医科器械学
Online ISSN : 1881-4875
Print ISSN : 0385-440X
75 巻, 5 号
選択された号の論文の20件中1~20を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    2005 年 75 巻 5 号 p. Cover1-
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 会報
    2005 年 75 巻 5 号 p. App1-
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 公告
    2005 年 75 巻 5 号 p. App2-
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 会報
    2005 年 75 巻 5 号 p. App3-
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2005 年 75 巻 5 号 p. Toc1-
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2005 年 75 巻 5 号 p. Toc2-
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
  • 百瀬 直樹, 北村 麻未, 後藤 悟, 山越 理恵, 唐澤 あや子, 中島 逸郎, 小野 哲章
    原稿種別: 原著
    2005 年 75 巻 5 号 p. 241-246
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
    1. 目的 医療用の血液ポンプとして利用されるローラーポンプは, 「操作が容易, 流量計を必要としない, コスト部材が安価」など優れた特徴があり, 人工心肺や血液透析, 血液成分採血など広く利用されている. しかし, ローラーがポンプチューブを圧閉する程度(以下, 圧閉度)によっては, 「血球の挫滅, モーターの過負荷, 逆流によるキャビテーションの発生, 流量不足」などが発生する可能性がある. このため適正な圧閉度(以下, 適正圧閉)に調節しなければならない. 従来の圧閉度の測定は, 「チューブに取り付けた点滴セットでの滴下数, 送血回路の液面の落下速度, 圧力低下速度」など, ポンプチューブの圧閉部分の逆流の程度で測る方法で行われてきたが, 適正圧閉に調節するためには, 測定と調整を繰り返す必要があった. そこで, われわれは新たに電気的に圧閉度を測定し, 適切な圧閉度を容易に調整する方法を考案した. 本論文は基礎実験による圧閉度の電気的測定の可能性とその有用性について検討したので, 考察を加え報告するものである.
  • 佐久間 一郎
    原稿種別: 特集
    2005 年 75 巻 5 号 p. 247-
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
    近年, 低侵襲でかつ患部のみを標的治療しようとする手術技術の開発が進められている. その究極の目的は, 健常部にはなんら傷害を与えず, 疾患部位のみを外科的に治療することを実現することである. この技術開発においては, 各種の医用機器が重要な役割をはたす. 本特集では関連するいくつかの技術を取り上げた.
  • 中村 亮一, 村垣 善浩, 伊関 洋
    原稿種別: 総説
    2005 年 75 巻 5 号 p. 248-255
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
    はじめに -術中情報の可視化- 精密かつ安全な手術を遂行する上で最も重要な事項の一つは, 患者, 病変に関しての質の高い情報をいかに確保するかということである. 「敵を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず」とは孫子の言葉であるが, 手術においてもまさしくこの言葉が当てはまる. すなわち, 対象となる病変の情報を多く獲得し, かつ自分が手術という一連のプロトコルの中で現在どういう状態にあり, これから何をするべきかを決断するための情報を獲得することが, よりよい手術結果を獲得するために必要なことである. 肉眼で確認できない患者体内の病変についてのより質の高い情報を獲得するための試みが古くより多くの医学者, 科学者によりなされてきた. Roentgenが1895年11月8日にX線を発見し12月22日に夫人の手指骨の透過写真を撮影したのが, 非侵襲的な(切開等の直接的侵襲を伴わない)体内情報の画像化の最初である. その後, HounsfieldによるX線CTの開発(1968), 和賀井敏夫らによる超音波診断装置の開発, そしてLauterbur, Mansfieldらにより開発された核磁気共鳴画像(MRI)(1971)の登場により, 体内の多品質, 高品質な画像情報の獲得が可能となった.
  • 佐々木 明, 荒井 修, 三竹 毅
    原稿種別: 総説
    2005 年 75 巻 5 号 p. 256-261
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
    超音波診断装置は, 生体内組織の音響インピーダンスρc(密度×音速)の差異を可視化したものであり, ベッドサイドで簡単にリアルタイム画像が得られるため, 現在多くの病院, 施設で使用されている. これに対しCT画像はX線の減衰を基に再構成されており, さらにMRIは磁場に対する水素原子の振る舞いの違いを画像化している. つまり各モダリティは検出する物理特性が全く異なっており, それぞれに特徴を有している. 超音波装置はリアルタイム観察が可能なことから, PEITやRFA(Radio Frequency Ablation)治療における穿刺ガイドとしても大きな役割を果たしている. そこでCTなどモダリティの異なる画像を同一断面で比較しつつ超音波診断が行えれば, 治療支援としての有用性が見出される. また各モダリティ画像間の比較によりさらに精密な診断にも有用となることから, エンジニアリングサイドとしては非常に興味をそそるテーマである.
  • 大原 健一
    原稿種別: 総説
    2005 年 75 巻 5 号 p. 262-267
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
    近年, 医学界では, 患者のQOLを高める要望が強くなっており, 検査や手術での「低侵襲化」が求められている. それに伴い, 広く普及してきた内視鏡へも高機能化することによる低侵襲化が求められてきた. ここでは, 最新の内視鏡システム開発にっいて紹介する. 2. 超音波内視鏡 1)開発背景 内視鏡の先端部に設置された超音波プローブによって, 体腔内から消化管内壁や隣接臓器を観察可能なことから, 体外式超音波プローブよりも高い分解能で超音波観察を行える超音波内視鏡が広く普及している. 2)超音波内視鏡の技術的進歩 超音波内視鏡の開発の変遷を示すと以下のようになる. 超音波内視鏡の開発の変遷は, 初めに超音波内視鏡検査の基本となるラジアル型が開発された. その超音波走査方式は, 一つもしくは複数の超音波素子を, ワイヤーを介してモーターで回転させるメカニカルスキャン方式であった. 次に, 超音波画像に血行動態を付加するカラードプラ機能を備えた電子スキャン式コンベックス型が開発された.
  • 望月 亮, 南部 恭二郎
    原稿種別: 総説
    2005 年 75 巻 5 号 p. 268-271
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
    最近の研究で, 悪性脳腫瘍であっても手術で全摘できれば5年生存率がかなり高くなることが分かってきた. 悪性脳腫瘍は目視では正常組織とほとんど区別が付かず, 全摘しようとすれば手術ナビゲータなどを利用した画像誘導手術が必須である. しかし, 摘出がほぼ完了した状態で, 特に脳の機能的に重要な部位に近接したわずかな残存腫瘍を除去する段階では, 画像誘導だけでは充分でない. そこで, 術前に悪性脳腫瘍に特異的に集積する蛍光物質(Talaporfin(NPe6)や5ALA)を投与しておき, 手術中に励起光を照射すると, 残存腫瘍組織は蛍光を発するので区別できる(ケミカルナビゲーション). ところが, この蛍光は微弱で, 手術室を真っ暗にしても視認は容易でない. まして, 従来の手術顕微鏡では全く捉えられない. 2. ビデオ顕微鏡の構造 われわれは, 東京女子医科大学脳神経外科, 美原記念病院脳神経外科などの協力を得て手術用ビデオ顕微鏡の開発を行ってきた. 従来の手術用顕微鏡と違って, ビデオ顕微鏡には接眼レンズがない.
  • 望月 剛
    原稿種別: 総説
    2005 年 75 巻 5 号 p. 272-281
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
    単純レントゲン画像にX線CT, 核磁気共鳴イメージング(MRI)および超音波診断装置の断層画像を加え, 病状を診断する画像診断は今, 全盛期を迎えている. これは画像の分解能向上や表示時間の短縮, また3次元画像表示や多種の機能画像表示の実現に起因する. 医師らはこれにより早期に患部の詳細な情報を正確に取得することができ, 診断のみならずに治療方針の重要な情報を得ることが可能になった. 医師は病気を単に治療する段階から, より患者に優しい治療法へと医療の質的向上を図ることが可能となって来た. さらにはそれら診断画像が実時間で表示できるようになり, 診断画像を治療中に治療の支援手段として使用できるようになって来た. 超音波診断装置では手術中に超音波画像を用いる術中超音波法が開発され, 現在では肝臓手術を中心に多くの部位で応用されている. 本稿では術中超音波法が示すように超音波のもつ, 実時間表示が可能で被曝のない安全でかつ小型である特徴が手術支援装置として優れていること, 特に超音波3次元画像が直感として理解しやすい画像であり, 治療支援としての応用が期待される点を, 研究例を紹介しながら述べ, 今後の動向を予想する.
  • 南部 恭二郎, 櫻井 康雄, 伊関 洋, 苗村 潔
    原稿種別: 総説
    2005 年 75 巻 5 号 p. 282-287
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
    1. 犯人探しから潜在的危険源の解消へ 手術中に医療ミスがあったとして医師が刑事告発される事例が急激に増えている. これに対して, 手術室に居合わせた医師がいつでも犯人にされかねないようでは, 難しい手術をやろうとする者はいなくなってしまう, という意見がある. 民事訴訟にとどまらず, 刑事責任まで問うことが妥当なのかどうかは法学の問題だろう. しかし, 社会利益の観点からは, 事故は原因を究明して再発を防止することがまず肝要であり, そのためには, 何が起こったのかを正確に知ることが必須である. ほとんどの事故は, 複数の要因が重なり合ったところで起こる. つまり, それらの要因のうち一つでも生じなかったなら事故には至らなかったということであり, 執刀者の行為にばかり注目するのではなくて, 他の要因もことごとく洗い出さなくてはならない. 誰がどんな間違いをしたかに興味の中心がある「犯人探し」の発想では, かえって真実の解明が妨げられることになる.
  • 小林 寛伊
    原稿種別: 報告
    2005 年 75 巻 5 号 p. 288-299
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
    2001年12月14日に厚生労働省は, 医薬局長通知で薬事法一部改正を行い医家向け医療用具に対して添付文書を義務化した. 添付文書の中には"承認番号を記載するほか, 単回使用の医療用具については, 「再使用禁止」と記載すること. "が規定された. この改正は, 2002年1月14日に施行され, 翌年の2003年1月13日までは既承認医療用具添付文書改訂猶予期間とされ, 2003年1月14日より完全施行された. その後, 半年を経過した2003年7月に"感染防止と医療器材を考える会"では2000年7月に行った第1回の調査に続き, 2回目の「シングルユース器材の再滅菌使用に関する調査」を行い, 結果を日本医科器械学会刊行の"病院サプライ"および"医器学"に報告した. 現状では, かなりのシングルユース器材が再滅菌再使用されており, 中には開封したのみとはいえ, 人工弁, ペースメーカー, 人工骨頭などが含まれていた. この報告書を受けて2003年12月22日にはNHKのニュース番組で『医療器具, 使い捨てなのに再利用』と題して取り上げられ, シングルユース器材の再滅菌使用の実態が広く国民に向けて報道された.
  • 原稿種別: 会報
    2005 年 75 巻 5 号 p. 300-301
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2005 年 75 巻 5 号 p. 302-
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2005 年 75 巻 5 号 p. 303-
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2005 年 75 巻 5 号 p. 304-
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2005 年 75 巻 5 号 p. 304-
    発行日: 2005/05/01
    公開日: 2022/07/01
    ジャーナル フリー
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