RSC符号を用いるターボ符号化方式よりも復号の演算量が少ない簡単化方式として, パリティ検査符号を用いた並列連続符号化方式を提案し, その性能評価を行う.まず, その構成法について示す.次いで, 符号化率16/18, 32/34連接符号とE^2PR4方式を組合わせた場合について, ビット誤り率10^<-4>を達成するのに要する読み出し点の所要SN比を計算機シミュレーションにより求める.そして, 従来の16/17(0, 6/6)符号化E^2PR4ML方式と性能比較を行い, パリティ検査符号を用いた連接符号化E^2PR4方式は, 従来方式に比べて良好な特性を示すことを明らかにする.
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