有限の大きさのスポットでマークを読み出す光ディスクにおいて, 高密度に情報量を記録するために, 情報を担うマークからの検出信号が多値レベル(従来は2値)になるようにする。このために, ディスク面上に仮想的に配置された2次元格子の格子点に丸形のマークを配置し, その直径を変化させる。再生するときは複数のスポットで各トラックを読み出し, それらの信号を用いて, 波形間干渉, クロストークを除き, 信号を検出する。今回は(1)本方式のコンセプト(2)レーザを用いたカッティング装置による直径の異なるマークの形成(3)形成されたマークの直径の平均値とばらつき測定について述べる。
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