国際生命情報科学会誌
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29 巻 , 2 号
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目次
お知らせ
巻頭言
  • 山本 幹男
    原稿種別: 本文
    2011 年 29 巻 2 号 p. 182-185
    発行日: 2011/09/01
    公開日: 2018/12/14
    ジャーナル フリー
    国際生命情報科学会(ISLIS)は、1995年の創設以来、こころや精神を含んだ不思議現象の存在の科学的実証とその原理の解明を主目的として来た。16年間に生命情報科学シンポジウムを32回主催し、国際学会誌Journal of International Society of Life Information Science(Journal of ISLIS)を年2号定期発行し、総計5,000頁以上の学術論文と発表を掲載し続けてきた。この間不思議現象の存在の科学的実証には多くの成果を挙げた。しかし、その原理の解明はほとんど進んでいない。そこで、第5回目の標記の合宿に富士に集い、下記を実施する。スピリチュアル・ヒーリング、気功、潜在能力、超常現象、超心理現象など、現代科学で説明が出来そうも無い不思議現象が多種存在している。各界の世界像を知り、不思議現象を説明可能な世界像を合宿討論で追求する。「近未来医療」などでは、統合医療・代替医療の実践体験の交流を行う。また、参加者による気功・セラピーなど各種健康増進、自然治癒力、能力開発、自己啓発などの講演・実演・実技指導等で各界の交流を図る。オプションでは各講師の分野について理解を深める。前回の3月の第31回シンポジウムは2011年3月11日の東日本大震災・原発事故の直後で誌上発表のみとなった。今回の特徴は、大災害やその後の情勢やボランティア経験に関するものが多い事である。
研究発表論文
  • 小山 悟史, 小久保 秀之, 石川 幹人
    原稿種別: 本文
    2011 年 29 巻 2 号 p. 186-193
    発行日: 2011/09/01
    公開日: 2018/12/14
    ジャーナル フリー
    白いぼキュウリ(Cucumis sativus'white spine type')の果実の皮を剥いて摩り下ろし、その濾液(懸濁液)から発せられる極微弱生物光(バイオフォトン)のスペクトル分布とその時系列変化を18時間にわたって測定した。測定には一群のローパスフィルターを用い、対照試料の発光強度との相対比から算出した差分に基づいて、波長280〜650nm(近紫外から可視光)の範囲で発光スペクトルを求めた。結果、520-540nm帯の発光が最も強く、また、微弱ではあるが紫外域(280-370nm)の発光も見られた。時系列変化では、480-540nm帯の発光強度が測定開始4〜5時間で最大値に達し、その後、減少した。紫外域の発光は測定開始から10時間目まで見られたが、その後は誤差の範囲で0であった。
  • 根本 泰行, 小久保 秀之, 山本 幹男
    原稿種別: 本文
    2011 年 29 巻 2 号 p. 194-
    発行日: 2011/09/01
    公開日: 2018/12/14
    ジャーナル フリー
    個人の念力や人類全体の感情・意識の変動によって、放射性同位元素の崩壊や熱雑音などの物理的過程を利用した乱数発生器(RNG)が発生する乱数の出力に偏りが生じることが報告されている。たとえばプリンストン大学の「地球意識計画」では、世界数十ヵ所に配置されたRNGの出力を継続的にモニターして、世界的な出来事との関連性を調べてきており、2001年9月11日の同時多発テロなどにおいて乱数の分布に著しい変化が生じたことが報告されている。しかしながら世界的な出来事がもたらす影響については再現不可能なために、因果関係を確実に解明していくことは容易ではない。人間の念力の効果についても、定量的に同じ条件で再現することは難しく、事例を積み重ねて統計的に推論するしかない。 著者らは、RNGが生成する乱数に対して、影響を与え得るさまざまな要因との間の因果関係を解明することを目的として、新規測定システムの開発を進めている。具体的には、6台のRNGをパソコンに繋ぎ、そのうち3台を対照となる環境に設置し、残りの3台を測定したい「場」に設置する。独自のソフトウエアを用いてこれら6台の乱数出力(1台当たり毎秒7,680ビット、台数はさらに増やすことが可能)を同時に取り込み、リアルタイムで各種統計量を計算し、両グループの間での乱数の分布の違いを記録・表示する。この手法によって、特定の「場」の状態を再現性良くかつ定量的に測定できるのではないかと期待している。センサーとしての応用可能性を探るために、複数のRNGを用いた時の互いの空間配置の効果についても現在、検討中である。
ポスター発表
  • 清水 武, 石川 幹人
    原稿種別: 本文
    2011 年 29 巻 2 号 p. 195-
    発行日: 2011/09/01
    公開日: 2018/12/14
    ジャーナル フリー
    本研究では、乱数生成器(RNG)によるフィールドRNG実験により、フィールド意識における意図せざるPKが、事前に記録された物理乱数に対して、過去遡及的に働き、偏りを与える可能性を検討した。実験者は、日本のプロ野球の試合をフィールドとして、合計8試合にエントリーした。事前記録された複数の乱数ターゲットが提示され、同様に物理乱数も生成された。実験の結果からは残念ながら、事前記録のターゲットに対して、過去遡及的な効果はみられなかった。加えて、実際に生成した物理乱数においても偏りは見られなかった。最後に、フィールド意識に関連した今後の課題が議論された。
講演
  • 高木 治
    原稿種別: 本文
    2011 年 29 巻 2 号 p. 196-
    発行日: 2011/09/01
    公開日: 2018/12/14
    ジャーナル フリー
    量子力学の世界観においては、それまで物理学の基本的な前提と考えられてきた、実在性・局所性・因果性という概念が破綻してしまう可能性がJ.S.ベルによって指摘された。この中で、実在性とは客観的なものであり、量子論的物体(素粒子)の実在に関しては、観測者(人間)の自由な意志による主観的な選択の余地はないはずである。ところが、量子論的物体が実在するかどうかを確認するには、何らかの方法で観測者が測定をすることが必要となるが、もし観測者に測定方法の選択に自由意志が存在するならば、量子論的物体にも観測結果を左右する自由意志が存在するという驚くべき結論が、コンウェイとコッヘンによって2006年に示された。これは、「自由意志定理」と呼ばれているが、その中では自由意志の存在が人間というマクロな生物から、非生物であるミクロな素粒子にまで拡張されることを示している。ここでは自由意志定理の意味と、そもそも自由意志とは何かについて考察をする予定である。
  • 河野 貴美子
    原稿種別: 本文
    2011 年 29 巻 2 号 p. 197-
    発行日: 2011/09/01
    公開日: 2018/12/14
    ジャーナル フリー
    催眠は明らかに脳における現象であり、様々な実験がなされているが、いまだその機序の明確な説明には至っていない。動物実験には向かないこと、またヒトでもfMRIやPETのような大掛かりな装置での計測が難しいことなどが解明を困難にしている。筆者はもっぱら、脳波でどこまで解明に迫れるか、様々な状況下での測定を試みてきた。脳波で見る催眠状態は、決して眠っている状態ではなく、安静閉眼状態とほとんど変わりがない。しかし、そこで生じている現象には、明晰夢や予知夢などと似通ったものも多くみられることから、夢の起因や機序にも視野を拡げつつ、脳の情報処理過程について考えてみたい。
ワークショップ
  • 小久保 秀之, 蛭川 立, 清水 武, 根本 泰行
    原稿種別: 本文
    2011 年 29 巻 2 号 p. 198-
    発行日: 2011/09/01
    公開日: 2018/12/14
    ジャーナル フリー
     意識が微小スケールの確率現象に特異な影響を与えるといわれており、その作用を研究する装置として乱数発生器(RNG)がよく使われている。しかし、乱数発生器がどのようにして特異な作用を検出しているのか、どのように実験すれば効率的なのかなど、不明な点も多い。このワークショップでは、次の3点を中心に、乱数発生器を用いた測定系の問題を討論する。 1) これまで波動関数は直接測定できないとされていたが、2011年、カナダのグループの実験によって波動関数の直接測定が可能であることが実証された。これは従来の波動関数の解釈に変更をもたらすだろうか? また、RNGの実験結果を意識の量子的な作用で解釈しようとする試みに、どのような影響があるだろうか? 2) RNGの装置本体、あるいはデータ処理の最初期において、XOR処理が行われることが多い。この処理を行うと乱数が「なまった状態」になるため、検出器としてのRNGの性能が低まることが懸念されている。XOR処理は本当に必要なのだろうか? XOR処理をせずとも実験が可能だろうか? 3) 近年、実験における距離や方向の重要性が認識されつつある。たとえば、地球意識計画(GCP)は第1期の研究として、地球規模のスケールの現象の研究を行っていたが、第2期では、やや到達距離の短い、地域的な影響を研究している。また、生体センサを使った非接触ヒーリングの研究では、ヒーリング時の人体の近傍(2m程度の範囲)に波型のポテンシャル分布が生じることがわかっている。では、10~数100m規模のスケールで実施されるフィールドRNG実験は、距離や方向の問題をどう考えればよいだろうか?
第32回生命情報科学シンポジウム
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