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原稿種別: 表紙
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Cover1-
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 目次
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Toc1-
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
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山本 伸, 青木 義満
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-52
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
社会の高齢化に伴い、摂食嚥下障害が医療現場において問題となっている。摂食嚥下障害は、窒息や肺炎・脳卒中の原因となる。早期発見と予防・リハビリテーションにおいて、嚥下機能を評価することが非常に重要である。医療現場では、触診や嚥下造影検査が用いられているが、安全・簡易・非接触という面で問題を抱えている。本研究では、それらの問題点を解決したFG視覚センサを用いた嚥下機能評価システムを開発した。これは、FG視覚センサによって得られた喉表面の形状変化を、喉頭の上下領域ごとで解析することにより、嚥下における喉頭の挙上時間を算出して嚥下機能を評価するシステムである。実験では、算出した挙上時間の加齢による増加を確認し、嚥下機能評価の可能性を示した。
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大坂 晃子, 倉林 有, 古川 利博, 岩澤 多恵, 井上 登美夫
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-53
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
本研究では,呼吸運動を評価することを目的として,3次のスペクトルを用いて横隔膜の動きに関して解析を行った.健常者と患者について,横隔膜上の1点の動きに関してはバイスペクトルを求め,横隔膜上の異なる3点の動きに関してはクロスバイスペクトルを求め,健常者と患者間の比較を行った.その結果,健常者ではバイスペクトル及びクロスバイスペクトルの位相において平坦な部分があるのに対して,患者では位相がランダムとなる傾向がみられた.また,クロスバイスペクトルを用いることで,バイスペクトルでは健常者と患者間の違いが明確でなかった場合においても両者に差異がみられた.したがって,3次のスペクトルを用いることで,呼吸運動の特徴を抽出し評価することができる可能性が示唆された.
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梅森 直人, 後藤 敏行, 影井 清一郎, 岩澤 多恵
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-54
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
閾値情報だけでなく3次元的な幾何情報の取得は,閾値が変化する環境下における対象物の分離に有用である.本報告では,対象物の濃度値と距離値とを反映した,閾値距離マップを利用した領域分割法について検討する.特に,周辺の閾値や構造サイズなどを表すスパースな点の情報から3次元擬似ユークリッド距離変換を用いたボロノイ領域を生成し,そこで得られた閾値距離マップを参照することにより,高速かつ安定な3次元領域の分割をおこなう.また,3次元医用画像に適用した結果について述べる.
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向井 洋介, 野沢 早織, 佐藤 美恵, 春日 正男
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-55
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
近年,コンピュータネットワークなどが一般大衆化に至った状況により,高度な情報通信技術社会は今まさに成熟期に入っており,情報伝達による受信者への感性的な訴求効果が注目されている.そこで,紙メディアと電子メディアを比較し,感性的な評価,分析により,両メディア間の違いを感性的に検討することを本研究の目的とする.両メディアの感性的評価指標の提案をして,感性的評価により両メディアの特徴の抽出を行なう.
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佐藤 剛司
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-56
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
都市空間には,視覚情報を提供する看板が数多く存在している.これらは,私たちに店舗名や目的地までの道案内など,様々な情報を提供してくれる.しかし,それらの設置場所や大きさが適切でない場合,重要な役割の一つである集客力の低下を招く恐れがある.本研究では,被験者実験により,看板と乗車者の注視特性を明らかにし,乗車者にとってどの位置にどのような看板を設置すると見やすいか,また,看板はどのような構成が一見して目に付きやすいかなどの目標に向かっての基礎的検討を行うことを目的とする.
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伊藤 明久, 今井 順一, 金子 正秀
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-57
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
実生活空間において人間と共存するロボットは,歩行者が存在する動的環境を認識し,歩行者との衝突を回避するように移動することが求められる.周囲環境の認識のためにはステレオ視による距離情報が有用であるが,距離情報を得られない領域の存在や距離情報に差が無いと物体を認識できないという問題がある.本論文では,距離情報と色情報を統合することでより頑健に周囲環境のモデルを生成し,それを基にロボットの移動経路を自律的に決定することを可能にする手法について述べる.室内で歩行者がいる動的環境においてロボットに歩行者と衝突することなく移動させる実験を行い,本手法の有効性を検証する.
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因 雄亮, 平野 研人, 浅川 健太, 塚田 哲也, 村上 仁己
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-58
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
我々は近年の日本の課題である、少子高齢化、安心安全、環境問題に対して位置情報がどれだけ応用できるか検討している。特に環境問題であるNoxや硫化水素、刺激臭などの早期発見、またその正確な位置の通報は非常に重要である。この解決策として、携帯電話で、どれだけ対応できるかを検討している。ここでは携帯電話のGPSとカメラ画像を用いた位置特定の可能性について検討した。
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塚田 哲也, 平野 研人, 浅川 健太, 因 雄亮, 村上 仁己
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-59
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
近年位置情報は非常に有用であり、また重要なコンテンツとして使用されている。その位置情報の中でも携帯電話などでも使用されているGPSは身近なものとして色々なシーンで使用されている。しかしそのGPS情報は使用状況によっては大きな誤差が生じる。そのGPSに生じる誤差について詳細に解析を行った。
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石井 三知夫, 今井 順一, 金子 正秀
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-60
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
ロボットが実生活環境で活動するためには,突然割り込んでくる音の到来方向とその種別を正しく判断できることが重要である.しかし従来の研究では,単一音源やあらかじめ話者数を仮定した複数話者の同時発話は認識可能でも,割り込み音に対する対応や事前情報なしに音の種別を判別することは困難であった.そこで本論文では,音源数についての仮定なしに複数音源の推定を可能にすることで,割り込み音の到来方向を正しく認識させる手法を提案する.また,周波数及び音圧の変化の情報を統合し,割り込み音の種別の判定を可能にする.最後に,実機実験により提案手法の有効性を確認する.
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前田 和博, 齋藤 康之
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-61
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
本研究は,カラー画像の特徴を用いて楽曲を生成する方法について検討する.展覧会などでは,展示される画像の周囲に流されるBGMが大きな意味を持つことがある.展示される画像と同じ印象を持った楽曲を流すことができたならば,観る者が受ける感銘はより大きくなると考えられる.はじめにK-平均法を用いて画像の領域分割を行い,その領域情報からメロディラインを生成する.次に,メロディラインの持つ平均色などの情報を用いて伴奏部とメロディ部を含む楽曲を生成する.この手順で生成された楽曲は,画像の持つ特徴を含んでいる.
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添田 佳祐, 齋藤 康之
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-62
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
現在,電子楽器の低価格化と高機能化が進み,音楽環境が非常に良くなっている.しかし,電子楽器はMIDI規格によって音を数値で表現する方法となり,複雑な機能やパラメータの要素を持つため,操作が非常に難しい.そこで,本研究では直感的で斬新な演奏方法を持つ最古の電子楽器テルミンのように,ジェスチャによって楽器を制御するシステムの構築を行った.動作の検知には,高精度6自由度位置・角度検出器のポヒマスセンサを用いることで,豊富なパラメータを持つ電子楽器の制御を可能にし,電子楽器向けに拡張したテルミンの演奏機構や,仮想打楽器等の演奏手法を実装し,簡単に直感的な操作を行える柔軟なMIDIインターフェースを目指した.
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津金 大輔, 後藤 敏行, 田村 直良, 島田 広
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-63
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
オーケストラは,演奏者が相互に音程やテンポなどの演奏情報を交換するとともに,指揮者との相互作用のもとで演奏される.本研究では,マルチエージェントを用いてオーケストラの演奏をモデル化しシミュレーションすることによって,演奏時の演奏者と指揮者間および演奏者間の演奏情報の交換に関する理解を深めるとともに,それを利用したコンピュータによる音楽教育支援などへの応用を目指している.特に本稿では,オーケストラをモデル化するためのソフトウェア環境について検討するとともに,簡易モデルを用いたオーケストラのシミュレーション実験を通して,システム動作の確認結果について報告する.
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楳泉 元輝, 水嶋 彬貴, 野村 周平, 長田 典子
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-64
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
CGによる素材の質感表現に用いられる基本技術は,異方性反射分布関数(BRDF)や異方性散乱面反射分布関数(BSSRDF)であり,これまで様々なモデルが提案されている.しかし布の透過特性に関する研究はこれまであまり行われていない.我々は布素材に固有の透け感を忠実に再現する技術の1つとして,織布の異方性透過分布関数(BTDF)のモデリングとレンダリングを行ってきた.本稿では,BTDFモデルの高精度化を図るために,織布の微細な織り構造において,とくに撚糸の構造を考慮に入れた3Dモデル化と復元を行った.今後は,詳細な布の質感が表現できること確認し,最終的にはカーテンのアニメーションカタログの制作に応用する予定である.
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早風 一志, 奥平 雅士
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-65
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
本稿では,WEBサイトに張られたリンクによりWEBサイト間の関連度計算を行う方式と,基点となるWEBサイトと関連性の高いサイトを可視化するシステムについて述べる.直感的にWEBサイトを探すためのユーザーインターフェイスを工夫し,必要なWEBサイトへのアクセスを容易にする.ユーザーが関連性を知りたいWEBサイトを登録することで関連サイトが自動的に探索されデータベースに登録される.その情報を元にリンク間の関連度が計算される.WEBサイトどうしの関連度は,リンクをWEBサイト単位の有向グラフとして扱うことで到達ステップ数から導出している.実験の結果,基点となるWEBサイトと関連性の高いWEBサイトを容易に見つけることができた.
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荻 雅和, 千本 万紀子, 堀江 則行, 中津 正修, 佐藤 美恵, 春日 正男
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-66
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
近年,法律改正などにより起業しやすい時代である一方で,倒産していく企業数が3年連続増加となる不安定な時代である.その中で,企業を評価できる方法論や評価手法に注目が集まっている.ここで,一般的な企業経営評価手法としては,財務諸表を用いた定量的評価が挙げられ,企業は多くの指標を用いて評価される.そこで本研究では,少ない指標による評価で企業の全体像を捉えることのできる簡易な定量的評価の提案を目的とする.なお,中小企業庁の経営自己診断システムで使用されている27項目の指標を用いて,経営評価を行い,得られたデータから企業の全体像を簡易に捉える指標抽出を行う.
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櫻庭 義彦, 青木 工太, 長橋 宏
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-67
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
本稿では,3次元形状の物体表面を簡略化するための,離散的に半径が異なる球集合による形状表現法を提案する.離散的に異なる半径により,階層表現を容易に生成でき,認識や探索に要する計算量を削減することができる.実験結果から我々の提案する形状表現が様々な距離画像についても安定して生成できることが確かめられた.提案表現によりICP(Iterated Closest Point)法の階層化を行った結果,高速かつ頑健に距離画像の位置合わせを行えることが明らかとなった.
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川西 亮輔, 山下 淳, 金子 透
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-68
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
ロボットが未知環境で自律的に活動するためには,ロボット自身が周囲環境を計測し,地図を生成する必要がある.周囲環境の計測に適した機器として,視野の広い全方位カメラが挙げられる.全方位カメラによる地図生成の研究はこれまでにも行われてきたが,積極的に全方位カメラの視野の広さを利用している手法は少ない.そこで本論文では,全方位カメラの視野の広さを効果的に利用した計測手法を提案する.我々の提案する手法は,カメラ運動に伴う画像上の特徴点の動きを提案するモデルに当てはめることでカメラの移動前後の位置姿勢を推定する.実験により,本手法が全方位カメラを用いた位置姿勢推定および環境計測に有効であることを示す.
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竹内 大悟, 伊東 祐, 山下 淳, 金子 透
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-69
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
ビジョンセンサを用いて環境を自動的に監視する場合,画像中の人物の追跡が重要な課題となる.しかし画像の中から人物のような姿勢変化の大きな対象を特定することは難しい.この問題に対して我々はHaar-like特徴とMean-Shiftトラッカを組み合わせた人物追跡手法を提案したが,正面顔が検出されるまで人物追跡が行われないという問題があった.そこで,本研究では判別器を生成し,任意姿勢の顔検出を行うことでこの問題を解決する.
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片岡 裕雄, 大関 和夫, 青木 義満, 山田 義浩, 田波 厚, 宮地 恵美
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-70
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
スポーツシーンから選手の動きを把握する研究が数多く見られるが,そのためには映像中からスポーツ選手の位置情報を取得することが必要である.そこで本稿では,サッカーシーンに着目し,スタジアムの観客席に取り付けた単眼カメラで撮影した映像中から選手を追跡し移動軌跡を取得する.単眼カメラでグラウンド全体を撮影することは困難なので,選手・ボールなどプレーの中心を撮影するようにカメラを水平にスイングさせる.映像中での選手の軌跡,さらにはカメラの動作量を取得することで,グラウンド上での選手の移動軌跡を推定する.また,実際のサッカー試合映像に対する選手追跡実験により,追跡手法の有効性について評価を行った.
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土橋 正和, 今井 順一, 金子 正秀
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-71
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
入力顔画像から顔パーツを抽出・分析し、最適な似顔絵テンプレートを自動選択して似顔絵を生成する方法について述べる。形状ベースパターンマッチング手法により、入力顔画像から各顔パーツ(眼、眉、鼻、口)を抽出する。300人分の顔画像データベースから抽出した顔パーツに対して、輝度の主成分分析により特徴量を求め、階層的クラスタリングを用いて互いに似た形状でまとまるように各顔パーツの画像を分類する。特徴量と分類結果を用いてSVMによりマルチクラスの識別器を作成する。この識別器を用いて入力顔パーツのクラスを選択し、対応する似顔絵テンプレートにより似顔絵を描画する。実際にユーザに似顔絵を作成してもらい、手動での作成に比べユーザの負担を軽減でき、また、入力顔の特徴を良く表現した似顔絵を生成できることを確認した。
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李 皆, 今井 順一, 金子 正秀
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-72
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
本論文では、性別・人種・表情印象の異なる顔画像の特徴の分析に基づいて、より表現力のある似顔絵を生成する方法について述べる。まず、多様な顔印象を持つ顔画像データに対して、主成分分析により混合固有空間を作成する。主成分得点ベクトルに基づいてサポートベクトルマシーン(SVM)により、混合固有空間を日本人男性/女性、欧米人男性/女性の4つに分け、各クラスの判定を行えるようにした。さらに、Fishers線形判別手法を用いて、人種、性別、表情に関わる顔印象を分析し、各印象に特徴的な成分を求めた。異なる2つの表情に対応した日本人男性の顔画像群を学習サンプルとして混合固有空間に射影し、2つの表情に対する主成分得点の差分ベクトルを求めた上で、その平均を取る。この平均差分ベクトルを強調し、入力似顔絵に加えることにより、表情の誇張表現が出来る。次に、同一人物に対する顔写真と似顔絵画家が描いた似顔絵の各々から抽出した顔特徴点データを混合固有空間に射影し、各顔部品と配置の主成分得点ベクトルの関係を行列変換の手法で記述し、似顔絵画家の顔特徴の抽出手法を学習させる。これにより、元の似顔絵における顔特徴を保ちつつ、画家の個性を反映した似顔絵を生成できる。上記に基づいて作成した似顔絵に対して主観評価実験を行うことにより、提案手法が似顔絵の表情誇張手法として有効であることを確認した。
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大里 祐樹, 後藤 敏行, 竹上 健
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-73
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
本論文では,瞬きを用いた重度障害者向けのテキスト入力インターフェースについて検討する.画像処理によって随意的瞬きと不随意的瞬きを判別し,瞬き判定時間や文字提示速度を調整するとともに,適応的に変化させることによって,入力誤りを低減させ,効率的に文字を入力する方法を提案する.また,試作システムを用いた評価実験について述べる.
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滝本 健, 大原 まどか, 山口 淳平, 磯野 春雄, 黒澤 明
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-74
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
人間の聴力は加齢により低下する。高齢者がテレビ視聴する際には若年者に比べて音量を大きくしなければ聞き取れないため、若年者と一緒にテレビ視聴するのが困難になるケースが増えている。本研究では、耳への負担が少なく快適にテレビ視聴できる方法として、高齢者に骨伝導ヘッドフォンを使用してテレビを視聴する方法について検討した。
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小磯 拓也, 泉水 利公, 神戸 俊, 山口 淳平, 磯野 春雄
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-75
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
現在、従来の電球式信号機の代わりにLED信号機の普及が進んでいる。しかし、LED信号機は色弱者にとって信号灯が認識しにくいという問題がある。本研究は、青、黄、赤の各LED信号灯の真下に白色LED灯を3個配置し、白色LEDの点灯を信号灯と連動させることにより白色LEDの位置情報から信号の状態を認識する方法について検討した。
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坂下 大樹, 佐藤 美恵, 春日 正男, 久保田 修司, 安田 晴剛, 城間 祥之
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-76
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
近年,我が国では急激な少子高齢化が進み、増加する高齢者に対して介助者の数が不足し,介助者にかかる負担が大きいことが問題になっている。そこで,被介助者の状態を把握した上でその行動を予測し、危険が迫っている可能性がある場合は、介助者に異常を知らせるケアシステムの構築を目的とする.本研究ではまず,静止画像を用いて被介助者の状態を把握した後,状態の履歴としてデータベースに蓄積し,蓄積された情報を基にその後の行動を予測するシステム構築の検討を行う.
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平尾 拓也, 仲野 豊, 吉田 俊之
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-77
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
携帯電話等の簡易カメラで,卓上の紙面を指などで指し示している状態を斜め上方から撮影し,その画像から指示位置を特定する簡易なタブレット機能の実現を検討する.カメラで取得された透視投影画像上で紙面領域と指示位置を検出し,その結果に2分法を適用して実際の紙面上の指示座標を算出する.実験の結果,実際の使用条件下で十分な精度が期待できることが確認された.
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高山 龍, 奥平 雅士
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-78
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
本稿では,加速度センサを振ることによってインタラクティブに打ち上げ花火CGを生成する方式について述べる.3DCG生成はOpenGLを用いて行う.花火は炸裂モードと打ち上げモードがあり,加速度センサから送られてくる値によって,モード,花火の位置,大きさを制御することが可能である.CGならではの,通常にはない花火の火花の形を生成したり,昼間モードでの花火を生成したりできる非現実的な表現も好評価を得た.また,振るという動作判断のための閾値設定について実験を行ったところ,ユーザの持つ打ち上げ花火のイメージによって閾値にばらつきがおこる傾向があることがわかり,閾値を可変にすることで,ユーザが快適に操作できるようにした.
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伊藤 光俊, 本多 健二, 佐藤 美恵, 橋本 直己, 春日 正男
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-79
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
高い没入感を与える映像提示システムとして,利用者の周囲をスクリーンで覆い,映像を投影する没入型ディスプレイがある.しかし,没入型ディスプレイは個人で購入するには高価であり,かつ装置が大掛かりなものとなり,設置や移動が難しく,一般家庭での利用は困難である.本研究では,安価な平面鏡を用い,壁面をスクリーンとすることで,一般家庭の室内空間で高い没入感を得ることができる広視野映像提示システムを構築する.そして,構築した広視野映像提示システムを使用して映像投影を行い,直接壁面へ映像投影を行った場合と比較し,本システムの有用性を考察する.
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菅原 聖, 本多 健二, 佐藤 美恵, 橋本 直己, 春日 正男
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-80
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
近年,広視野環境下における映像提示に関する研究が盛んに行われている.我々はシーンの奥行きを近似した簡易な奥行きモデルを基にして,擬似的に映像を広視野化する手法を提案している.本研究では実写映像や,オブジェクトの複雑な映像,リアルタイムに変化するゲーム映像に対して提案手法を適用した擬似広視野化映像と,従来手法により生成された広視野化映像を比較評価することで,提案手法が鑑賞者へ与える没入感への影響を調査し,提案手法の有用性を検討する.
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宮木 理恵, 山下 淳, 金子 透
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-81
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
色覚には個人差があり,中でも,眼球内で色を感じる3種類の錐体のうち,いずれかが欠損している場合,特定の色の組み合わせにおいて色の判別が困難となることがある.本研究では,プロジェクタとカメラで構成したシステムを用いて,実物体に判別が困難な色の組み合わせが存在したとき,その配色部分に境界線や色名などを投影することで色の判別を可能とする方式について検討する.本方式では,実物体と投影画像の位置合わせが必要となるが,プロジェクタで投影したマーカーを用いて行う.
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板橋 修平, 佐藤 美恵, 橋本 直己, 春日 正男
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-82
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
近年,プロジェクタによる映像提示では,専用の白色スクリーンのみではなく,任意の場所へ違和感なく投影したいという要求がある.この要求に対して,輝度補正により模様の影響を軽減する研究が行われている.本研究では,輝度補正を行った際に補正映像が暗くなる点を改善するために,動き物体の明るさに対する人間の知覚特性を基にした補正処理を試みる.本稿では,その補正処理のための基礎的データを得るために行ったプロジェクタ提示映像における動き物体の明るさ知覚に関する実験結果について報告する.
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浅川 健太, 平野 研人, 塚田 哲也, 林 慰彦, 因 雄亮, 大宮 康弘, 濱井 龍明, 村上 仁己
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-83
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
携帯電話に付随したカメラとGPS機能を利用し、それらを元に作成した情報をGoogleマップに貼り付けて連携させることで、位置情報を視覚的に捉え、災害時に役立てることが重要である。例えば大地震が発生した際、被災者は避難所の場所などを把握しづらいことがあり、それにより復興が遅れる可能性がある。本研究ではこれらを解決するため避難所や仮設トイレ、危険地域などの情報をいかに効果的に表現するかについて検討する。
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小杉 剛司, 三井 実, 石川 智治, 党 建武, 宮原 誠
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-84
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
フリー
高品位音再現のため,本研究ではスピーカの効率と動的特性の向上を目指し,新型アンプを提案した.新型アンプは,スピーカ特性の一つであるBL積を電気的等価回路上で実装し,BL積の等価的な増大を意図したたものである.さらにこのアンプの特性を測定し,アンプにより駆動したスピーカの再生音質の主観評価を行った.従来アンプに比べ,提案アンプは音の立ち上がり,抜けの良さなど音色の心理評価が改善され,理想に近いエネルギーの放射など電気回路の性能が得られた.
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金子 正秀
原稿種別: 本文
セッションID: ME2009-85
発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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「顔」は我々にとって大変身近な存在であり、普段の生活の中で最も良く目にする対象であると言える。顔に対しては、程度の差はあれ誰もが関心を持っている。学問分野においても、人類学、心理学、工学を始めとして、多岐に渡る分野に係わっている。本稿では、顔が担っている情報、顔に関連した様々な学問分野を整理した後、顔情報処理の研究動向について概観する。また、筆者の研究室におけるコンピュータ似顔絵の研究成果を紹介する。
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原稿種別: 付録等
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発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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原稿種別: 付録等
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発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
会議録・要旨集
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原稿種別: 付録等
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発行日: 2009/02/28
公開日: 2017/09/20
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