巻号一覧
50 巻, 9 号
選択された号の論文の23件中1～23を表示しています
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長谷川 壽彦1996 年 50 巻 9 号 p. 601-606
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
ジャーナル フリー妊娠中を契機に発見される子宮頸癌例について, 細胞診の異常や子宮頸癌発見頻度, 発見時期, 妊娠の成り行き, 診断, 治療などについて最近各種データを示し, 考え方の変遷や現代での問題点などを解説した.
妊娠中の子宮頸癌は確実に増加していて, それも過去癌が多いといわれた多産婦優位での発生ではなく, 未産婦にも多く認められるのを特徴としている.
診断に関しては, 細胞診の過小評価が多いなどの問題点はあるが, 非妊時同様有効な診断法といえる.
治療は, 上皮内癌や微小浸潤癌例の多くは子宮頸部円錐切除術を実施している. 手術の時期については, 妊娠中に行うべきとする考えと, 一部を除けば分娩後に行うとの考えがある.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (855K) -
―原発性肺感染症における画像診断を中心とした検討―原田 泰子, 原田 進, 北原 義也, 加治 木章, 丸山 正夫, 高本 正祗, 石橋 凡雄1996 年 50 巻 9 号 p. 607-615
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
ジャーナル フリー1982年から1994年までの13年間に当院に入院した, 非定型抗酸菌症共同研究班の診断基準を満たす, Mycobacterium avium complex(MAC)症は103例であった. その内, 一次感染型MAC症は70例で, 基礎疾患を持たない高齢者女性に多くみられた. この一次感染型MAC症の画像診断における検討を以下に示した.
1)一次感染型MAC症を限局型とびまん型に分類し, 限局型はさらに肺結核類似型, 中葉舌区肺炎型, その他の肺炎型に分類した.
2)肺結核類似型は男性が多数であったが, 肺炎型とびまん型には女性が多数を占めた.
3)びまん型の胸部CTにおいて四つの特徴像がみられた. Type 1:胸膜近傍の小粒状影Type 2:胸膜肥厚を伴った小粒状影Type 3:潅流気管支の壁肥厚と拡張Type 4:肺葉, 肺区域のatelectasisを伴う嚢状気管支拡張.
気管支拡張性の変化は, 病変の進行に連れて高度となり, 全肺野に拡がるのが観察された. 中葉舌区の病巣は, 他部位に比べ最も顕著な変化がみられた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (8132K) -
橋詰 顕, 山田 謙慈, 上手 康嗣1996 年 50 巻 9 号 p. 616-620
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
ジャーナル フリーMRI装置(GE横河メディカル社製Sierra, 1.5 Tesla超伝導型)を用いて, 中脳水道および橋前槽での髄液動態を検討した. 撮像条件は脈波をtriggerとするcine mode phase contrast法で, slice thickness 10mmとslice thickness 2mmとで髄液の拍動patternを検討した. その結果, slice thickness 2mmとした場合に中脳水道において脈拍に同期したto and fro patternが描出された. 髄液動態を検討するには従来CT cisternography等侵襲性のある検査が必要であったが, 我々の検討したcine MRIの撮像方法を用いることにより, 非侵襲性に髄液動態を把握できる可能性が示された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (515K) -
粉川 皓仲, 鈴木 絋一1996 年 50 巻 9 号 p. 621-622
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
ジャーナル フリーThe Society of Gastroenterological Endoscopy in Japan has been leading the world in the field of endoscopic diagnosis and now we are in the top group of the endoscopic treatment. The progress in this field is remarkable, and new research fruit is used in the clinical setting.
In our national hospitals also, the new methods recently developed have been immediately applied. But this owes to the effort of gastroenterologists, who apply the progress to bedside rapidly and who, in spite of being under rather poor circumstances, have been keeping the high medical level as a result of prompt application of the new ideas to the daily works.
Endoscope can be utilized in various ways according to the kind of organ, purpose of it's usage or techniques, and developed many type of apparatus consequently. The concept of gastroendoscopy is far beyond important in the meaning of diagnostic procedure, and now we come to think endoscopic procedure is a part of the surgery.
The indivisual titles of this symposium shows these concepts. We often used to require emergent surgery in esophageal varices or gastrointestinal bleeding. Surgery has been definite procedure in the treatment of almost all malignancies.
The choledochal drainage for the obstructive jaundice, polypectomy were the advance field of surgery. No one had imagined that a gallbladder could be extracted without laparotomy. Laser treatment to the advanced cancer propose the new source for improvement of quality of life for patients. Endoscopic ultrasonography is not only for the diagnostic procedure but also decision of indication whether endoscopic therapy for malignant tumor is useful.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (173K) -
友田 純, 坂田 達郎, 中村 隆資, 山野 智子, 水野 元夫, 岡田 裕之, 伊藤 俊雄1996 年 50 巻 9 号 p. 623-624
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
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―手技を中心に―西川 芳之, 細川 鎮史, 神野 健二1996 年 50 巻 9 号 p. 625-626
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
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白尾 国昭, 山口 肇, 斎藤 大三, 近藤 仁, 佃 博1996 年 50 巻 9 号 p. 627-628
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
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水本 吉則, 島 伸子, 水本 万里, 直木 正雄, 佐竹 弘, 前川 高天, 梶谷 幸夫, 粉川 皓仲1996 年 50 巻 9 号 p. 629-632
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
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―合併症と開腹移行例の検討―並川 和男, 池井 聰, 水谷 純一, 土井 口幸, 荒井 光広, 吉岡 正一1996 年 50 巻 9 号 p. 633-635
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
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雨宮 邦彦1996 年 50 巻 9 号 p. 636-637
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
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尾関 豊1996 年 50 巻 9 号 p. 638-639
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
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大村 良介, 平戸 宏, 上田 城久郎, 吉川 裕之, 梶井 信洋, 松崎 祐子, 福本 陽平, 原田 俊則1996 年 50 巻 9 号 p. 640-642
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
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奥田 誠, 大石 崇, 上野 義隆, 仲村 洋, 鈴木 絋一1996 年 50 巻 9 号 p. 643-645
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
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蜂巣 忠, 山田 英夫, 松本 康久, 前田 博教, 松下 一之, 坂本 薫, 柏原 英彦, 横山 健郎1996 年 50 巻 9 号 p. 646-648
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
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―内視鏡的局注法を主として―真坂 彰, 毛利 勝昭1996 年 50 巻 9 号 p. 649-651
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
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中村 哲也1996 年 50 巻 9 号 p. 652-654
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
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齊藤 忠範, 池田 成之, 久居 弘幸, 小笠原 俊実, 新谷 直昭1996 年 50 巻 9 号 p. 655-657
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
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小黒 八七郎1996 年 50 巻 9 号 p. 658-659
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
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今村 純一, 長光 勉, 江口 裕規, 泉原 昭文1996 年 50 巻 9 号 p. 660-663
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
ジャーナル フリー服毒の告知のない有機リン中毒の報告は少なく, 時に脳血管障害などと紛らわしい. 原因不明の著しい代謝性アシドーシスが診断の鍵となった有機リン中毒症例の診断と治療過程について報告する.
症例は58歳女性, 意識障害, 四肢麻痺, 呼吸障害で救急入院した. 脳血管障害による意識障害が当初疑われたが, 原因不明の著しい代謝性アシドーシスを呈したため薬物中毒を疑った. 胃内容物に異常な芳香臭があるため, 服毒を家族に示唆し農薬などの服毒の形跡はないか調べてもらったところ, 風呂場の隅にスミチオンの空き瓶を発見した. さらに血漿コリンエステラーゼ値が著明な低下を示していたため, 有機リン剤スミチオンによる中毒と診断した. 治療開始が12時間～24時間遅れたが適切な呼吸循環管理によりなんらの障害も残さず独歩退院した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (564K) -
澤崎 愛子, 濱田 明, 北尾 武1996 年 50 巻 9 号 p. 664-667
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
ジャーナル フリー症例は68歳, 女性. 56歳で脳出血後, てんかんを発症し抗てんかん剤を服用していた. 平成7年11月に貧血を指摘され当科に入院した. 大球性高色素性貧血, 好中球の核の過分葉, 骨髄で巨赤芽球の過形成, 巨大後骨髄球の存在また血清葉酸の低下があり葉酸欠乏巨赤芽球性貧血と診断された. 貧血は葉酸服用後速やかに回復した. 平成5年にADLが低下した時点から食事量が減りこのころより今回入院まで食事量と並行して葉酸欠乏で出現する血液の異常所見を認めた. 抗てんかん剤は高率に葉酸の準備状態をきたすが貧血は葉酸の摂取不足などが存在して出現するといわれている. 抗てんかん剤内服患者は栄養摂取の低下がある場合好中球の核の過分葉, MCVの上昇に注意し重篤な貧血にいたらぬよう気をつける必要があると考えられた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2573K) -
5.神経疾患に伴う網脈絡膜変性症山崎 広子1996 年 50 巻 9 号 p. 668-672
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
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1996 年 50 巻 9 号 p. 673
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
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1996 年 50 巻 9 号 p. 673a-676
発行日: 1996/09/20
公開日: 2011/10/19
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (478K)
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