国際生命情報科学会誌
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32 巻 , 2 号
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表紙
編集委員会・著作権
目次
お知らせ
巻頭言
  • 山本 幹男
    原稿種別: 本文
    2014 年 32 巻 2 号 p. 161-164
    発行日: 2014/09/01
    公開日: 2018/10/13
    ジャーナル フリー
    標記の第38回大会は、北杜市長初め地元の方々の熱心なお誘いとご協力で、2014年8月23〜26日に初めて山梨県北杜市・増富温泉峡で「公開講座」や合宿を250人規模で開催する。地元や一般の方を含め多くのご参加を期待する。主テーマは「癒しと不思議の科学」で、研究発表だけでなく、一般人も大いに楽しめる、公開講座、講演、セミナー、ワークショップ、実技指導等が多く在り、樹林・清流・山岳気功スポット・ツアー、日本百名山の瑞牆(みずがき)山登山も在る。主催者の国際生命情報科学会(ISLIS)は、1995年創立来、現在の科学知識の延長で説明が出来そうも無い不思議なこころや精神を含んだスピリチュアル・ヒーリング、気功、潜在能力、超心理現象などの存在の科学的実証とその原理の解明を主目的として来た。この19年間に生命情報科学シンポジウムを38回主催し、国際学会誌Journal of International Society of Life Information Science (Journal of ISLIS)を年2号定期発行し、総計6,000頁以上の学術論文と発表を掲載し続けてきた。この間不思議現象の存在の科学的実証には多くの成果を挙げた。しかし、その原理の解明は世界的にもほとんど進んでいない。そこで、今回第8回目の合宿を開催し、議論を深める。本学会の設立趣意は、物質中心の科学技術から、こころや精神を含んだ21世紀の科学技術へのパラダイム・シフト(枠組革新)のための、実証的科学技術研究の発展、「潜在能力」等の不思議現象の原理解明、「潜在能力」の開花により、健康、福祉、教育と社会および個人の心の豊かさを増進させ、自然と調和した平和な世界創りに寄与する事である。本学会は現在世界の11カ所に情報センターを、約15カ国に約230人の会員を、擁している。また、次回第39回は2015年3月14・15(土・日)に昨年と同じ東邦大学医学部大森にて主催の予定である。
招待論文
  • クリップナー スタンレイ, 小久保 秀之
    原稿種別: 本文
    2014 年 32 巻 2 号 p. 165-184
    発行日: 2014/09/01
    公開日: 2018/10/13
    ジャーナル フリー
    夢は睡眠中に物語の形で起こる一連のイメージである。ほとんどの夢の出来事は我々が現実と呼んでいる世界を反映しないが、それは普通、覚醒中の生活体験の象徴や比喩になっている。しかし、西洋科学の時空の理解を超えるような特異な夢もある。いわゆるテレパシー的、透視的、予知的、さらに過去生の夢がそういう例だろう。もしそういった夢が現実と一致するなら、正に特異な夢と考えるしかない。多くの非西洋・土着の文化はこの種の夢に寛容で、かつその世界観に容易に同化させた。少数ではあるが西洋科学者が特異な夢体験を調査しようと努力し、継続研究に値する十分挑戦的な結果が得られている。
  • ネルソン ロジャー・D, 小久保 秀之
    原稿種別: 本文
    2014 年 32 巻 2 号 p. 185-192
    発行日: 2014/09/01
    公開日: 2018/10/13
    ジャーナル フリー
    地球意識計画(GCP)と呼ばれる長期継続実験は、同期的に生成されたランダムデータの流れの中から、大規模な出来事によって生じるランダムでない構造を探索する。地球規模の乱数発生器(RNG)ネットワークが、最多で世界65箇所の並列ランダムデータの系列を記録し、「世界的な出来事(素晴らしい祝典や悲劇に対する広範囲の精神的・感情的な一時的反応と定義)」が起こっているときに期待値からデータが偏るという仮説を厳密な実験で検証する。現在進行中の再現実験は、指定された出来事の期間、ネットワーク中の相互作用を測定する。そして過去15年以上にわたる450件以上の公式仮説の結果は十分に期待値から離れており、帰無仮説に対して1兆分の1以下である。対照実験によって従来の物理学的説明や実験エラーは除外され、また実験計画法によって解釈が制限される。実験結果は、ある種の人間の意識が効果の源として含まれていることを示唆している。ランダムデータの微かな構造化は、人間の可干渉な注目と感情が物質世界に効果をもたらすことを示している。
研究発表
研究要旨
  • 河野 秀海
    原稿種別: 本文
    2014 年 32 巻 2 号 p. 246-
    発行日: 2014/09/01
    公開日: 2018/10/13
    ジャーナル フリー
    「森になる」は、木を植え、自ら樹になり森となって、環境とこれから生まれてくる子どもたちを守る活動である。そして人生の終わりに、その森になり安らかに眠ることを目指すものである。すなわち、「私が木を植える」というのではなく、「私が木になり森になる」ことを意識させる構造を持つものといえる。この活動を通して、私たちが環境を守るという以前に、私たちが環境から守られて来たことを想起し、それに対して自らを与えることの喜びを喚起させる構造を持つものである。本発表は、このような「森になる」運動が、個人・世界双方の幸福を相反せず同時に実現する仕掛けとなることを説明する。また、その実践として、仏教的世界観に基づいた「森になるイメージ呼吸法」を紹介することも目的とする。
  • 尾崎 真奈美
    原稿種別: 本文
    2014 年 32 巻 2 号 p. 247-248
    発行日: 2014/09/01
    公開日: 2018/10/13
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は、超越的な視点よりウエルビーイングをとらえ、ネガティブな事柄も内包する、インクルーシブポジティビティ理論を提唱することである。東日本大震災後の二つの研究結果をもとに、インクルーシブポジティビティ概念がいかに持続可能なウエルビーイングになりうるかを説明する。 第一の研究は、首都圏の学生対象とした心的外傷後の成長に関する調査である。調査結果より、悲観的態度で悲しみや不安を強く示した学生のほうがそうでない学生に比較して、PTGが高かった。この結果は、危機にあっては、悲観的態度がより適応的であること、また、痛みが精神的成長に貢献する可能性を示唆する。 第二の研究は、学生の向社会的行動に関する介入研究である。介入の結果、躊躇していた学生が、実際の行動による充実感と喜びを通じて成長し、見返りがなくても向社会的行動に自主的に参加するようになった。ポジティブ感情と人生満足度の促進が観察されたが特に、平安な気分の上昇が著しく、うきうきするようなポジティブ感情は有為に変化しなかった。 以上より、痛みや悲しみが個人の人格成長に貢献すること、また、自己犠牲的行為が与える喜びとして経験され、ポジティブ感情を促進し、従って持続可能なウエルビーイングを導くことが明らかになった。
  • 河野 貴美子, 外山 美恵子
    原稿種別: 本文
    2014 年 32 巻 2 号 p. 249-
    発行日: 2014/09/01
    公開日: 2018/10/13
    ジャーナル フリー
    2012年8月の第34回ISLISシンポジウムにおいて、河野は気功、太極拳、瞑想等に共通の特徴や練習による変化について報告した(J.ISLIS vol30(2))。気功や太極拳における身体の動かし方は、いわゆるストレッチや体操等、筋肉運動による身体の使い方と異なり、ベテランになるほど筋力を使わずに動いていることが示唆された。さらにその際、瞑想類似のθ波もときに観察されることがあった。その際取り上げた気功法練功者の脳波を、その後も継続的に計測し、練功による心身の変化を検討してきた。まだ実験は継続中であるが、中間報告として、今回、約3ヶ月ごとに計測した総計63例のデータを解析した。その結果、練功経験が長くなるほど、動きのある気功中でもβ帯域に混入する筋電成分は減少し、α波が現れ易くなるとともに、前頭部におけるα波の出現割合も増大することが確認された。さらに、θ波の増大につながるか、検討中である。
  • 大島 章嘉
    原稿種別: 本文
    2014 年 32 巻 2 号 p. 250-251
    発行日: 2014/09/01
    公開日: 2018/10/13
    ジャーナル フリー
    Ⅰ 目的・問題意識 1. 日本人の幸せ度は各地で一様ではない。風土・気質・経済状況などが異なるからである。 2. 地域差異分析から、日本人の幸せ度向上のヒントを得ようとするものである。 Ⅱ 方法 1. 使用データ 1) 幸せ度調査(2009年8月)(2606サンプル) 2) 幸せ度調査(2013年7月)(3313サンプル) 3) 上記両データの合計値を利用した 2. 分析手法 1) 要因別単純集計(5点満点) 2) 重相関分析 3) プライオリティ分析 4) 要因別シミュレーション Ⅲ 結論・まとめ 1. 日本人全体の幸せ度は3.4点(5点満点)と高いとは言えない。 2. 東西別幸せ度では、西が0.1点上回り3.5点である。 3. 太平洋側・日本海側別幸せ度では、いずれも3.4点で差はなかった。 4. 局別幸せ度では、北海道の3.6点が高く、東北の3.3点が低く、他局は3.4点~3.5点の間にある。西高東低である。 5. 地域別幸せ原因を重相関分析で探った。結果は、例えば北海道では「気の持ちよう」が幸せ度向上に効くことが明らかになっている。他地域とは異なる所である。 6. 全国の26主要都道府県別幸せ度と原因分析結果も明らかとなっている。 7. まとめ ・「運」や「気の持ちよう」で幸せ度の地域差が形成されていることが明らかになっている。 Ⅳ 関連データ(略)
  • 大島 章嘉
    原稿種別: 本文
    2014 年 32 巻 2 号 p. 252-253
    発行日: 2014/09/01
    公開日: 2018/10/13
    ジャーナル フリー
    Ⅰ 目的・問題意識 1. 日本人が全体として幸せになるためには何が大切か?何が足りないかを明らかにしようとするものである。 2. 個人としての幸せ法も考えられるし、企業・団体としての幸せ法も考えられるが、ここではそれは扱わない。 Ⅱ 方法 1. 使用データ 1) 幸せ度調査(2009年8月)(2606サンプル) 2) 幸せ度調査(2013年7月)(3313サンプル) 3) パートナー足りない度調査(2010年5月)(2266サンプル) 4) 普通の生活足りてる度調査(2010年7月)(1115サンプル) 5) 希望持ってる度調査(2010年4月)(1492サンプル) 6) 家族・お金足りない度調査(2011年2月)(756サンプル) 7) 笑顔足りない度調査(2011年11月)(638サンプル) 8) 愛・思いやる心足りない度調査(2011年11月)(421サンプル) 2. 分析手法 1) 要因別単純集計(5点満点) 2) 重相関分析 3) プライオリティ分析 4) 要因別シミュレーション Ⅲ 結論・まとめ 1. 日本人全体幸せは、このままの放置状態のもとでは下がる可能性が高い。 2. 未婚率が上昇することと、核家族化が進むからである。 3. 最近では、東日本大震災の影響で不安感が増大し、幸せ度が低下していることも確認されている。 4. また、オリンピックの2020年東京開催が決まり、幸せ度が国民の30%で上昇していることも確認されている。 5. 既婚男女の物足りなさの解消、普通の生活の改善、家族関係の改善、満足感を持つ工夫の改善、各家庭の経済状態の改善などにより、日本人全体幸せ度を改善できることも分かってきている。 Ⅳ 関連データ(略)
  • 居藤 タカセ
    原稿種別: 本文
    2014 年 32 巻 2 号 p. 254-255
    発行日: 2014/09/01
    公開日: 2018/10/13
    ジャーナル フリー
    乳ガンは男性にも起きますがほとんどが女性であり、女性のガン罹患率のトップです。乳ガンの発生には遺伝や初潮・閉経の年齢、出産経験の有無、出産した年齢などエストロゲンに関する様々な要因などが複合しています。現在、マンモグラフィによる検診がテレビのドキュメンタリー番組の影響で普及していますが、マンモグラフィでは見落としも多く、また若い女性では乳腺が発達しているので乳腺も白く写ってしまうためさらに見落としも多くなり、見つかっても転移しない乳管の上皮内ガンだったりする状況です。現在、乳ガンに関連する遺伝子も分かってきており、17番染色体にあるBRCA1に変異があると乳ガンの発症リスクが高まります。ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんがこの遺伝子検査を受けて、高確率で乳ガンになるという検査結果が出て、乳ガン発症予防のために両乳房の乳腺を切除し、乳房再建術を受けたことはよく知られています。しかし、この少し行き過ぎた予防医学は、虫歯になるだろうから歯を全部抜いてしまうようなもので、医学倫理上、多々問題があるような気がします。というのも、実はまだこの遺伝子変異があるからといって乳ガンになるかの試験は行われてはいないのです。理論上での検査であり、実際本当になるかどうかの試験は行われてはいません。こういった倫理上の問題と、乳ガン発症が少ない地域の人たちの生活習慣から、新たに乳ガンの原因となる可能性が考えられるものの研究調査結果と、罹患後の切除した際の形成上の乳房再建術式についての考察を述べたいと思います。
  • 杉森 賢司, 岡島 麻衣子, 大和田 瑞乃, 小山 芳久, 高橋 武生
    原稿種別: 本文
    2014 年 32 巻 2 号 p. 256-
    発行日: 2014/09/01
    公開日: 2018/10/13
    ジャーナル フリー
    イタリア・アバノで行われているFango療法では、45℃前後の温泉をかけ流して作るFango(泥)に好熱性藻類が有する有効成分と温泉成分が濃縮しており、その『泥』が重要な意味を持っている事はISLIS37回大会で紹介した。 「温泉に浸かる」だけでなく、より多くの効果がある『Fango』療法は特殊な泉質と特徴を持つ温泉を活用し、その『泥』を作り上げる事に、より高い温泉効果が期待される。放射能泉として特殊な有用性を持っている「増富の湯」およびその周辺から産する岩石の粉砕物を利用する事により、「増富の湯」でしか出来ないファンゴ作りについて、その可能性を提言する。
  • 本井 秀定
    原稿種別: 本文
    2014 年 32 巻 2 号 p. 257-
    発行日: 2014/09/01
    公開日: 2018/10/13
    ジャーナル フリー
    第1回地球環境サミットにおいて発表以来、「生体ミネラル」が医療・農業・建築・畜産・水産・食品・放射能など様々な分野で成果をあげている。その主な特徴は、全生命にとって「足りないミネラルを急速に補い、不要な化学物質をキレートする力」。食の安全を確保し、酵素や神経伝達機能等を増進。農作物の食味値や収穫高の上昇、農薬や連作障害対策、遺伝子組換、土壌改良、シックハウス対策等、健康と地球環境全般の調和に貢献する。
  • 五味 直哉, 御園生 拓
    原稿種別: 本文
    2014 年 32 巻 2 号 p. 258-
    発行日: 2014/09/01
    公開日: 2018/10/13
    ジャーナル フリー
    近年,畜産廃棄物の処理が重要な環境課題となっている。本研究では,畜糞等の畜産廃棄物の処理水によって微細藻類を培養し,得られた藻類バイオマスを有機農業作物に施肥する資源循環型畜産廃棄物有効利用システムの開発を目的として,単細胞緑藻Parachlorella kesseleri NIES 2160(P. kessleri)の鶏糞処理水による培養と山梨県内の農場施設に設置した微細藻類大量培養プラントの試験運用を行った。その結果,P. kessleriは鶏糞処理水中にて無機培地よりむしろ高い生長速度を示すことがわかった。夏期高温期の培養プラントへの河川水による培養液冷却システムの導入により,液温調節が培養の高効率化に有用である事が示された。処理水を培養液として得られた藻類バイオマスを用いた蔬菜類への施肥試験では特に葉菜類の生長を促進する効果が示唆された。このような資源循環型システムの導入によって,人類による環境負荷を低減することができると考えられる。
講演
  • 渥美 和彦
    原稿種別: 本文
    2014 年 32 巻 2 号 p. 259-
    発行日: 2014/09/01
    公開日: 2018/10/13
    ジャーナル フリー
    東日本大震災は、人間の価値観を変えると共に、医療の在り方を大きく変えることとなった。それは、治療中心から予防医療中心へ、エネルギーを消費する医療からエコ医療へ、自分の健康は自分で守るセルフケアへ。これからの医療は、予防医療、エコ医療、セルフケアである。ゲノム診断と再生医学の進歩は、医療を変えることとなった。ゲノム診断により未病状態を発見し、予防医療としては、統合医療が利用される。自分の骨、血液から、自分の臓器を再生する再生医学は、エコ医療の典型である。 セルフケアには、健康の基本である社会性の充実とともに、地球予防医療システムの構築と利用という医療制度の改革、セルフケアのための医療教育の改善が必要である。
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