映像情報メディア学会技術報告
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25.62
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    p. Cover1-
    発行日: 2001/10/11
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 目次
    p. Toc1-
    発行日: 2001/10/11
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 平田 京, 山本 節夫, 栗巣 普揮, 松浦 満, 田中 輝光, 鈴木 俊行
    原稿種別: 本文
    セッションID: MMS2001-57
    発行日: 2001/10/11
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    反応性ECRスパッタ法を用いることにより、3000Oe程度の高い垂直方向抗磁力と、垂直磁気異方性を示すCo含有酸化鉄薄膜メディアを、室温から150℃の低温で作製できる。このメディアの熱緩和特性、記録特性および再生電圧の時間変化について調べた。その結果、作製したCo含有酸化鉄薄膜メディアは、市販のMPテープと同等の良好な熱安定性を有し、20Gb/in^2級長手ハードディスクと同程度のD_<50>および高記録密度領域での信号の時間減衰を示すことが明らかとなった。
  • 島津 武仁, 寺川 潤, 渡辺 功, 村岡 裕明, 中村 慶久
    原稿種別: 本文
    セッションID: MMS2001-58
    発行日: 2001/10/11
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    [Co/Pd(lnm)]_9および[(Co-20vol%B)/Pd(lnm))]_9の各垂直磁気記録媒体(総厚10〜14nm)について, CoならびにCoB層の膜厚と, 磁気特性ならびに記録再生特性との関係を検討した.垂直磁気異方性K_uは, CoあるいはCoB一層当たりの膜厚(δ_<Co>あるいはδ_<CoB>)が0.2〜0.3nmで極大を示し, その値は5.7x10^6erg/cm^3(Co/Pd)ならびに3.2x10^6erg/cm^3(CoB/Pd)であった.Co/Pd媒体のK_uV/kTの値は200以上(δ_<Co>>0.3nm)の大きな値を示したが、いずれの媒体のK_uV/kTの値も膜厚の低下にともない大きく低下し, K_uの膜厚依存性とは対応しない.低記録密度時の熱安定性を得る上で重要なK_u/2πM^2_Sの値は, 膜厚の低下にともない単調に増加し, 膜厚0.2〜0.3nmで10程度の大きな値を示した.TEM観察ならびに残留保磁力の解析から, CoB/Pd媒体の粒間の交換相互作用は, Co/Pd媒体よりも低いことが明らかとなった.CoB/Pd媒体の雑音信号比S/N_mは, 膜厚の低下にともない単調に増加し, また, 膜厚が薄い領域におけるCoB/Pd媒体のS/N_mはCo/Pd媒体よりも高かった.これらのS/N_mの違いは, 主に粒間の交換相互作用の違いに起因しているものと推察される.
  • 中川 宏之, 根本 広明, 本多 幸雄, 細江 譲
    原稿種別: 本文
    セッションID: MMS2001-59
    発行日: 2001/10/11
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    交換相互作用の強い非晶質系のTbCo膜と粒子間の交換結合の小さなCoCrPt膜を積層したハイブリッド垂直磁気記録媒体を作製し、熱安定性と記録再生特性の検討を行った。僅か数nmのTbCo層を付与することにより角型比が改善し、熱減磁を問題のないレベルに抑えることができることが明らかになった。TbCo層厚の増加にともない、低記録密度のノイズは減少するが、高記録密度では規格化ノイズは一度減少した後増加に転ずる。一方、出力の大きさや記録分解能は角型比の向上により改善される。結果としてTbCo/CoCrPt媒体ではTbCo層厚が薄い領域でCoCrPt媒体よりもS/Nが改善する。
  • 田中 輝光, 鈴木 俊行
    原稿種別: 本文
    セッションID: MMS2001-60
    発行日: 2001/10/11
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    超微粒子バリウムフェライト媒体を用いてサンプル形態の異なる場合のΔMと磁化の時間減衰を測定し, 粒子間相互作用が磁化の熱安定性に及ぼす影響を印加磁界強度の異なる場合について調べた.配向及び無配向のシート状サンプルと磁性粒子をカプセルに詰めたサンプルを用いて測定を行った結果, 粒子を配向することによりΔMが大きな正の値を示す傾向があることが分かった.ΔM曲線に現れる正の相互作用は弱い反転磁界中では磁化を熱的に安定させるが, 強い反転磁界中では不安定にさせることが分かった.
  • 田上 勝通
    原稿種別: 本文
    セッションID: MMS2001-61
    発行日: 2001/10/11
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本報告では、NECにおける超高密度記録に向けた研究開発について述べる。この中で、垂直磁気記録技術の課題並びにTMRヘッドを用いた場合のサブテラビット/平方インチの記録密度の記録再生特性を述べる。また同じく高密度に必須なヘッドディスクインターフェースとしてコンタクト記録技術の課題について示し、さらに今後の超高密度技術としてSTMメモリについて述べる。
  • 鈴木 俊行
    原稿種別: 本文
    セッションID: MMS2001-62
    発行日: 2001/10/11
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    Baフェライト磁性粉および媒体は垂直磁気記録方式を量産性に優れた塗布型媒体で実現すべく開発された.本稿ではBaフェライト磁性粉, テープ応用, フレキシブルディスク応用について, 文献をもとにBaフェライトの技術開発の歴史を振り返った.ガラス結晶化法で作成されたBaフェライト粒子は粒度分布が良好で, Co-Ti置換量によって保磁力を応用システムに最適な値に精度よく制御できる特徴を持つ.4MB FD/FDD, Hi-8VTRテープなどが商品化されたが, いずれも広く普及するまでには至らなかった.最近, さらに微粒子化されたBaフェライトが開発された.その記録特性は数百kFRPIの潜在性能を有するが, 同時に微粒子化に伴う磁化の熱安定性に注目する必要があり, これらの評価から, 粒径30nm程度が最適と結論した.
  • 原稿種別: 付録等
    p. App1-
    発行日: 2001/10/11
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
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