1.はじめに
1911年にオランダのカマリン・オンネスは液体ヘリウムを用いた極低温環境下で水銀の電気抵抗特性を調べていたところ,4K程度まで温度が下がったところで電気抵抗が突然ゼロ
ノーベル賞受賞者が発表される10月がやってきた。昨年は東京工業大学の大隅良典・栄誉教授が「オートファジー(自食作用)の仕組み解明」で医学生理学賞を受賞,これで日本人のノーベル賞理系3賞の受賞者は合
現在日本は,電力供給体制を根本から見直す必要がある。今後,自然エネルギーを有効に活用できる分散型発電とスマートグリッドの普及が加速されることは間違いない。そして,頻繁な電力変換が行われるシステムの構築に向け,パワーデバイスの高性能化が望まれる。
Siパワーデバイスは,集積回路で培われた技術を有効に活用することにより,性能を急速に向上させた。一方,パワーデバイス用Si結晶には,集積回路で広く用いられているCZ(CZochralski)結晶が3節で述べるように使用できないため,FZ(Floating Zone)結晶あるいはエピタ
シリコンカーバイド(SiC)パワーデバイスは,現有シリコン(Si)デバイスよりも低損失動作が可能であることから,各種の電力変換機器の高効率化を通じて,大きなCO2排出量削減効果をもたらす技術として注目されている(1)(2)。最近では,600~3 300V級のSiCショットキーバ
近年,Siウェーハを用いたGaN on Siパワーデバイスの開発が活発である(1)。
図1にAl GaN/GaN HEMT on Siエピタキシャルウェーハ(以下,HEMT on Siエピウェーハ)の構造を示す(2)。GaとSiのメルトバックエッチング(3)を防止するため初期
GaN系半導体は,当初からその高い絶縁破壊電界と移動度からパワーデバイスとして,従来のSiやワイドギャップ半導体のSiCを超えるポテンシャルを認識されていたが,発光デバイス市場という広大なフロンティアが存在したため,初期の開発のほとんどは発光デバイスの実現,実
パワーデバイス応用に資するダイオードを作る場合,オン状態での高い伝導度に加えて,オフ状態での高い耐圧,さらに低い漏れ電流といった優れた逆方向特性が強く求められる。逆方向特性の改善には,高品質結晶の利用が不可欠である。パワーデバイス応用で先行している4H-SiCで
1.進化著しいGa2O3パワーデバイス
昨今新しいパワーデバイス用材料として酸化ガリウム(Ga2O3)が注目されているが,その開発目標は「SiCより優れた低損失をSi並みのコストで実現すること」である。(株)FLOSFIAで試作したSchottky Barrier Diode(SBD)は,その特性オン抵抗が世界最小値0.1 mΩcm2を実現
Siに代表される既存材料を用いた電子デバイスは物性に起因する性能の限界を迎えつつあるといわれ,新規材料を用いて限界克服を目指す研究が活発になされている。例えば,ワイドバンドギャップ半導体を用いたパワーデバイス(1)や2次元材料を用いた超高速デバイス(2)が研究されて
1.まえがき
2002年には,金額ベースでは,FPD全体の市場がCRT市場を越え,特に成長が著しくFPDの活躍の場である携帯電話を中心としたモバイル市場はもとより,CRTの最大市場であるテレビ受像機市場でも,ほぼ完全に置き換えが発生するまでにFPD市場が急成長してきた。これは,
S:先生,このあいだ(注1)の電気学会誌のアーンショウの定理の問題ですけどね,あの解答はおかしくないですか。
T:図1のように正方形の各頂点に同じ大きさの正電荷Qを配置した時に,その中で正電荷を安定に保持できるか
インターネットが大きく普及した現在,IoT(Internet of Things)をはじめとするインターネットを応用したさまざまな技術が注目されている。ブロックチェーン技術もまたネットワーク環境を利用した技術の一つであり,さまざまな取引へ信頼性を与える技術である。ブロックチェー
はじめに
電気学会東海支部は,愛知県・岐阜県・三重県・長野県および静岡県(富士川以西)の電気電子系の学科を有する4校の高等専門学校と14校の大学,および東海地方を代表す
四国には,徳島の酢橘(すだち),愛媛の蜜柑(みかん),高知の鰹(かつお)などさまざまな特産品が挙げられるが,ここ香川といえば,やはり『讃岐うどん』であろう。県内には,800軒以上のうどん
この規格は,架空送電線路用がいし装置に使用される懸垂がいしについての仕様を統一し,設計と製造の合理化を図るため,1979年にJEC-206-1979(懸垂がいし及び耐塩用懸垂がいし)として制定された。
JEC-206-1979は,2005年に改正され,超高圧及び
倫理委員会では「開かれた技術者倫理のありかた」の勉強会として種々の業界の方に講演をして頂いています。本稿では,「セキュリティ心理学」「セキュリティマネジメント」「リスクマネジメント」などの調査研究でご活躍されている情報セキュリティ大学院大学名誉教授 内田勝也氏
論文誌目次
学会だより/技術報告要旨
会告
編集後記
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