映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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24.79
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  • 原稿種別: 表紙
    p. Cover1-
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 目次
    p. Toc1-
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 土橋 健太郎, 小舘 亮之, 西塔 隆二, 富永 英義
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-77
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    動画像編集のためのサポートとして本研究では, 撮影者の意図が含まれるカメラワークを検出する.従来の圧縮コンテンツからカメラワークを検出する研究ではニュース, 映画, ドラマなどの安定したカメラワークで撮影された映像を対象としている.本研究では, ディジタルビデオカメラ(DVC)で撮影された手ぶれを含んだ映像も対象とする.カメラワークを高精度に検出するには, カメラワークと手ぶれをうまく分離する必要がある.まず, 手ぶれも含めたカメラの動いているシーンを検出する.その後に, 各フレームの動きベクトルの平均と, 頻度分布の分散値を算出する事によりカメラワークと手ぶれを分離する.カメラワークの区間を検出した後に各フレームでの動きベクトルの大きさを調べる事によりカメラワークの速さも編集のサポートに利用できる.
  • 四分一 大助, 竹内 俊一, 富永 英義
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-78
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本稿では, 市販のビデオカメラを画像入力部に用いて, 絵画などの平面静止画に対し, ユーザの興味領域を部分的に高解像度化するビデオモザイク方式について述べる.ビデオモザイク方式は, 要素技術に画像モザイク化技術を採用しているため, ビデオカメラなどより得られた大量の画像フレームを統合する際, 誤差累積が発生し, 統合画像上に歪みとなって現れ, また, 画像フレーム番号に従い, モザイク化処理をするため, 被写体の同一領域を重複撮影した場合に生じる処理効率の低下が懸念される.本研究では, 大量の画像フレームを含むビデオシーケンス中から良好, 且つ, 必要最小限の画像フレームを選定し, 統合することで, 誤差累積を抑えた統合画像の高品質化, また, 画像フレームの統合処理効率向上を実現する高能率ビデオモザイク方式を提案する.また, CGを用いた実験・評価を通じ, 従来法に対する提案方式の有効性を示す.
  • 杉本 修, 川田 亮一, 和田 正裕, 松本 修一
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-79
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    近年のデジタル映像伝送の急速な普及に伴い, その運用監視を支援する技術の開発が強く求められている。特に, 画質監視に関しては, 運用者への負担が非常に大きく、これを自動化する技術の開発が求められている。そこで, 筆者らはリファレンス画像を用いない画質評価方式について提案する。提案方法は, スペクトル拡散によるデータハイディングを用い, 原画像に不可視マーカを埋め込む。この不可視マーカの特徴として, 画像の幅広い周波数帯に分布するという特性があるため, この劣化を受信側で検出することによりMPEG符号化による画質劣化を推定することが可能となる。また, 本方式は絵柄やビットレートを問わず, また, コーデック多段接続にも対応しているため, あらゆる形態の映像伝送に適応可能である。さらに, マーカ付加による画質劣化も極めて小さく視覚的に検知できないレベルに抑えられているため, 高品質の映像伝送にも適用できるという特徴を有する。
  • 宝珍 輝尚, 郡司 達夫
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-80
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本論文では, 感性の主因子を用いた多種のメディアデータの関連付けについて検討する.SD法を用いて画像, 自然音, 音楽クリップ, ビデオクリップに対する感性の主因子を求めたところ, 画像に対しては, 「評価性」, 「力量性」, 「活動性」, 「明快性」, 「堅鋭性」という5つの因子が求まり, 自然音, 音楽クリップに対しては, 「評価性」, 「力量性」, 「明快性」, 「堅鋭性」という4つの因子が求まった.また, ビデオクリップに対しては, 「力量性」, 「明快性」, 「活動性」, 「堅鋭性」, 「自然性」という5つの因子が求まった.これらの因子は互いに類似したものであり, 異種のメディアデータの関連付けに利用できると考えられる.
  • 杉尾 敏康, 藤本 寛史, 藤本 典幸, 萩原 兼一
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-81
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    静止画像圧縮技術の1つにJPEG符号化がある.JPEG符号化では, 圧縮の対象とする画像を複数のブロックに分割し, 各ブロックに対して順に, 同一の圧縮処理を行う.このとき, 全画素値が同一のブロックが存在する場合がある.ここで, 全画素値が同一のブロックのうち, 最初に圧縮の対象とするブロックを代表ブロック, それ以外を同一ブロックと呼ぶ.代表ブロックと同一ブロックに着目した白黒濃淡画像の圧縮法として, ブロック比較法(Block Comparator Technique, 以下BCT)がある.BCTでは, 同一ブロックと代表ブロックの同一関数を表(以下, BCT表)に記録して, それを圧縮ファイルに組み込み, 代表ブロックのみを符号化することでJPEG符号化よりも圧縮率を向上できる.また, 伸長時に同一ブロックに対する伸長処理を省略することによって, 伸長時間を短縮できる.しかし, 既存のBCTは, BCT表の構造に改善の余地がある.本研究では, BCT表の効率のよい符号化法を提案する.また, JPEG符号化処理過程の量子化後に同一ブロック数が増加することに着目し, 量子化後にBCT表を作成することを提案する.さらに, カラー画像を扱えるようにBCTを拡張する.117枚の画像を用いて評価した結果, 本研究が提案する手法は, 白黒濃淡画像およびカラー画像に対する圧縮率と伸長時間を, 画質劣化なしにJPEG符号化よりも向上できることがわかった.
  • 川原山 和浩, 北見 徳廣
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-82
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    ATMスイッチでは、一般に競合制御のため、内部のバッファにおいて待ち合わせを行なう。その際に生じる交換遅延は、多段接続のATMスイッチになると、累積し大きな値になる場合がある。本稿では、遅延の規格値(許容される遅延の最大値)が異なる複数のサービスが混在する網において、スイッチ形式を入出力バッファ型とし、スイッチ内経過時間が遅延の規格値に近いものほど優先度が高い処理を行なうBuffer制御形態(EDD Buffer : Earliest Due Data Buffer)を用いて、シミュレーションによりその性能を評価する。
  • 泉 智文, 北見 徳廣
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-83
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    ATM網において割当容量を動的に制御する可変容量制御の一形態として、VP単位の容量制御とVC単位の容量制御を組み合わせる複合型の容量制御方式を提案する。本稿では、この複合型方式において、割当容量の妥当性を判断する為の評価値について検討する。次に、割当帯域使用率、公平性、キュー長などの総合的な性能評価を行って、前記評価値の有効性をシミュレーションにより明らかにする。
  • 相澤 幸大, 北見 徳廣
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-84
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    入出力バッファ型のATMスイッチにおいて、入力バッファ及び出力バッファの双方に、それぞれ閾値を設定し、入出力両バッファ間のセル転送を総合的に制御する構成の入出力制御型バックプレッシャスイッチの廃棄率特性を評価する。シュミレーションの結果、本構成は通常のバックプレッシャスイッチ(出力バッファのみに閾値を設定する構成)に比較して、高負荷時のセル廃棄率を低減できる事を明らかにした。
  • 林 俊輔, 今村 弘樹, 剣持 雪子, 小谷 一孔
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-85
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    これまでのオプティカルフロー推定では、画像中に動きの異なる物体が複数存在すると対象物体の動きの複数制によって大きな推定誤差が生じた。本研究では、速度空間上で分散した拘束直線の交点群をクラスタリングして動きの異なる複数の物体の交点を分離し、注目画素の動きを含むクラスタ内でフロー成分を求めることにより、高精度なフロー推定を行う。特に、推定精度が著しく低下する物体間の境界近傍において、従来手法よりも高精度なフロー推定を目指す。
  • 山田 昌史, 藤井 俊彰, 木本 伊彦, 谷本 正幸
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-86
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    MPEGにおいて定められた符号量内で, より高品質な圧縮を行うためには符号化する画像における最適なパラメータ値を求める必要がある.しかし一般的な自然画像では, 観察される劣化が複数のパラメータが原因となって発生しているため最適値を決定することは難しい.本稿で我々はデコードされた画像の劣化場所を見ることで, パラメータの調整が行える試験画像を提案する.また実際にインター用量子化マトリクスと動きの探索範囲を決定できる試験画像を作成し, これを用いた場合の復元画像の劣化の発生の様子を調べた結果, 試験画像から得られたパラメータが自然画像にも適するものであることを確認した.
  • 高橋 秀和, 児玉 明, 金田 和文, 山下 英生
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-87
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本稿では, 動画像検索として時間特微量に着目した.輝度値の頻度分布, 及び, フレーム前後間の分布相関値を用い, また, 入力データに応じて自動決定したグループ化しきい値により相関値のグループ化を行うことで, マッチングに用いるデータ量を削減し, 検索処理時間の短縮を実現した.また本提案方式について, 入力データがシーンチェンジを持つ場合と, 持たない場合についてシミュレーション実験を行い, 入力データの持つ特徴によるグループの構造, 及びマッチング結果について, 解析を行った.
  • 児玉 明, 池田 朋二, 高橋 秀和
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-88
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    我々はマルチメディアスケーラビリティパッケージ(MSP)という機能化データのパッケージ化によるマルチメディアサービスの概念を提案している.本稿では, MSPデータを用いた交換型画像検索システムの実現について検討した.特に, MSP検索システムを実現する際の, 画像の空間的特微量を利用した検索手法及び処理手順について考察した.そして, 空間的特微量を利用したマッチング手法を時間方向に拡張し, 動画像検索を実現するためにシミュレーション実験を行い, その有効性を示した.また, 処理量についても検討し, 空間スケーラビリティを利用することの有効性を示した.
  • 児玉 明, 池田 朋二, 高橋 秀和, 村崎 仁
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-89
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    メディア統合およびマルチメディアサービスの統合化を目指した構造化データとして, マルチメディアスケーラビリティパッケージを我々は提案している.本稿では, MSP通信システムに基づいた遠隔講義システムを提案した.遠隔講義システムとして, プロシーディングデータと画像データを組み合わせた講義システムについて考察した.本システムは, パッケージデータを講師, 講義参加者が各自の端末内で, 解凍することにより, 仮想講義システムを実現する.本システムの概要を示し, システム手順, コンテンツ処理手順, コンテンツの構成について述べた.
  • 岡野 佑介, 半田 志郎, 笹森 文仁, 大下 眞二郎
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-90
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本稿では, レイリーフェージング通信路において, 受信系列の自己相関を考慮した最尤系列推定評価式を用いた多シンボル遅延検波方式を適用し, 観測シンボル数を大きくすることによって, 理想同期検波の特性に近づくことを計算機シミュレーションにより確認している.また, 探索パス削減法としてMアルゴリズムを適用し, 観測シンボル数をさらに大きく設定することで誤り率特性の改善が得られる事を確認している.
  • 友清 亮, 赤岩 芳彦
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-91
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    キャリア周波数の少ないTDMA/FDMA方式を用いるパケット伝送セルラーシステムにおいて周波数資源の効率的な利用のため各セルにおけるキャリア周波数の割当はスロット割当とともに、重要な問題となる。マイクロセルラーシステムにおいては、事前に周波数チャネルを割り当てておく事は困難であり、基地局毎に自律分散動的にチャネル割り当てを行う方式が望まれる。本論文では、我々が提案したスロット割り当て方式をもとに、各基地局が時分割チャネルに加え周波数分割チャネルにおいても自律分散かつ動的にチャネル割り当てを行う方式を提案する。計算機シミュレーションにより、提案方式は、時間軸上と周波数軸上の双方でチャネルを有効に利用できることを示す。
  • 瀬戸 義隆, 水田 信治, 赤岩 芳彦
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-92
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    携帯電話の基地局では多重化された広帯域な信号を共通増幅するため、高い線形性と安定した動作特性が必要である。この目的のためにフィードフォワード法やプレディストータ法の歪み補償方式が使われている。本論文では、プレディストータ型に着目し、増幅器の特性に自動的に適応する歪み補償方式を提案する。高周波入力信号の電力に応じてテーブルを参照し、その出力により増幅器入力信号の利得と位相を変化させるものである。帯域外放射電力を評価関数として、その値を最小にするように反復学習を行うアルゴリズムにより、最適なテーブルの値を自動的に決めることができる。計算機シミュレーションの結果によれば、広帯域で高い電力効率をもつ電力増幅器が実現できる可能性が示された。また、時間遅延および回路部品の特性が理想的でない場合にも、テーブルを自動で更新することにより適応的に補正できることを示した。
  • 園田 敏雄, 鎌倉 功弘, 大槻 知明, 笹瀬 巌
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-93
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本稿では, 多元接続干渉(Multiple Access Interference: MAI)を緩和することを目的として, 繰返し巡回シフト系列(Repetitional Cyclic-shifted Sequences: RCS)を適用した光符号分割多元接続(Code Division Multiple Access:CDMA)方式を提案する.k回繰返しのRCS/CDMA方式では, 各ユーザに割り当てた1つの拡散符号を任意に巡回シフトさせて得られるk個の符号系列を情報に応じて繰返し送信し, 受信機側では所望信号として各フレームにおける相関の和をとる.したがって, 所望信号はRCSを用いない場合と比較してk倍になるのに対して, ユーザ間の符号系列シフト量の多様性から各フレームに干渉する確率は変わらないのでMAIを緩和することができる.k=2のRCS/CDMA方式において, 情報変調にオン・オフ・キーイング(OOK)およびパルス位置変調(PPM)を用いた場合のビット誤り率特性を理論解析により導出し, 従来のOOK-CDMA方式およびPPM-CDMA方式とそれぞれ比較して評価する.その結果, RCSを適用することで従来の誤り率特性をそれぞれ改善できることを示す.
  • 水井 潔
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-94
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    自動車を中心とした道路交通などの交通システムは現代生活において必要不可欠な社会基盤である.より安全, より快適, より環境に優しい交通システムの構築を目指して, ITS(Intelligent Transport Systems:高度交通システム)の研究・開発が日本をはじめ世界中で行われている.一方, 秘話性・秘匿性・耐妨害性に優れ, 距離測定も可能な通信方式として, スペクトル拡散通信(Spread Spectrum Communications:SS通信)が脚光を浴びている.本稿では, スペクトル拡散通信方式のITS無線技術への応用を概観する.
  • 大槻 知明
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-95
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    光を用いた屋外無線リンクは高速大容量伝送が可能であり, 自由にシステム設置・運営ができるため, 近年再び注目を集めている.しかし, 屋外光無線リンクは気象の影響を受けやすく, また晴天時にも大気の屈折率変動に起因する光強度揺らぎ(シンチレーション)などの影響を受ける.本稿では, 屋外光無線リンクの信頼性を高めることを目的として, ターボ符号を用いた屋外光無線通信方式を2方式提案する.1つはPPMを用いた方式であり, もう1つは副搬送波PSKを用いた方式である.遷移関数限界を用いた理論解析と計算機シミュレーションより, ターボ符号は屋外光無線リンクの品質改善に有効であることを示す.また, 副搬送波PSK方式はPPM方式よりも優れた特性を持つことを示す.
  • 小野 謙治, 浜辺 隆二
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-96
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本稿では、ブロックパターン情報を用いたオブジェクト生成と可変ブロック学習動きベクトル量子化(VLMVQ)による符号化を組み合わせたオブジェクトベース符号化法を提案する。オブジェクト生成においては、可変ブロック内のエッジ情報をブロックサイズごとに検出し、そのときのエッジ情報とブロックサイズ情報を用いて分類とラベリングを行う。VLMVQは、生成されたオブジェクトごとのコードブックからなるコードブック群が可変ブロックの性質を学習しながら符号化を行うので画質が良好で、汎用性のある符号化方式である。性能評価として、本オブジェクト生成法による領域分割の結果およびVLMVQとBMAの比較をSNRとビットレートの観点から考察する。
  • 杉山 賢二, 小原 剛, 半谷 精一郎
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCS2000-97
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    ディジタル放送では, 動画像フォーマットとして飛越し走査のほかに順次走査画像も用いられる.一方, 広く普及している受像機は飛越し走査であり, HDTVの場合も飛越し走査が多い.そこで, 供給画像として順次走査画像と飛越し走査画像の両方が使え, 再生画像は飛越し走査とする動画像伝送システムを提案する.本報告では, 飛越し走査画像に対する符号化方式として, 画像間予測処理の参照画像となるP(I)ピクチャーのみを順次走査に変換して, すべての画像間処理を順次走査で行う符号化手法を検討する.MPEG-2の順次走査符号化に上記手法を適用し, 飛越し走査画像を直接符号化する従来方法より有利なことを示す.
  • 原稿種別: 付録等
    p. App1-
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    p. Cover2-
    発行日: 2000/12/15
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
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