち肺癌で死亡した5症例の組織型は腺癌・扁平上皮癌・腺様嚢胞癌各1例・未分化癌2例であった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1534K) -
松田 実, 宝来 威1973 年 13 巻 4 号 p. 317-324
発行日: 1973/12/25
公開日: 2010/10/22
ジャーナル フリーわれわれは10例の巨細胞癌を経験したが, 中心型の7例では喀痰細胞診陽性であり, 末梢型の3例では, TV-ブラシュ法を行なっても陰性に終わった. 喀痰, 気管支擦過物および胸水中の剥離細胞は, その配列, 細胞質の構造, 核細胞質比, 相互貧喰や多核巨細胞の出現などの点において, 腺癌や大細胞型未分化癌の剥離細胞とは異なった所見を呈した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (6356K) -
山口 康平, 白日 高歩, 重松 信昭1973 年 13 巻 4 号 p. 325-332
発行日: 1973/12/25
公開日: 2010/10/22
ジャーナル フリー35才, 女性の絨毛上皮腫肺転移の1剖検例を報告した. 本例は, (1) 絨腫発症後長期間 (4年) を経て肺転移を来たした. (2) 転移発生時, HCGが低値で妊娠反応が陰性であった. (3) MTX, VLBなどに耐性を示したのち, 本症での有効例の報告の少ないVCRに一定程度の反応を示した. などの特徴を有していた. 本例を中心に, HCGの微量定量の意義, 絨腫におけるVCRの使用の試みなどにつき, 若干の考察を行なった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (6013K) -
姜 臣国, 谷 靖彦, 山口 貞夫, 正岡 昭, 大西 俊造, 植松 邦夫1973 年 13 巻 4 号 p. 333-337
発行日: 1973/12/25
公開日: 2010/10/22
ジャーナル フリー患者は57才男性で, 全身倦怠感が強く, 胸部レ線写真で右肺中野の異常陰影を指摘されて当科に入院した. 術前肺癌を疑い開胸術を施行したが, 肺門及び縦隔リンパ節が累々と腫大していたので, 根治性はないものとしてリンパ節1個摘出して閉胸した. このリンパ節の病理組織学的所見は, 壊死を伴わない類上皮細胞結節が大部分を占めており, その後の経過で肺癌に伴った局所リンパ節のサルコイド様反応であることが判明したので, 若干の文献的考察を加えて報告した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (5842K) -
1973 年 13 巻 4 号 p. 338-341
発行日: 1973/12/25
公開日: 2010/10/22
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1973 年 13 巻 4 号 p. 343-370
発行日: 1973/12/25
公開日: 2010/10/22
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (5657K)
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