電氣學會雜誌
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48 巻, 485 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 地下埋設物に關する問題
    服部 定一
    1928 年 48 巻 485 号 p. 1245-1273
    発行日: 1928年
    公開日: 2013/05/20
    ジャーナル フリー
  • 木村 介次, 相澤 常八, 竹 内功
    1928 年 48 巻 485 号 p. 1274-1277
    発行日: 1928年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    ゴム硫黄系の誘電體的性質に關する、米國標準局H.L.Curtis氏の論文が根本的に誤つて居ることを著者等の實驗結果によつて反駁してゐる。
  • 小川 一清
    1928 年 48 巻 485 号 p. 1278-1298
    発行日: 1928年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    無損失空氣蓄電器を得る方法として、空氣蓄電器の兩極板の間に空氣以外の誘電體を少しも置かない工夫は既に發表されて居るが、之を完全な接地裝置を施した交流電橋に用ふるときは、普通の蓄電器の損角の測定、インダクタンス線輪の實效抵抗及びインダクタンスの測定、抵抗器の殘留靜電容量の比較等を精密に且つ容易に行ひ得ることを述べてある。先づ第一節緒言の後、第二節に於てこの原理に基づき著者の設計試作した無損失固定空氣蓄電器及び無損失可變空氣蓄電器の構造を述べ、第三節に於てこの二つの蓄電器が最初の豫想通り無損失であることを實驗によつて確かめてある。次に第四節に於てはこの原理の空氣蓄電器は靜電容量の標準器としても適當であることを述べ、その靜電容量を抵抗と周波數とより測定する方法を述べてある。次にこの無損失空氣蓄電器の應用として、普通の蓄電器の損角の測定、インダクタンス線輸の實效抵抗及びインダクタンスの測定、抵抗器の殘留靜電容量の比較等を第五節乃至第七節に於て述べ、尚二三の測定成績とをの簡單な説明とを附加してある。
  • 加藤 惣一郎
    1928 年 48 巻 485 号 p. 1299-1311
    発行日: 1928年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    反作用變流機の理論及實例の二三について得た結果が述ぺられてある。反作用變流機とは分捲勵磁捲線をもたず、自巳の發電子反作用起磁力で極が勵磁されて同期運轉する廻轉變流機である。両して其勵磁に要する無効電流を少くするため磁氣回路の抵抗は出來るだけ小さくしてある。即ち空隙は甚だ小さい。廻轉變流機-特に、容量の大ならざるもの-は、發電子反作用が整流に對して有利にはたらき、反作用變流機の整流は良好に行はれる。容量が大きいか若くは強電流の機械では、補極を取付ければよい。反作用變流機の特長は價格廉、能率及力率優良、形態小、起動簡易等の點にある。又空隙が小さいから、極に極僅かの直捲線輪を附加すると、種々なる特性がなほ-層よくなる。而も此直捲型機は直捲電動機に兼用せしめ得らるゝ利益がある。たとへば將來我國で盛んに使用せられんとする電氣自動車(總じて蓄電池を備へる索引車)に之を應用して、蓄電池充電裝置を兼ねた直捲電動機として有利に使用される。本丈には此事に就いても少しく述べられてある。
  • 鳥山 四男
    1928 年 48 巻 485 号 p. 1312-1327
    発行日: 1928年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    衝撃電壓を加へた場合に、エボナイト板の表面電荷圖を用ひて、火花放電の最大電壓を測定して色々の電極のImpulse ratioを求めた。一定の衝撃電壓を用ひればImpulse ratioの大なるもの程火花の遲れは大である。
    大體の結果は今迄のものと一致して居る。球形電極のImpulse ratioが一番小である。1mmの間隙に於て、Static Break down voltageの約五倍のover voltageを加へた場合に、Impulse ratioは約2.75である。之を石英燈で照せば1.7に減少する。針状電極、針状及び球状電極又はエボナイト板又は硝子板上の沿面放電の場合は、Impulse ratioは3.5乃至5.5の間にある。
  • 望月 重雄
    1928 年 48 巻 485 号 p. 1328-1336
    発行日: 1928年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    オイルド、ペーパーの絶縁耐力と濕度との關係を、系統的に攻究し、濕度の變化により、絶縁耐力の變化する割合は、比較的乾燥せる場合に甚だしく、濕度非常に高き時は、多少濕度の攣化あるとも、絶縁耐力は殆んど變化しない事を認めて居る。
    猶ほ、此濕度の程度を表はすのに、交流のDielectric lossの代りに、ブラウン管により測定せる直流を用ひて居る。
    最後に、乾燥せる資料にありては、直流電壓により絶縁耐力は、交番電壓による値より高きも、濕度高くなる時は、反つて反對の結果となる事を認め、之が設明を試みて居る。
  • 小林 勝一郎
    1928 年 48 巻 485 号 p. 1337-1344
    発行日: 1928年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    ヴアイブロメーター(1)(2)の一つの應用である。著者はさきに(5)ヴアイブロメーターを用ゐて、音響壓及音響量の直接測定をなし得る事、並にピストン型振動板を用ゐて、その機能を一層簡單且つ容易ならしめ得る事を示したが、こゝに記載したるものは、との二つの機能を應用し、音響傳達系統の特性を定むる所の、兩端のイメージ、イムピーダンス及それのsubtendするhyperbolic angleの直接測定を行はんとするものであつて、その測定に關する理論を示し、且つ實驗を特性己知なる系統に試みて、實際上、極めて正確なる結果を期待し得ることを示してある。この方法は、音響濾波器その他の音饗傳達系統の特性研究に對して一つの有力なる方法を與ふるものと信じてゐる。
  • 加藤 信義
    1928 年 48 巻 485 号 p. 1345-1368
    発行日: 1928年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
    本報告は誘導型積算電力計に就て(假設第一)廻轉圓板は極めて薄きものとす。(假設第二)磁束は磁極の下に於てのみ分明し其の外側は到る處零なり。(假設第三)磁極を圓形とし其の磁束密度は到る處均等なれ共電壓電流兩磁束は其の一少部分に於て互に重疊するものとす。なる三の假設の下に其の廻轉圓板に作用する平均トルクを算出せり。而して其の結果を先年發表したる電壓電流兩磁束が互に重り含はざる場合の結果と比較對照せり。
  • 1928 年 48 巻 485 号 p. 1374
    発行日: 1928年
    公開日: 2008/11/20
    ジャーナル フリー
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