医療と社会
Online ISSN : 1883-4477
Print ISSN : 0916-9202
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巻頭言
〈医療政策ヒストリー座談会録〉第3回「1988(昭和63)年国民健康保険法改正」
〈産官学少人数懇談会概要〉
「データヘルス改革-ビッグデータが生み出す変革について-」
研究ノート
  • 李 慧瑛, 下髙原 理恵, 緒方 重光
    2018 年 28 巻 2 号 p. 259-275
    発行日: 2018/08/24
    公開日: 2018/09/14
    [早期公開] 公開日: 2018/07/18
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    緩和ケアに関連する研究内容は,時代的に変遷していると考えられる。しかし,これまでの緩和ケアに関する文献研究は,特定のがんや対象に限定されており,研究動向を網羅的に調査した研究は見当たらない。本研究では,緩和ケア関連論文の表題(1982年~2017年)をテキストマイニングの手法を使って分析し,研究テーマの特徴を探る。医学中央雑誌に掲載された論文表題について,単語頻度解析,ことばネットワーク分析,および特徴語分析を行った。対象論文3,342件の頻出語上位は「1例」「緩和ケア」であり,2000年頃を境に「検討」「患者」の頻度が高くなっていた。第1次対がん10か年総合戦略は「緩和ケア病棟」,第2次対がん克服新10か年総合戦略は「痛み」,第3次対がん10か年総合戦略は「看護師」「緩和ケアチーム」,がん研究10か年戦略では「1例」「在宅医療」が出現していた。筆頭著者は医師40.93%,看護師40.58%であり,看護師の研究表題の特徴語は「患者」「認識」であった。研究テーマは対がん政策と関連しており,がん対策基本法は医療を在宅療養へと方向転換させ研究内容にも反映されている。看護師の研究は,家族を含めた看護や家族への配慮についての内容が多かった。

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