昨秋10月は2回にわたり,最先端天文学をリードする〈重力波〉という物理学用語が一般紙の朝刊1面を飾って読者を驚かせた。まず4日付の「米国の3氏にノーベル物理学賞」,二つ目は17日付の「中性子星の合
1.はじめに
2012年7月の再生可能エネルギーによる発電電力の固定価格買取制度(FIT)の実施に始まり,2016年4月に電力システム改革の第二段階である小売全面自由化が実施されるなど,電力システムの環境は大きく変化しつつある。このため,電力システムにはさまざまな問題点が表面
1.はじめに
本稿では,「次世代電気エネルギーシステムにおける要素技術と発電・給配電技術の高機能協同研究委員会」における取組みの成果について紹介する。各技術の現状や実証事例から2030年をターゲットとし,想定される電気エネルギーシステムの姿を見据え今後の展望について情報発信
1.はじめに
蓄電池技術の進歩と急速な自然変動電源の普及から,電力系統では蓄電池の利用による安定性の向上が期待されており,スマートメータやEMS等とともに蓄電池は将来の社会システムの重要な一要素として考えられるようになった。2012年には経済産業省に「蓄電池戦略プロジェクト
1.はじめに
近年,低炭素社会の実現に向けて,エネルギー使用の最適化への取組みや,太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーが導入され始めている。
従来はエネルギー供給をどのように行うべきかという観点からの施策が行われてきたが,エネルギー供給状況に応
1.はじめに
近年,スマート社会の到来が予見されている(1)。また,スマート社会をどのように実現するかという検討が活発化している。スマート社会では,あらゆるサービスにより生活の質の向上が期待され,サービスをどのようにビジネス化していくかが,今後普及の鍵となる。このような発想を
1.はじめに
西暦2005年のITUのレポート(1)でIoT(Internet of Things:モノのインターネット)(1)という言葉が使われ始め,今では一般の人々向けのマスコミ等でも頻繁に見聞きするようになった。しかしながら,その実態をどのように捉えているかは人によってさまざまではないだろうか。
1.はじめに
拡張現実感(Augmented Reality:AR)は,3次元の位置や方向を直感的に示すことができる,裸眼では見えないものを可視化できる等の特徴があるため,そのコンセプトが提案されて以来,さまざまな保守作業支援への応用が試みられてきた。しかし,ARの原型であると言われてい
1.はじめに
エレベータの歴史は紀元前に遡(さかのぼ)り,現代では我々の生活に欠かせない物となっている。近年では,ビルの高層化に伴い,エレベータの高速化技術が進歩してきた。2016年に三菱電機(株)は高い安全性や快適性を保ちつつ分速1,230 m(時速73.8 km)の世界最速クラスであるエレ
倫理委員会では「開かれた技術者倫理のありかた」の勉強会として種々の方に講演をして頂いています。本稿では,本倫理委員会の委員および教育WG の主査であり,金沢工業大学科学技術応用倫理研究所客員教授である大来雄二教授に,「エンジニアリング・エシックスの実像と教