映像情報メディア学会誌
Online ISSN : 1881-6908
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ISSN-L : 1342-6907
69 巻 , 4 号
選択された号の論文の26件中1~26を表示しています
ふぉーかす
名誉会員からのメッセージ ~次代を担う若者に向けて~
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ニュース
論文特集 3次元映像情報メディア技術
巻頭言
特集論文
  • 田井 啓悟, 坂本 雄児
    2015 年 69 巻 4 号 p. J140-J147
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/03/25
    ジャーナル フリー
    本研究では,複数のレンジセンサとディジタルカメラから実物体のCGHを生成する手法を提案する.提案手法は,カメラキャリブレーションを用いることで装置の位置を推定するため,任意の位置に配置を行える.このため,広範囲を撮影する装置の配置が実現でき,大きな実物体からもホログラムの生成が可能となった.提案手法において,ホログラムはホログラフィックステレオグラムの原理を用いて生成される.また実験では,人間大の実物体を撮影可能なスタジオを作成し,提案手法の原理と有効性の実証を行った.
  • 中山 祐介, 斎藤 英雄, 清水 雅芳, 山口 伸康
    2015 年 69 巻 4 号 p. J148-J159
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/03/25
    ジャーナル フリー
    本論文では,カメラ位置姿勢推定のための3次元線分モデルを,対象シーンをRGB-Dカメラで撮影するだけで簡易に生成する手法を提案する.従来の特徴点マッチングによるモデル生成は,特徴点が検出されない場合は失敗するという問題点があった.そのような場面でも線分は安定して検出されるため,3次元線分モデルの生成法が求められている.本提案手法では線分特徴記述子を用いた線分マッチングにより,簡易に,そして3次元情報が必要となるその場で3次元線分モデルを生成する.まず,入力されたRGB画像と距離画像から前フレームの3次元線分と現フレームの2次元線分の対応付けを行う.この2次元3次元線分対応から現フレームのカメラ位置姿勢を推定し,フレーム中の2次元線分を3次元空間上へ逆投影して3次元線分モデルとする.実験により,提案手法が特徴点マッチングではモデルが生成できないシーンでも正確なモデルを生成できることを確認した.
  • 中川 航, 松本 一紀, ドゥ ソルビエ フランソワ, 杉本 麻樹, 斎藤 英雄, 仙田 修司, 柴田 剛志, 池谷 彰彦
    2015 年 69 巻 4 号 p. J160-J168
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/03/25
    ジャーナル フリー
    近年、温度カメラは、機械設備・建築物の検査や,人間や動物の体温の検査等,多くの目的に利用されるようになってきた.本論文では,RGB-Dカメラで取得した3次元環境モデルを利用して、このモデル上に温度分布をレンダリング表示することにより,対象環境の温度分布を自由な視点から観察可能なシステムを提案する.本システムでは,3D環境モデルを利用したカメラ位置姿勢のトラッキング手法に基づき,事前に取得しておいた温度分布に対して,現在の温度変化を表示することも可能である.提案システムの有効性を検証するために,幾つかのシーンに対して本システムを利用して表示した温度分布や温度変化分布を示す.
  • 李 博, 張 暁林, 佐藤 誠
    2015 年 69 巻 4 号 p. J169-J176
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/03/25
    ジャーナル フリー
    車載単眼カメラを用いた車間距離計測を実現するためには高精度なピッチ角推定が必要となる.本論文では車載単眼カメラのみで累積誤差が発生せず初期姿勢推定可能な高精度なピッチ角推定手法を提案する.この手法はハリスコーナーおよびピラミッド型Lucas-Kanade法を用いて前後フレーム間の特徴点のオプティカルフローを検出し,Structure from Motionで推定された回転行列および並進ベクトルの正当性を判定した上でカメラの自己運動推定を実現している.そして,ガウス・ニュートン法を用いて推定された自己運動パラメータを最適化する.さらに,本論文では並進ベクトルから車載カメラが走行道路に対するピッチ角の推定手法について提案する.そのピッチ角と回転行列から分解した前後フレーム間のピッチ角レートを移動平均法で合成し,高精度なピッチ角推定を実現している.シミュレーション画像および車載カメラ実画像の両方を用いて,提案手法が有効であることを確認した.
特集研究速報
論文
  • 中村 聡, 北村 卓也, 大野 光平, 伊丹 誠
    2015 年 69 巻 4 号 p. J180-J189
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/03/25
    ジャーナル フリー
    OFDM伝送における特性劣化の要因の一つにOFDM信号がインパルス雑音から受ける干渉の影響があげられる.インパルス雑音は,広帯域な周波数成分を有しているため,OFDM信号に加わった場合, すべての搬送波に影響を与える.本論文ではレプリカ信号を用いたインパルス雑音の軽減方式について提案する.提案方式では,受信信号からインパルス雑音の加わった位置・振幅・位相を推定し,インパルス雑音のレプリカ信号を生成する.生成されたレプリカ信号を用いて受信信号から減算することによりインパルス雑音を除去する.さらに,レプリカ信号の生成と減算を繰り返すことにより受信特性の改善が可能であることを示す.また,従来のインパルス雑音除去方式では,インパルス雑音のピークが時間サンプル点間に存在する場合,周辺の時間サンプルへの干渉の影響について,充分な検討がなされていない.しかしながら,本提案方式により,時間サンプル点間に存在するインパルス雑音の影響についても軽減することが可能であることを示す.
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