国際生命情報科学会誌
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31 巻, 2 号
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表紙
編集委員会・著作権
目次
お知らせ
原著論文
  • 小久保 秀之, 薄井 孝子, 嶋原 兆子, 南 愛梨, 清水 武, 高木 治, 河野 貴美子, 山本 幹男
    原稿種別: 本文
    2013 年 31 巻 2 号 p. 161-181
    発行日: 2013/09/01
    公開日: 2018/12/11
    ジャーナル フリー
    筆者らの開発した白いぼキュウリを生体センサとするガス測定法と蛍光測定法を使った研究から、非接触ヒーリング(bio-PK)によって生体センサに3種類の異なる反応パターンが生じることがわかっていた。この反応パターンとヒーリング方法との関係をカテゴリカル主成分分析によって検討した。実験は2012年2月27日〜3月30日、6月30日〜8月5日に、国際総合研究機構(IRI)生体計測研究所にて実施した。実験協力者は公募した手かざしヒーリング経験者11名(男2名、女9名、平均年齢44.1歳)であった。白いぼキュウリ切片を生体センサとし、センサの反応をガス測定と蛍光測定法(4波長)とで測定した。ヒーリングパワーの大きさの指標として、実験試料と対照試料のガス濃度(または蛍光強度)の比の自然対数(J値)を用いた。また測定J値は零点同時補正法(SCAT)によって較正した。ヒーリング実験はセンサの匂いの強さ(ガス量)を変化させるよう指示した。また、施術者が実験当日に行ったヒーリング方法について26項目(H項目)、普段のヒーリング実践においてクライアントにある感覚・現象が生じたときに使っていたヒーリング方法について27項目(CL項目)の調査を2件法で実施した。試行ごとにガスJ値と蛍光J値の平均値を算出してデータセットとし、これをクラスター分析によってパターン分けしたのち、カテゴリカル主成分分析を行った。結果、センサの反応パターンは3種(パターンI、II、III)に分かれ、(1)チャクラ活性型ヒーリング、(2)DNA書き換え型(言語誘導型)ヒーリング、(3)エネルギー循環改善型ヒーリングの3種に対応すること、また(1)と(2)は競合関係に、(3)は(2)を抑制する関係にあることがわかった。また、コレスポンデンス分析による追加分析でも分析結果が支持された。本研究で得られた知見は生体センサの反応をJ値で表した多変量データセットのパターン分析によって得られたものであり、この手法がbio-PKのメカニズム研究に有益であることが示唆された。
理事長報告
  • 山本 幹男
    原稿種別: 本文
    2013 年 31 巻 2 号 p. 182-185
    発行日: 2013/09/01
    公開日: 2018/12/11
    ジャーナル フリー
    国際生命情報科学会(ISLIS)は、1995年の創設以来、現在の科学知識の延長で説明が出来そうも無い超常現象やこころや精神を含んだスピリチュアル・ヒーリング、気功、潜在能力、超心理現象など、不思議現象の存在の科学的実証とその原理の解明を主目的として来た。この18年間に生命情報科学シンポジウムを36回主催し、国際学会誌Journal of International Society of Life Information Science (Journal of ISLIS)を年2号定期発行し、総計6,000頁以上の学術論文と発表を掲載し続けてきた。この間不思議現象の存在の科学的実証には多くの成果を挙げた。しかし、その原理の解明はほとんど進んでいない。そこで、第7回目の標記の合宿で2013年6月に世界文化遺産に登録された富士山に集い、「世界文化遺産登録記念公開講演」を含め、下記を実施する。不思議現象の研究の現状と各界の世界像を知り、不思議現象を説明可能な世界像を合宿討論で追求する。また、参加者による気功・禅・セラピー統合医療・代替医療など各種健康増進、自然治癒力、能力開発、自己啓発、などの講演・実演・実技指導、実践体験等で各界の交流を図る。吉田の火祭り参加やスピリチュアル・スポット巡りも行う。
一般講演
第36回生命情報科学シンポジウム
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