火内

秋田県大館市長走地内で観察されたイノシシ Sus scrofa の観察記録

鳥潟幸男, 佐々木翔矢

2024 年 18 巻 p. 1-2
発行日: 2024/07/31
公開日: 2024/08/25

DOIhttps://doi.org/10.50884/hinai.18.0_1

研究報告書・技術報告書フリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

秋田県大館市北部の長走風穴高山植物群落付近でこれまで観察記録のなかったイノシシが初めて観察された．

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (983K)
秋田県大館市で観察されたハクビシンPaguma larvataの観察記録

鳥潟幸男, 若宮司, 佐々木翔矢

2024 年 18 巻 p. 3-9
発行日: 2024/07/31
公開日: 2024/08/25

DOIhttps://doi.org/10.50884/hinai.18.0_3

研究報告書・技術報告書フリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

2021 年から2023 年にかけて秋田県大館市の住宅街や低地の山林など４地点でハクビシンが観察された．大館市内では本種が広く定着しているものと考えられる．

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (4642K)
林業遺産「長走風穴種子貯蔵庫遺構」の歴史研究

香月英伸

2024 年 18 巻 p. 10-16
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/25

DOIhttps://doi.org/10.50884/hinai.18.0_10

研究報告書・技術報告書フリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

これまであまり知られていなかった長走風穴の林業利用について，現在の2 号倉庫及び３号倉庫が造林用の種子貯蔵庫として利用されていたこと，特に２号倉庫は明治末から昭和30 年代まで利用され，記録で確認されるものとしては国内で最も古い林業専用の風穴種子貯蔵庫であることが分かった．

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (3141K)
鳥潟右一博士論文についての考察

～博士没後100年に寄せて～

滝澤修

2024 年 18 巻 p. 17-28
発行日: 2024/07/31
公開日: 2024/08/25

DOIhttps://doi.org/10.50884/hinai.18.0_17

研究報告書・技術報告書フリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

鳥潟右一（逓信省電気試験所長）が執筆した博士論文の写し（大館郷土博物館所蔵）を分析し、現存する原著論文と照合して、落丁あるいは不鮮明になっている箇所の補完を試みる。また論文中で本人が創案した範囲を説明した「証明書」の内容を分析し、自らのオリジナリティに対する姿勢について考察する。併せて，2023年6月から12月にかけて実施した，右一没後100年記念事業の概要を報告する．

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (910K)
「鳥潟右一博士論文についての考察」に関する追加報告

滝澤修

2024 年 18 巻 p. 29-30
発行日: 2024年
公開日: 2024/08/30

DOIhttps://doi.org/10.50884/hinai.18.0_29

研究報告書・技術報告書フリー

PDF形式でダウンロード (347K)
旧制大館中学の学徒勤労動員について

椿田利之

2024 年 18 巻 p. 31-35
発行日: 2024/07/31
公開日: 2024/08/30

DOIhttps://doi.org/10.50884/hinai.18.0_31

研究報告書・技術報告書フリー

抄録を表示する抄録を非表示にする

2023 年2 月，昭和19 年（1944）5 月に起きた花岡鉱山の七ツ館抗落盤事故の救出作業の写真が発見された。写真には当時の中学生たちが作業に従事している様子が写っていた。当時は戦時中なので、中学生たちが救出作業に動員されたものと思われる。昭和19 年当時、戦局の悪化に伴い、国内の労働力不足を補うために、国は中等学校以上の生徒たちを全国の軍需工場などへ勤労動員させる政策を実施していた。その政策のもと、大館中学の生徒たちも近くの工場や鉱山、そして学年によっては遠く神奈川県や群馬県などの軍需工場へ勤労動員させられていた。七ツ館抗落盤事故の救出作業への動員は、敗戦まで続く学徒勤労動員の一つであった。

抄録全体を表示

PDF形式でダウンロード (890K)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）