労働科学
Online ISSN : 2187-2570
Print ISSN : 0022-443X
90 巻, 4 号
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原著
  • 鈴木 一弥, 落合 信寿, 茂木 伸之, 山本 崇之, 岸 一晃, 浅田 晴之
    2014 年 90 巻 4 号 p. 117-129
    発行日: 2014年
    公開日: 2016/03/25
    ジャーナル フリー
    高さが可変できるデスクを使用した立位の挿入がデスクの作業者の下腿周径,主観的疲労感,作業パフォーマンスに及ぼす影響を検討した。12名(男性6名,女性6名)の被検者が実験に参加した。2時間のパソコン作業(文章転写)を(1)座位条件,(2)20分間の立位と40分間の座位の繰り返し(転換条件),(3)立位条件,の3条件で実施した。左足の下腿周径,主観的疲労感,身体違和感,反応時間課題が作業開始前,作業開始後20分,60分,80分,120分に測定された。左足・足首および膝・下腿の違和感は立位と比較して座位および転換条件で有意に低下した。臀部の違和感は座位条件と比較して立位および転換で低下した。眠気の平均評定値は,座位>転換の傾向差を示した。下腿周径は,座位と比較して転換条件で有意に低下した。(図8)
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