国際生命情報科学会誌
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15 巻 , 1 号
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目次
学会情報
巻頭言
ISLIS顧問・役員プロファイル
原著論文
  • 田代 学, 石崎 博之, 岡村 信行, 宮崎 浩, 石井 慶造, 伊藤 正敏
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 18-35
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    高感度、低被曝を特徴とする三次元PETの登場により、一被検者において8回ないし10回程度の繰り返し検査が可能となった。その結果、被検者個々人における脳活動を検出できる可能性が生まれた。この新しい測定法を極小時間視覚刺激による認知実験に応用した。視覚刺激の提示時間と脳血流との相関関係についてSPMによる統計学的検討をおこなった結果によると、提示時間に対して正の相関を示す共通領域(右視覚連合野、一次視覚野のごく一部、一次運動野、補足運動野、左側頭葉第22野)が描出された。負の相関を示す共通領域は描出されなかった。
  • 佐古 曜一郎, 小野 朋子
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 36-59
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    著書らは皮膚光覚や透視という視覚外認識の存在を立証すべく研究を進めている。今回、色紙や色のついたセルスポンジ、さらにLEDなどの素材を用いて、視覚を遮断した状態での色の感知・識別実験を2名の功能者の協力で行い、有効かつ興味深いデータを得たので報告する。17色の色紙を用いた実験、5色のセルスポンジを用いた実験、3種の単色紙の実験などからは、視覚外認識の存在可能性が強く示唆された。また、これは皮膚への色情報の伝達が遮断されても可能なことが観察された。一方、LEDを用いた実験では、異なった波長でも同じ光として感じてしまうので、色のついた素材の認識より識別が困難になるという注目に値する結果も得られた。
  • 木戸 眞美
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 60-78
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    単一矩型パルス法を用いて、各種刺激に対する応答、バイオフィードバック、イメージ早期や瞑想、気功、禅などの種々の精神活動に伴う生体変化を測定して興味ある結果を得た。熱輻射の刺激実験からは自律神経関連のパラメータAPが交感神経緊張で増加するのが確認された。視聴覚刺激やイメージ想起では刺激や精神作用による中枢の変化が自律神経などを介して伝わった末梢で検出された。また、集中や瞑想の深さ、および自己制御の程度も単一矩型パルス法で測定できた。精神性の強い技能における発達段階もこの方法で区別のつく場合があると考えられる。
レター
第2回生命情報科学シンポジウム
  • 原稿種別: 付録等
    1997 年 15 巻 1 号 p. 83-
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1997 年 15 巻 1 号 p. 84-85
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1997 年 15 巻 1 号 p. 86-87
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
  • 山本 幹男, 平澤 雅彦, 小久保 秀之, 河野 貴美子, 古角 智子, 平田 剛, 安田 仲宏
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 88-96
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    気功師(気の送り手)と一般人(気の受け手)とを感覚伝達を金属箱等で遮断して配置し、気功による変則的知覚を試み、その時の脳波を測定した。送気は継続した1分間の内の無作為に選ばれた前半または後半において行い、気の受け手はその送気時間帯を推測する。20回の試行の結果、気の受け手は送気時間帯を統計的に有意に知覚することができなかったが、送気時間帯と非送気時間帯における体性感覚・運動野に対応する部位での脳波のα波平均振幅の間には、課題開始後13〜17秒の区間に統計的に顕著に有意な差がみられ、下意識における変則的知覚の存在が示唆された。また、この結果は、著者たちが視覚に関する変則的知覚実験を行った時の結果と、変則的知覚課題に関連する受け手の感覚野対応部位において、課題開始後約10秒以上を経てα波振幅が増大する、という点で一致しており興味深い。
  • 小久保 秀之, 平田 剛, 平澤 雅彦, 平藤 雅之, 太田 隆明, 伊藤 信哉, 古角 智子, 山本 幹男
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 97-108
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    遠隔変則的認知の一般被験者による集団実験を行い、問題点と研究の方向性を論じる。62名の遠隔視被験者が、ターゲット被験者がいる場所や行動などについて、各々イメージを想起してそれを記録した。その後、行動記録と遠隔視被験者のイメージ記録を比較し、適合しているかどうかの順位付けを行った。3人のターゲット被験者を用いた2セッションの実験中の1セッションで、1人のターゲット被験者について有意な適合度が得られた。また、1人のターゲット被験者について実験中の背景脳波と聴覚誘発電位を測定し、変則的認知時に聴覚誘発電位が変化する可能性が見いだされた。しかし、これらの結果は変則的認知の証拠としてはデータが少ないため不十分であり、今後引き続き研究を積み重ねる必要がある。
  • 河野 貴美子, 山本 幹男, 平澤 雅彦, 小久保 秀之, 安田 仲宏
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 109-114
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    各種能力の習得過程を追うべく、その第1回として、4〜11歳の4人の被験者を対象に、将棋、速読、絵カード注視等、各種課題実施中の脳波測定を実施した。その結果、年齢とともに集中度は上るが、低年齢ほど、具体的に見つめるものがある課題に集中し易いことが明らかとなった。被験者にとっては時にFmθが観察された。瞬間判断力、イメージ力等、右脳的機能は、今回の各課題が常に左脳的な言語刺激を伴っていたため、判定困難であった。
  • 小久保 秀之, 古川 章, 山本 幹男
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 115-118
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    International Society of Life Information Science (ISLIS)とJournal of International Society of Life Information Science (Journal of ISLIS)のホームページを構築し、国内外の主要サーチエンジンに登録した。1997年1月までの3ヶ月間の累積アクセス数は1000件を越える。また、最近では、海外の主要研究機関のサイトからリンクが張られるようになった。
  • 樋口 雄三
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 119-122
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    神経・内分泌・免疫学研究の動向について、その発展過程に沿って概説する。クロード・ベルナールの体内環境の恒常性、H.セリエのストレス学説、神経内分泌学の展開、免疫学の発展、サイトカインの発見による神経・内分泌・免疫学の確立、最近の現状と心の問題、近未来への展望と神経・内分泌、免疫学の果たすべき役割などについて、知見を紹介しながら解説する。
  • 向 続戦, 宮崎 浩, 伊藤 正敏, 田代 学, 仲里 誠毅, 大森 浩明
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 123-128
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    PETを用いての気功中の脳活動の研究は、まだ端緒にあると思われる。我々も、なお試行錯誤にあり一層精度を向上させた解析が必要である。本報告では、気功師9名の気功前、気功中の脳活動を観察したPETのデータをもとに、脳波トポグラフィーを中心とした脳局所の脳波の半定量的評価を行った。脳波解析の結果、Θ, α, β_2領域において大きな個人差が認められたが、各被験者において気功前と気功中での差は明らかではなかった。このことより、気功師によって気功の方法が異なり、「気功」中の状態として無条件に集合として扱う方法には問題がある可能性を示唆している。
  • 片岡 卓治, 杉山 範和, 松元 密峰
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 129-137
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    本研究は細胞レベルで外気功がどの様な作用をし、どの様な効果をもたらすのかを科学的手法で証明する事を目的としている。奈良県の東洋医学治療院、常祐院の松元密峰氏は自身が発するQi-gong vital energyという外気功を用いる独特の治療により多くの疾患に対して効果をあげている。今回はこの治療に用いているエネルギーが、ヒト抹消血液より分取した好中球に対してどの様な作用をするのか実験を行った。この実験よりQi-gong vital energyが好中球の情報伝達系に作用して、貧食能力を上昇させる効果があることを証明した。
  • 樋口 雄三, 小谷 泰則, 樋口 博信, 峯岸 由紀子, 伊丹 仁朗, 千 大元, 萬田 靖武
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 138-142
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    郭林新気功の自然行功と中快功を40分間練功し、その前後における内分泌及び免疫能の変化を測定した。血漿コルチゾール、アドレナリンは減少し、β-エンドルフィン、ドーパミン、ノルアドレナリン、CD4/CD8は増加傾向を示した。血漿コルチゾール、アドレナリンが減少していることから、郭林新気功を練功することによりストレスが緩解し、交感神経活動も低下することが推定される。また、CD4/CD8の増加から、サプレッサーT細胞の増加による免疫能の向上が考えられる。自然行功と中快功との行法による有為な相違は認められなかった。
  • 栗田 昌裕
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 143-167
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    人間の精神活動にある種の共鳴現象が存在することは種々の場面で観察され、報告もされているが、高次の精神活動における共鳴現象を具体的なメッセージに注目して定量的に解析する手法は確立されていない。そこで、「シンクロエックス」と名付けたカード・ゲームを用いて、数字や文字のようなデジタル情報や、図形や視覚的イメージのようなアナログ情報が、任意の人数の集団でどのような共鳴をどの程度引き起こすかを解析できる仕組みを考察した。方法の特徴は、参加者を着席させて、定められたルールの下で任意に思い浮かぶ情報をカードの特定欄に記入させ、隣接する者同士での一致の度合いを検討し、一定の方式で評価することにある。得られた結果が確率論的に予想される結果とどの程度ずれるかを評価する数学的な枠組みを整備した上で480の集団で試行を繰り返した。今回はそのうち先入観を持たないで試行を行った11の集団の400名のデータを解析した。その結果、デジタル情報の一致の度合いは理論的に予想される範囲によく収まった。このデータは共鳴を意図して行う試行を評価する際の基礎データとして役立つ。
  • 山本 幹男, 町 好雄, 河野 貴美子, 帯津 良一
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 168-
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
  • 佐古 曜一郎, 本間 修二
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 169-175
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    著書らは、小さく丸めた紙の中の文字や図形を、視覚を使わないで認識するという透視の実証研究を進めている。一方、音を聞くと絵や色が見えるというような、五感の内の複数の感覚が結合する「共感覚」という現象が知られている。今回、第六感ともいえる透視において、この共感覚があるのか否かを検証した。実験対象サンプルには、聴覚・味覚・嗅覚・触覚を刺激しやすい文字または図形を選び、透視実験を7人の被験者に対して行った。この実験をのべ20回行い、音情報が最初にきた例、臭いが最初にきた例が各1例ずつあった。これらは2例だけだが透視にも共感覚に類似した現象が存在する可能性が示唆された。
  • 田代 学, 石崎 博之, 藤原 竹彦, 伊藤 正敏, 小坂 陽一, 斉藤 留美子
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 176-182
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    音楽のもつリラクゼーション効果は、さまざまな方向から研究され、多数の報告がある。心理効果のみならず、音楽が身体症状に影響をあたえる可能性もあると考えられる。我々は、人間の主観的体験である体調および身体自覚症状が音楽刺激前後でどのように変化するかを、アンケート方式を用いて数値データとして収集して統計的検討を試みた。本評価法によって身体自覚症状などの体内感覚を半定量的に検討できる可能性があることを確認した。
  • 宮本 高行, 赤坂 文郎, 大島 章嘉
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 183-190
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    長野県長谷村は古くから特殊な磁場の強い地域とされているが、この地域が心身に様々なプラスの影響を与えているのではないかという仮説のもと、AMIによるAP値、BP値、不安度アンケート、筋電、α波等による測定を試みた。東京在住の学生、一般人30人を現地に3〜5日滞在させ、東京と現地との測定値の差を見ることにより評価したものである。α波を除いて全ての指標で有意差があることが認められた。
  • 木戸 眞美, 櫛田 浩平
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 191-199
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    同一個人による座禅と気功を数種類ずつ行ったときの生体変化を単一矩形パルス法(SSVP)と近赤外線分光で同時に、さらに血圧及び加速度脈波も測定した。その結果、坐禅では特に消化器系の経絡で徐々に副交感神経緊張となり、循環器系経絡では交感神経緊張になることが分かった。一方、気功ではタントー以外では交感神経緊張だった。また、呼吸が重要な鍵であると思われる。
  • 町 好雄, 劉 超, 呉 人照
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 200-208
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    小周天という気功は一見座禅のように見える。この功法は、気を督脈から任脈に回すというが、これは目で見ることは出来ない。この報告はそれの科学的な測定の結果について報告するものである。その結果、呼吸が大切な働きをしており、呼吸の吸気と呼気を利用して回していることが判った。順式の呼吸で吸気の最大時にアルファ波が後頭葉から前頭葉に接げて、気の回転が督脈から任脈を回る一回となっている。また、心拍数、心電図のR点のリズムや脈波の電位が気功前に比べて変化することも判った。
  • 足達 義則, 青木 孝志, 藤井 隆司
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 209-215
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    脈診は中国医学の四診八綱の内重要な地位を占めているが、脈の取り方、見方については流派により諸説がある。また、見方は経験により定性的な表現で伝承されており、広く誰でもが診断に適用できるわけではない。本研究では、コンデンサマイクロフォンを用いて手首とう骨付近で脈を採る際、マイクロフォンの押下圧力に対する脈像の変化に注目し、伝統的に言われている「浮、中、沈」に対する指針を得た。
  • 近藤 俊朗
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 216-219
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    催眠とは一定の暗示操作によって引き起こされる特異な意識変容状態を指し、それは睡眠に似るが、覚醒した状態でもあり、知覚や運動、記憶や観念、感情や意志において、被暗示性の亢進した意識状態といえる。暗示とは知覚や運動、記憶や観念、感情や意志において、他者からの指示を無抵抗に受け入れる心理過程をいう。しかしこれには個人差があり、治療者と患者の信頼関係も影響する。筆者は40年にわたり医療催眠を行い、未熟婚、食行動異常、マタニティーブルー、更年期障害など心療産婦人科領域での疾患に適用し、効果を挙げている。
  • 上田 至宏, 樫葉 均, 石井 昌明
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 220-226
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    足、および手三里を取穴点として鍼電気刺激を行うと、鍼麻酔効果が得られる。この針麻酔メカニズムは複雑である。そこでこの効果を1)握力 2)疼痛閾値 3)誘発筋電図M波、H波の振幅と伝導時間 4)脳波 等への影響から再検討を加えた。通電鍼麻酔効果には鍼鎮痛と鍼麻痺の2つの効果があり、鍼麻酔深度の違いで疼痛閾値、筋力等への効果は半減したり、個体差が現れることを指摘した。刺激側の握力はEA刺激により低下し、この低下した握力は腱反射より早く回復した。
  • 蔵本 逸雄, 内田 誠也, 菅野 久信, 津田 康民
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 227-234
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    この報告では矩形パルス応答電流法と発汗、血流量測定法の同時連続測定により、矩形パルス応答電流法の四つの電気的ファクター(BP, AP, TC, IQ)中BP, APは自律神経機能測定のパラメータとして有用であり、BPは末梢血流量と、APは発汗と強い相関があることを明らかにする(実験一)。さらに、この矩形パルス応答電流法を用いて非接触施術効果を測定し、被験者が施術を認識している(暗示的)状態及び非認識の(非暗示)状態での非接触施術時のBP, APの変化を比較検討し、APは心理的変化の指標となり、BPは非接触施術効果の指標となることを統計学的に明らかにする(実験二)。
  • 青木 孝志, 青木 和香子
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 235-252
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    筆者は新型の波動場発生装置を開発した。これは、物質はその周辺にその物質固有の波動場を形成していて、その波動場に光線をあてることにより、光線の進行方向へ物質固有の波動場を誘導可能であるという現象を用いている。体調を改善し, 痛みを和らげ、そして治療効果を有する波動場を形成するような漢方薬等の物質を光線の進路の周囲に配設すれば、治療効果のある波動場を特定方向に指向性をもつ波動場として導き出すことが可能となる。この波動場(MEILと称す)が人体の電気的インピーダンスに及ぼす影響を調査した。MEILによる照射の前後で経絡の自律神経の興奮に関係する皮膚の電気伝導をノイロメータにより測定したところ, MEILの照射による皮膚の電気伝導は, プラセボMEILの照射の場合に較べて1%の有意水準で有意な変化を示すことが判明した。MEILは経絡の自律神経の異常な興奮レベルの調整を行うことが可能である。
  • 平澤 雅彦, 古川 章, 山本 幹男
    原稿種別: 本文
    1997 年 15 巻 1 号 p. 253-259
    発行日: 1997/03/01
    公開日: 2017/10/18
    ジャーナル フリー
    ベルの不等式の破れにより実在論が危機に立たされる現在、量子力学の観測における波束の収縮を、脳の外の意識によるとしたノイマンの観測理論の検定を目的として、異なる2つの状態の重ね合わせ状態にあるマクロ系に対して仮想観測を行い、仮想観測が成立した場合と成立しなかった場合の仮想観測者の聴覚誘発電位を比較した。その結果、頭頂(Pz)において弁別タスクに伴い出現するP300波形のピーク振幅に統計的に有意な差が認められた。意識が観測による波束の収縮に影響しないとする立場からは、この有意な差は説明が困難であるかもしれない。
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