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原稿種別: 表紙
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Cover1-
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 目次
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Toc1-
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
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尾崎 雅則, 宇戸 禎仁, 岡崎 庄治, ケント スカープ, 吉野 勝美
原稿種別: 本文
p.
1-6
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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高分子強誘電性液晶を有機溶剤に溶かしてスピンコートする新しい成膜方法を提案している。このスピンコート法により、良好なホメオトロピック配向が容易に得られ、散乱型、複屈折型等の様々な電気光学効果が実現できた。電気光学応答において電界分布の不均一性に起因する応答速度の分布が発生することを指摘し、シュミレーションを試みた。
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福田 敦夫
原稿種別: 本文
p.
7-10
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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反強誘電性と考えられるある種の液晶が3安定スイッチングではなくV字型スイッチングを示し, これをTFTなどの能動マトリクス電極とを組み合わせた, 広視野角, 高速応答, 階調性に秀でたディスプレイの可能性が指摘されている[Proc.Asia Display'95(Hamamatsu)61]。本稿では, 層間における分子配向の無秩序化と電界によるランジュバン配向に基づく無閾反強誘電性が, すくなくとも界面により誘起され実現されており, V字型スイッチング出現機構として妥当なものであることを明らかにする。
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王 慶兵, 孫 叡鵬, 黄 錫〓, 角田 市良
原稿種別: 本文
p.
11-15
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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相分離構造を細胞膜化して液晶滴の大きさを2〜3μmにしたPDLCセルの電気・光学諸特性を示し, 同時に基板の表面状態と相分離構造発現の差異について実験より得た知見をもとに差異をもたらす要因について検討した。
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栗山 毅, 小川 洋, 長谷部 浩史, 竹内 清文, 高津 晴義
原稿種別: 本文
p.
17-22
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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分子構造の異なる単官能アクリレート化合物を用いて作製したPN(polymer network)-LCDの各種電気光学特性について検討を行った。各種単官能アクリレート化合物を用いたポリマーネットワークは、液晶分子に対する影響を変化させ、それにより電気光学特性が大きく異なることが示された。特に、液晶骨格を有するアクリレート化合物を用いることで、駆動電圧、ヒステリシスが大幅に低下することが判った。また、低温温度域で観察されたメモリー現象においても、単官能アクリレート化合物の分子構造が密接に関連していることが明らかとなった。これらの知見を基に、電気光学特性を最適化することにより、低電圧で駆動し、温度依存性の小さいPN-LCDを得ることができた。
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菊池 宏, 藤井 孝憲, 河北 真宏, 藤掛 英夫, 曾田 田人, 滝沢 國治
原稿種別: 本文
p.
23-28
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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PDLCを用いた反射型空間光変調素子は、光利用率が高い、高速応答など、高輝度・大画面プロジェクターに適した特徴を持つ。本報告では、この空間光変調素子の構成要素であるPDLCの散乱特性を評価し、コントラストと投写光学系の関係について議論した。さらに、この結果をもとにフルカラーの投射型ディスプレイを設計・試作し、80 : 1の高い消光比と1500ANSIlmの明るい画像表示を実現した。
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中園 祐司, 一ノ瀬 秀男, 沢田 温, 苗村 省平
原稿種別: 本文
p.
29-34
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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AM-LCDの電圧保持率低下及び表示焼き付の原因となる残留DCに対して液晶層内のイオンの挙動をモデル化し、このモデルに対する検証を行った。その結果、電圧保持率の低下に対しては、液晶層中に含まれるイオンの量、電気量、移動度の積である導伝率σを用いて説明することができ、残留DCに対しては、配向膜に吸着されたイオンの量と電気量の積によって説明することができることを示した。また、今回の実験範囲においては、吸着されたイオンの量は液晶層中のイオンの量と比例関係にあり、液晶層中のイオン量と残留DCとの間に相関が得られた。
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久世 通由, 杉村 明彦
原稿種別: 本文
p.
35-40
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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一般化表面エネルギに基づくトルクバランス方程式より、基板界面領域とバルク内での液晶ダイレクタの動的・静的分布を正確に表現できる。本方程式に基づく理論解析より、Weak Anchoring(WA)条件下のSTNデバイスにおいて、種々の電気光学特性のヒステリシス現象が予測される。この現象を実験的に確認するため、偏光UV光により配向制御できるPolyVinyl Cinnamate(PVCi)を用いて、WA条件の制御を試みた。トルクバランス方程式より、一般化表面アンカリングエネルギと飽和閾値との関係が導かれる。この関係より、PVCi膜上での一般化表面アンカリング密度を測定し、紫外光の照射時間によりWA条件を持つ表面エネルギを制御できる。
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小林 義宏, 高木 盛宏, 小林 駿介, 飯村 靖文
原稿種別: 本文
p.
41-46
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
ハイブリッド配向ネマティック液晶ディスプレイ(Hybrid Aligned Nematic LCD : HAN-LCD)は、高速応答、低電圧駆動といった利点をもつ一方で、分子の立上がり方向(上下方向)に強い視角依存性を有するため、視野角が非常に狭いという欠点がある。我々は、この視角依存性を軽減し視野角の拡大するために、光学軸の傾斜した位相差フィルムと2軸性位相差フィルムを使用することで視野角の拡大を試みた。その電気光学特性(電圧・透過率特性、中間調表示特性)について、コンピュータシミュレーションにより検討した結果、2軸性位相差フィルムとの組み合わせにより、広範囲での良好な黒表示と中間調表示における広い視角特性が達成できることを明らかにした。
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脇田 尚英, 西村 紀子, 山口 久典, 水野 浩明
原稿種別: 本文
p.
47-52
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
1枚偏光板STNの光学構成をシミュレーションと実験により検討した。1枚偏光板型LCDのコントラストが視野角の広さに強く依存することを明らかにし、また、位相差板の厚み方向屈折率の適正化により視野角を広げたパネルを試作し、1/240duty駆動でコントラスト7の高コントラスト表示を実現した。また、液晶と位相差板の△n波長分散の差によって、白黒表示できる液晶層の△ndがかなり異なることが分かった。
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杉浦 規生, 内田 龍男
原稿種別: 本文
p.
53-58
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
筆者らが提案している反射板最適化法により設計した反射板、マイクロカラーフィルタ、λ/4板及びゲストホストモードを用いた高輝度反射型フルカラーLCDの検討を行った。この反射特性はある角度範囲内で極めて明るく、しかも一定の明るさを有し、それ以外の角度ではほとんど0となる。このLCDは、ある角度範囲内で紙のような特性を有し、更に中間調表示が可能であるといった特徴を持つ。
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堀 淳一, 根来 靖典, 三好 建也, 内池 平樹, 安蘇 芳雄, 大坪 徹男, 柏原 愛
原稿種別: 本文
p.
59-64
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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レーザ用色素を発光層, 正孔輸送層にドープした有機EL素子のELスペクトルと電圧・電流特性を測定し, その結果から有機ELの発光特性について考察を行った。
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三好 建也, 根来 靖典, 堀 淳一, 内池 平樹, 安蘇 芳雄, 大坪 徹男, 柏原 愛
原稿種別: 本文
p.
65-70
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
ローダミン101パークロレイトを発光層にドープする膜厚を変化させたEL素子の発光特性について測定した。キャリアの注入、ELスペクトルにその効果が認められた。
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今田 武史, 尾関 芳孝, 澤田 和明, 水野 武志, 青木 徹, 中西 洋一郎, 畑中 義式
原稿種別: 本文
p.
71-76
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
p-Si上にSiO_2を形成した場合に生じるバンドの曲がりを利用することにより、低い印加電圧でホットエレクトロンを発光層へ注入することができる。この結果、従来の二重絶縁構造EL素子に比べてより低印加電圧での駆動が期待できる。この原理の応用として、超高精細ELフラットパネルディスプレイの実現を目指して、Si基板上に駆動回路(p-MOSFET)と発光素子を組み合わせた集積型EL素子の作製を行い、その発光特性を調べた。発光層としてZnS : Mnを用いてp-MOSFETを動作させた場合、約15cd/m^2の輝度の変化が得られた。しかし、輝度の完全なON/OFFの制御を実現するためには、p-MOSFETの動作による輝度変化の改善が必要である。
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榊原 努, 佐藤 知正, 平手 孝士
原稿種別: 本文
p.
77-82
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
Znソースとして金属Znを用いた減圧熱CVD法によりZnS : Mn膜を成膜させることを試み、広範囲な成膜条件でZnS : Mn膜を作製した。その結果、成膜温度600[℃]を境として、それよりも低温側、高温側で膜の結晶性および発光特性に差異が生じ、600[℃]より高温側で良質な結晶、高い発光輝度を得た。また、このような簡便な成膜方法においても成膜条件の適性化により、他の成膜方法による良質な結晶および発光輝度と同等な結果を得ることができた。
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小南 裕子, 堀河 敬司, 青木 徹, 中村 高遠, 中西 洋一郎, 畑中 義式
原稿種別: 本文
p.
83-88
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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ゾル-ゲル法によりIn[OCH(CH_3)_2]_3を用いてCRT用蛍光体であるZnS : Ag, Clの表面にIn_2O_3の導電層を形成させた。その結果、蛍光体の表面に非常に薄く均一なIn_2O_3の層が形成されていることが確認された。被覆に使用するIn[OCH(CH_3)_2]_3の分量を増加させるに従って、低加速電圧領域において発光輝度が向上し、蛍光体表面の帯電を改善させていることがわかった。また、これらの蛍光体に電子線の長時間照射を行うと、被覆を行わなかった蛍光体の表面が荒れ形状に変化が見られたが、被覆を行った蛍光体についてはいずれも表面形状の変化は僅かであった。このことから、ゾル-ゲル法による蛍光体表面の被覆は、電子線照射による表面状態の変化を抑え、輝度劣化を抑制していることがわかった。
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上倉 直喜, 中野 文樹, 小南 裕子, 青木 徹, 中西 洋一郎, 畑中 義式
原稿種別: 本文
p.
89-94
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
多元蒸着法を用いて、青色EL用蛍光体SrGa_2S_4 : Ce薄膜の作製を試みた。蒸発源にはSr金属、Ga_2S_3、CeCl_3を使用した。蒸発源Ga_2S_3は蒸発の際にGaSとS_2に分解してから基板に供給されいることが分かった。作製した薄膜の構造は基板温度、各蒸発源から基板への供給量及び供給比に依存し、SrGa_2S_4以外にもGaS及びSrSが形成される。薄膜堆積後のH_2S雰囲気中での熱処理は、SrGa_2S_4 : Ce薄膜の結晶性及び発光特性の改善に有効であることが分かった。基板温度450℃、供給比Ga_2S_3/Sr=100で薄膜堆積後、H_2S雰囲気中で800℃、3時間の熱処理によりPL強度は約100倍向上し、またCIE色度点(0.12,0.09)の青色PLが得られた。
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中野 文樹, 上倉 直喜, 小南 裕子, 青木 徹, 中西 洋一郎, 畑中 義式
原稿種別: 本文
p.
95-100
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
青色EL用蛍光体として注目されているCaGa_2S_4 : Ce薄膜の低温プロセスでの作製を目的として多元蒸着法を用いた作製を試みた。蒸発源にCa、Ga_2S_3、CeCl_3を用いて薄膜の作製を行った結果、薄膜の特性は基板温度及びCaとGa_2S_3の基板への供給量の比に強く依存することが分かった。基板温度550℃でCaGa_2S_4相を含む薄膜の作製に成功したが、この薄膜は化学量論組成に比べGa及びSが少ない薄膜であった。基板温度450℃で作製した薄膜をH_2S雰囲気中で700℃または800℃で3時間熱処理することにより、CaGa_2S_4相を含む薄膜の作製に成功し、460nm及び510nm付近にピークを持つPLスペクトルが得られた。
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濱口 眞基, 藤井 彰彦, 大森 裕, 吉野 勝美
原稿種別: 本文
p.
101-106
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
π共役高分子多層膜を用いた発光色可変エレクトロルミネッセンス(EL)素子について報告する.バンドギャップ, つまり発光色の異なる2種のπ共役高分子膜で正孔輸送性層をサンドイッチした構造からなるEL素子は, 印加電圧の極性により2色の発光を与えることがわかった.また, 蛍光色素をドープした高分子膜を発光層のひとつに用いた場合, 印加電圧の大きさと極性により3つの異なる発光スペクトルが得られた.
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原稿種別: 付録等
p.
App1-
発行日: 1997/01/23
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー