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原稿種別: 表紙
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Cover1-
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 目次
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Toc1-
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
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岩城 圭哉, 高橋 裕樹
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-1
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
最近の自動車は,白く明るいHID(High Intensity Discharge)ランプを使用したディスチャーシドヘッドライトを装備し,光か強いことから晴天時では視認性が高いものの,雨天時に濡れた路面や雨粒に反射しやすく,対向車のヘッドライトの光で車線や路面の道路標識が見え難くなる場合がある.本研究では,一般道路の夜間における自動車運転に着目し,対向車のヘッドライトが路面に反射した際,視認困難になった部分を含む区画線をリアルタイムに検出し,表示する手法を提案する.走行動画の現在のフレームと過去のフレームの情報を用いて,動的処理をすることによって精度と処理の高速化を実現した.
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須藤 健児, 金子 正秀
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-2
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本論文ではwebカメラで撮影された顔動画像から各顔パーツの特徴点を実時間で抽出・追跡し、似顔絵アニメーションを自動生成する方法について述べる。動画像から取得した初期フレーム画像に対し円形分離度フィルタを用いて瞳を検出する。瞳の位置から各顔パーツの存在領域を限定した後、YIQ変換、エッジ抽出などの処理によって顔特徴点を検出する。各顔パーツに対して、毎フレーム検出処理を実行することで顔特徴点の追跡を行う。取得された特徴点を繋ぎ合わせて似顔絵アニメーションを描画する。顔特徴点の抽出処理をGPGPUによる並列演算で実行できるようにすることにより処理の高速化を図り、顔特徴点の検出から似顔絵生成までを実時間で行えるようにした。
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草間 信太郎, 中島 大輔, 磯野 春雄
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-3
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
聴覚障害学生のための講義支援方法として、PCノートテイクとマインドマップを併用した講義保障方法を提案した。従来のPCノートテイクが文字情報のみによる情報保障であるのに対して、マインドマップは講義内容全体を図解要約できるため講義内容を容易に理解できるメリットがある。本方法を大学の講義で実践した結果、聴覚障害学生の講義支援方法として有効であることが分かった。
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南川 豊浩, 山下 淳, 金子 透
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-4
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
近年,水中環境調査等において水中ロボットの観測システムの必要性が増している.観測システムとして搭載したカメラによる画像センシングが用いられる.しかし,水中では気泡や小魚,その他の浮遊物などが存在し,視野を妨害することがある.そのため,撮影した画像中から気泡等の視野妨害ノイズを除去し視野の明瞭化を図る必要がある.そこで本論文では,高速度カメラを用いて移動物体を追跡することで画像中から視野妨害ノイズを除去する手法を提案する.本手法では,動き・大きさ・色の特徴量を利用して異なる複数の物体を識別し,時系列画像を用いることで観察したい対象を残して視野妨害ノイズのみを除去する.
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宮崎 英吾, 大関 和夫
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-5
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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近年、マルチメディアの発展に伴い高精細映像伝送の高速化や、大容量記憶媒体の小型化などといった技術も発展してきている。その実用例として地上デジタル放送やテレビ録画が上げられる。しかし記憶が大容量になる一方で、その情報を取得するユーザーのことは考慮されていないといえる。そこで、蓄積された長時間の映像データを効率よく視聴するためにスポーツ映像データを解析し、有益な情報をユーザーに提供する研究が行われている。その1つにハイライト生成がある。スポーツの中でもサッカーはメジャーでありハイライトを生成することによる得られる効果は大きいと思われる。
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坂 知樹, 後藤 敏行, 影井 清一郎, 岩澤 多恵
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-6
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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がん細胞は血管新生などによって細胞周辺の血流状態を変化させるといわれている.肺血流の状態の推定にはGd造影剤を高速静注する方法が用いられるが,造影剤を高速撮像MRIで観察すると高濃度では造影効果が逆転するという問題があった.この問題に対して本研究では,造影特性をモデル化しMR強度から正しい造影剤濃度を推定するとともに,血管内の血流状態と末梢部の組織浸透を考慮した血流解析法について検討する.
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相馬 貢士, 渡部 大志, 黄 子チュウ, 崔 英泰, 酒井 勝弘, 中村 納
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-7
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
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小野田 望, 井ノ上 寛人, 佐藤 美恵, 春日 正男
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-8
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
近年,コンピュータの普及に伴い,文字のデザインも多様化している.表現の一つとして,絵画的奥行き手がかりを伴う文字のデザインが存在する.本稿では,絵画的奥行き手がかりについて整理し,多量の絵画的奥行き手がかりを伴う文字試料を収集した.また,一般に用いられている文字の奥行き表現方法を主観評価実験に基づいて分類すると共に,その立体感,奥行き感について調査する.
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橋本 将人, 島村 寿江, 井ノ上 寛人, 佐藤 美恵, 春日 正男, 郭 素梅, 小黒 久史
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-9
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
情景などを表現したCGデータにカメラワークを設定して映像を作成する際,無数にあるパターンやその感性的効果を考慮して設定する必要があり,作成者に大きな負担がかかる.そのため適切なカメラワークを自動で決定および生成する技術に関する研究が進められている.本研究では,CGによる映像コンテンツの作成において,オプティカル・フローに注目し,適切なカメラワークを自動的に決定する手段の基礎的検討を行うことを目的とする.そのため,カメラパスおよびカメラアングルを変化させて作成した複数の映像において主観評価実験を行った.その結果からどのような物理的な特徴を持ったカメラワークが,視聴者に自然な印象を与えるか検討する.
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松嶋 一浩, 佐藤 美恵, 春日 正男, 橋本 直己
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-10
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
鑑賞者の周囲のスクリーンに映像を投影することで,高い没入感を与える没入型ディスプレイという映像提示技術が研究されている.しかし,これらの装置は大掛かりで高価である.そこで本研究では,一般家庭でも利用できる小型の装置を開発する.本装置では,プロジェクタに魚眼レンズを設置することで投影面を拡大する.そして,室内の壁面をスクリーンとして利用し,鑑賞者の正面と上下左右の壁面に映像を投影することで没入型映像を提示する.
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細貝 彩乃, 佐藤 美恵, 春日 正男, 橋本 直己
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-11
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
近年,プロジェクタの小型化や低価格化などにより,プロジェクタの利用が一般的になってきている.その中で,専用スクリーン以外に映像を投影する場合,投影面の模様などが影響することが問題となっている.本研究では,投影面が動的に変化する環境下において,提示映像から投影面の影響を軽減するアルゴリズムを検討する.
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井上 未知美, 佐藤 美恵, 春日 正男, 橋本 直己
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-12
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
近年,ディスプレイ装置におけるHDR表示の研究が盛んに行われてきている.HDR表示とは,広い輝度範囲と大きな階調数を持つ画像表示である.プロジェクタのHDR表示では複数のプロジェクタを用いた多重投影によるHDR表示が試みられている.複数のプロジェクタを用いて多重投影を行う場合,重ね合わせた投影面の階調変化が滑らかになるようなHDR表示手法を考える必要がある.そこで本研究では,プロジェクタを4台用いて多重投影を行い,各プロジェクタの応答特性を合成し1台のHDR表示装置を仮想することで,滑らかな階調変化を実現するHDR表示手法を提案する.
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倉持 元陽, 小川 拓也, 山本 昇志
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-13
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
我々はコンピュータグラフィックスで設計した色や模様などを実物体上に投影することで製造やデザインの支援が可能な仮想再現システムの開発を行っている.従来,仮想的な投影画像と実物体の位置合わせには簡易的にARToolKitが用いられることが多かった.しかし,位置合わせのためのマーカがデザイン支援の妨げとなる問題点が存在した.そこで我々は自然特徴点の抽出技術を応用して,マーカに依存しない実物体と投影画像の一致手法を検討した.特徴点強調のための極小エッジは必要となるものの,従来手法に比べて飛躍的にデザイン支援での視覚的障害を取り除くことができた.
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石橋 賢, 宮田 一乗
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-14
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
従来の絵画調画像生成に関する研究では,絵画の技術や知識に基づいた様々な技法を提案している.しかしながら,絵画には制作者の感性情報も寄与しており,絵画調画像の生成にも感性情報を適用させる必要がある.そこで,感性情報を考慮した絵画調画像を簡単に生成できるシステムを構築した.提案システムでは,イメージ語の指定により絵画調画像の配色を変化させ,ユーザの感性情報に準じた絵画調画像を生成できることを確認した.
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渡部 翔, 金子 正秀
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-15
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本論文では,自律移動ロボットが聴覚センサ(マイクロホン)を用いることにより,視覚センサでは認識が難しいオクルージョン環境下での人物認識を行う方法を検討する.これまでの自律移動ロボットの環境認識では,単眼カメラ,ステレオカメラ,全方位カメラなどの画像センサを用いたものや,近年ではレーザーレンジファインダなどの距離センサを用いたものが主である.これらのセンサでは可視光や赤外光を用いるため,それらを遮る物体が間にあると情報が伝達されず認識が困難になるという問題があった.本論文では,この問題に対処するために,聴覚情報を利用して従来の視覚センサでは認識できないオクルージョン領域に対しても人物の認識を行う方法を提案する.視覚的遮蔽物や壁に遮られていても,音であれば反射や回折などによって情報を取得することができる.提案法を評価するために,いくつかのオクルージョン環境下においてロボットの動作実験を行った.その結果,視覚センサでは認識できない人物の接近を感知し,衝突回避を行うことができた.
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長岡 綾, 奥平 雅士
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-16
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
動画に合わせてオリジナルの楽曲を自動的に生成するシステムを構築した.動画像を処理し,色情報や物体の運動情報を音程や和音などの音楽的要素に当てはめることで楽曲を生成する.楽曲の速度と長/短調はあらかじめ指定しておく.和音は第1音をC/Amとし,次フレーム以降はフレームに含まれる最も多い色のR,G,B値の総和を第1フレームのそれと比較して決定する.メロディは,映像中の特徴点の左右・上下の動きから計算する.本方式に基づき動画から楽曲を生成し,比較的自然な楽曲が得られた.
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梅津 直貴, 島村 寿, 井ノ上 寛人, 佐藤 美恵, 春日 正男, 小黒 久史
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-17
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
近年,VR(Virtual Reality)技術に基づいた様々なコンテンツが開発されている.VRコンテンツの開発において,仮想空間での事象を把握し易く提示することは重要である.しかし,仮想空間における音響設計の検討は,十分に検討されていない.本研究は,頭の位置や動きに適合した立体音響案内システムを開発するための基礎的検討である.実験の結果から,目標音源は,探索方向に対して他の音源が平行に並んでいるときに認知され易いなど,音源の配置が重要であるとの結果が得られた.
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岡本 愛生, 佐藤 美恵, 春日 正男
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-18
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本研究は,映像に音情報を付加することによって得られるイメージ拡大効果に基づいた,小学校教育における効果的な感受性の育成を支援するためのシステム提案を目的とする.その中でも,特に映像コンテンツの製作支援に着目する.本稿では,映像コンテンツ製作支援システムの一部として,楽曲の自動分類システムを提案した.楽曲を用いた主観評価実験の結果より,自動分類の際必要となる各感情における楽曲の特徴量を求めた.
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高井 康太, 千葉 広大, 藤村 武史, 平田 純也, 合田 竜志, 巳波 弘佳, 長田 典子
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-19
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
ピアノ演奏をCGアニメーションで表現する技術が,コンテンツ制作や音楽教育などさまざまな分野で求められている.我々はリアルで自然なピアノ演奏動作の解析やCG表現の研究を進めている.本研究では,ピアノの演奏動作を楽譜のみから自動生成し,リアルなCGアニメーションを出力する方法を提案する.ピアノ運指および軌道は最適化手法により決定する.自動生成された演奏モーションは演奏スキルレベルによってヒューマナイズされ,GPUレンダリングによりリアルな肌質感をリアルタイムに表現する.これらはピアノ演奏技術の学習支援等に利用できる.
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合田 竜志, 古屋 晋一, 片寄 晴弘, 巳波 弘佳, 長田 典子
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-20
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
我々はピアノ演奏における熟練運動技能の背景にある運動制御の仕組みを明らかにするため研究を進めてきた.プロ及びアマチュアのピアニスト各6名に、二つの鍵盤を親指と小指で交互に打鍵してもらった。その際の上肢の運動をモーションキャプチャシステムを用いて、指の伸展および屈曲に関連する筋(総指伸筋、浅指屈筋)の活動を表面筋電図を用いて計測した。その結果、アマチュアに比べ、熟練ピアニストの方が、指よりも肘の関節運動をより多く利用して打鍵動作を行っていること、末梢部である指の筋負荷量が少ないことが明らかとなった。本研究により、熟練に伴い、脳はより近位の身体自由度を運動に動員し打鍵動作のエネルギー効率を高めていることが示唆された。
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磯野 友洋, 仲野 豊, 吉田 俊之
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-21
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
対象物体の焦点情報から物体各点までのdepth値を推定する手法として,Shape From Focus/Defocus法が知られている.これは,焦点を変化させて撮影した多焦点画像群からブロック単位に合焦評価値を算出し,これより距離推定を行う手法である.著者らは,対象物体を斜め上方から多視点・多焦点撮影した画像群に対して視点ごとにSFF/SFD法を適用し,得られた形状を視点間で統合することで全周の3次元形状を復元する手法を検討してきた.この手法では,各視点からの多焦点画像群に対して単独にSFF/SFD法を適用しているが,同法を複数の視点からの多焦点画像群に同時に適用することにより,さらに誤差低減が見込める.過去の報告では,depth推定の際に,着目視点のブロックに対応する他の視点におけるブロックを求め,その合焦評価値を併用することで誤差の低減を検討してきたが,depth値の最適性の判断基準に問題が残されていた.そこで本報告では,その判断基準として合焦評価値の近似曲線の微分値を利用する手法を提案し,実験によりその有効性を示す.
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森合 恭裕, 橋本 直己
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-22
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
近年,何もない空中に立体像を提示するディスプレイの研究が盛んに行われているが,その多くは大がかりで特殊な装置が必要となることから,身近な場所での利用が困難な状態である.本研究では,日常空間に実在する物体の3次元構造を利用して,任意の場所に自由な大きさの立体映像を提示するシステムを提案する.プロジェクタカメラシステムを用いることで実空間の3次元計測を行い,身近な室内環境に存在する3次元構造を抽出し,この構造に合わせた映像投影を行うことで,場所や大きさの制約の少ない立体像提示を目指す.本稿では,本研究におけるプロジェクタカメラシステムのキャリブレーションについての検討結果を報告する.
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中村 卓磨, 橋本 直己
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-23
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
衣装を身に纏うという行為は,我々の日常生活の一部であると共に,多くの人を楽しませる魅力を多分に含んでいる.様々な衣服を着用したいという欲求は多くの人が認めるものであるが,現実的には多くの制約が存在する.そこで本研究では,プロジェクタからの投影光によって,実在する衣服の外観を瞬時に変化させることで,様々な衣服を実際に着ているかのように見せる着せ替えシステムを提案する.実在する衣服の模様を投影光によって任意に変化させるために,本稿ではプロジェクタの応答特性の高精度なモデル化の実現と衣服の反射率特性に基づいた領域識別技術について述べ,その実装結果を示す.
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山田 孝司, 平野 太一朗, 山下 淳, 金子 透
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-24
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
水中でロボットが活動するには周囲環境の把握のために3次元計測が有効である.しかし水中では光が屈折率の異なる物体間を通過するため取得画像に歪みが生じ正確な計測が困難である.またロボットをより安全に行動させるために広範囲を計測できる必要がある.そこで本論文では一度に広い視野を取得することができる魚眼カメラを2台ロボットに搭載し,水中環境において光の屈折を考慮して3次元計測を行う手法を提案する.実験により提案する手法の有効性を示す.
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町田 直人, 喜多岡 雅明, 山下 淳, 金子 透
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-25
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
二足歩行ロボットが作業を実現するためには目的地までの誘導が必要となる,本研究では二足歩行ロボットが周囲の環境を認識し,経路の計画を行い,目的地までの移動を実現する手法を提案する.本研究では二足歩行ロボットにステレオカメラを搭載し,ランドマークを観測することで二足歩行ロボットの位置・姿勢を推定する.また,ステレオカメラより得られた周囲の環境情報からグリッドマップを作成し,経路の計画を行う.
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岡田 祐樹, 貴家 仁志
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-26
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
本稿では,2D-3D変換によるステレオ画像の新しい生成法を提案している.2D-3D変換法では,2D画像から被写体を分離し,視差を与えることで,3D表示用ステレオ画像を生成する.提案法は,被写体分離で生じる背景の欠損部分に対して,ブロックマッチングに基づき画像修復を行う.提案法は,視差の割り当てに自由度をもたらし,立体感をより得やすいステレオ画像の生成を可能とする.
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肖 凌, 金子 正秀
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-27
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
挙手動作は、挨拶、賛成、注意喚起などを含め、ユーザとロボットのコミュニケーションのきっかけになると考えられ、その動作を正確に認識できれば、サービスロボット、遠隔授業、障害者支援などへの応用が期待される。本論文では、複数のテーブルが配置された室内の任意の席に着席した複数人のユーザを対象にした挙手動作認識手法について述べる。まず個々のユーザの特定のために入室する人物をカメラで撮影し、服の色情報を取得する。ロボットに搭載したステレオカメラ及びレーザレンジファインダから得られる距離情報と色情報を用いて、入室してきた人物との対応付け、及び、挙手動作の認識を行う。
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板谷 友彰, 金子 正秀
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-28
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
実演販売や演説などでは、聞き手がそれぞれ自分の判断で話し手を見易くなる位置を選ぶ。しかし聞き手の数が多くなってきた時に、聞き手自身が他の聞き手の見易さを意識することは難しく、一部の人は話し手を見辛くなってしまうことがある。そこで、本論文では頭上カメラによりその場の聞き手の位置関係を把握し、ロボットが発話によって働きかけることで、より多くの聞き手が見易い位置関係となるよう調節する手法を提案する。ロボットは聞き手の縄張意識「パーソナルスペース」に留意してより良い陣形のシミュレーションを行い、発話と音声認識によるインタラクションを通じて相手の反応に応じた誘導を行う。
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石川 貴浩, 奥平 雅士
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-29
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
基点とするサイトの周辺からサイトを見つけ出し,内容の類似性から関連度を求め,その結果を直感的に分かり易く配置する手法について述べる,基点として置くサイトからのリンクを辿ることにより周辺サイトの関連度を求める従来手法はリンク関係のみに着目した手法であり,結果に類似性が反映されないことがある.そこで,基点サイト周辺の頻出名詞を調べ,関連度を求めるサイト内でどれだけ同じ名詞が使われたかという観点で関連度計算を行う.この結果をもとに検索結果を名詞ごとにサイト分類しグループ別に配置することで視覚的に分かりやすい表現が得られた.
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秋元 雄介, 中西 遥, 井ノ上 寛人, 佐藤 美恵, 春日 正男
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-30
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
近年,英語の学習教材として,字幕付き映像が積極的に用いられるようになっている.字幕の表記方法は,英語か日本語の文章が一般的であるが,英語学習用の表記方法として,注釈付き字幕が提案されている.しかし,注釈付き字幕の学習効果に関する検討は,十分とは言えない.本研究では,注釈付き字幕を含めた複数ある字幕の表記方法の中から,英語学習に役立つ字幕の表記方法について検討する.
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中西 遥, 秋元 雄介, 井ノ上 寛人, 佐藤 美恵, 春日 正男
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-31
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
近年,映像コンテンツを視聴するための環境が一般に普及したことから,英語の学習に字幕付き映画が用いられるようになってきた.字幕は,通常,日本語もしくは英語の文章であるが,著者らは英語学習において注釈付き字幕が効果的であると考える.本稿では,注釈付き字幕を伴う映像を見たときの視線の動きと,英語学習を目的とした視線解析に基づく注釈付き字幕について検討する.
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島田 裕基, 大関 和夫
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-32
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
近年多くのスポーツで行動や戦術,フォームなどの解析のため,画像処理を用いた研究がされています.その中にはテニスを対象とした解析も研究されていて,手作業による記録・分析といった手間を軽減させることが考えられてきました.しかし従来研究では,撮影動画から必要な場面を切り出し,その場面に対してのみ処理を行っています.これでは切り出しに手間がかかり,あまり効率的とはいえません.そこで本研究では連続ラリー(ゲームまたはセット)で処理ができ,かつプレイヤーに有力な情報を与えるシステムの構築を目指します.
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油井 広明, 山下 淳, 金子 透
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-33
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
我々の生活の中でガラス越しに撮影したカメラ画像には,ガラス表面の反射により周囲の人や物体が映り込むことがある.この映り込みは,ガラスが完全な透明物体でなく表面で反射するために起こり,夜景画像において顕著に現れる.本論文では,遠景の夜景画像からガラス面に対して平行に位置している物体の反射像を除去する手法を提案する.我々の提案する手法は,平行ステレオ画像を用いて左右カメラの画像間において,遠景の夜景には視差がなく,近景の映り込み物体には一定の視差があることを利用する.実験により,本手法が映り込み除去に有効であることを示す.
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宮木 理恵, 山下 淳, 金子 透
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-34
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
色覚には個人差があり,一部の色覚特性者は,特定の色の組み合わせにおいて色の判別が困難となることにより,日常生活で不自由を感じることがある.本研究では,プロジェクタとカメラで構成したシステムを用いて,実物体に判別が困難な色の組み合わせが存在したとき,その配色を自動検出し,配色部分に境界線や色名などを投影することで色の判別を可能とする方式について検討する.
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鶴見 文哉, 山下 淳, 金子 透
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-35
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
フリー
金網越しに撮影を行うと,撮影対象が金網の影響を受けた状態で撮影される.そのため,画像処理を用いて金網を除去し,再現性高く撮影対象を復元する技術が必要になる.我々は,複数焦点画像を利用し金網越しに撮影した画像から焦点ぼけを生じた金網の影響のみ取り除く手法を提案した.この手法では焦点ぼけの広がる大きさを用いるが,ぼけの広がる大きさは未知であるため,従来は手動で最適な値を探索していた.そこで本論文では,自動で最適なぼけの広がる大きさを推定し,再現性高く撮影対象を復元した画像を得る手法を提案する.実験により,提案手法が再現性高く撮影対象が復元された画像を得られることを示した.
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小川 拓也, 倉持 元陽, 山本 昇志
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-36
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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本稿では,光学的整合を必要とする複合現実において,既知物体が作る影の情報から光源位置を推定する手法を提案する.正確な光学的整合の実現には,鏡面球に映り込む画像を取得することにより周囲環境の光源位置を推定する手法が多く行われている.しかし,鏡面球には様々な物体が映り込むため,光源位置のみを正確に推定することは難しい.そこで提案手法では,正方形マーカを固定する4隅の押しピンが作る影を利用し,その重心座標と影の形状から光源位置を正確に推定する手法を検討した.再現実験の結果,推定した光源位置情報を元に生成した仮想物体の影が実際の影とほぼ一致することが確認できた.
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吉川 実可子, 仲野 豊, 吉田 俊之
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-37
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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一般に,定期的に内容が改訂される文書の多くは,定型の下に一部の項目のみが変更されることが多く,旧版との変更点,相違点の自動検出が必要となる場合がある.その手法の1つとして,著者らは,文書を画像として扱い,画像マッチングと最長一致系列の抽出に基づいて類似文書を比較する手法を提案しているが,2つの文書間で各文字の領域分割が異なることに起因した検出誤りの問題が残されていた.そこで本研究では,従来手法における当該問題点を改善して検出精度を向上する検討を行った.実験の結果,A4サイズ1枚で日本語約500文字,英数字1200文字程度を含む文書を比較する際,検出精度として再現率100%の下で精度97%程度の検出率が得られ,また領域分割に伴う検出誤りは100%改善されることを確認した.
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中島 卓哉, 戸澤 健文, 森 功一, 長谷川 恭子, 仲田 晋, 田中 覚
原稿種別: 本文
セッションID: ME2011-38
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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3次元レーザスキャナやレンジファインダなどの形状計測装置で現実世界の物体をサンプリングして得た点群データを基に,物体の形状を生成する手法に陰関数曲面モデリングがある.陰関数曲面では形状を滑らかに表現でき,また細部を精密にモデリングすることができるが,物体の構造の複雑さに応じてデータ量が増加する傾向がある.そこで,我々は周波数解析の一つであるウェーブレット変換を利用した陰関数曲面のデータ圧縮手法を提案する.
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矢野 澄男
原稿種別: 本文
セッションID: MB2011-39
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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立体画像から3次元画像への研究開発について概説を行った.立体画像は,2次元画像に比べて,視覚心理効果では優れた特徴を示すことが知られている.一方,画像の歪み,あるいは,視覚的な快適性にかかわる制約なども明らかにされ,自然な表示が可能な多眼立体画像,あるいは,3次元画像の開発が進められている.多眼立体画像は,一部,立体画像の制約を取り除くが,十分ではない点も見受けられる.このため,実際の空間の再現を模すような光線像再生に代表される3次元画像の研究が進められている.このような3次元画像に関し,研究開発の具体例として視野を近景,中景,遠景に分類し,それぞれの特徴に整合した3種類の3次元ディスプレイの開発状況を紹介した.
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原稿種別: 付録等
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App1-
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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原稿種別: 付録等
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App2-
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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原稿種別: 付録等
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App3-
発行日: 2011/02/12
公開日: 2017/09/21
会議録・要旨集
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