昭和大学図書館のカウンター業務を通して, 医学図書館におけるルーティンワークの考え方を, 下記の順序で述べ, 最後に図書館の近代化も, 日頃のルーティンワークの地道な積み重ねが基本となることを述べました。
○カウンター業務と貸出係
貸出係の任務と重要性について。
○カウンター業務と図書館設計
資料の配置との関係の重要性, 及び当館の事務室カウンター方式の利点について。
○カウンター業務と他の図書館業務
カウンター業務を円滑かつ有効に行なう為, 雑誌部門, 図書の収集・整理部門など他の図書館業務との繋がりの重要性について。
○カウンター業務と利用者
図書館業務の全てが, 資料利用の為の手段であり, サービスの形態はあくまでも利用者の立場になって考えなくてはならない。
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