労働科学
Online ISSN : 2187-2570
Print ISSN : 0022-443X
89 巻 , 2 号
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原著
  • 茂木 伸之, 三澤 哲夫
    2013 年 89 巻 2 号 p. 33-39
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/11/25
    ジャーナル フリー
    立位作業時における作業面高の適切な高さを確保する条件としては,肘頭高を基準とすることなどが推奨されている。そこで本研究は,作業面高を設定するとき,その最適値と調節範囲について明らかにすることを目的とした。主観評価から,肘高差が10cmである条件が 『丁度よい』 という評価が最も多かった。順位評価は,10cm,15cm,5cm,20cmの順であった。作業姿勢では,最も発生頻度が多かった角度は4条件すべて0~10度であった。本研究における適切な作業面高は,肘頭高と作業面高の肘高差が10cmである条件となった。作業面高の調節は必要と考えられ,主観評価および作業姿勢角度から条件10cm,調節範囲は±5cmが望ましいことが明らかになった。(図3,表2)
資料
  • 吉川 悦子
    2013 年 89 巻 2 号 p. 40-55
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/11/25
    ジャーナル フリー
    本研究は,参加型職場環境改善による労働者や推進者の意識や行動,関係性の変化,ならびに職場組織全体の変化としてのアウトカムの構造を記述することを目的とした質的記述的研究である。労働者のアウトカムとして,【安全や健康に対する意識の向上】,【自主的に行動する力の獲得】,【参加型アプローチに対する肯定的な理解】,【労働者の情緒的な結びつきの深まりによる職場への愛着の形成】,【成果に基づく自信と達成感の強化】,推進者のアウトカムとして【安全や健康リスクに対する感度の向上】,【期待を超えた成果の実感】,【労働者との関係性の構築と信頼感の醸成】,【自身の成長と自信の獲得】,【全員が参加できる継続的な仕組みづくりを目指した戦略的な取り組み方法の獲得】,職場組織全体のアウトカムとして,【職場全体の雰囲気の肯定的な変化】,【相互理解とコミュニケーションの促進】,【職場全体の一体感と結束力の強化】,【職場全体への取り組みの浸透と拡大】が明らかになった。(表4)
論説
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