数年前にOpenAIがChatGPTをリリースして以来,生成AIの話題を見聞きしない日はなくなりました。生成AIを含むICTの進化には目を見張るものがあり,社会に与える影響も,私のような者の想像を遥かに超えています。一方,リアルなものづくりに目を向けてみると,ICTの世
電気学会フォトコンテストは,会員の皆様に電気学会誌をより身近に感じていただくことを目的に,会員参加型企画として実施しました。研究や教育,社会貢献等,電気学会に関わるさまざまなシーンの写真を募集したところ,初めての企画にも関わらず,多数の作品をご応募いただきました。ご応募いただいた皆様に深くお礼申し上げます。厳正な審査の結果,選出された受賞作品を以下にご紹介いたします。
1.はじめに
日本各地に賦存する未利用地域資源には,農林業残渣,竹・樹皮・果実加工副産物,下水汚泥などがある。これらのなかでも有機物を含む未利用バイオマスは,熱的分解(炭化)や化学的活性化を通じて高比表面積・適切な細孔構造を持つ炭素材料(バイオマス由来活性炭,多孔性カー
1.はじめに
温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする脱炭素社会を実現するには,再生可能エネルギーの社会導入,エネルギーの効率的利用や自動車の電動化などを加速させる必要がある。その際,繰り返し充放電が可能な蓄電デバイスが重要な役割を果たす。現在,蓄電デバイスのなかでも多く
1.はじめに(1)
日本大学工学部は福島県郡山市に位置し,地域課題の解決に資する役割も担っている。産業廃棄物または未利用資源は地域の特産物,地形,気候などにより地域ごとに異なる。本稿では,地元企業が抱える未利用資源の課題について,筆者が取り組んでいる研究事例を紹介する。
1.はじめに
筆者らが住む島根県内の中山間地域では,少子高齢化や若者の県外流出などにより,農地および地域の維持が難しくなった地域がある。こうした地域の人々の生活を維持して行くためには,農業と兼業が可能な産業が必要と考えられる。
1.はじめに
電気二重層キャパシタ(Electric Double Layer Capacitor:EDLC)は,電極表面と電解液の界面で生じる電気二重層を利用して電気エネルギーを貯蔵する蓄電デバイスである。リチウムイオン電池等の電池の場合,電気エネルギーを化学エネルギーに変換して蓄電する。一方,電気二
1.はじめに
電気二重層キャパシタ(Electric Double Layer Capacitor:EDLC)は,多孔質電極,セパレータ,電解液が主な構成部材であり,電圧をかけて充電すると,電解液中のイオンが多孔質電極に吸着されることで電荷を蓄える(図1)。反対に放電の際は,吸着したイオンが電解液中に拡
1.はじめに
近年のAI技術の飛躍は,大規模データと計算資源の集約によって支えられてきた。しかし,医療,金融,製造といった現実の現場では,データは本質的に分散しており,個人情報保護,機密保持,法規制といった制約から,1か所への集約が困難である場合が多い。
1.はじめに
薄鋼板とは主に3 mm未満の厚さを持つ鉄鋼版のことを指し,軽量でありながら加工性に優れるため,自動車のボディや家電製品に活用されている。特に自動車では燃費を向上させるために軽量化が重要視されており,より板厚の薄い鋼板が求められるようになっている。板厚が極端に
1.はじめに
日本は世界有数の地震国であり,これまで建築分野における振動対策は,主として地震時の安全性確保を目的として発展してきた。一方で近年,都市部への人口集中や建築物の軽量化・大空間化,さらには産業の高度化に伴い,地震のような極端な事象だけでなく,日常的に発生する微小
1.はじめに
JEC-3410(アルミ系電線用圧縮形接続管)は,2003年制定から20年以上が経過し,この間電線のJEC規格において超耐熱アルミ合金より線などの新しい電線が規格化されていることから改正要望がなされていた。このような現状を踏まえて,本規格を近年の技術進歩に即した規格に改