医療
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43 巻 , 5 号
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  • 田渕 勝彦, 新保 卓郎, 村瀬 忠, 青木 誠, 川戸 正文, 高橋 隆一
    1989 年 43 巻 5 号 p. 520-524
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    早期の治療終了を目的としてAra-C大量療法による寛解強化療法を試みた. 昭和60年8月より昭和63年3月までに本院で治療した成人急性非リンパ性白血病患者10例に対し, 初回寛解導入後, cytosine arabinoside (Ara-C)1回1g/m2~3g/m21日2回, 4~6日間投与後, daunorubicin 25~40mg/m2, 2日間投与し, 維持療法は行わず治療を終了した. 3例が寛解後6~16ヵ月で再発したが, 7例は9~31カ月の寛解を維持している. 副作用としては, 悪心・〓吐を全例に認めた他, 結膜炎が4例, 皮疹が3例, 肝障害が2例, 小脳症状が2例にみられた.
    骨髄抑制に関しては, ほぼ寛解導入療法時と同程度であり, 治療中に致死的な副作用を呈した例はなく, 寛解導入時と同様な充分な補助療法のもとで安全に施行できる治療法とおもわれた.
  • 北尾 武
    1989 年 43 巻 5 号 p. 525-527
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    糖類(パン)と食塩を同時に摂取すると糖類のみの場合よりも摂取後の血糖値, insulin値が高くなる. その機序としては唾液amylaseがNaイオンにより活性化され糖類がglucoseになるのを促進するのと, Naイオンが腸においてglucoseの吸収を促進してその結果血糖値が高くなり, insulin分泌が促されると考えられる.
  • 竹崎 英一, 高石 健司, 香川 和徳, 大森 仁也
    1989 年 43 巻 5 号 p. 528-532
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    トランスアミナーゼ値の高値が持続するHBs抗体陽性慢性肝障害患者のその病因を検討した. 一般的に, HBV感染においてはHBs抗体が血中に出現する時期には, すでに発症した肝炎も治癒回復し, 肝機能は正常化していると考えられている. したがつて, HBs抗体陽性でトランスアミナーゼ値の高値が続く場合はHBV以外の病因が関与していることが考えられる.
    今回の我々の検討では, 対象症例45例の中で飲酒歴を有する症例が54.5%, 輸血歴を有する症例が21.9%, 自己抗体を有する症例が23.8%, これらのいずれも有さない症例が16.9%であつた. これらの症例のハプトグロビンの遺伝表現型を検討すると全体の出現頻度は日本人における分布と一致したが, 原因不明の肝障害と考えられる患者群ではハプトグロビンの2-2型が42.8%と最も出現頻度が高く, 欧米の報告との間に乖離が認められた.
  • 武田 武夫, 島田 昌子, 畑江 芳郎, 中舘 尚也, 畑山 由紀子, 佐竹 明, 遠藤 真理
    1989 年 43 巻 5 号 p. 533-536
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    札幌市における神経芽細胞腫のマス・スクリーニングも7年を経過し, この間104,780人の乳児について検査し, 19人の本腫瘍を発見した. 発見頻度は約5,500人に1人である. またスクリーニング時陰性群からのちに発病した症例は5例あり, 発病時にはVMA, HVAともに高値を示していた. これらのことから一部自然退縮するものも含まれている可能性はあるが, ほぼ1/2-2/3の症例が救われているであろうと推定した. さらに偽陰性例を救うには12ヵ月時の再チエツクも必要であろうと考える. また臨床症状, 染色体の面からも, これらの症例は一様ではないと思われ, lp異常を示したが良好な経過をとつている症例を報告した.
  • ―術後成績を中心に―
    松田 一己, 三原 忠紘, 鳥取 孝安, 渡辺 裕貴, 八木 和一, 清野 昌一
    1989 年 43 巻 5 号 p. 537-543
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    難治性の側頭葉てんかんに対して当院で行つている手術適応患者の選択手順に基づき, 側頭葉切除術がなされた30症例を対象として, 主に発作に対する術後成績と術後の就労状況について検討した. 発作に対する成績では, 特に複雑部分発作の抑制効果が優れており, 術後1年以上を経過した14例中, 11例は複雑部分発作が完全に消失し, 残る3例も著明に減少していた. 術後の就労状況を手術後1年以上経過した14例についてみると, 術後半年目ころから臨時職の就労が始まり, 多くは約1.5年後に定職を得ていた. 調査時点で5例が定職を得, 3例が臨時採用でも一定の職場に継続して働いていた. しかし, 残る6例は, 発作の改善が得られているにもかかわらず, 術前から存在していた性格障害などに基づく社会不適応のために就労困難であつた. したがつて, 術後は薬物治療のみでなく, 社会心理学的側面をもふまえた包括的医療の必要性が術前以上に強調される.
  • 浅田 英穂, 中野 幸照, 田村 清隆, 今西 智之, 市来嵜 潔, 泉 周雄
    1989 年 43 巻 5 号 p. 544-549
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/12/02
    ジャーナル フリー
    1979年から1986年までに当施設で治療した転移性脳腫瘍59例(単発41例, 多発18例)について, 平均生存期間及び生存曲線から治療成績を検討した.
    手術施行群(全摘群)の平均生存期間は6.7ヵ月であり, 非手術群の6.3ヵ月よりやや長かつた. 一方, 放射線治療群は8.4ヵ月であり, 非施行群の3.2ヵ月と比較して有意に長かつた(p<0.01). 単発転移巣に関しては, 全摘群では術後2ヵ月までの生存率は非手術群より有意に高値であつたが(p<0.05), それ以後の期間では低下していた. また単発巣の放射線治療群では, 7ヵ月目までの生存率は非施行群より有意に高値であつた(p<0.01). しかし単発巣全摘後の放射線治療に関しては, 術後4カ月目までの有意差は見られず, 手術が効果的であつたことを示唆した. その中で, 単発巣全摘後の放射線治療追加に反して, 3例の早期再発例を経験した.
    以上より, 次の治療方針を作成した. (1)症状を呈している転移性脳腫瘍に対しては, たとえ多発性であつても2ヵ月以上の延命が期待できる症例には積極的に手術を行う. (2)原則として, 術後に放射線治療を追加するが, 単発巣でしかも全摘できた症例には放射線治療は追加しない.
  • 中野 千鶴子, 樋口 和郎, 久保 聖子, 高井 輝雄, 飯田 光男
    1989 年 43 巻 5 号 p. 550-554
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    重症心身障害児・者のうち高度の嚥下機能障害を伴う最重度の17例について, 短潜時体性感覚誘発電位(SSEPs), 聴性脳幹反応(ABR), 眼輪筋反射を検討した. 1) 17例全例に異常所見が得られ, 脳幹を含めた上位中枢の機能障害が示唆された. 2) SSEPsでは, N1の消失や低振幅化, P3-N1頂点間潜時の延長が11例に認められた. このうち頭部CTで広汎な嚢胞状低吸収域を示す2例にP1潜時の延長があり, 頸髄あるいは下部延髄の機能異常が考えられた. 3) ABRではI-V波頂点間潜時の延長や低振幅化が8例にみられ, 脳幹機能障害が示唆された. 4) 眼輪筋反射ではR2, R2'の潜時延長や消失が11例にあり, 脳幹を含めた上位中枢の機能異常が考えられた. 5) 非侵襲的神経学的機能検査法としてSSEPs, ABR, 眼輪筋反射を組み合わせて病態を検討することは有用であると考えられた.
  • 小竹 武, 上田 敏弘, 三原 正和, 伊奈 秀和, 荒川 正己, 雨宮 浩, 鈴木 盛一, 榊原 泉
    1989 年 43 巻 5 号 p. 555-560
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    シクロスポリンは強力な免疫抑制作用を有するため, 副作用の面においても血中モニタリングは極めて重要である. 我々はシクロスポリンを用いた15例の腎移植について血中濃度を指標に定法, 薬物体内動態解析などの検討を行つた. 測定法は精度に優れるHPLC法を用い, RIA法には若干ばらつきがみられた. ほとんどの症例にミゾリビンを併用しシクロスポリン投与量を抑えることにより副作用発現率を低くし, その際にシクロスポリンtrough濃度が30ng/ml以下でコントロールされる症例が半数以上あつた. また, 経口投与において吸収率を一定と考えたときのクリアランスと腎移植後経過期間に投与量を反映する見解を得た. 今後吸収率の誤差を配慮し個々の長期にわたるデータの集積が重要な課題であり, それに伴い腎肝機能との関係, 移植後の経日的な変化ならびにAUCの個体差などさまざまなパラメーターを蓄積することにより投与量設定を可能ならしめるとおもわれる.
  • 上野 和行, 上本 清隆, 篠原 博, 関山 常久
    1989 年 43 巻 5 号 p. 561-564
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    当院入院患者130名のジゴキシン血中濃度測定データを基として, ジゴキシンの血中濃度値, 投与量, および年令間の関係を求めた. その結果として, 血中濃度を有効濃度域に入れるための維持投与量を体重, および年令から予測できることができた. また, その結果を一覧にまとめた. したがつてこの図の利用法としては, 極めてジゴキシンを投与する場合の投与量の目安となりうるし, また, 血中濃度を測定した場合, 患者のコンプライアンスの確認にも利用できると考える.
  • 八野 芳已, 古川 佳也, 寺田 昭, 益沢 学
    1989 年 43 巻 5 号 p. 565-568
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    トロンビンの商品形態は, 現在バィアルであり, 取り扱い上, 注射剤との紛らわしさ並びに病棟業務上での使用にも配慮することが必要である. このような背景を考慮し, トロンビンの経口投与における簡便化を目的にその製錠化を試み, 薬剤学的特性を検討した. 薬剤学的検討により, 調製したトロンビン錠の重量偏差試験および崩壊試験は日局11の規定に適合していた. また, トロンビンの活性は, バイアル製剤の約90%であつた.
    そこで今回, 臨床試用を目的に, トロンビン10,000単位錠を調製し, 食道静脈瘤硬化療法後の出血予防に10例を対象に実施した. その結果, 有効9例, やや有効1例の総合判定結果が得られ, その有用性が確認された.
    これらの結果より, トロンビンの製錠化は病棟業務上での使用簡便性の向上および臨床使用にも有益であると判断できた.
  • 藤川 寿美, 和田 佳子, 荒木 英爾, 山本 浩, 福富 隆志, 七沢 武
    1989 年 43 巻 5 号 p. 569-571
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    尿中ポリアミンは腫瘍の動態を反映する指標として, その診断, 治療効果, 予後の判定における有用性が注目されている.
    本研究では, 乳腺良性腫瘍, 原発乳癌, 再発乳癌を研究対象とし, ポリアミンの酵素法による測定試薬を用いて, 患者の尿中総ポリアミン値の異常率と, 腫瘍の大きさ, 割面肉眼分類, リンパ節転移の個数および病期とを比較検討した.
    その結果, 比較的早い病期における乳癌では, 尿ポリアミン排出量が腫瘤の大きき, リンパ節転移の個数などとは相関しないが, 再発乳癌では, 乳腺良性腫瘍と比較して有意に高値を示すことが認められた.
  • 植田 保子, 藤田 紀代, 河野 浩太, 一瀬 和博, 福嶋 弘道, 中富 昌夫, 小林 ミチヨ
    1989 年 43 巻 5 号 p. 572-576
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    慢性呼吸器疾患における理学療法を, スタツフや場所や時間のない現状で効果的に行うために呼吸器リハビリテーシヨン教室を月1回位の割で設け, 昭和62年9月までに20回開催してきた. この中で患者の医療者への信頼が高まり, 患者の母体は広くなつたにもかかわらず, 救急患者は減少するというような効果が得られた. この教室開催におけるスタツフの負担はかなり大きく, 長期の継続が可能か問題であり, また個々に対するきめ細かい指導には今の体制では無理があつた. 20回の教室を振り返り, その有効性, 問題点などを検討してみた.
  • 加古 健, 片岡 政人, 近藤 建, 梅田 哲正, 黒柳 弥寿雄
    1989 年 43 巻 5 号 p. 577-580
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    患者は34才女性, 中肉中背, 2回の出産経験あり. 昭和54年2回目の出産後2年経過して無月経となった. 昭和60年9月下旬より, 心窩部痛, 〓気, 全身倦怠感あり, 当初各種消化器系の検査を施行するも異常所見を認めず. ときどき頭痛ありとのことで, 頭部X線写真にてトルコ鞍のballoon like sellaを認め, トルコ鞍CTとともにempty sellaと診断した. 下垂体機能を検査すると, 甲状腺機能, 性腺機能低下を認めた. そこでT3 75μg/dayを投与開始し1カ月後には心窩部痛, 〓気は消失し, 倦怠感もなくなつた. その後性腺機能は回復の傾向を示し, T3投与2年半で, ほぼ正常の月経を認めるようになつた. 内分泌異常を示すempty sella syndromeは比較的めずらしく, また主訴が消化器症状で, 性腺機能低下が自然に回復した症例を報告した.
  • 久我 祐子, 中村 博, 島津 直也, 澤辺 宏
    1989 年 43 巻 5 号 p. 581-583
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    47才, 男性, 会社員. 20年以上末端肥大症があつた. 昭和62年6月, 強度の全身倦怠, 体重減少で当院を受診, 血糖884mg/dlで入院, インスリン治療を開始した.
    トルコ鞍X-Pはバルーニング, CTでトルコ鞍内にlow density areaがあり, empty sellaと診断した. しかしMRIではトルコ鞍内の腺腫が鮮明に撮影されている.
    現在, bromocriptineを使用し, 成長ホルモンの低下とともに, インスリンの必要量は低下している.
  • 赤毛 義実, 岡田 英也, 西脇 慶治, 小野 雅之, 金森 幹
    1989 年 43 巻 5 号 p. 584-586
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    患者は56才男性. 主訴は腹痛. 嗜好:刺身が好物. 昭和63年3月9日より臍周囲に軽い腹痛があつた. 3月10日, 腹痛が増強し当院内科に入院. 3月11日, 腹膜刺激症状が出現してきたため, 当科に転科. 同日, 急性腹症と判断し, 緊急手術を施行した. 小腸2カ所と盲腸に発赤を伴つた腫瘤があり, 口側の腫瘤が原因でイレウスになつていた.
    3ヵ所の腸切で腫瘤を切除し, 切除標本を切開したところ, 粘膜内に頭部を迷入したアニサキス幼虫を認めたので, 本症と診断した.
    急性腹症の診断に際しては, 本症も鑑別診断に入れるべきであると痛感したので, 若干の文献的考察を加え報告する.
  • 佐々木 賀広, 鈴木 明夫, 土田 博, 吉田 尚弘, 松本 一仁
    1989 年 43 巻 5 号 p. 587-589
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    症例は59才の男性であり, 腹部膨満感を訴え受診した. 内視鏡にて幽門部後壁小彎寄りに低い隆起の集簇を認め, 生検で管状腺癌と分かり, 胃亜全摘術が施行された. 胃前庭部後壁に1.4×1.2cmのIIa様の粘膜病変を認め, 胃体中部小彎側に4×3×3cmの漿膜下腫瘍を認めた. 前庭部の癌病巣では, 高分化型管状腺癌の増殖が粘膜層に限局して認められた. 漿膜下腫瘍部では紡錘形細胞の柵状配列を認め, アザン染色及び鍍銀染色所見も併せ神経鞘腫と診断した.
  • 納賀 克彦, 相浦 浩一, 勝又 貴夫, 深井 志摩夫, 石渡 弘一, 樋口 公明
    1989 年 43 巻 5 号 p. 590-592
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    症例は, 17才, 女子. 主訴は吐血. 昭和59年10月26日突然吐血が認められたため当院受診. 緊急内視鏡にて胃噴門部に陥凹性病変がみられ, 凝血塊が付着していたため入院となつた. 3回目の内視鏡検査によりIIc型早期胃癌(低分化型腺癌)と診断され, 根治的胃全摘術が施行きれた. 噴門部前壁に14×17mm大の陥凹性病変が存在し, 病理組織所見は低分化型腺癌であり, 深達度はmであった. 20才未満の胃癌は非常にまれであり文献的考察を加えて報告する.
  • 長町 典夫, 武本 幹彦, 橋本 公, 西内 憲, 大浦 正博
    1989 年 43 巻 5 号 p. 593-596
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    副角子宮妊娠で生児を得ることは難しく, 世界で9例の報告があるのみである. 今回, 我々は主角子宮に女児を, 副角子宮に男児を妊娠し, 妊娠中に2回の子宮破裂を経るも, 2児とも救命し得た症例を経験したので, ここに報告する.
  • 金田 鈴江, 児玉 秀敏
    1989 年 43 巻 5 号 p. 597-602
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    ステロイドの重篤副作用の一つに精神障害が挙げられている. その状態像として, 従来感情障害が強調されてきたが, 最近では多様で非定型的であるといわれている. 著者らはステロイドによる急性精神病様状態を3例経験したので報告する.
    症例1は70才の男性. 肺気腫及び珪肺でdexamethasoneが使われており, 軽躁状態を呈した. 症例2は32才の女性. SLEでdexamethasoneが使われており, 急性幻覚妄想状態を呈した. 症例3は54才の男性. 気管支喘息の重積発作を来し, hydrocortisoneとprednisoloneの併用により急性幻覚妄想状態を呈した.
    身体症状により, ステロイドを症例1と2は置換し漸減, 症例3は漸減・中断し, それぞれ抗精神病薬を少量投与したところ, 7日から1ヵ月で精神症状は消退した.
  • 5. スワンガンツカテーテルの挿入について
    永井 一成, 榎本 尚美
    1989 年 43 巻 5 号 p. 603-607
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
  • 1989 年 43 巻 5 号 p. 608
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
  • 1989 年 43 巻 5 号 p. 608b-609
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
  • 1989 年 43 巻 5 号 p. 608a
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
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