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原稿種別: 表紙
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Cover1-
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 目次
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Toc1-
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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木村 健太郎, 宝珠山 治, 谷川 智洋, 廣瀬 通孝
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-23
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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超音波超指向性スピーカと回転放物面による拡散板を用い,音をスクリーン上で拡散させることで,音像を壁一面の大型スクリーン上に音像提示提示する手法を提案する.回転放物面に対し超音波超指向性スピーカの音を当て拡散させた際に,回転放物面の焦点において音像を形成されることを用い,1つのスピーカでスクリーン上の任意の点に音像を提示する.本手法を適用した大画面音像提示装置を試作,評価し,平面上における音像提示の従来手法であるVector Base Amplitude Panning法と比較して,音像を提示した位置と聴取者が感じた定位位置との差異の幅を26%抑えることが可能となることを示す.
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中原 啓希, 大倉 典子
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-24
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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音の物理特性が音の臨場感に及ぼす影響を調べることで,音の臨場感を評価する指標を示すことができる.音の物理特性や音の印象を表す言葉には様々なものがあるが,今回の実験では,音の物理特性としてサンプリング周波数,音の臨場感に関連する印象を表す言葉として「迫力」を選択した.ヘッドフォンでの音の試聴時において,音のサンプリング周波数の違いが音の迫力に及ぼす影響を明らかにするため,オーケストラ4曲と環境音4つを16名の被験者を対象に試聴実験を行い,アンケート評価を行った.その結果,音のサンプリング周波数の変化によっては,迫力に関する印象評価に差が出る場合があることがわかった.
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久原 政彦, 山本 恭大, 遠藤 守, 伊藤 誠
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-25
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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事故や手術などによって歩行機能に障害を持った患者がその能力を回復するために行う歩行リハビリ活動に対して,著者らは圧力・加速度・距離など複数のセンサ群を搭載した靴型デバイスによる計測および評価に取り組んでいる.この評価情報をリハビリ活動中の患者に対して実時間フィードバックすることを考えたとき,視覚情報を用いることは患者の活動を阻害してしまうという問題があった.そこで本研究では活動評価を聴覚にて提示することを提案し,具体的には和音合成・演奏テンポ・音声ガイド等によって活動評価を患者へ実時間フィードバックする仕組みを提案する.
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山崎 充彦, 西村 邦裕, 谷川 智洋, 廣瀬 通孝
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-26
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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近年のMR研究の主流であるHMDが持つ情報共有性の問題に対して,小型化が進んでいる携帯型プロジェクタを利用した解決策を提案する.本研究ではプロジェクタの走査により疑似的に大画面ディスプレイの持つ高臨場感,空間的情報共有性を実現する方法を提案しプロジェクタカメラシステムにより構築した.本研究においては2種類のシステムについて,その精度評価を行った.また実際にユーザを対象に評価実験を行い,従来のディスプレイと比べて,提示対象についての臨場感,空間的理解において向上が確認できた.
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早川 雄一郎, 毛利 勇一, 木島 竜吾
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-27
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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HMDにおける時間遅れ問題に対し,その解決方法として画像格納式時間遅れ補償を提案した.提案した画像格納式時間遅れ補償機能を有したビデオシースルーHMDの開発を行った.画像格納式時間遅れ補償機能は,時間遅れ期間中の頭部回転運動を計測するジャイロ,その結果を元に画像出力時に時間遅れ補償をおこなうFPGA,PIC,SRAM,によって実装される.画像提示直前に時間遅れ補償を行うため,開発されたHMDでは使用者の頭部の動きに対し時間遅れの無い高速なレスポンスを返すことが可能となる.その時間遅れ補償機能を評価するため追従実験を用いて追従目標と照準の平均二乗誤差を算出し,時間遅れ補償機能の有無による有意さを試験した.その結果,画像格納式時間遅れ補償機能が有用であることを実証した.
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大倉 典子, Sittapong SETTAPAT, 青砥 哲朗, 懸川 裕貴, Tiranee ACHALAKUL
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-28
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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日本の大学とタイの大学との間で,バーチャル空間を共有し,両方でその空間の印象を評価する試みを行った.同じ動画コンテンツを2次元平面画像として見た場合と3次元画像を立体視した場合のそれぞれについて,印象を質問紙で評価してもらった.評価結果を比較し,日本の大学とタイの大学の間,2次元画像視聴と3次元画像立体視の間,さらにコンテンツによって,それぞれ評価の異なるアンケート項目のあることが示された.またインタラクティブなコンテンツの印象評価も行い,その効果を確認した.今後は,この結果を基にして,共有バーチャル空間を利用したインタラクティブな遠隔授業の設計を行う予定である.
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宮崎 航, 吉永 崇, 桝田 晃司
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-29
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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超音波診断法は,医師が超音波プローブを手に持ち,患者の体表に押し当てるだけで生体内部の断層像や血流の情報が得られる診断法で,その利便性と非侵襲性によって幅広く用いられている.しかし診断には生体内の情報を把握しながら断層像の取得を行うため定量性に欠け,撮像手技の習得に熟練を要する.そこで本研究では非熟練者に対して,ARToolKitを使用してプローブの位置・角度を記録し,AR(拡張現実感)技術とVR(仮想現実感)技術で臓器や撮像断面の3次元形状や位置情報を可視化したCGをディスプレイ上に呈示することで,診断に適した医用超音波画像の取得補助可能なインターフェースを開発した.これにより臓器や撮像断面の相対関係を直感的に捉えられ,診断支援となることが示された.
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森口 裕樹, 黒田 嘉宏, 滝内 秀和, 井村 誠孝, 山本 新吾, 大城 理
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-30
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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AR手術では術中に撮影される実画像にあらかじめ生成しておいた臓器の三次元モデルを重ね合わせて表示することで手術の支援を行う。斜視内視鏡を用いた手術において三次元モデルの重ね合わせを行うためには、内視鏡の位置姿勢を求める必要がある。従来手法にロータリエンコーダを用いて鏡筒の回転角を求める手法があるが、比較的装置が大掛かりになるほか、鏡筒の回転軸が傾いている場合にキャリブレーションが必要になるという問題点があった。本研究では、光学マーカにより内視鏡の外部パラメータを推定し、加速度センサを用いて鏡筒の回転角を求めた。加速度センサは重力ベクトルを検出し、重力ベクトルの変化から鏡筒の回転角を求めた。加速度センサを用いることにより内視鏡の軽量化とキャリブレーションの省略を可能にした。
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濱田 友貴, 鍵山 善之, 黒田 嘉弘, 井村 政孝, 大城 理
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-31
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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近年VR技術を応用し、外科手術に対する訓練を目的としたシミュレータの開発が期待されている。本稿では回転骨切り術シミュレータの開発を目的とする。回転骨切り術とは寛骨臼を鑿を使い、丸く切り取り移動させる手術のことである。本システムにおいて、骨の破壊現象を衝撃の伝播による破壊と考え、ばねモデルを用いて計算を行い亀裂の進展を予測した。また、ユーザの動きと対象物の破壊状態に応じて反力を提示することで対象の状態を反力で判断できるようにした。ばねモデルを破壊モデルとして用いることで、衝撃の伝播による破壊を視覚力覚ともに表現可能であった。
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田川 和義, 田中 弘美
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-32
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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本報告では,手術シミュレーション等での特定部位の変形・切断・剥離操作のためのハイブリッド動的変形モデルについて述べる.本手法では,動的な変形と大変形(トポロジ変化を含む)を伴う大規模な仮想柔軟物体に対して,力覚レートでのインタラクションが可能である.本手法を試験的に実装し,そのシミュレーション結果を示す.
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平賀 高市, 若林 佳織, 松浦 宣彦
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-33
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
あたかもノートPCのタッチパッドで操作しているかのようなジェスチャにより,マウスの基本操作である,カーソル移動,クリック,ドラッグ,クラッチの各操作を行える仮想タッチパッドシステムを構築した.各操作は,2台のカメラで操作者のジェスチャを撮像した動画を画像処理することで得られる,操作者の指先の三次元軌道を解析することにより検出される.また,熟練者と初心者による性能評価のための予備実験を行った.
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寺川 晃司, 浦 正広, 中 貴俊, 山田 雅之, 遠藤 守, 宮崎 慎也, 安田 孝美
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-34
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
CG制作においては一般的に平面的な表示環境が用いられ,三次元モデルの操作もマウスなどを用いた平面的な入力により行う.しかしながら,平面での単一ポインティングによる三次元モデルの操作は,直感的なものであるとは言い難い.そこで本研究では,指先の複数ポインティングが可能なテーブルトップインタフェースを用いることで,平面上での直感的なポージングを可能とする三次元身体モデルの操作インタフェースを提案する.平面入力により空間的に三次元身体モデルを操作するマルチタッチジェスチャを定義し,それを用いてポージングを行うことで,提案インタフェースの有効性を確認する.
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梶波 崇, 林 織部, 鳴海 拓志, 谷川 智洋, 廣瀬 通孝
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-35
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本研究では,従来からの博物館展示の形式を踏襲しつつ,デジタル技術によって展示物の背景情報を伝達可能にするデジタル展示ケースシステムを提案している.展示物に付随する背景情報を,同じ時代に作られたもの同士の関連性といった共時性とその経年劣化や来歴といった経時性の二つに分類した上で,この二種の背景情報を直観的に提示するための手法について検討する.これらの手法を実現するシステムとして,パネルとケースからなるCGを利用したインタラクティブな展示装置を作成した.さらに土偶をコンテンツとして展示を実装し,博物館からの評価を受け,デジタル展示ケースシステムの有用性を検証した.
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中嶋 豊, 佐藤 隆夫
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-36
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
前額平行面上で円軌道上を運動する正方形の全ての頂点付近を遮蔽すると,各辺(輪郭線)の物理的運動は往復運動となるが,正方形としての回転運動知覚が維持される(Motion binding).この現象について二次元平面における線分の配置の影響は示されているが三次元空間上の影響は不明である.本研究では菱形の各線分の奥行きを独立に操作し,三次元構造の違いがMotion bindingの知覚に与える影響を検討した.その結果,刺激が奥に知覚される状況においてMotion bindingの知覚が促進されること,また,二次元的な刺激布置が同じであっても,三次元構造に違いによりその知覚が異なることが示された.これらの結果は,二次元平面における形状の影響以上に三次元構造の違いがMotion bindingを制約する要因となる可能性を示す.
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温 文, 石川 徹, 佐藤 隆夫
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-37
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本研究は、大規模空間から空間知識を獲得する際の言語・視覚・空間ワーキングメモリが果たす役割を検討し、方向感覚の個人差が空間知識獲得のプロセスに与える影響を調べた。実験参加者にはビデオでルートを学習してもらい、学習の際に言語、視覚、或いは空間的な妨害を与え、各妨害条件で空間知識の学習成績がいかに低下するかを調べた。方向感覚のよい人は、ランドマークとルートの知識を、言語および空間ワーキングメモリを用いて符号化し、それらの知識をサーベイ知識に統合する際に、言語・視覚・空間ワーキングメモリのすべてを利用していることがわかった。一方、方向感覚のよくない人は、ランドマーク知識を言語的に符号化し、またルート知識を学習する際に特に視覚ワーキングメモリに頼る傾向が見られた。その結果、方向感覚のよくない人は、限られた学習ではサーベイ知識を効率的に獲得できないと考えられる。
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細川 研知, 佐藤 隆夫
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-38
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
一般的に,運動視差は観察者と対象の間に相対的並進運動があるという前提がある.しかし,並進運動によって生じる視覚的投影像であっても,そこから物体が回転運動していると解釈することが可能である.この実験では,運動視差をシミュレートした視覚的相対運動刺激を5分間観察した場合に,並進運動が起きていると仮定した場合の奥行き知覚と,回転運動が起きていると仮定した場合の奥行き知覚,両者の知覚交替現象が起きるかどうかを調べた.その結果,観察開始から2分までは並進運動があると仮定した場合の奥行きが知覚されたが,それ以降は並進運動と回転運動が交互に知覚されるようになった.また,並進運動が知覚されている場合と回転運動が知覚されている場合では,運動視差からの復元される奥行き順序が逆になることが分かった.
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山崎 佑朋, 石井 雅博, 唐 政, 山下 和也
原稿種別: 本文
セッションID: HI2010-90
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
マウスポインタ等の自己投影物の移動速度に変化が生じた場合,疑似的な力覚が知覚されることが確認されている.この現象はPseudo-Hapticsと呼ばれている.Pseudo-Hapticsを用いることで,モーター等で実際に力を与えなくても疑似的な力覚を感じさせることが出来る.このことから、Pseudo-Hapticsは力覚インターフェースへの応用が期待されている.Pseudo-Hapticsを実用化するためには,Pseudo-Hapticsを与えやすい環境の考察が必要となる.本研究では操作時の腕の力み具合,腕にかかる負荷がPseudo-Hapticsの知覚に及ぼす影響を調査する.
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得丸 公明
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-39
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
ヒトとヒト以外の動物の違いは,通信方式がデジタルかアナログかの違いにすぎない.犬も概念をもち,それを体系化する.概念体系が脳内に構築されると,それが世界を見る認識枠組みとなり,そこにあるものが見えないという現象がおきる.これも仮想現実ではないか.人類の誤りは自然との関係を断ち切った文明を発展させたことであり,それに気づき自然と調和する文明の構築が求められている.
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竹内 俊貴, 鳴海 拓志, 西村 邦裕, 谷川 智洋, 廣瀬 通孝
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-40
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本研究では,過去の購買情報から未来の消費行動を予測・提示することで,ユーザの収支バランスの改善を図ることを目的とする.まず,レシートをスキャン・OCR(光学文字認識)することで,店名・住所・電話番号・消費金額といった購買情報を記録した(レシートログ).大量のレシートログを可視化することで,消費行動には時間的・場所的周期性があることを発見した.そして,周期性を利用し,未来の消費金額・可能性を予測・提示するアプリケーションを開発した.それらを実際にユーザに利用してもらい,評価することで,予測提示がユーザの消費行動に影響を与えることが分かった.
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小泉 敬寛, 中村 裕一, 佐藤 真一
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-41
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
個人視点映像を用いたライフログを外部記憶として用いることで,特に記憶障害を持つ人などへの日常生活の支援を行なうことが期待されている.本研究では,個人視点映像から捜し物を行なうことを目的とし,その手掛かりとなる場面を個人視点映像からたどる手法を提案する.人間が記憶をたどるように柔軟な方法で捜しものをするためには,時間や場所,行動,物といった様々な手掛かりを使う必要がある.例えば,捜している物が普段置いてある場所や,ユーザがそれを置いた場面,どこかに移動した場面などが捜し物をする際に重要な手掛かりとなる可能性が高い.このような場面を個人視点映像から検出することで,捜し物の手掛かりとなる場面を効率的に検索することが可能になる.本稿では,このような場面にどのようなものがあり,そこにどういった特徴が含まれるのかを調べ,それらが検出可能であることを調べる.
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山本 恭大, 久原 政彦, 遠藤 守, 伊藤 誠
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-42
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
近年,不適正な生活習慣やストレスなどにより睡眠に対し不満を抱える人が増加している.本研究では,長期的な脈拍取得を利用したライフログを行い,日中の活動や睡眠の様子を解析し睡眠に対する不満を減らせる環境の整備を進めている.また,目覚ましやリラックスのために利用される音楽を快適な生活・睡眠に利用することを提案し試作・実験を行った.具体的には,長時間記録可能な脈拍取得端末・目覚まし時計型音声再生装置・脈拍の様子を観察できるPCソフトウェアの試作をし,一部実験を行った.
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笠田 和宏, 鳴海 拓志, 谷川 智洋, 廣瀬 通孝
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-43
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本研究では,過去の痕跡の残る場所において,過去の様子を体験することを目的としたシステムの構築を行う.このシステムでは,過去の映像の撮影位置推定を行い,その撮影位置において現在の風景と過去の映像を自然に接続することで,過去の体験を可能にする.撮影位置推定手法として現地での推定を可能とするために,3点の特徴点対応から撮影位置を推定する方法を提案した.シミュレーションと実験を通じて提案した手法で精度よく撮影位置推定を行えることを示した.また,撮影位置推定された場所においてウェブカメラで取り込んだ映像と過去の映像とを自然に接続できることを確認した.さらに,被験者を対象とした評価実験により,本システムが過去の状況を知るために有効であることが示された.
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Xiaoguang Hei, Mamoru Endo, Shigeki Yokoi
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-44
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
In this paper, a novel identification method based on an image capturing system is proposed to produce Object VR movies. Object VR movies have been successfully used in many applications. In order to spread its range of uses, for more people and companies could use this technique easily, an auto Object VR movie generator has been developed. This system is a regulating system which includes the motorized rig for image capturing and the rig's control and image processing software. Users could make their works even if they don't have any specific knowledge about Object VR movies, and also, be a low cost system. From the result of the experimentation, it verified that our design is fit for the project.
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小林 尊志, 野田 雅文, 出口 大輔, 高橋 友和, 井手 一郎, 村瀬 洋
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-45
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
マイクロブログサービスTwitterでは,実際にスポーツを観戦したりTV番組を視聴したりしながらリアルタイムに書き込む"実況書き込み"が増加している.本報告では,実際に観戦・視聴していないユーザの書き込みなど,他の様々な書き込みの中からこれを検出する手法を提案する.実験ではTV番組において「番組によらない情報」と「番組固有の情報」に注目して単語の出現頻度を学習して実況書き込みの検出を行った.
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森島 茂貴, 間下 以大, 清川 清, 竹村 治雄
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-46
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本研究では,広範囲な環境で頻繁に移動を伴うような作業において,指示を出す熟練者と作業を実施する作業者が遠隔地間でインタラクションを取りながら作業を支援するシステムについて取り扱う.筆者らの研究グループでは,指示者に対して遠隔地の様子を表した三次元形状モデルに作業者視点の映像を投影したバーチャルリアリティ(VR)環境を提示することのできるシステムを従来提案している.しかし,このシステムでは作業時に形状変化が生じても,それに対応した三次元形状モデルを作業中に取得できなかった.そこで本研究では,全方位レンジセンサを従来システムと併用することで,実環境の形状変化への対応を可能にした.提案システムの有効性を確認するために評価実験を行った.その結果,組み立てタスクにおいて,タスク達成時間などの作業効率の点からは提案システムが従来よりも有用であるという結果を得られなかったが,システム全体に対する主観評価で従来システムを上回ることを確認した.
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宮浦 理彰, 鳴海 拓志, 西村 邦裕, 谷川 智洋, 廣瀬 通孝
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-47
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
匂いをユーザの鼻先に出し,匂い強度を時間的,空間的に制御することができる個人型嗅覚ディスプレイを用いることで,ユーザの状態に合わせて匂いを出し,匂いの効能を高めることができる.本研究では,ユーザの心拍のゆらぎ(RRV)から集中度を判断し,それを匂い強度の制御にフィードバックした場合の作業への影響を調べた.その結果,ユーザの集中度が下がった瞬間に集中度を高める匂いを出した場合,匂いを出さなかった場合に比べて作業の誤答率が平均で30%以上下がった.また,常に匂いを出すこと,断続的に匂いを出すことに比較し,ユーザの生体情報をフィードバックし,集中度が下がった瞬間に匂いを出すことが有用であることを確かめた.
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玉田 春昭, 荻野 晃大, 上田 博唯
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-48
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本稿では,人とロボットのインタラクションの一アプリケーションとして,大学におけるプログラミング初心者に対するプログラミング教育支援フレームワークを取り上げる.提案フレームワークは,学習者と教師をそれぞれ支援し,かつ学習者の学習を妨げないことを目指す.具体的には,学習者が起こしたコンパイルエラーを収集・分析し,その結果を教師に示す.これにより,学習者の理解度推測の一材料とすることで,教師を支援する.一方,学習者への支援は,学習者が問題に直面したときに,アシスタントロボットが問題を解決するヒントを提示する.また,提案システムに対する明示的な操作をさせないことで,本来の学習には必要のない作業を省け,学習者の学習を妨げず,支援できる.
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山岡 正和, 井門 俊
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-49
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
臓器やゼリーなどのレオロジー物体を仮想空間で表現し,シミュレーションをおこなうためには,レオロジー物体の性質を正確に表現することが必要である.本研究では,レオロジー物体表面の情報をより詳細かつ高速に扱えるようにするために,レオロジー物体表面の情報をテクスチャから取得するシステムを提案する.提案したシステムにより,テクスチャのサイズに応じて,より詳細なレオロジー物体表面の情報を扱うことができる.
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佐々木 康行, 田川 和義, 田中 弘美
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-50
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
医療分野において手術シミュレーションシステムの開発が注目されている.しかし,物理ベースのシミュレーションを実時間で行なうことは難しい.そこで,本研究では,計算コストを下げることができるオンラインリメッシュ型柔軟物に対してGPUを用いた並列計算を行なうための手法を提案・実装した.そして,CPUで計算を行なったときと比較を行ったところ計算時間において約20倍高速化をすることができた.
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宇田 紀之, 神谷 淑貴, 横井 茂樹
原稿種別: 本文
セッションID: MVE2010-51
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
グレアエフェクターは、コンピュータグラフィックスにおいて、光源の明るさを演出するツールである。光源の周辺の拡散光フレアと光源から筋状に伸びる光条を表現するストリークによって構成される。本研究は、輝度勾配を持ったストリークの加算が、フレアのグレア効果を強調するものであるかどうかについて研究した。フレア画像と、ストリーク付のグレア画像の比較実験の結果、ストリークの追加は、背景輝度が低い場合と、背景輝度が高い場合の両方で、グレア効果を増幅することが確認された。前者は、背景輝度と光源輝度の対比効果によるものである。後者は、フレアとストリークの接合部分で発現した「自家発光」の錯視現象が影響していると考えた。
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原稿種別: 付録等
p.
App1-
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 付録等
p.
App2-
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 付録等
p.
App3-
発行日: 2010/06/29
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー