2次元のFDTD法において, サブグリッドおよび不均一グリッドを使用して電磁界解析を行った.サブグリッドを使用した場合での計算精度を定量的に評価するために, セルサイズが異なる領域の接続部に, 平面波を垂直入射させ, 接続部からの反射量を算出した.次に, 2次元の自由空間中に局所的に微小セルを配置し、微小セル領域内での全グリッドにおける電力誤差を算出した.さらに, それぞれの計算コストを計測した.その結果, サブグリッドを使用することにより, 計算精度を低下させることなく, 計算コストが低減できることを確認した.また, サブグリット使用時の注意点について考察した.
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