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原稿種別: 表紙
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Cover1-
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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原稿種別: 目次
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Toc1-
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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清水 正利
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-101
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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現在、ICT社会の実現に向けて,光ファイバ網の構築が進んでいる.しかし、光加入者2000万人を実現するためには,光ファイバケーブル・光クロージャ等の光アクセス網を構成する物品のさらなる小型・軽量化,オペレーションの高機能化が必要である.今回,CAPEXのみならずOPEXの最適化も視野にいれた光アクセス網を実現する手段として,曲げに強い特性を有する空孔アシスト光ファイバ(HAF:Hole Assisted Fiber)を用いた光ファイバ網や,その保守技術に関して報告を行う.
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中島 和秀, 清水 智弥, 深井 千里, 平松 克美, 冨田 茂
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-102
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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近年、曲げ損失特性を改善した光ファイバの開発、実用化が盛んに検討されている。通常の単一モード光ファイバコアに数個の空孔を付与した空孔アシスト光ファイバ(HAF)は、空孔による光の閉じ込め効果により、曲げ損失特性の飛躍的な改善を可能とする。本稿では、HAFの曲げ損失特性、並びに遮断波長特性について、クラッド部における空孔部の占有率の観点から実験的に検討を行った結果について報告する。また、微小曲げ付与時における光ファイバの信頼性に関し、新たな試験法を提案し、その有効性を確認したので報告する。
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保苅 和男, 山田 裕介, 戸毛 邦弘
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-103
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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本報告では、低曲げ損失光ファイバを用いた超細径高密度光ケーブルを提案する。本提案光ケーブルは、地下やビル内の配管および架空区間の残されたスペースを有効に活用することが可能であるという特徴を有している。これを実現するために、光ファイバに必要な曲げ損失特性を実験的に検討し、それぞれ外径7.0mm、9.6mm、15.8mm、光ファイバ密度2.6心/mm^2、2.7心/mm^2、5.0心/mm^2と低損失で安定な100心、200心、1000心超細径高密度光ケーブルが実現できることを明らかにした。さらに、細径かつ曲げ損失特性に優れているという特徴を活かして余長可変部を有する両端光コネクタ付光ケーブルを提案し、実現が可能であること示す。
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冨田 茂, 星島 徹也, 小山 良, 齊藤 浩太郎, 阿部 宜輝, 小関 孝二, 佐藤 圭亮, 関根 拓也
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-104
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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光ファイバケーブル接続部に曲げ損失耐性に優れるHAF(Hole-Assisted Fiber)を適用するに当たっては経済性や現場作業軽減の観点から、現在、簡易に組み立て可能な接続技術として広く普及しているメカニカルスプライスを使用できることが望ましい。そこで、HAFに現在のメカニカルスプライスを適用した場合の接続損失要因について分析し、屈折率整合剤が空孔に浸入する長さを制御することが重要であることを明確にするとともに、この問題を解決できる新たな屈折率整合剤を用いたメカニカルスプライスの特性について示す。次に、ケーブル接続部の経済化・小型化を図るために、曲げ特性に優れるというHAFの利点を活かしたクロージャ(心線収納)構造を提案・試作し、部品点数および作業時間の大幅な削減ができること明らかした。
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青笹 真一, 宇留野 重則, 和氣 正樹, 榎本 圭高, 東 裕司
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-105
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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2010年2000万光アクセスの実現を背景とした光アクセスサービスの急速な普及により、所内光配線技術および管理技術の重要性が高まっている。本稿では運用コスト低減と高い安全性を実現可能なHAFを用いた所内光配線技術、LEDおよびRF-IDを用いた識別技術について報告する。
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松井 隆, 戸毛 邦弘, 倉嶋 利雄, 冨田 茂, 清水 正利
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-106
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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従来の心線対照では光ファイバに曲げ損失を与え試験光の検出によって心線識別を行うため,近年注目を集めている低曲げ損失光ファイバでは従来の心線対照技術を適用することが困難となる.本報告では,長周期グレーティングを用いた新しい心線対照技術を提案するとともに,提案手法によって極低曲げ損失特性を有する空孔アシストファイバの心線対照を実現できることを示す.
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東 裕司, 田中 郁昭, 吉田 耕一, 片山 和典, 辻村 健, 清水 正利
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-107
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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光アクセス線路における支障移転工事は、お客様ご利用の光ファイバを回線借用し、サービスを一時的に途絶させ行なっている。PONの様に複数のお客様を1本の光ファイバ上でシェアして収容されている場合、収容されている全てのお客様の回線借用のご了解を得るには、スケジュール調整に多大な時間を要し、計画的に工事を行なえない。そこで、本稿では、お客様の回線借用が不要なサービス無瞬断切り替え方式について検討した結果を報告する。本方式は、GE-PONを前提に、支障移転区間を含む所内IDM〜所外設置スプリッタ間に、一時的な迂回ルートを設け、その距離を合わせた状態で二重化しサービス無瞬断で切り替える技術を用いる。
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水野 洋輔, 鄒 衛文, 何 祖源, 保立 和夫
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-108
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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最近、我々は被測定ファイバの片端から光を入射するだけで歪分布測定を可能とするブリルアン光相関領域リフレクトメトリ(BOCDR)を提案し、世界記録となる13mmの空間分解能と50Hzのサンプリング速度の両立に成功した。ここで、達成可能な分解能の限度はシステムのSN比で決まり、電気スペクトラムアナライザ(ESA)に固有の電気ノイズに制限されていた。また、サンプリング速度はESAの周波数掃引速度に制限されていた。そこで本論文では、SN比とサンプリング速度の更なる向上と系全体のコストの低減を目的とし、ESAの代わりに単一側波帯変調器と高速フーリエ変換を用いたBOCDRを提案する。実験では、SN比の向上は達成されなかったが、サンプリング速度は400Hzまで向上した。また、このBOCDRに特有な雑音について、理論的・実験的に解析した。
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Huilian MA, Zuyuan HE, Kazuo HOTATE
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-109
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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For applications requiring smaller, lighter and robust gyros, waveguide-type optical passive ring resonator gyroscope (OPRG) is a promising candidate. The drift level of OPRQ which is seriously affected by the backscattering induced noise, is limited by the carrier suppression level in phase modulation spectroscopy technique. In this paper, we examine the influence of the carrier suppression level on the gyro performance experimentally. In order to achieve high carrier suppression directly by controlling the peak-to-peak voltage of the sine wave applied to the phase modulator, high precision calibration of the phase modulator is necessary. Suppressed carrier level higher than 50dB has been obtained by controlling the voltage with the accuracy of 1 mV. Proportional integrator (PI) is adopted to eliminate the residual error for the lock-in frequency. A bias stability of 3.1°/s is firstly demonstrated in a silica waveguide ring resonator with the ring length of 7.9cm.
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吉野 昌樹, 内山 英昭, 春山 真一郎, 中川 正雄, 掛橋 孝夫, 永元 直樹
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-110
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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ビルや道路・橋・トンネルなどの建設・維持や災害予測などの様々な場面において測量技術は必要不可欠なものであるが,トータルステーションやGPSなどといった既存の測量技術では手間や時間やコストがかかるため、測量者に負担がかかるといった問題がある.一方で,普及の進むLED照明からの光を利用した可視光通信が研究されている.可視光通信では,イメージセンサを受信機として用いることで複数の信号を同時に受信することが可能である.そこで本論文では,可視光通信とイメージセンサを用いることで複数個所を短時間に同時に測量可能かつ簡易なシステムで実装可能で実用的な精度を持つ測量システムを提案する.実際にシステムを実装し,実験的評価を行うことによりその有用性を示す.
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安田 典生, 春山 真一郎, 中川 正雄
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-111
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
近距離高速可視光通信のための拡散光学系システムを提案する.本システムは受信機を送信機にかざすことによって非接触で大容量のファイルを瞬時に伝送する.受信可能な領域を増加させるためと受信機が傾いた場合でも信号を受信できるようにするためとアイセーフティーのため,凸レンズと直方体のアクリルロッドと拡敷板を用いた拡散光学系を提案した.本稿では提案システムのSNR特性を実験的に評価した.測定結果から提案システムにおいて受信機が送信機から5cm離れた場合でも,更には受信機が送信機に正対した向きから傾いた場合でも十分な受信SNRが得られることが分かった.
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貫田 雅剛, 春山 真一郎, 中川 正雄
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-112
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
有機Electroluminescence(OLED)は薄型ディスプレイやテレビ,そして新しい照明器具の技術として注目を浴びている.本論文では,今後様々な市場へと登場する事が予測されるOLEDを用いて,近年高速な無線通信の手段として注目を浴びている可視光無線通信を行う事が可能であるか,実験を用いて検討を行う事を目的とする.使用するOLED素子は照明機材としての使用を仮定,白色素子を使用する.検討内容はOLEDによる送信,及びOLEDによる受光についてもそのプロセスを仮定し,実験を用いて示す.得られた実験結果からOLEDによる光無線通信について送信素子としてのOLED,受光素子としてのOLED,その両方の可能性について示す.
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蛭田 真人, 春山 真一郎, 中川 正雄, 石川 翔一
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-113
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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近年,ユビキタス社会の実現に向けての環境整備の需要が高まってきており,その流れは移動中の列車内という環境においても例外ではない.一方で,通信速度という点において,現在の列車通信を取り巻く環境はまだ十分とは言えず,ユーザの多様なニーズを満たすには至っていない.本稿では,列車内という環境において十分な通信速度を実現する新たな方式として,移動体追尾技術を用いた光無線列車通信システムを提案し,事前実験に基づいたシステム設計,さらに設計した装置を用いた実地実験を行った.実地実験の結果より,本提案システムを用いることで十分な通信速度での双方向通信の実現を実証し,提案システムの有用性について実験的に示した.
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草間 和豊, 前田 譲治
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-114
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
搬送波周波数がマイクロ波帯以上の光ファイバ無線システムにおいては、波長分散によるフェージングの影響によるパワーペナルティの増加が問題となる。本論文では、搬送波周波数10.804GHz、送信データ111.689MbpsのBPSK信号を伝送する光ファイバ無線実験システムを構築し、伝送距離に伴う光波形の変化の観測と伝送光パワーに対する符号誤り率の測定を行った結果を報告する。その結果、伝送距離10kmより25kmの場合でより大きいパワーペナルティが発生したが、伝送パワーを大きくすると、パラメトリック利得の効果によりパワーペナルティが低減される。伝送後の光波形から変調度を算出したところ、その劣化度とパワーペナルティがほぼ一致することが分かった。
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下羽 利明, 池田 智, 吉永 尚生
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-115
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
まず,NTTのサービスにおいて実用化されているFM一括変換方式を用いたFTTH映像配信システムについて技術概要を述べる.また,本方式において,伝送帯域のBS/CS-IF信号までの広帯域化の際に課題となる,BS/CS-IF信号のFM変調度設計,残留FM信号の漏れこみによる伝送特性の過剰劣化,BS/CS-IF信号の多重方式について検討した結果を述べる.
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日下部 武志, 倉掛 卓也, 小山田 公之
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-116
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
近年普及の進むFTTHを利用したデジタル放送の分配方式として,筆者らはデジタル放送のベースバンド一括伝送方式を提案してきた.提案方式および従来方式について,加入者への光分配システムモデルを設定し,伝送機器コストを算出した結果,提案方式のコストは従来方式の1/4〜1/5となる結果が得られた.
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藤原 稔久, 菊島 浩二
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-117
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
21GHz帯は高精細映像配信のための衛星放送周波数帯として,ITUの世界無線通信主管庁会議によって割り当てられた.この周波数は,既存の12GHz帯の衛星放送に比べ降雨減衰の影響が強いことから,光ファイバでの再送信システムが対策になりうる.本報告では,同一周波数パススルー方式を採用した21GHz衛星放送信号の光再送信システムを提案する.10G-EPON信号への多重実験により同一周波数パススルー方式の効果と受診既能を確認し,理論値においても性能を見積もった.
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山本 雅俊, 菊島 浩二
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-118
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
縦続接続した外部変調器によってレーザー光を次々と変調する縦続変調方式についてCS相当の多キャリア信号を変調した場合の周波数依存性と段数依存性のひずみと雑音、受光電力特性を計算した。また比較のため1段変調でのひずみと雑音、受光電力特性について計算をした。計算の結果、ひずみと雑音の基準を満たす観点からは、1段変調も多段変調もほぼ同等であった。、一箇所に変調器を置く必要のない多段変調の方がネットワーク構成法の柔軟性の点から、従来方式の1段変調より優れている。
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秋田 恭輔, 菊島 浩二
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-119
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
本論文は、縦続接続した外部光変調器によってレーザ光を次々と変調する縦続変調方式により、CATVと衛星放送に加えて新たなサービスを想定した信号の三つを用いて周波数帯の多チャネル信号キャリアで変調した場合の変調特性を報告している。三段縦続変調によるひずみ分布を示し、さらに、シミュレーションにより新たに加える三つ目の信号Signal IIIの周波数を13GHz〜35GHzの間で設定し、各周波数におけるひずみ特性、受光電力特性を計算した。計算により得たひずみ値やCNR値は、各標準に準拠した目標値をSignal IIIの周波数が25GHz以上であれば満足することができることを明らかにした。
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川瀬 正明
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-120
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
この講演では、FTTH用の高密度テープ心線シングルモード光ファイバケーブルおよび接接続技術について報告する。まず、8心テープファイバで構成される最大1000心の光ファイバケーブルとその一括融着接続技術および多心一括コネクタについて説明する。さらに、メンテナンスフリー防水光ファイバケーブルによる新しい光ファイバーネットワーク保守システム(非ガス保守システム)について述べる。これらの技術の確立により、経済的かつ高信頼な光ファイバネットワークインフラストラクチャーを実現し、我が国におけるFTTH1000万加入を実現した。
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松尾 崇司, 榊原 大志, 川嶋 健司, 中村 行男, 岡田 勝, 寺村 勝彦
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-121
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
架空光ケーブルの新たな形状としてSZねじれ形状を選定し、数値流体解析を行った結果、風圧荷重低減効果が高いことを解明した。併せて、ねじれのピッチ、スリットの有無をパラメータとし、SZねじれタイプにおける最適な形状を検討した。また、上記SZねじれ形状の剛体模型を作成し風洞実験を行った結果、既存のストレート形状のケーブルに比べ、風圧荷重が約45%低減すること、風圧振動抑制効果があることが判明した。
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樊 〓〓, 古敷谷 優介, 伊藤 文彦
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-122
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
偏波モード分散(PMD)は高速・長距離の光通信システムに伝送特性劣化のひとつの要因となることが知られている。一般に光ファイバケーブルのPMDは長さ方向に一様ではなく、その分布を知る必要が生じることがある。P-OTDR法によりビート長分布を測定すれば、局所的なPMDを推定できるが、高PMD区間に対しては、分解能が不足するケースがある。一方、筆者らは、長距離レンジで高分解能を実現可能な位相雑音補償OFDR法(PNC-OFDR)を提案している。今回は、PNC-OFDRに偏波ダイバシティ構成を組み合わせ、位相を含む偏波状態(ストークスパラメータ)の空間分布を測定し、高PMD区間でも測定可能であることを確かめたので報告する。
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小原 一歩, 堀内 幸夫
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-123
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
本稿では,予備系OLTを必要としないOLT冗長方式を提案する.提案方式では,2系統のPONを光スプリッタと光カプラを用いて接続し,一方のOLTに障害が起こった場合,もう一方のOLTが2系統分のONUを収容できるようにする.また本稿では,2系統のEPONシステム(2台のOLTおよび64台のONU)を用いて,提案方式における切替時間を測定した.
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江口 真史, 辻 寧英
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-124
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
光ファイバを含む任意断面構造を持つ導波路の曲げ損失の評価に関して,これまで様々な解析が試みられている.その中でも,弱導波軸対称光ファイバに対して提案された解析的な損失公式は非常に有名であり,近年急速な勢いで研究開発が進められているホーリーファイバなどへの適用も試みられている.ここでは,ホーリーファイバの中でも,通常のファイバとのモード分布の相違の大きい単一偏波楕円ホールコア円形ホールホーリーファイバの曲げ損失特性を各種評価法を用いて算出し,その結果を通して弱導波円形ファイバに対して開発された損失公式の有効性などについて報告する.
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村尾 覚志, 齊藤 晋聖, 小柴 正則
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-125
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
ソリッドコアフォトニックバンドギャップファイバ(SC-PBGF:Solid-Core Photonic Bandgap Fiber)は,クラッド領域のフォトニック結晶によって形成される面外伝搬光に対するフォトニックバンドギャップ(PBG:Photonic Bandgap)を利用して光をコアに閉込めるものであり,ARROW型光導波路モデルによって理解される特異な伝送帯域を有することから注目されている.SC-PBGFを曲げた場合,曲がりの外側方向への光放射(外側放射)のみならず,従来型の光ファイバではあり得ない曲がりの内側方向への光放射(内側放射)が観測されているが,その詳細な理論検討は行われていない.そこでここでは,SC-PBGFのコアモードとの結合を起こす,曲げによって存在するクラッドモードの特性について評価するとともに,曲げ損失の波長依存性ならびに構造依存性を評価している.
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吉田 龍一, 土田 幸寛, 村尾 覚志, 齊藤 晋聖, 小柴 正則
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-126
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
本報告では,屈折率が温度によって変化する高屈折率媒質をクラッド領域の空孔に注入した,ソリッドコアフォトニックバンドギャップファイバ(PBGF)を用いた低偏波依存性温度制御型分岐比可変カプラを提案している.始めに,フォトニックバンドギャップおよび基本モードの実効屈折率の温度依存性をフルベクトル有限要素法により評価し,ソリッドコアPBGFによる温度制御型分岐比可変カプラが実現可能であることを示している.さらに,x偏波,y偏波における結合長,および規格化出射パワーの構造パラメータ依存性を評価し,ソリッドコアPBGFによる低偏波依存性温度制御型分岐可変カプラの設計法を提案している.
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横田 浩久, 八嶋 紘寛, 今井 洋, 佐々木 豊
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-127
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
フォトニック結晶ファイバ(PCF)とシングルモードファイバ(SMF)の接続方法の一つとして,SMFとPCFによる融着型カプラ(SMF-PCFC)を形成することで両者を接続することを提案し,その有効性について理論的・実験的検討を行った.理論的検討においては,SMFからPCFへのパワー透過率がカプラテーパ部における消孔延伸比ならびにSMFのファイバ径に依存することを示し,これらを適切に選ぶことでパワー透過率を最大にできることを明らかにした.また,CO_2レーザ照射技術を用いてSMF-PCFCの試作を行った.試作したカプラにおけるSMF-PCF間のパワー透過率は-6.2dBであった.
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カトフ レドワン, 山本 直克, 赤羽 浩一, 川西 哲也, 外林 秀之
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-128
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
我々はフォトニックネットワークにおける利用波長帯域の拡大をめざし、波長1ミクロン帯光ファイバ通信の研究開発を行っている。その波長1ミクロン光通信用光源として、4THzチューニングレンジを有するInGaAs/GaAs量子ドットレーザを開発した。開発された波長可変量子ドットレーザは1km長のホールアシステッドファイバの光伝送に利用され、波長1ミクロン帯の複数波長による2.5Gbps光伝送を達成し、クリアなアイ開口測定に成功した。
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小崎 明郎
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-129
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
光ファイバ通信ケーブル用吊線として用いられている亜鉛被覆鋼撚り線の定尺試験片に種々のレベルの腐食を付与し,試作した渦電流測定計器を用いて非接触で亜鉛の残存平均膜厚と鋼の残存平均断面積を測定し,架線の腐食劣化を非破壊で診断する方法について検討した.その結果,実際の腐食挙動が渦電流特性に及ぼす影響を明らかにした.また,渦電流のX信号(V)と位相(度)を用いて評価することにより,亜鉛の残存膜厚と鋼の残存断面積を精度良く推定できる.また,吊線の腐食速度を別途把握することにより,余寿命評価が可能となる見通しを得た.渦電流を用いた他の応用例として,接触型渦電流法による局所亜鉛膜厚の測定技術や,非接触型渦電流法による内部損傷の検知方法についても紹介する.
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尾路 京一, 山下 育男, 堤 康宏, 薮 哲郎, 大橋 正治
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-130
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
光ファイバのラマン利得効率の長手方向分布について,OTDR測定のみによる評価手法を提案する.GeO_2ドープコア光ファイバにおけるラマン利得係数と比屈折率差△の関係を利用するもので,被測定光ファイバの比屈折率差分布等はOTDRを用いて間接的に測定を行う.励起光が不要となり既設ケーブル等の測定に効果的である.3kmの長さの単一モード光ファイバ(SMF)を4本接続した伝送路で測定実験を行い,励起光を用いた測定との比較を通して提案手法の有効性を示すとともに,地中ケーブルでの測定試験により屋外伝送路への適用性を確認した。
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横溝 健二, 今田 栄治, 小澤 俊明, 岡田 昇, 海老澤 勝
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-131
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
今までに、光ファイバケーブルの産業廃棄物としての排出量削減や再資源化を推進するため、解体し易いリサイクル用光ファイバケーブルおよび解体処理技術の開発を行ってきた。本稿では、光ファイバケーブルから採取したポリエチレンのリサイクル材を使用して光ファイバケーブルを製造するクローズドリサイクルの検討について報告する。
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森村 俊, 黒野 正裕
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-132
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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送電線頂上に設置されているOPGW(OPtical Ground Wire:光ファイバ複合架空地線)では,光ファイバは気密性の保たれたアルミ管によって保護されているが,アルミ管に亀裂等が生じて内部に雨水が浸入する事象が確認されている。我々はアルミ管内部への浸水を検出するため,OPGW同士を接続する光接続箱内で光ファイバを分岐し,ファイバ端面における光のフレネル反射率が水滴付着によって変化することを利用した新しい手法を提案する。本手法はOTDR(Optical Time Domain Reflectometer:光パルス試験機)と組み合わせることにより,遠隔から長尺のOPGW線路を無電源で診断できる。本稿では基本的な検出原理とともに,模擬光接続箱を使用した基礎実験において実際に結露した水分を検出したことを述べる。
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岩下 克
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-133
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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水鳥 明, 古閑 貴裕, 西里 洋一, 古賀 正文, 森 邦彦, 鈴木 和宣, 山本 貴司, 高田 篤
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-134
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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L-bandにおいて通信用半導体レーザ光源をITU-T周波数グリッド上へ光周波数安定化し,それを種光源としてマルチ光周波数キャリア光の発生を行なったので報告する.光源の安定化とITU-T周波数グリッド上への配置を同時に実現するために変調サイドバンド方式を提案し,第2高調波サイドバンドによってアラン分散10^<-8>以下を達成した.安定化には1560-1595nm帯域に遷移吸収線をもつ^<12>C^<16>Oガスセルを採用しており,遷移吸収線周波数とITU-T周波数グリッドとの離調量は12.16GHzであった.本安定化光源を種光源として25GHz間隔33マルチ光周波数キャリアの生成結果も示した.
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片岡 伸元, 和田 尚也, 王 旭, ガブリエラ シンコッティ, 宮崎 哲弥, 北山 研一
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-135
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
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光符号分割多重アクセス(OCDMA)技術は,ユーザ毎に固有の光符号を割り当てることにより多重化を行うアクセス技術である.これより,非同期アクセスや物理層での秘匿性向上が可能となる.近年,OCDMAネットワークにおいて,異なる種類の光符号・復号器(ハィブリッド光符号・復号器)を用いてコスト効率・柔軟性の高いネットワークを構築する方法が提案されている.本稿では,中央局にマルチポート光符号・復号器,各ユーザに超構造ファイバブラッグ回折格子(SSFBG)光符号・復号器を用いたOCDMAネットワークを構築し,10Gbps×4ユーザでの全二重完全非同期伝送実験を行った結果について述べる.
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田上 仁之, 鈴木 巨生, 石川 真弓, 小崎 成治
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-136
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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多相クロック生成部にゲート制御発振器を採用したオーバーサンプリング方式によるバーストモードCDR(Clock and Data Recovery)構成を提案する.多相クロックが受信データに位相同期して生成されるため,多相クロックの相数を半減しても,従来構成によるオーバーサンプリング方式とほぼ等しい最大識別位相誤差およびデータ歪み耐力が得られることを示す.多相クロック相数が半減できることによって,オーバーサンプリング方式による10Gbps級光アクセスシステム用のバーストモードCDRが,現状の半導体集積化技術でも実現可能な動作速度で設計可能となる.
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本田 奈月, 井上 雅晶, 荒木 則幸, 東 裕司
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-137
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
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光ファイバネットワークにおいて障害点の迅速な復旧の為に,設備ビル所内から故障設備を正確に特定することが重要である.故障特定には一般的に,光パルス試験器による距離-損失測定とケーブル長情報を持つ設備データとの照合を用いるが,設備データと実設備との誤差により照合が困難な場合がある.今回ブリルアン散乱周波数シフトを利用した光位置マーカによる設備識別方法を提案し,光位置マーカの設計について述べる.
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宮野 寛, 大塚 健一郎, 西岡 大造, 岡部 圭寿, 為国 芳享, 大杉 哲也, 粟飯原 勝行, 濱田 眞弘
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-138
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
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FTTHの加入者は増加を続けており、開通工事を簡略化できる新配線物品や新配線方法による工事時間短縮が求められている。今回我々は、加入者への引き落とし作業性を向上する新架空配線ケーブル:フリーブランチケーブルと、両端コネクタ付きスパイラルドロップケーブル、および周辺配線物品を開発した。フリーブランチケーブルは、1心の光ファイバを収納した光エレメントを32条集合してなる構造であり、外被が設けられていないことより、任意の地点で任意の光エレメントを中間分岐引き落としすることが可能である。また加入者への引き落としに用いる両端コネクタ付きスパイラルドロップケーブルは、施工現場でのコネクタ付け作業を省略できるとともに、伸縮可能なスパイラル構造によりケーブル余長の輪取り収納作業を不要とし、施工簡略化と信頼性向上が期待できる。本報告ではこれらの新開発ケーブルおよび周辺配線物品の特性評価結果と、開発物品を適用した新配線モデルの施工時間削減効果について述べる。
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武田 典久, 竹下 潤治, 馬場 徹行, 松本 彰二, 浜田 行洋, 吉田 宏志
原稿種別: 本文
セッションID: BCT2008-139
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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近年、国内におけるブロードバンドサービスとしてFTTHの普及が進み、コンテンツも広帯域を要するサービスが増加している。それに伴い集合住宅においても、FTTHの要求が高まってきている。そこで今回、集合住宅の各住戸まで光ファイバを布設する手段として、縦幹線系配線に光インドアケーブルを集合した光プレハブ分岐ケーブル、横支線系配線には光コネクタを取り付けた光インドアFOケーブルをそれぞれ用い、各住戸まで容易に光ファイバを配線する方式を開発した。また屋外用光分岐ケーブルを用い、既設集合住宅においても各住戸まで効率的に光ファイバを配線する方式を開発したので、合わせて報告する。
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原稿種別: 付録等
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App1-
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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原稿種別: 付録等
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App2-
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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原稿種別: 付録等
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App3-
発行日: 2008/11/20
公開日: 2017/09/20
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