日本ハンセン病学会雑誌
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65 巻 , 3 号
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  • 中村 昌弘
    1996 年 65 巻 3 号 p. 153-154
    発行日: 1996/11/30
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
  • 冨岡 治明
    1996 年 65 巻 3 号 p. 155-165
    発行日: 1996/11/30
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
    This paper reviews some recent studies which have been performed by us and other investigators, in order to clarify the reason why most mycobacterial infections such as due to Mycobacterium tuberculosisand M. avium complex infections are intractable, that is, why these organisms can escape from attack by microbicidal mechanisms of host macrophages and consequently persist for long time at sites of infection. This paper mainly dealt with the two major subjects, which were studied by using an experimental model for murine M. avium infection. The first subject is on the modes and mechanisms of mycobacterial killing in host macrophages and the mechanisms of bacterial escape from an onslaught by macrophages. The second is on the characteristics of immunosuppressive macrophages induced in M. avium complex infection and the role of the suppressor macrophages in the establishment of immune unresponsiveness of host mice in the progressed stage of infection.
  • 孫 延増, 李 景璋
    1996 年 65 巻 3 号 p. 166-169
    発行日: 1996/11/30
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
  • 上甲 覚
    1996 年 65 巻 3 号 p. 170-173
    発行日: 1996/11/30
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
    らい(ハンセン病)患者の白内障に超音波水晶体乳化吸引術と眼内レンズ(intraocular lens:IOL)の挿入を同時に行い,ぶどう膜炎の既往の有無で,その術後成績を検討した。対象はぶどう膜炎の既往がある群は14例15眼,既往のない者は8例10眼で,経過観察期間はそれぞれ平均20か月と23か月である。2段階以上の視力改善率は,既往群では14眼(93%),既往のない群では9眼(90%)であった。術後合併症の頻度をみると,ぶどう膜炎の既往のある群では15眼中14眼(93%),既往のない群は10眼中4眼(40%)であり,既往のある群は,術後合併症の頻度が高かった。しかし,特に重篤な合併症はなかった。
  • スディック ハミット
    1996 年 65 巻 3 号 p. 174-179
    発行日: 1996/11/30
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
    抗酸菌感染による末梢神経病変はハンセン病に特有とされる。しかしながらこの知見が絶対的なものであるならばらい菌以外の菌と同定された抗酸菌接種による同様病変は存在し得ない筈である。しかもらい菌は培養不可能の菌とされているので培養された抗酸菌による上記病変の惹起は唯一らい菌のみが神経病変を起こす抗酸菌とする,あるいはらい菌が培養不可能とする定説のいずれかに修正をせまるものである。よって佐々木等によりヌードマウス接種による末梢神経内増殖が報告されている培養可能抗酸菌M. HI-75 (HI-75)を用い,より早く,より確実に同様病変を作製する手段の検討を今回試みたわけである。
    実験はBALB/cA euthymic(+/+)雌にHI-75を静脈注射した群とこの菌をヒアルロン酸と混じて上口唇部に皮下注射した群の2群のマウス組織について経時的に組織学的検討を加える事により行った。以上の結果前者では末梢神経の大部分には目立った病変は生ぜず,少数の神経内鞘にシュワン細胞には貧食されていない1,2個の抗酸菌を認めるのみであったが後者では抗酸菌HI-75を直接注射して3ヶ月目の上口唇部に既に末梢神経を巻き込むマクロファージの増生とその胞体内並びに神経周膜からその内鞘に侵入し,シュワン細胞内で増生する抗酸菌の存在並びにそれ以後におけるこの所見の増強を認めた。
    以上によりSkinsnes等によりらい腫から分離され,らい菌として報告され,Stanford等によりM. scrofulaceum (MS)とされた培養可能抗酸菌HI-75による末梢神経病変の短期実験的作製には成功したと言えよう。またこれにより本菌のマウス体内増殖前後における生物学的性状変化の有無らい菌,本菌並びにMSとの生物学的相互関係、並びにらい菌以外に末梢神経病変惹起能力を有する抗酸菌の有無等の疑問に対す検討手段の手がかりを得たと考えられる。
  • 阪井 哲男, 松尾 英一, 脇坂 晟
    1996 年 65 巻 3 号 p. 180-185
    発行日: 1996/11/30
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
    Skinsnesらにより,1975年に,癩腫より分離され,その後培養を続けた抗酸菌M. HI-75の種の同定の目的で,16SリボゾームRNAをRT-PCRにて増幅し,DNAのダイレクトシークエンシングを行った。細菌の種特異的な可変領域を含む973塩基の配列を,M. HI-75のシーケンスと,Gen-Bankその他のData base上の他の抗酸菌と比較検討した。M. HI-75は5塩基,即ち0.5%の相違をもって最もM. scrofulaceumに近似していた。
    一方,佐々木らによれば,M. HI-75はヌードマウス等の末梢神経に侵潤する。この性質はM.lepraeに特徴的であるとされている。よって今回の検索の結果,M. HI-75は癩腫の原因菌のひとつでありえるのか,またはM. scrofulaceumも末梢神経病変を起こすのかを検索する必要性が示唆された。
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