電氣學會雜誌
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47 巻 , 471 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 川村 案
    1927 年 47 巻 471 号 p. 1027-1040
    発行日: 1927年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    鐵道車輛の制動方法-蒸汽制動機-眞空制動機-空氣制動機-直通空氣制動機-普通自働制動機-三動辨-急動三動辨-K型三動辨の構造作用高速度空氣制動機-LN型-MN型-PC型-UC型-クノール式-KL型-大陸三動辨-電氣空氣制動機-機關車用ET6型-分配辯の働き-自動制動辨-單獨制動辨-壓縮機-電車の制動機-非常裝置付直通式-省線電車の制動機-電氣機關車の制動機-列車自働制御装置。
    國有鐵道では、列車運轉の安全を確守する爲めに、去る大正十四年七月に自動連結器を採用し、更に進んで制動裝置を、全部空氣制動機とするの案を立て、本年四月から貨物列車の一部に之を使用し始めました、是等は獨り國有鐵道のみならず、連帶輸送をする各地方鐵道にも及ぼしまして、空氣制動機に關する概念は誰しも必要とするやうになりました、市内郊外の電車にも多く空氣制動機を採用して居られます、本稿は電氣學會東海支部の依囑により、空氣制動機のアウトライン丈けを可成り判り易く述べて見たものであります。
  • 道田 貞治
    1927 年 47 巻 471 号 p. 1041-1050
    発行日: 1927年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    搬送式電話法を重疊する架空電話回線の交叉法を選定するには、一つの交叉同期區間ιにっいて求めた。κ=∫ι 0 e-rxdx=1/y(1-e-rl).δなる價についてδの價をして1より少なからしめるやうな等價交叉形式を選定する必要あり、此れが爲には、もしιの内に等距離に交叉點がある時には、其の交叉距離は搬送電流の波長の1/4以下でなければならないことを理論的に證明し、現今實際使用せられて居る三十二種の交叉形式に封し、搬送電流の周波数を30,000としιの長さを普通の通り12.8粁(8哩)とした待に、前記8の價を見出し、次て搬送、電話法を重疊すべき回線と、附近の電話回線との等價交叉形式として、避くべき交叉形式を示してある。
  • 山本 勇, 森田 清
    1927 年 47 巻 471 号 p. 1051-1064
    発行日: 1927年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    本論文は交流微小電壓を測定する目的を以て筆者等が作つた一種の眞空管電壓計に就き記述したものである。この電壓計は一つの平衡せる高抵抗電橋、對稱的に配置せられた二つの三極眞空管整流器、及び直流用檢流計より成るもので測定實施に常つては適宜の大さの同一周波數交流電壓を補助電壓として用ふる。而して被測定電壓が E1 sinwtであり補助電壓がE2 sin(ωt+φ)ならば檢流計の指示は E1E2COSφ に比例する如くに結線せられて居るから補助電壓の大さ如何によりて電壓感度は隨意に變化せしめ得る。實驗した装置に就いての最大感度は補助電壓8ヴオルトに於て2.4mm/1millivoltであった。此の電壓計は移動可搬の便を有し而も感度がよいと云ふ特長を持つが只Zero positionが稍々不安定なるの缺點を有する。尚ほ最後に此装置を周波數檢定用として利用する時は、よく無線周波交流にありても數分の1 cycleの確度を以て比較し得る事を述べてある。
  • 望月 重雄
    1927 年 47 巻 471 号 p. 1065-1068
    発行日: 1927年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    以上の實驗結果を綜合するに、陰電極の形状(8)が、火花電壓の値を左右するやうなshort-gapになると、球電極の場合にありても、電極の表面の状況が問題となり、然もその表面のactiveの程度を、定量的に表はす事は一般に不可能なるをもつて、かかるshort-gapの場合にはsphere gapをcsrest-voltmeterとして使用する時は、誤差が甚だしくなる。故に最高隙15K.V.以下位の衝撃電壓に對するcrest-voltmeterとしては、紫外線に照らされたる球電極か、若しくはpos. Lichtenberg'sfigureを探用すべきであると思はれる。勿論Impulseを反覆して加ふる時は、球電極の火花電壓は遂に或一定の値をとる故に、その状態の球電極は、又crest-voltmeterとして役立つも、此場合にはImpulse ratioは最早1ではない故に、夫々のimpulseに封し、或適當の補正を施さねばならぬ不便がある。
  • 福田 勝, 松岡 唯次
    1927 年 47 巻 471 号 p. 1069-1091
    発行日: 1927年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    編者は電氣自動車の長所を記述し且之が天然資源少なき我日本國に於て最有要なる事を痛説せり.
  • 宇田 新太郎
    1927 年 47 巻 471 号 p. 1092-1100
    発行日: 1927年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    新しきタイプの水平偏波投射器に就て述べてある。その原理とする所は、第七報告(本會雜誌第四百六十七號)に述べた電波投射器と同様に、專らwave d rectorの特性を利用するにある。唯異る點は、この場合には空中線,反射器、デレクター等すべて地面に對して水平の位置にあるから、水平偏波が發射される。
    前篇に於ては、水平に置かれたディレクターの働き、及びそれらの一つの系列である電波カナルの効果に就て、實驗的に調べてある。後篇に於ては、此電波投射器の作る電界の強さを實際に測定した結果を學げ、極座曲線圖に依其指向性の顯著である事を示してある。
  • 山本 勇
    1927 年 47 巻 471 号 p. 1101-1129
    発行日: 1927年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    有限長のソレノイダルコイルの高次固有振動の模様は理論的に取扱ふ事は殆んど不可能であるから之れを實験的に研究した。
    實験的に用ひたコイルはTable(1)に示す如き十四種で、すべて八角形のエボナイト枠の周圍に輩相の密接捲きを施したものである。高次固有振動波長の測定はコイルの兩端開放の揚合と一端接地の場合とに對して行つたが、何れの場合に於ても基本固有波長λ1とm番目の高次固有波長λmとの比はCurve(2), Curve(3)に示す知く實用上、(m-1)に關する直線式にて表はさるることを見出した。即ちλ1/λω=1+a(m-1)なる關係式にて表はされ、而してαなる係數はCurve(4)に示す如くcoilの形態比h/2rの函數として表はされ得ることを認めた。而して此等の實験結果はコイルの長さに沿ふての波動傳播速度の考察から大體説明を試みた。
    又コイルが種々の固有振動波長に同調し居る際に、コイルの長さに沿ふて生ずる電位定在波の大體の模様を、極めて簡單なる方法を以つて觀測し其腹や節の位置がCurve(5), Curve(6)に示す如く、無限長の場合の正規の位置より甚だしく異なることを認めた、次にLenzの理論的計算と筆者の實験の結果とを比較して、兩者の間に大なる差異ある事を確めた。
    尚ほ遮蔽導線及び遮蔽圓筒のために固有振動波長の増加する模様を觀察し、遮蔽導體の長さや位置によりて、各固有振動波長に對する影響は夫々の固有波の次数によりて異なる事實を確めCurve(7),(8),(9),とCurve(10),(11),(12),(13),(14),(15),(16),(17),(18),(19),(20)に實験結果を示してある。
  • 西 健, 本多 侃士, 鈴木 松雄
    1927 年 47 巻 471 号 p. 1130-1148
    発行日: 1927年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    本編は空氣中の火花放電現象に關する論文で主として非對稱電極に交番電壓を加へた場合の放電現象に關する研究を叙述したものである。
    最初に火花放電現象の大要述べ、火花閃絡の成立するに必要なる條件をして第一に火花間隙の何處かに空氣の局部破壞が發生するに充分なる強さり電界が存在すること。第二に此局破壞が進展して火花間隙全路の破裂までに發達し得る環境が存在すること。等を擧げ、此第二の條件に就き詳論し、その成立するか否かは火花間隙を含む全回路の一部又は全部の安定又は不安定に依り決定せらるべきことを述べて居る。
    次に球状電極に關する研究としては直徑に比し間隙の大なる場合に就ての實驗成績を述べ、直徑1cmの球状電極對平面電極の交流火花電壓が外見上極めて不整なる如く見ゆるも、詳細に觀察すれば實際に於て放電の發生したる電壓値(瞬間値)はM. Toepler氏の得たる直流放電發生電壓に甚だ近きことを見出して居る。
    次には放電々壓に對する氣流の影響就て研究した成績を述べてある。即注射針の如き管状電極の先端と平面又は球状電極とを相對せしめ、其の先端より空氣を吸入せしむる時は放電電壓が著しく上昇せる事實を發見しその解説を加へた。
    最後に電極を廻轉せしめた時の放電電壓の變化に關する實驗成績を附け加へてある。
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