労働科学
Online ISSN : 2187-2570
Print ISSN : 0022-443X
90 巻, 2 号
選択された号の論文の4件中1~4を表示しています
学会報告
  • 「労働科学」編集員会
    2014 年 90 巻 2 号 p. 31-52
    発行日: 2014年
    公開日: 2016/01/25
    ジャーナル フリー
    第2回労働科学フォーラム 「職場力の向上」 が,2014年10月18日(土)に国際ファッションセンター(東京)で開催された。同フォーラムは,公益財団法人労働科学研究所に設置されている研究推進会議(委員長 櫻井治彦慶応義塾大学名誉教授)が主催するものである。フォーラムでは,昨年の第1回フォーラムに引き続き,産業界,労働界,大学,研究機関,関連団体等において産業安全保健を担う中核人材88名による活発な討議が行われた。「労働科学」 編集委員会では,同フォーラムの総括をとりまとめるとともに,各講演者の発表抄録を学会報告 「第2回労働科学フォーラム」 として 「労働科学」 特集号により公開することにした。(写真2)
資料
  • 飯田 裕貴子, 吉川 徹
    2014 年 90 巻 2 号 p. 53-64
    発行日: 2014年
    公開日: 2016/01/25
    ジャーナル フリー
    本研究では,呼吸用保護具の着用教育未経験者11名,着用教育経験者1名に折りたたみ式使い捨て呼吸用保護具を着用させ,着用方法の教育前後での全漏れ率を評価した。また,着用教育未経験者から観察された代表的な着用方法の間違いについて検討を行った。漏れ率の測定は米国労働安全衛生局の定量的フィットテスト手順に従い,測定器は労研式マスクフィッティングテスターMT-03™を使用した。着用方法の教育後,漏れ率の減少が確認された。また,着用時の動作よりも,着用教育の有無が漏れ率に大きく影響していた。代表的な着用方法の間違いとしては,折りたたみ面体を立体にしない,締め紐の位置不適切等が確認された。(図8,表4)
研究ノート
  • 佐々木 司, 松元 俊, 松田 文子, 酒井 一博
    2014 年 90 巻 2 号 p. 65-70
    発行日: 2014年
    公開日: 2016/01/25
    ジャーナル フリー
    電車運転士83名,保健師100名に対してシフトワーク・チャレンジの20問の練習問題を行った。その結果,職種,年齢階層,夜勤経験の有無にかかわらず,正答率の高い問題と正答率の低い問題の傾向は似ていた。また正答率は,夜勤経験のある者で無い者より高かったが,夜勤経験率が低い保健師の方が,夜勤経験率が高い電車運転士よりも正答率は高かった。この理由として夜勤経験の有無よりも,たとえば保健師ならば,日ごろの業務で夜勤者の健康管理を行っているという夜勤・交代勤務に対する関心の高さが正答率を上げていることが考えられた。これらのことから,シフトワーク・チャレンジは,有効なリスクコミュニケーションツールになり得ることが示唆された。(図2,表2)
  • 渡邉 雅之
    2014 年 90 巻 2 号 p. 71-75
    発行日: 2014年
    公開日: 2016/01/25
    ジャーナル フリー
    呼吸用保護具の漏れ率を確認する定量フィットテスターは日本では 「労研マスク・フィッティングテスターMT-03(柴田科学株式会社製)」,欧米では 「PortaCount Pro(米国TSI社製)」 が主に使用されている。本研究では株式会社重松製作所からの提案のもと柴田科学株式会社が開発した定量フィットテスター 「マスク内圧・フィッティングテスター(MNFT)」 のマスク内圧および漏れ率について検証を行った。対象マスクは取替え式防じんマスク(DR)と電動ファン付き呼吸用保護具(PAPR)を使用した。結果よりMNFTは呼吸用保護具の漏れ率をリアルタイム観察できるため,装着状況の改善や呼吸用保護具の性能評価に有用であることが示された。(図7,表1)
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