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労働科学
Online ISSN : 2187-2570
Print ISSN : 0022-443X
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巻号一覧
97 巻 (2021)
2 号 p. 31-
1 号 p. 1-
96 巻 (2020)
5-6 号 p. 51-
3-4 号 p. 23-
1-2 号 p. 1-
95 巻 (2019)
5-6 号 p. 142-
4 号 p. 117-
3 号 p. 77-
2 号 p. 41-
1 号 p. 1-
94 巻 (2018)
6 号 p. 149-
5 号 p. 132-
4 号 p. 99-
3 号 p. 65-
2 号 p. 27-
1 号 p. 1-
93 巻 (2017)
6 号 p. 165-
5 号 p. 139-
4 号 p. 112-
3 号 p. 67-
2 号 p. 35-
1 号 p. 1-
92 巻 (2016)
5-6 号 p. 63-
3-4 号 p. 33-
1-2 号 p. 1-
91 巻 (2015)
5-6 号 p. 47-
3-4 号 p. 24-
1-2 号 p. 1-
90 巻 (2014)
6 号 p. 209-
5 号 p. 171-
4 号 p. 117-
3 号 p. 88-
2 号 p. 31-
1 号 p. 1-
89 巻 (2013)
6 号 p. 197-
5 号 p. 155-
4 号 p. 117-
3 号 p. 77-
2 号 p. 33-
1 号 p. 1-
88 巻 (2012)
6 号 p. 189-
5 号 p. 161-
4 号 p. 121-
3 号 p. 81-
2 号 p. 39-
1 号 p. 1-
87 巻 (2011)
6 号 p. 211-
5 号 p. 173-
4 号 p. 121-
3 号 p. 89-
2 号 p. 41-
1 号 p. 1-
89 巻, 6 号
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資料
ヒューマンエラー防止のための安全教育手法の開発と実践
施 桂栄, 井上 枝一郎, 細田 聡, 余村 朋樹, 藤掛 和広
2013 年 89 巻 6 号 p. 197-205
発行日: 2013年
公開日: 2015/07/25
DOI
https://doi.org/10.11355/isljsl.89.197
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本研究では,現行の安全教育の実施状況と課題とを踏まえて,ヒューマンエラー(HE)を有効に防ぐための安全教育手法を開発することを試みた。従来教育の問題点:①人間行動特性への理解が中心でない,②双方向の議論が認められない,③短期的な教育効果が求められている。それらを基に,①受講者との討論を中心とする,②事例を分析し原因・対策を考える,③模擬課題でHEの有無を検討し,HEの発生機序を考える,④防止策が個人対応で可能か否かを考える,という教育手法を開発した。さらに,ある企業研修でそれを実施しその効果を定性的に測定した。受講者のHEに対する理解の変化と将来の仕事の中で問題解決への行動意欲の高揚という効果が確認された。今後の課題も考察された。(図2,表2)
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(2219K)
短報
眠りモニター
®
を用いた14時間夜勤看護師の夜勤中にとる仮眠の睡眠構築と夜勤前の睡眠調整
佐々木 司, 松元 俊
2013 年 89 巻 6 号 p. 206-212
発行日: 2013年
公開日: 2015/07/25
DOI
https://doi.org/10.11355/isljsl.89.206
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非接触型の睡眠測定装置を用いて,14時間夜勤看護師が夜勤中にとる仮眠(前,中,後)の睡眠構築を調べた。また質問紙を用いて夜勤前夜から夜勤直前までの睡眠を調べた。その結果,後仮眠で前仮眠より中途覚醒時間が短かったが,他の睡眠変数は異ならなかった。仮眠までの先行覚醒時間と睡眠段階2と中途覚醒時間には逆相関を示したが,徐波睡眠には示されなかった。この理由として仮眠が勤務中に取られるストレスによって徐波睡眠が抑制されたと考えられた。また前日の夜眠と夜勤入り日の昼眠には逆相関が示された。このことは看護師が夜勤時に仮眠がとれないことを想定して前日の夜間睡眠を遅くかつ短くして,夜勤直前の昼間睡眠を長くとるように調整していたことを意味する。(図1,表2)
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(2218K)
把持力検証による金相試験片研磨における熟練者技能の研究
杉本 卓也, 高井 由佳, 弓永 久哲, 後藤 彰彦, 濱田 泰以
2013 年 89 巻 6 号 p. 213-217
発行日: 2013年
公開日: 2015/07/25
DOI
https://doi.org/10.11355/isljsl.89.213
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金属熱処理の品質評価に使用される顕微鏡用試料は手作業により鏡面仕上まで研磨されるが,品質評価に耐えうる試料に仕上げるには長年の訓練が必要となる。この顕微鏡用試料の作成は部品の 「切断」 「包埋」 「研磨」 により達成される。この研磨技術に関して,熟練者が長年の経験によって得たコツや勘は,暗黙知という形で伝えられており,形式知化されていない。このため,非熟練者への継承は容易ではなく,また効率も悪い。本研究では熟練者と非熟練者による把持力を比較し,把持力の違いが研磨面に与える影響を調査した。その結果,熟練者の把持力は持続的で,母指と中指の把持力分布は同等であり,研磨面の粗さばらつきは小さかった。(図3)
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(2241K)
16時間夜勤を行う看護師の主観的眠気の発現
佐々木 司, 松元 俊
2013 年 89 巻 6 号 p. 218-224
発行日: 2013年
公開日: 2015/07/25
DOI
https://doi.org/10.11355/isljsl.89.218
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10年以上にわたり16時間夜勤を行っている病棟看護師145人(148人日)を対象に,夜勤時の繁忙感と夜勤時にとられる2時間の仮眠が主観的眠気に及ぼす影響を検討した。夜勤時の繁忙感は眠気の出現率と逆相関を示した(p<0.001)。また準夜勤務時の繁忙感や眠気よりも深夜勤務時のそれらの訴え率は高かった(p<0.001)。仮眠は,前仮眠(47人日;23:19±67.0分~),中仮眠(48人日;1:21±47.0分~),後仮眠(44人日;3:20±48.0分~)の3つの時刻帯に交代で取られていた。夜勤全体の眠気の出現率は,後仮眠条件で高かった(p<0.05)。眠気の出現率を勤務開始時から仮眠前,仮眠後から勤務終了時に二分して分析した結果,仮眠前も仮眠後においても,後仮眠条件の眠気の出現率が高かった(前者;p<0.001,後者;p=0.041)。これらのことから,生体リズムが日勤志向型を維持する16時間夜勤は,どの時刻帯に仮眠を取っても患者の安全に係る潜在的な問題を孕んでおり,とりわけ後仮眠条件で問題が突出していたと結論付けた。(図3)
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