目的:保健師基礎教育における予算案作成演習を通した学生の学びを明らかにし予算管理に関する効果的な学習方法への示唆を得る.
方法:学生の学びのレポートを質的記述的に分析した.
結果:学生25名のレポートから6カテゴリが生成された.学生は《予算を扱う重み》を認識し《予算の根拠を導くものは地域診断》と捉え《事業における住民負担と税金投入のバランス》を考え《行政に求められる予算管理》と《住民のための揺るぎない姿勢》を学ぶことで,《予算を掌るモチベーションの向上》につながった.
考察:学生は予算管理を保健師の専門性と切り離せないものとして理解し公平性の視点から保健師の役割を深く考えることができた.予算案作成において予算額を計算するワークシートの活用および現場の管理職保健師との対話が学生の学びを深化させることが推察された.
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