日本ハンセン病学会雑誌
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65 巻 , 2 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 熊丸 茂
    1996 年 65 巻 2 号 p. 81-82
    発行日: 1996/07/31
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
  • 荒田 次郎
    1996 年 65 巻 2 号 p. 83-87
    発行日: 1996/07/31
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
  • デュアンガーナ プラダポーン
    1996 年 65 巻 2 号 p. 88-93
    発行日: 1996/07/31
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
  • 中村 昌弘
    1996 年 65 巻 2 号 p. 94-99
    発行日: 1996/07/31
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
    らい菌の活性(菌体抽出ATP)は仔ウシ血清加リン酸buffer (M/20) pH7,30°C incubationの条件下で,4週間維持されることをさきに報告した。本報では,この系にグリセリンおよびデキストランを加えると,活性が更に延長され,且つ多少活性化されたことを報告する。それぞれの至適添加濃度はグリセリンでは2%,デキストランでは1%であった。また,分子量200,000-300,000のデキストランの方が100,000-200,000のそれよりより優れていた
  • Abraham T. Agdamag, 遠藤 真澄, 川津 邦雄, 和泉 眞蔵
    1996 年 65 巻 2 号 p. 100-105
    発行日: 1996/07/31
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
    筆者(A. A)が所属しているDr. JoseN. Rodriguez記念病院(フィリピン)においては,皮膚塗沫菌検査法による菌指数がハンセン病の診断法として日常用いられている。しかし,本方法は患者に苦痛を与え,検査者によって結果が安定しないなどの問題から,より簡便で信頼性のある方法が望まれている。そこで今回,同病院の未治療ハンセン病患者90名について,菌指数による診断と,MLPA法•ELISA法によるPGL-1に対する抗体価との相関について検討した。
    MLPA法は,市販の測定キット(セロディアレプラ)を用いた。PGL-1に対するELISAは,既報の方法に従い行った。両検査方法による結果の一致率を,agreement rateで表した。その結果,皮膚塗沫菌検査法とMLPA法との間のagreement rateは88.1‰, ELISA法とのそれは96.2‰であり,いずれも良い相関を示した。したがって,簡便でありしかも多量の検体が処理できるMLPA法•ELISA法は,有用なハンセン病の診断法として活用できると考えられた。
  • 野間口 博子, 与儀 ヤス子, 松岡 正典, 福富 康夫, 岡村 春樹, 長田 久美子, 永井 定, 大原 直也, 山田 毅
    1996 年 65 巻 2 号 p. 106-112
    発行日: 1996/07/31
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
    らい菌に対するBCGワクチン効果を,BCG生菌免疫(ID)1カ月および3カ月後におけるBALB/cAマウスを用いて検討したところワクチン効果が認められた。
    BCG免疫によってBALB/cAマウスにどのような免疫応答が見られるようになったかを,BCG免疫によるリンパ球応答反応およびin vitro γ-IFNの誘導により検討した。BCG免疫脾培養細胞はらい菌ライセートと反応し,高い価のγ-IFNを誘導した。また,脾培養細胞に対する反応について抗酸菌由来10kD, 30kD, 38kDおよびhsp65について検討したところ,リンパ球応答反応およびγ-IFNの産生誘導についてhsp65の強い関与が認められた。
  • 中永 和枝, 野間口 博子, 松岡 正典
    1996 年 65 巻 2 号 p. 113-120
    発行日: 1996/07/31
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
    ハンセン病における神経障害の機構を解析する手段の一つとして我々は,らい菌遺伝子を発現するマウス細胞株の樹立を試みた。モデルシステムとして,マウス細胞株はBALB/c-3T3クローンA31-1-1(A31細胞)を,らい菌遺伝子は熱ショック蛋白65kDa (hsp65)遺伝子を選んだ。らい菌hsp65遺伝子のopen reading frameを含むXmn I-BssH II断片を哺乳動物高発現系ベクターpMAMneoに挿入してpMAMneo65k-Bを作成した。 A31細胞への遺伝子導入は,リン酸カルシウム法にて行い,EcoR I消化によりpBR322のori領域を切り取ったpMAMneo65k-B (EDpMAMneo65k-B)を導入した。
    らい菌hsp65の発現は、特異蛋白及びメッセンジャーRNAの解析により検出した。 EDpMAMneo65k-Bを導入したA31細胞株No. 141とそのサブクローンにおいて持続的ならい菌hsp65遺伝子の発現が観察された。細胞クローンNo. 24-10は, pMAMneo65k-Bを導入したA31細胞であるが,この細胞でもhsp65の発現が見いだされた。しかし,細胞クローンNo. 24-10において発現しているhsp65遺伝子特異的メッセンジャーRNAの量は,細胞クローンNo. 141-3のものに比べて少なかった。
    これら樹立されたマウス細胞株は,らい菌の感染によって誘導される細胞傷害性細胞の標的細胞として解析に役立つものと思われる。
  • 上甲 覚, 沼賀 二郎, 増田 寛次郎, 並里 まさ子, 前田 平生
    1996 年 65 巻 2 号 p. 121-127
    発行日: 1996/07/31
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
    World Health Organization-recommended multidrug therapy (WHO-MDT)分類によるらい(ハンセン病)の病型とHLAとの相関を検討した。対象は,血縁関係のない日本人ハンセン病患者86例と,正常対照の健康成人114例である。患者群の内訳は,多菌型は62例で,少菌型は24例である。HLA-DRB1, DRB5, DQA1, DQB1対立遺伝子はPCR-SSCP法とPCR-RFLP法を施行し検索した。その結果,HLA-DRB1* 1501,*1502とDRB5* 0101,*0102とDQA1* 0102, DQB1* 0602の表現頻度は,患者群全体でそれぞれ44.2%,34.9%,44.2%,34.9%,53.4%,41.9%となり,対照群の14.0%,21.1%,14.0%,21.1%,27.2%,13.2%と比較して有意に増加していた。一方,HLA-DRB1* 0405,*0803,*0901およびDQA1* 03, DQB1* 0401の表現頻度は,患者群全体でそれぞれ10.5%,5.8%,16.3%,41.9%,9.3%となり,対照群の29.8%,17.5%,30.7%,78.1%,29.8%と比較して有意に減少していた。多菌型と少菌型で比較したところ,HLA-DRB1* 1501, DRB5* 0101とDQB1* 0602の表現頻度は,多菌型で51.6%,51.6%,48.4%となり,少菌型はいずれも25.0%で,統計学的に有意差がみられた。よって,HLA-DRB1* 1501, DRB5* 0101とDQB1* 0602は,日本人ハンセン病患者における多菌型の感受性因子であると考えられた。
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