日本EPI協議会では、2003年度の活動の一つとして、3つのエンドユーザ向け外国公報DBシステムについて検討するワーキンググループを作り、特にユーザから見た機能評価に焦点を絞って比較研究を行った。WGで作成した100項目以上からなる比較表をベースに各メンバでシステム毎に評価作業を分担し、各々の評価結果を持ち寄って一覧表に取りまとめた。本報告では、各システムの特徴的なプラス機能を以下のようなキャッチフレーズで表すと共に、その根拠とした機能について報告する。
・付加価値データと判断スピードと解析機能なら“Delphion”
・伝統的なオンラインサービス機能を継承する“QPAT”
・プロジェクト管理とファミリー調査と概念検索なら“PatentWeb”
また、3システムに共通して、従来のオンラインサービスシステムと比べて「もう一歩」と感じられた部分も報告し、この種のシステムの現状の認識とした。
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