国際生命情報科学会誌
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37 巻, 1 号
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編集委員会・著作権
目次
お知らせ
原著論文
  • 高木 治, 坂本 政道, 世一 秀雄, 小久保 秀之, 河野 貴美子, 山本 幹男
    原稿種別: 本文
    2019 年 37 巻 1 号 p. 4-27
    発行日: 2019/03/01
    公開日: 2019/05/12
    ジャーナル フリー
    我々は2009 年4 月以来、ピラミッド型構造物(pyramidal structure: PS)の内部に人間が入り瞑想したことによって、PS 頂点に設置された生体センサ(キュウリ果実切片)に影響を及ぼす作用(非接触効果)の研究を行っている。その結果は以下である。(1) 生体センサに対する非接触効果が非常に高い統計精度で検出された(p = 3.1×10-10;ウェルチの両側t 検定、これ以降のp 値も同様)。(2) PS が関与した遅延を伴う特異な非接触効果が発見された(p = 3.5×10-6)。(3) 瞑想後、非接触効果が検出される条件が特定された(p = 2.2×10-4)。本論文の目的は、PS 内部に人間が入り瞑想を行う数時間前、PS 頂点に設置された生体センサに対する未知なる遠隔作用の存在を明らかにし、その特性を解明することである。実験の結果、次の5 つの点が明らかとなった。(1) PS 内部に人間が入り瞑想を行う数時間前、PS 頂点に設置された生体センサに対する未知なる遠隔作用が高い統計精度で検出された(p = 1.1×10-3)。(2) 未知なる遠隔作用はPS 頂点に設置された生体センサに対してのみ検出され、較正基準点に設置された生体センサに対しては検出されなかった(p = 2.8×10-5)。(3) 人間がPS 内部ではない別の場所で瞑想を行う数時間前、生体センサに対する未知なる遠隔作用は検出されなかった(p = 4.1×10-2)。(4) 未知なる遠隔作用は、PS 内部から人間が出た後の非接触効果(作用)とは異なる性質の作用である可能性が示唆された。(5) 未知なる遠隔作用は、人間が目覚める前(睡眠状態)と目覚めた後(覚醒状態)のいずれにおいても、明確に検出することができたが、その中間の、人間が目覚める時間帯においては、その作用は最小値を示した(p = 3.7×10-3)。結論として、人間が目覚める時刻の前後、すなわち睡眠状態から覚醒状態へと推移する時間帯で、未知なる遠隔作用の時間変化が、目覚める時刻で最小値ゼロをとる下に凸の2次関数的な変化を示すことを発見した。
事例研究
  • 小久保 秀之
    原稿種別: 本文
    2019 年 37 巻 1 号 p. 29-40
    発行日: 2019/03/01
    公開日: 2019/05/12
    ジャーナル フリー
    電子付録
    ノルウェー産のキュウリ(Agruk)を日本に持ち帰り、bio-PK 反応性の予備実験をガス測定法にて実施した。1 試行30 分のヒーリング(bio-PK)施術をノルウェー産キュウリと日本産キュウリに2 試行ずつ実施し、ブランク条件(有効データ4 試行)の結果と比較した。結果、ノルウェー産キュウリのJ 値は-0.230、日本産キュウリのJ 値は-0.200 となり、両者はほぼ同じ値を示した。また、ヒーリング条件全体では平均J = -0.215、ブランク条件全体では平均 J =0.045 となり、両者の間に有意差が生じた(p = 0.0034)。ノルウェー産キュウリは日本産キュウリと同等のbio-PK 反応性を持つと考えられた。また追加分析の結果、ヒーリング施術地点から12m離れた較正基準点にもbio-PKの作用が及び、そのbio-PK場の波長は20cm程と推定された。
理事長講演
  • 山本 幹男
    原稿種別: 本文
    2019 年 37 巻 1 号 p. 41-
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/29
    ジャーナル フリー
    国際生命情報科学会(ISLIS) は、その兄弟組織でこの分野の幾多の研究成果を挙げてきた国際総合研究機構(IRI)と共に、2019年春には大きな一歩を踏み出す。(仮称) IRI -「潜在能力科学研究所」を創立し、この分野の世界一の研究所に育てる計画なので、構想、研究者や多方面の人材の推薦等で皆様のご協力を得たい。ISLISの設立趣意は、物質中心の科学技術から、こころや精神を含んだ21世紀の科学技術へのパラダイム・シフト(枠組革新)を通じ、真理の追究と共に、人間の「潜在能力」の開花により、健康、福祉、教育と社会および個人の幸福や心の豊かさを大きく増進させ、自然と調和した平和な世界創りに寄与する事である。ISLISは1995年の創立来23年半、現在の科学知識の延長で説明が出来そうも無い不思議なこころや精神を含んだスピリチュアル・ヒーリング、気功、潜在能力、超心理現象などの存在の科学的実証とその原理の解明を追求して来た。この間に生命情報科学シンポジウムを、海外での開始や11回の合宿形式を含め47回主催し、英文と和訳付の国際学会誌Journal of International Society of Life Information Science (J.Intl.Soc.Life Info.Sci. or Journal of ISLIS )を年2号定期発行し、総計6,000頁以上の学術論文と発表を掲載し続けてきた。また単行本「潜在能力の科学」も出版した。この間に、不思議現象の存在の科学的実証には多くの成果を挙げた。しかし、その原理の解明は世界的にもほとんど進んでいない。本学会は現在、世界の11カ所に情報センターを、15カ国以上に約190人の会員を、擁している。今回の第47回生命情報科学シンポジウムは、「未知なる科学への挑戦」を主テーマとして掲げ、2019年3月9・10日(土・日)に東邦大学医学部にて主催する。次回第48回は2019年8月23-26日(金-月)に初めて東北、野口英世の古里の近くの福島県耶麻郡猪苗代町の猪苗代観光ホテルにて主テーマ「全人的医療・科学の再考と新たな視点」で合宿形式にて主催し、演題募集中である。また「統合医療分科会」(代替医療を含む)も発足した。これらの場でも、上記「潜在能力科学研究所」創りも皆で大いに議論してもらいたい。
研究発表
特別講演
  • Dariusz DOBRZYŃSKI, Kenji Sugimori
    原稿種別: Article
    2019 年 37 巻 1 号 p. 57-
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/29
    ジャーナル フリー
    Germanium is looked at to be non-essential element, however still little is known about its significance for living organisms. The germanium element is not regulated and discussed in drinking-water standards and reports. Nonetheless, germanium seems to be a very promising microelement that could be used in prophylactics and therapy of such diseases as cancer, AIDS, autoimmune diseases, arthritis or senile osteoporosis. In East Asian countries germanium is appreciated and its significant role in health care is assigned. In Europe, medical interest in germanium, including use of germanium-rich mineral/curative water, is negligible. Germanium is a trace element in the Earth’s crust, with mean mass fraction concentration of 1.4 ppm. In natural waters this element occurs usually in concentrations of three–five orders of magnitude less than in the crust rocks. Highest germanium concentrations in groundwater are found in some of thermal and/or mineral waters, and reach up to 300 ppb, but even in these waters germanium rarely exceeds 50 ppb.
解説
講演
  • 根本 泰行
    原稿種別: 本文
    2019 年 37 巻 1 号 p. 59-
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/29
    ジャーナル フリー
    主として21世紀に入ってから、水に関する科学が大きく進展した。地球上の生物は水なしには活動できないので、そういう意味において、水は重要であると、誰もが認識しているが、最先端の水の科学においては、従来考えられていたよりもはるかに積極的に、生命活動において水が関与していると考えられるようになってきている。 最新の科学的な研究結果によれば、水には以下の2つの働きがあると考えることができる。 1.水は情報を記憶し、伝達する。 2.水はエネルギーを貯蔵し、変換する。 水が持っているこれら2つの働きは、この宇宙において生命が誕生するに当たって、生命活動を支える上で、もっとも基本的な特性として活用されたのではないか、あるいはもっと言えば、これらの水の働きに基づいて、生命体は初めてこの宇宙において誕生することができたのではないか、とも考えることができる。 当講演においては、水が持っている上記2つの働きに関する科学的な研究について解説するとともに、情報医学・情報薬学におけるその応用例についてもご紹介しつつ、改めて水の重要性について、議論したいと考えている。
一般講演
  • 人間との関わりによって生じた現象から
    高木 治, 坂本 政道, 世一 秀雄, 小久保 秀之, 河野 貴美子, 山本 幹男
    原稿種別: 本文
    2019 年 37 巻 1 号 p. 60-
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/29
    ジャーナル フリー
    我々はピラミッド型構造物 (pyramidal structure: PS)の未知なる機能について2007年以来、10年以上研究を続けている。PSの研究方法として、PS内部に人間が入り瞑想をした。PSの未知なる機能を明らかにする手段として生体センサ (キュウリ果実切片) から放出されたガス濃度を測定した。生体センサの作成、設置、ガス測定は、零点同時補正法 (simultaneous calibration technique: SCAT) によって行われた。この方法は、国際総合研究機構 (International Research Institute: IRI) で研究開発され、ヒーラーに関わる多くの研究成果を得ている。ピラミッド型構造物と人間とが関わった実験において、次の2つの結果を得ることが出来た。(1) PS内部に人間が入り瞑想する以前に、人間の無意識 (フォースタイプI) による、生体センサに対する未知なる遠隔作用 (6 km以上離れた地点から生体センサに対して、遅延なく影響を与える長距離の非接触効果) が検出された。(2) PS内部に人間が入り瞑想した後、人間による何らかの影響 (フォースタイプII) によって、10日間以上続く遅延を伴った非接触効果 (PS内部の人間と生体センサの距離が0.5 mである短距離の非接触効果) が検出された。これらの結果から、ピラミッド型構造物と人間との関わりにおいて、人間から発する2つの異なるフォースタイプがあることが示唆された。しかし、2つの異なるフォースタイプは、PSによって変換速度は異なるが、どちらも生体センサが反応し得るエネルギーに変換され、非接触効果として検出されたと考えられる。ピラミッドパワー (効果) に関する学術的な研究において、統計的に高い有意性のある実験データを示した研究は、我々のグループ以外では皆無である。
研究発表
  • Masayuki Ohkado
    原稿種別: Article
    2019 年 37 巻 1 号 p. 72-
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/29
    ジャーナル フリー
    From research due over the last 50 years, faculty members of the Division of Perceptual Studies at the University of Virginia have been collecting more than 2,600 cases of children claiming to have past-life memories and these data are being coded and entered into a database with more than 200 variables. This database enables researchers to apply various statistical analyses and some important findings were published based on them. This article reports an ongoing project that is creating a database with a similar concept about children reporting prenatal and perinatal memories. However, the data are not limited to those obtained from children with past-life memories, but include those from children with one or more of the four types of memories: (i) birth memory; (ii) in-the-womb memory; (iii) life-between-life memory; and (iv) past-life memory. The expansion of the target data reflects the view of researchers that analyses of these memories, all unexplainable in general physical terms, shed new light on children's psychology.
  • 伊藤 精英
    原稿種別: 本文
    2019 年 37 巻 1 号 p. 76-
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/29
    ジャーナル フリー
    瞑想的運動(meditative movement)とはヨガ、太極拳、健康気功など体の動きを伴う瞑想の総称である。これらの身体技法においては呼吸のコントロールが重要である。そこで本研究では、健康養生気功(内養功動功)の一つである「易筋行気法」を対象に、呼吸の制御と演舞の質的・量的評価との関係を、一人称研究アプローチにより検討した。2回の易筋行気法演舞の間に、異なる健康養生気功(太極気功十八式)を行った。太極気功十八式は吸気・呼気時間が定められており、演舞者は指示通りに呼吸することを求められる。この太極気功十八式の前後で所要時間、吸気時間、体の回転の程度、演舞の美的印象について前後の演舞を比較した。比較にあたっては動画記録及び学習者・指導者の言語記録を用いた。その結果、(1)演舞の所要時間を比較したところ、規則的呼吸(太極気功十八式)を行う前の演舞に比べ、後の演舞の方が所要時間が長くなった。(2)動画及び指導者の言語記録から規則的呼吸の後の方が演舞としての美的評価が高くなった。(3)学習者の言語記録から規則的呼吸の後の方が気の感覚が強くなった。これらのことから、呼吸の外的制約が瞑想的運動の質を向上させることが示唆された。
会長講演
  • いとう たけひこ, 宇田 仁美
    原稿種別: 本文
    2019 年 37 巻 1 号 p. 77-
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/29
    ジャーナル フリー
    [目的]夢は死者の遺族が本人とコミュニケーションできる機会である。災害の遺族が離別後にどのような夢を見て死者と再開するのかを明らかにする。[方法]夢のインタビュー記録『私の夢まで会いに来てくれた』に掲載された27 篇の夢についての語りをテキストマイニングにより分析した。[結果] 出現頻度が多かった単語は、名詞では「一緒」「震災」「津波」「夢」などであり。動詞では「いる」「一緒」「思う」「見る」「言う」であった。また、係り受けの頻度分析や評判分析により夢の特徴が明らかにされた。[考察] 夢を見ることにより、亡くなった家族や現在も行方不明の人・友人などがそこに一緒にいる気配を感じ、会うことができたり、この世とは思えない体験、魂や本来見えないものの世界を体感し、夢と現実のはざまを実感することから遺族は亡くなった人との魂とともにこれから未来に向かう目的や新たに芽生えた価値観、前向きに生きるための方向性を見出すことができることを示した。
研究発表
  • 栗田 昌裕
    原稿種別: 本文
    2019 年 37 巻 1 号 p. 83-
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/29
    ジャーナル フリー
    大小の集団からなる階層構造が比較的明瞭だった従来の社会では、多数の人々による情報の交流が社会にもたらす影響は、主に社会学や心理学の概念で分析することができた。その際には、個人の自覚可能な意識現象以外に、個人を超えた集合的意識や、特定の集団を超えた集合的無意識の概念も活用された。しかし、SNSの例で分かるように、現代のサイバー空間の中では、いかなる社会の枠組みも超えた交流が容易にかつ迅速に行える。したがって、「メッセージが拡散され、多様な反応が起きる現象」の分析は、情報科学の課題として、より新規な方法で行う必要性が生じている。その際には、要素的な発信に対して、不特定集団による反応の時間的経過と規模を定量的に把握することが重要である。特に、初期の短時間の反応から、最終的な反応の度合いが予測できることは有用と思われる。そこで、本論文では、ツイッター記事に対する反応の時系列を、複数の変数に注目して統計的に解析した。反応の度合いが特定の範囲に収まった筆者の40件の記事に関して、まず、0分からt分までの合計を示す3つの変数を調べた:記事が閲覧された回数Ntと、"いいね(Likes)反応"の回数Gtと、リツイートされた回数Rt。ここでt(分)は投稿後に経過した時間である。さらに、それらを用いてPt=Gt+Rtという変数と、Gt、Rt、PtのNtに対する百分率を含む4つの変数とを導いた。以上の8つの変数の値に対して、4つの定常状態の値(最終値と呼ぶ)との間の相関係数を調べた。 その結果、最終値は、t=10と20の場合には、百分率による変数の値とよく相関し、t=30の場合には、百分率でない変数とよく相関した。以上から、反応の最終値は、発信直後の百分率による特定の変数でよく予測できることと、30分経過すると変数自体の予測に関する意義が変わることとが分かった。換言すると、ツイッター記事がサイバー空間で引き起こす最終的な反応の度合いは、発信直後の10分までの動向で予測が可能なことを示す。これらの結果は、サイバー空間で多数の人たちが発信するメッセージが全体としてどのような影響を生み出すかを分析する際の基礎的な知見となる。サイバー空間の現象に関する本稿の知見はまた、どちらも個人を超えた仮想的な空間として定義される集合的意識や集合的無意識に関して、動的側面や定量的側面を理解することにも役立つ可能性がある。
大会長講演
一般講演
  • Dariusz DOBRZYŃSKI
    原稿種別: Article
    2019 年 37 巻 1 号 p. 90-
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/29
    ジャーナル フリー
    In the area of Lourdes (Pyrenees, France), the town world-wide known for Marian shrine and the Massabielle (MS) healing spring water, karst spring waters, drinking waters provided for pilgrims and river water were studied in details in multidisciplinary (geochemical, biological, tensiometric) survey. It was the first such a wide geochemical test of the MS water, and at the same time the first one, the results of which were published and are widely available. Since the disclosure of the MS spring in 1858, in an atmosphere of great interest and excitement, there were various hypotheses indicating the inferred factors or components responsible for actual or putative healing properties of the MS water. Among others, it was proposed similarity of the MS water to curative waters of this Pyrenees region, and presence of ozone or bacteriophages. Recently, germanium and hydrogen were also announced as possible healing agents. As a result of the research carried out, it was found that the MS spring water is enriched with numerous elements (Li, Na, Cs, Ba, S, F, Br, REE, B, Sb and Bi) comparing with other studied springs and with bedrocks geochemistry. Studies do not verify the claim that Lourdes waters are rich in germanium.
研究発表
  • 橋爪 秀一
    原稿種別: 本文
    2019 年 37 巻 1 号 p. 91-
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/29
    ジャーナル フリー
    古くから、日本人は鹿に対して可愛らしい、高貴である等の好印象を持っており、神使或は神獣として崇めてきた。しかし、現在、毎年約60万頭の鹿が害獣として駆除されており、駆除された鹿の大部分は、ゴミとして廃棄されているのが現状である。我々は、鹿との共生を目指すためにも、駆除された鹿を有効資源として利用すべきと考えており、鹿肉、鹿皮や鹿茸の天然資源としての価値を模索している。 今回は、ニュージーランド、台湾、モンゴル及びスコットランドにおける鹿との付き合い方と鹿の資源としての利用法について報告し、鹿との共生方法について考察したい。
一般発表
  • 朝日 舞
    原稿種別: 本文
    2019 年 37 巻 1 号 p. 92-
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/29
    ジャーナル フリー
    瀕死の状態より、私にいのちと健康をもたらした中国気功法は、"気"と言う精緻なエネルギーの存在を有する。気功法は生命活動を発展させ、人生を豊かにさせることができる技術であり、また、医学や哲学でもあり、奥深い人間科学と考えられる。しかしながら、その先に在るものは、個々人に与えられた天分としての生命力を超えたところにある、非自己でありながら、真実の自己としての存在である。それは大いなる自己であり"神性"と呼ばれるものである。その大いなる自己である"神性"にアクセスする方法を『ネオ・リーディング』と呼ぶことにする。 手法としては、日本でも周知されはじめている、バイデジタルO-リングストを活用しながらも、医学的知見より雑学へと多様化させたものである。いくつかの事例を元に、『ネオ・リーディング』による神性へのアクセスについて考察したい。
  • −グリーフケアサイエンス(GCS療法®)の実際−
    よしだ ひろこ, 藍川 ゆきえ, 直井 美子, 浜田 梨花, 大木 一子, 大木 正男
    原稿種別: 本文
    2019 年 37 巻 1 号 p. 93-
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/29
    ジャーナル フリー
    「GCS療法®」は従来のグリーフケアとは異なり、セラピストの催眠誘導によりクライエント自身が故人の声を聴き、故人と語り合うことができる療法である。死の原因はもとより、故人が死後に遺した想いや事柄なども生前と変わらぬ感覚で会話することが容易であり、故人のエネルギーを感じながら、時空を超えた光の世界を体験することができるよしだオリジナルの方法である。
第47回生命情報科学シンポジウム
国際総合研究機構
国際生命情報科学会
Journal of ISLIS
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