今年は,インターネットの始まりとなるARPANETの実験が実施されてから50年目にあたります。日本国内の商用インターネットサービスが開始されてから,まだ30年も経過していませんが,その間の情報ネットワーク技術の著しい進展と急速な社会への浸透には目を見張るものが
1.はじめに
風力発電は世界中で爆発的な発展を遂げ,すでに複数の国で基幹電源となりつつある。2017年時点で電源構成(発電電力量ベース)の風力のシェアが15%を超えている国は,デンマーク,アイルランド,ポルトガル,スペイン,ドイツ,イギリスと6ヶ国に上っており,この数は今後さ
1.雷害対策から見た風力発電システムの特徴
風力発電システムは,自然風を取り入れるロータとロータで取り入れた回転エネルギーを電力に変換する機器を収納したナセル(この二つをRNA(ロータナセルアセンブリの略)と称する),RNAを支える支持物(タワーと基礎)から成る構造物である。その構造と風車の雷対策を図
1.はじめに
風車への雷撃による被害は,未だなくなっておらず,特に,日本海沿岸の冬季雷地域に建設された風車には,大きなエネルギーを有する雷が落ちることも少なくなく(1),ブレードの折損など大きな被害が毎年のように発生している。
2012~2013年の冬季には特にブレードの折損やレセプ
1.はじめに
風力発電を事業として考えた場合,保険は事業リスクを平準化させるという点で不可欠なものであり,またその手配は,抵当権設定の意味合いから融資する金融機関からも強い要請を受ける。そのため事業として行う風力発電設備に関する保険は,ほぼ普及しているといってよい。
1.はじめに
風力発電設備の導入拡大に伴い,風力発電設備に対する一層の信頼性,安全性の向上が求められている。さらに,持続的で自立的な導入拡大が進むためには,発電コストの低減が急務とされている。すなわち,風力発電設備の雷保護技術を向上させ信頼性・安全性を改善すると同時に,雷
1.はじめに
風力発電システムの事故は,ブレードなど構成部品落下により人に危害が加わる恐れのある事故や,大規模な修理により長期停止になる事故,低圧機器などの比較的簡単な部品交換のみで修理可能な故障と,被害様相や事故レベルはさまざまである。
1.はじめに
産業廃棄物の有効利用法として,農林廃棄物を利用したバイオマス発電プラント,畜産廃棄物を利用したメタン発酵プラントは実用化が進んでおり,地域のエネルギー源として利用しているところもあるが,国内にはまだまだ再利用できる廃棄物が存在しており,これらを新しいエネル
1.はじめに
転がり軸受は荷重を支えながら回転運動を案内する機械要素であり,機械を構成する上で欠くことができないため,“機械の米”と呼ばれることもある。形式や大きさはさまざまであるが,日本国内だけで年間数十億個が生産されている(1)。普段は直接見ることがない転がり軸受である
1.はじめに
「でんきの礎」とは,電気学会が2008年に創設した,電気技術の発展に著しい貢献を果たした人やモノなどを顕彰する制度である。学生のページでは,「でんきの礎を訪ねて」と題するシリーズを開始し,前回(1回目)は秋葉原の電気街を取り上げた(1)。シリーズ2回目となる今回は,
A:こうして大学の同期で飲むのも久しぶりだね。ところで,B君は最近ロボットをやっているんだって?
B:そうなんだよ。でも,ロボットって,センサも信号伝送も制御も全部電気なんだけど,なぜか機械工学のテリトリーとみんな思っているんだよね。