USの PZEVエバポエミッション規制に適合した樹脂製燃料タンクシステムを開発し,新型CIVIC-IMAに搭載した.
樹脂製燃料タンクシステムの各構成部品の中で透過量の多い,タンクシェル・樹脂チューブ・ポンプシール部材・溶着子部品について燃料透過量低減技術を検討した.
樹脂製燃料タンクシェルの低透過層に用いる材料として,エチレン含有量を 24mol%とした EVOHを採用し,燃料透過量は従来比 1/5以下を達成した.
樹脂チューブに用いる低透過材料としては,チューブ機能に必要な柔軟性を持たせるために,エラストマを加えてアロイ化した変性 PPSを採用した.チューブ単体の燃料透過量は,従来比 1/10以下を達成した.
その他,ポンプシール部材,溶着子部品材の低透過化などの採用により燃料タンクシステムとして 54mg/dayの規制値に対して Phase III燃料を用いた測定で,54mg/day以下を達成した.
抄録全体を表示