変革に向けての好機
大阪大学で開催されることになっていた令和3年電気学会全国大会は,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響によりオンライン開催(ライブ配信)となった。COVID-19が,学会活動のみならず,我が国の社会,経済,そして大学の使命である教育研究に及ぼして
研究・イノベーション学会の第35回年次学術大会(2020年10月31日開催)にて,企画セッション「電気学会と研究・イノベーション学会の連携企画(会長対談)」が催された。工学系と社会科学系との新たな学会間連携の可能性を見据えつつ,今後のイノベーション研究に不可欠な視座
1.はじめに
「海洋国家」である日本では,水産資源が豊富であり,これを活かす水産業の発展は重要である。日本の水産業の発展のための研究・開発機関の一つが(国研)水産研究・教育機構である。そ
農業は,光合成の力が強く,栄養価もあり,収穫が容易な植物を作物(野菜・果物)として栽培する農耕と,動物を飼いならして家畜化し,乳製品や卵,肉などを得る畜産からなる一連の生産活動である(1)。農耕では,野菜それぞれの生理に合わせて栽培を行い,種類によって収穫期も変
パルス電界は生体に対して物理的な作用の場である。誘電体または導電体としての生体構成要素である脂質膜,小器官,生体分子およびイオンに静電気力として作用し,それらの構造や環境を変える。一方プラズマは,荷電粒子,化学種などの化学反応場が顕著であるが,最近,そこには電
農水産業での食物生産や食品分野での各種加工において,微生物の役割は極めて重要である。納豆菌や乳酸菌といった発酵微生物は,古くから用いられており,食の多様性に貢献してきた。現在では,安全性の高い特定の栄養成分や添加物の産出にも利用されている。一方で有害微生物
近年,従来の電気泳動や細胞融合,電気穿孔法などによる品種改良(育種),農薬の静電散布などの農業関連の技術に加え,植物の発芽や生長制御などプレハーベストへの利用や,収穫物の鮮度保持などポストハーベストへの利用が試みられている(1)。ここでは,高電圧やプラズマの農
低温プラズマは,室温程度の低温下で化学的に活性な粒子(ラジカル)を効率よく生成可能な化学反応場として,これまで半導体製造プロセス,材料創製,環境,照明など幅広い分野で応用されてきた(1)。その際,この低温プラズマは,プラズマ容器内に原料ガスを導入した後に減圧する
本特集5で述べられたように,大気中で生成されたプラズマは複雑な化学反応を引き起こす。プラズマ中で生成された化学種の一部は高い酸化力を有し,菌の不活化や有機化合物の分解を可能とする。プラズマの農業利用においては,この特性により,植物生育環境の制御による生産性の
電気製品や無線機等を安心・安全に利用する上で,これらの機器からの電磁界による体内での電磁界の振る舞い(以後,「人体ばく露特性」という)を評価する必要がある(1)(2)。人体ばく露特性の評価手段として,計算機を用いた数値シミュレーションが用いられる。計算機上で人体が
1.天のケーブルカー構想
「天体力学の法則によって物体が空に静止していられるものなら,そこからケーブルを地上へ垂らし,地球と宇宙空間とを結ぶエレベータができないだろうか?」(1978年『楽園の泉』アーサーC. クラーク著,山高昭訳,ハヤカワ文庫)。これは今から40年以上前にアメリカのSF作家
自動車が広く普及している現代において,カーナビゲーションシステム(カーナビ)を利用したことがある人は多いと思われる。現在では当たり前のように車に搭載されているカーナビであるが,その歴史を振り返ったことはあるだろうか。世界で初めてのカーナビは1981年に本田技研
支所活動
群馬支所は1993年に設立され,毎年の活動として見学会(年1回),講演会(年5回),研究発表会(年1回。栃木支所との合同開催で隔年で主催)を継続してきている。ま
はじめに
2020年に世界を襲った新型コロナウイルスは,さまざまな社会活動,日常生活に非常に大きな影響を与えた。筆者が勤務する大学でも,前期は基本的にはリアルタイムのオ
このたび,第14回「でんきの礎」として全5件の顕彰が決定しましたので,その概要をご紹介いたします。
「でんきの礎」(One Step on Electro-Technology)は,歴史的にみて,社会生活に大きな貢献を果たした電気技術の功績を称え,世の中に広く周知することで,多くの方々
この規格は,以下の3つの避雷器規格
・JEC-2371:2003“がいし形避雷器”
・JEC-2372:1995“ガス絶縁タンク形避雷器”
・JEC-2373:1998“ガス絶縁タンク形避雷器(3.3~154 kV系統用)”
JEC-TR-40009:2019(可変速揚水発電システム及び可変速発電電動機)英文版を制定・発行した。このテクニカルレポートは,2019年7月に制定・発行したJEC-TR-40009の英文版であり,2020年11月の規格役員会の承認を得て,発行に至ったものである。テクニカルレポート
技術報告要旨
論文誌目次
学会だより
会告
編集後記
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