映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
22.64
選択された号の論文の13件中1~13を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    p. Cover1-
    発行日: 1998/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 目次
    p. Toc1-
    発行日: 1998/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 高橋 克直, 寺島 信義, 富永 英義
    原稿種別: 本文
    p. 1-8
    発行日: 1998/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本論文では、動画像アーカイブから望む動画像を見つけるための手掛かり情報として、動画像の特徴情報, 「画紋」を提案する。画紋は人間の指紋と同様に、少ない情報量で動画像の識別が可能な情報であり、簡単・安定的に求めることができるものを考えている。今回は、MPEG2を対象とし、完全デコードすることなく、IフレームのDC成分のみを用いて画紋値を求め、時間軸に配列した時系列情報を画紋と定義し、CMの送出確認実験を行い、画紋の有効性を検証した。今回試した方法は、原理的に現行テレビ放送の様な非圧縮動画像にも対応可能であり汎用性が高い。
  • 島本 洋, 菅原 正幸, 三谷 公二, 湯山 一郎, 藤田 欣裕
    原稿種別: 本文
    p. 9-15
    発行日: 1998/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    ハイビジョンを超える解像度を持つ超高精細撮像システム用信号処理装置を開発した。本装置は高速処埋を実現するため、処理を領域分割し並列化することにより処理速度を落とし、汎用LSIが利用可能として装置を小型化した。また、各ブロックをユニット化する事により撮像素子の種類に応じて容易に変更できる構成とした。順次走査可能な200万画素CCD撮像素子と4板撮像方式を用いた、水平3840画素、垂直2070画素、順次走査方式の超高精細撮像装置を試作し、本装置を用いて補間処理、及び輪郭補償処理を行い、超高精細撮像システム用プロセス回路を実現したので報告する。
  • 北岡 良之, 剣持 雪子, SURYONO, 小谷 一孔
    原稿種別: 本文
    p. 17-22
    発行日: 1998/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    天文学の分野では、太陽の活動を知るための手がかりとして、太陽観測衛星「ようこう」が撮影した2次元のX線画像データから、太陽コロナなどの3次元的な情報を再現して観測することが望まれている。「ようこう」が撮影した画像は単一の固定カメラからの画像であるが、太陽の自転によって異なる視角を得て、ステレオ立体視法により立体画像を得ることができる。しかし、太陽表面のテクスチャは自転の間に変化するため、ステレオ画像ベア間に誤差が生じて立体感を損ねてしまう。そこで、本研究では「ようこう」が撮影したX線太陽画像から良好な立体画像を構成するため、モルフォロジー処理とアフィン変換を用いて太陽表面のテクスチャの変化を補正する手法を検討し、その有効性を検証するためコンピュータグラフィクス(CG)で作成したモデル画像に対して補正実験を行う。
  • 戸田 昌枝, 剣持 雪子, 小谷 一孔, 加藤 茂夫
    原稿種別: 本文
    p. 23-30
    発行日: 1998/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    超高精細・高階調カラー画像は、解像度が2000×2000[pixels]以上、階調はRGB各12[bits/pixel]以上と定義されている。この超高精細・高階調カラー画像では、解像度・階調の高さによる膨大なデータ量が、伝送・保存などの際に問題となる。このため、画像データ圧縮が必要であるが、圧縮によって歪が生じ、画像情報が損なわれては、超高精細・高階調画像そのものの存在意義が失われてしまう。情報が損なわれない圧縮のためには、Lossless Codingが不可欠である。そこで本研究では、まず、超高精細・高階調カラー画像の統計的性質を明らかにし、次に、この性質に適したLossless Codingを提案し、最後に試作した符号化器による実際の圧縮結果も示す。
  • 平田 和貴, 山田 順一, 新上 和正
    原稿種別: 本文
    p. 31-38
    発行日: 1998/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    JPEGベースライン・システムによる画像符号化を行う場合、より圧縮率が高く、かつより画像品質の良い量子化テーブルを採用することが望まれる。高次元アルゴリズムは多数の制御変数を同時に最適化できる最適化手法であり、これをJPEG量子化テーブルの最適化に用いた。高次元アルゴリズムによって国際標準例示の量子化テーブルに比較して、より圧縮率が高く、画像品質が改善された量子化テーブルを得ることができたので報告する。
  • 安藤 剛彦, 塚原 正人, 橋本 秀雄
    原稿種別: 本文
    p. 39-44
    発行日: 1998/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    近年, 画像シーケンスからオブジェクトを検出し, オブジェクトごとに動き補償予測をおこなう研究がおこなわれている.本稿では, オブジェクトごとに動き補償予測を行う方法の一つとして, 一様に分割されたブロック単位に検出したアフィンパラメータから出発する動領域分割法を提案する.ブロック単位に検出した動きのクラスタリングをおこない, 各クラスタの動きをもとに画素をクラスタに割り当てることで, 領域分割をおこなう.さらに, そのオブジェクト単位に動き補償予測をおこない, 結果をBMA(Block Matching Algorithm)と比較検討する.
  • 黒住 正顕, 大塚 吉道, 神田 菊文, 西田 幸博, 中須 英輔
    原稿種別: 本文
    p. 45-51
    発行日: 1998/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    我が国ではBSによるデジタルハイビジョン放送の開始が2000年より予定されており、地上デジタル放送も2000年以降の開始が予定されている。デジタルハイビジョン放送の映像符号化方式はMPEG-2 MP@HLが採用されている。我々はハイビジョンのより高画質な放送のためにMPEG-2符号化の画質改善の研究を行っている。MPEG-2の動きベクトルは前後のマクロブロックの動きベクトルの差分値を送っている。本稿では動きベクトルを揃えて、動きベクトルに関する情報量を低減し、画質改善を行ったので報告する。
  • 福森 裕之, 今市 一史, 樋口 裕二
    原稿種別: 本文
    p. 53-58
    発行日: 1998/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    直交周波数分割多重(OFDM)方式は、時間、周波数方向のインターリーブをおこなうことによって誤りを拡散し、誤り訂正が効果的におこなわれる。しかし、移動体受信に於いてはマルチパスフェージングによるランダムFM雑音などにより誤りが多く発生し、誤り訂正が不可能な場合がある。本稿では、相関の無い2波のOFDM信号をキャリア単位でダイバーシティ受信することによって、ドップラー周波数がキャリア間隔の3%の場合、ダイバーシティ利得は4dB以上と高速度の移動の場合でもダイバーシティの効果があったこと、また同じドップラー周波数で符号化率3/4とした場合にもダイバーシティによって受信可能であったことを室内実験の結果から報告する。
  • 山本 昭夫, 大久保 隆志, 鶴賀 貞雄, 野上 博志, 西村 恵造
    原稿種別: 本文
    p. 59-64
    発行日: 1998/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    地上デジタル放送方式として検討されているOFDM方式では、パイロット信号を用いた周波数軸上の等化が可能である。本報告では、パイロット信号を用いた周波数軸上の伝送路応答の補間手法として、ステップ補間、乗算器を用いない簡易形直線補間の各方式についてハードウエア試作をおこない、等化器出力信号のS/Iを測定した。D/U=10dBの2波の時不変マルチパス伝送路におけるS/Iの測定を行った結果、シミュレーション値とほぼ一致する結果が得られるとともに、簡易形直線補間方式は、10μSの遅延波に対してS/I=27dB(受信C/N=30dB)程度の良好な性能が得られ、民生用機器への適用を考えると有効であることがわかった。また、伝送路応答の補間手法の一つである、sinc関数形のインパルス応答を持つFIRフィルタのハードウエア化基本検討として、所要ビット精度についてシミュレーション検討し、タップ係数のビット精度として10ビット程度が必要であることを明らかとした。
  • 富家 修, 平井 実, 樋口 裕二, 保科 徹
    原稿種別: 本文
    p. 65-72
    発行日: 1998/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式は、マルチパスフェージングに対する耐性が強いため地上デジタル放送に適している。すなわち、OFDM方式は移動体受信に有効であり、SFN(Single Frequency Network)の構築も可能であると言われている。本報告では、SFN時に中継局間の伝送の為に階層変調を用いることを提案している。また、放送波に与える影響をシミュレーションすると共に、試験装置での実験を行った。
  • 原稿種別: 付録等
    p. App1-
    発行日: 1998/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
feedback
Top